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第二部 天魔界編
伍、水に燃え立つ蛍―其の参―
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そう言えば、法眼がその様なことを口にしていたような気がする。だがあの時は甘い媚薬や快楽で頭が朦朧としていて、若菜には、一体なんの事なのか分からなかった。
「神の……繭って……?」
「知らぬのも当然か。私も半神なれど出逢った事は無い。私のように神と人間の間に生まれた者ではなく、その純粋無垢な命に神になる可能性を秘めておるのだ。外つ国や内つ国関係なく、性別も問わず、生まれる神秘の存在であるな……私の知る限り、神話の時代の書物にその名前を目にした位だ。
知らぬまま人として命を終える者も多いが、その霊力を磨けば、否応なく妖魔や天魔にとって、桃源郷の実よりも甘露で美味なエサになる。その蜜や精は人間にとって不老長寿の妙薬となり、呪術者や権力者が求めたとな……とな。だが、私は時々思うのだ。
『神の繭』は無垢な幼虫で、こうやって淫らな香りで男や女を惹きつけ、獲物を養分とし、美しい蝶に生まれ変わるのでは無いかと」
若菜は蜜色の瞳を震わせ、脱がされた着物を握りしめた。誰かを誘惑するような真似をした事は一度も無いが、本能的にそんな事をしているのだろうかと思うと、怖くなって体が震え頭を振った。
「そんな……そんな事、私は考えた事無いですっ……あっ! やぁっ、あっ、ああっ、んっ、ぁぁ、兄様、恥ずかしい、やっ、やぁ、そこっはっ……!」
晴明の声は優しいが、隠せぬ嫉妬が見え隠れして、ゆっくりと薄桃色の牡丹の華のような花弁を指で開いた。牡丹の華の奥から朝露のように光る蜜を舌で受け止めると、舌と唇で貪り始める。
舌触りの良い花弁の感触を楽しむようにくねらせ、菊座まで優しく解すように舐められると若菜は自分の着物を握り締め、瞳をぎゅっと閉じた。濃厚な口付けを交わし、淫らな音を立て華の果肉を味わうように、淫靡にねっとりと舌を動かされると、耐えきれない快楽に愛液が内股をゆっくりと伝い始める。
「あっ、んんっ、や、やぁ、お尻は汚いです、はぁっ、あっ、ああっ、だめ、だめ、あっ、あう、んんっ、やぁん」
「そうだな、ここは不浄の場所であるが……全て愛しく感じるのだ。ん……はぁ、ここもあの男に愛撫されたのか、若菜? はぁ……っ、綺麗にせねばならぬ」
下半身が震えて、恥ずかしい愛液が溢れると柔らかな果実から見えた花芯を舌で突いた。その瞬間、若菜は絶頂に達して体を硬直させた。
荒い呼吸を繰り返していると、晴明の綺麗な指先が二本挿入される。花弁の膣内の感触を確かめるように指を動かし、快感を感じる部分を押すと、着物をぎゅっと抱きしめた若菜の眼尻から涙がこぼれ落ちた。
そして、もう片方の親指で菊座の入口を軽く刺激する。
「はぁっ! あっ、やぁ、あんん、や、やめ、んぁ、あっあっあっ、兄様、同時にしたら腰が抜けちゃっ……んんっ、ああっ!」
「若菜、私の問いに答えぬなら……この愛らしい菊座に張形の式神を作って淫らにお仕置きせねばならぬようになる」
「あっ、いや……っ、いやです! はぁっ、あっ、んっ、はい……っ、お、お尻を……っ、んっ……あっ、あっ、ああっ、あっ、ふっ」
むせび泣くように溶けた甘い声で答えると、晴明の青空のように美しい瞳に影が落ちる。嫉妬と、若菜の全てを誰にも渡したくないという感情が、劣情を誘った。
ゆっくりと指先を抜くと、甘く清らかな香りのする愛液を舐める。そして指先を口元に引き寄せると、男性器を模した小ぶりな張形の式神を造り出す。
「――――そうか。ならば、法眼や鬼蝶よりも菊座を感じさせねばならんな。四つん這いのままほら、お主の感じる様子を見せてくれ」
そう言うと、桜の蕾のような菊座に張形をゆっくりと挿入する。それ自体が潤滑油を生み出しているように、腸内を傷付けないように奥まで入ると、ゆっくりと動き始める。
その振動に若菜は目を見開いて頬を染めた。
「ひっ……! っあっ、はっ、ああっ、兄様、あっ、あん、何か……お尻で動いてっ、あっあっあっ、んんっ、はぁっ、おしおき、しないっ、ていったのに、あっ、んん、だめ、やぁ、きもちいい」
晴明は張形を掴むと、上下に動かして若菜を追い詰める。鮮やかな桃色の牡丹のような花弁から、きらきらと光る愛液が生み出されていくて満足そうに笑って、舌先でそれを舐めながら、深く吸い上げる。若菜は菊座から這い上がってくる背徳的な快感と、柔らかな舌の動きに耐えきれず何度も絶頂を繰り返していた。
「はぁ……、愛しい。私の愛撫に感じておるのだな……? 蜜の味も濃くなっておる。はぁ、ん、私の命はお主のものだ。幾度転生しようと、永遠に愛する。お主を傷付ける者は誰であろうと許さぬ……例え魔王であっても、神であってもな」
ゆっくりと張形を抜き取ると、若菜は思わずへたり込んで呼吸を乱した。うなじまで紅潮する若菜の腰を抱くと、いよいよ濡れた花弁に陰茎を押し当てる。
蜜を絡ませ、花弁の感触を確かめるように亀裂をなぞると、そそり立つ陰茎をゆっくりと挿入する。絡みつく蜜壺が晴明の雄を捉えると蠕動しながら締め付け、カリ首を天井の粒で刺激した。
「――――っっ! あっ、あぅ、やぁっ……あっ、んっ……せいめい、さ、まっ……あっ、ああっ、奥まできちゃ、んん、だめ、だめ、ぁ、あっ、動かしたらっっ」
「くっ、ぁっ、はぁ……なぜ、こうも……何度夜伽をしても若菜の華は心地良く、っはぁ、慣れる事が無い……のか」
気を抜けば彼女の魅惑的な膣内に己の欲を放出させてしまいそうになる。色白の臀部を撫でると、ゆっくりと腰を動かしながらも優しく手の平で臀部を叩いた。
ビクン、と若菜の体が震えたかと思うと腰をくねらせながら極楽浄土の花園を堪能する。
「っ、若菜……いけない娘だ。はぁっ、悪い男どもの味を覚えてしまってはならぬぞ。お主は私の妻になる、はぁっ……特別な娘なのだ、はぁ、しかし、尻を叩くと気持ちが良いようだな。愛らしい」
「はぁっ、あっ、やぁっ、あ、ああっ、んっ、覚えませっ、あっあっあっ、ひゃあんっ! や、やぁん、だめ、ひっ、あっ、そこ、擦ったらっっ! あ、ああっ!」
二、三度優しく叩いて若菜の反応を確かめると、晴明は臀部を高く上げる若菜の腰を抱き繋がったまま自分の膝に乗せる。
前方には、鏡台があり若菜の両足を膝に乗せると、優しく腰を抱きしめ結合した二人の部分を見せるようにして指を這わせた。若菜は耳まで赤面すると思わず羞恥に目を閉じる。
「ゃ……恥ずかしい、晴明さま……みせ、見せないで」
「何故だ、若菜。こんなにも愛らしい花弁が私の魔羅を咥えこんでいる。兄様でいい……っ、はぁ……っ、ほら、指で触ってみるが良い……はぁっ、ん、私の魔羅がお主が欲しいと動いてる」
戸惑う若菜の指先を掴んで、可憐な花に挿入された猛った一物に触れさせた瞬間、恥ずかしそうに涙を浮かべる愛しい少女の表情に、興奮したように陰茎が震えた。
動いていないにも関わらず、若菜の膣内に欲望を注ぎ込む。驚いて目を見開く若菜の耳朶を舐めると、甘く囁いた。
「っ、すまぬ……。あまりに若菜が愛らしくてな……己で慰める事もしておらぬのだ。私の子種は全ては若菜に注ぎたい。愛してる、若菜」
「はぁっ……んっ、兄様……っ、はっ、あっ、あっあっあっ! んっ、ま、まって、兄様、いやぁ、鏡に写って……!」
晴明の魔羅は直ぐに若菜の膣内で勃起すると、指先で花芯を撫でながら腰を動かし始めた。白濁した液体をかき混ぜるように動かされ、その淫らな動きといやらしい音に若菜は晴明の狩衣を掴んだ。
ぬちゅ、ぬちゅ、と混じり合う淫らな音と栗の花と清らかな薫りが部屋の中で混じり合って熱気がこもる。
「はぁっ、こんなに濡らしてしまって、やはり若菜は……羞恥にまみれ、こうして虐められるのが好きなようだ。っ……ほら、兄と若菜が交わる所をちゃんと見るが良い……はぁ、入口も締め付けて、んっ……はぁ、奥でも、私が……っ、欲しいのだな」
「あっ、あっあっ、だめ、はぁ、そこ、そこ、弄ったらおかしくなっちゃう、――――っっ! んんっ、やぁ、あっあっ! はげしいっ……です、やっっ」
晴明は澄んだ瞳に黒い影を宿らせ、華奢な若菜の両足を抱きながら下から淫らに突き上げた。花芯をつねった瞬間ガクガクと体を震わせて達した若菜に構わず、追い詰めるように腰をくねらせる。
濡れた蜜色の瞳は快楽に濡れ、口端から銀糸が垂れた。晴明の愛撫は何時もより激しく、彼の嫉妬と溺愛、そして束縛の楔が全身に絡みつくようだった。
「はぁっ、私が天界に赴く前に、っっ……はぁ、確かめたい……っ、私と法眼、どちらが……気持ちが良い? 朔と……私のどちらが良いのだ? っっはぁっ、んんっ、ふっ、お主の女陰から、天に上がれそうだ……っ、はぁ」
若菜は朔の名前を出されて心臓が大きく波打った。答えを聞くように緩急をつけて腰を動かされると、愛液が陰茎の間から溢れて畳にシミを作った。
指先で優しく花芯を擦られる度に、魔羅を締め付け愛らしい鈴のような声で喘いだ。法眼と比べれる必要はないが、朔も晴明も大事に思っている若菜には心が壊れそうな位に辛い詰問だった。最愛の朔の声も肌も温もりも感じられない辛さを思い出してしまう。
だが、晴明が自分を溺愛する苦しい気持ちもまた痛いほど伝わってくる。
きっと、彼だと答えねば心が壊れてしまいそうなほどの感情で、自分の体がこのまま快楽で壊されてしまいそうな気がした。
――――二人を同時に愛してしまったら、どうすれば良いのだろう。
「はぁっ、兄様、んっ、あっ、はぁっ、兄様、が……きもちいいっ! おねが、もう、あっ、ああっ、何度もいっちゃ、います、もう、ああっ、はぁっ、晴明さまっ、あっあっ、―――ッ!!」
晴明の背中にもたれ掛かるように下半身を震わせると、絶頂に達した瞬間に背中を反らした。天上の華と讃えられる名器の壁が複雑に蠕動すると、耐えきれず晴明の陰茎が欲望を弾き飛ばした。
呼吸を一瞬止めて、晴明は肩を震わせる呼吸を吐くと半ば失神しかけた少女の膣内から己の肉棒を引き抜く。
蜜色の瞳が霞み、晴明を見上げると優しく狩衣で若菜を包み込んだ。
「はぁ……すまぬな。今日は特別に無理をさせてしまった。お主をいつか壊してしまわぬだろうかと自分が恐ろしくなる……。あのような質問も、酷な事だな。わかっておるのに、私の人間の醜い部分が嫉妬するのだ」
「はぁ……晴明さま……ん」
我を忘れて若菜を抱いてしまった自分を恥じつつも、例えようも無い多幸感に酔いしれていた。乱れた柔らかな稲穂の髪を整え、秘部を綺麗にして着物を羽織らせた。疲労と余韻でウトウトし始める若菜を抱き上げ、敷かれていた布団へと向うと、ゆっくりと横たえ彼女を抱きしめるように寄り添って布団をかけた。
「しばらく、寂しい思いをさせるが……私を待っていて欲しい。天界から追われなくなれば、また平穏な空間で過ごせるだろう。私は必ず若菜の元へ戻る」
――――あるいは、若菜を天界に引き上げる事ができれば、妖魔を祓う事無く穏やかに暮らせるだろうか。
しかし、活発化する妖魔によって苦しめられているキョウの都の人々を見捨てるなど、若菜には出来ないだろう。そして自分もまた同じ考えだった。
「んん……」
「もう、安心して眠るが良い。最愛の君よ」
あれほど朔を思っている彼女を忘れさせることは出来るだろうか。いや、例え自分と等しく朔を愛していたとしても構わない。
願うのは最愛の若菜の幸せのみだ。
それなのに、独占してしまいたくなる感情に苦しみ、自嘲気味に笑うと華奢な西洋人形のような最愛の少女を抱きしめた。
「神の……繭って……?」
「知らぬのも当然か。私も半神なれど出逢った事は無い。私のように神と人間の間に生まれた者ではなく、その純粋無垢な命に神になる可能性を秘めておるのだ。外つ国や内つ国関係なく、性別も問わず、生まれる神秘の存在であるな……私の知る限り、神話の時代の書物にその名前を目にした位だ。
知らぬまま人として命を終える者も多いが、その霊力を磨けば、否応なく妖魔や天魔にとって、桃源郷の実よりも甘露で美味なエサになる。その蜜や精は人間にとって不老長寿の妙薬となり、呪術者や権力者が求めたとな……とな。だが、私は時々思うのだ。
『神の繭』は無垢な幼虫で、こうやって淫らな香りで男や女を惹きつけ、獲物を養分とし、美しい蝶に生まれ変わるのでは無いかと」
若菜は蜜色の瞳を震わせ、脱がされた着物を握りしめた。誰かを誘惑するような真似をした事は一度も無いが、本能的にそんな事をしているのだろうかと思うと、怖くなって体が震え頭を振った。
「そんな……そんな事、私は考えた事無いですっ……あっ! やぁっ、あっ、ああっ、んっ、ぁぁ、兄様、恥ずかしい、やっ、やぁ、そこっはっ……!」
晴明の声は優しいが、隠せぬ嫉妬が見え隠れして、ゆっくりと薄桃色の牡丹の華のような花弁を指で開いた。牡丹の華の奥から朝露のように光る蜜を舌で受け止めると、舌と唇で貪り始める。
舌触りの良い花弁の感触を楽しむようにくねらせ、菊座まで優しく解すように舐められると若菜は自分の着物を握り締め、瞳をぎゅっと閉じた。濃厚な口付けを交わし、淫らな音を立て華の果肉を味わうように、淫靡にねっとりと舌を動かされると、耐えきれない快楽に愛液が内股をゆっくりと伝い始める。
「あっ、んんっ、や、やぁ、お尻は汚いです、はぁっ、あっ、ああっ、だめ、だめ、あっ、あう、んんっ、やぁん」
「そうだな、ここは不浄の場所であるが……全て愛しく感じるのだ。ん……はぁ、ここもあの男に愛撫されたのか、若菜? はぁ……っ、綺麗にせねばならぬ」
下半身が震えて、恥ずかしい愛液が溢れると柔らかな果実から見えた花芯を舌で突いた。その瞬間、若菜は絶頂に達して体を硬直させた。
荒い呼吸を繰り返していると、晴明の綺麗な指先が二本挿入される。花弁の膣内の感触を確かめるように指を動かし、快感を感じる部分を押すと、着物をぎゅっと抱きしめた若菜の眼尻から涙がこぼれ落ちた。
そして、もう片方の親指で菊座の入口を軽く刺激する。
「はぁっ! あっ、やぁ、あんん、や、やめ、んぁ、あっあっあっ、兄様、同時にしたら腰が抜けちゃっ……んんっ、ああっ!」
「若菜、私の問いに答えぬなら……この愛らしい菊座に張形の式神を作って淫らにお仕置きせねばならぬようになる」
「あっ、いや……っ、いやです! はぁっ、あっ、んっ、はい……っ、お、お尻を……っ、んっ……あっ、あっ、ああっ、あっ、ふっ」
むせび泣くように溶けた甘い声で答えると、晴明の青空のように美しい瞳に影が落ちる。嫉妬と、若菜の全てを誰にも渡したくないという感情が、劣情を誘った。
ゆっくりと指先を抜くと、甘く清らかな香りのする愛液を舐める。そして指先を口元に引き寄せると、男性器を模した小ぶりな張形の式神を造り出す。
「――――そうか。ならば、法眼や鬼蝶よりも菊座を感じさせねばならんな。四つん這いのままほら、お主の感じる様子を見せてくれ」
そう言うと、桜の蕾のような菊座に張形をゆっくりと挿入する。それ自体が潤滑油を生み出しているように、腸内を傷付けないように奥まで入ると、ゆっくりと動き始める。
その振動に若菜は目を見開いて頬を染めた。
「ひっ……! っあっ、はっ、ああっ、兄様、あっ、あん、何か……お尻で動いてっ、あっあっあっ、んんっ、はぁっ、おしおき、しないっ、ていったのに、あっ、んん、だめ、やぁ、きもちいい」
晴明は張形を掴むと、上下に動かして若菜を追い詰める。鮮やかな桃色の牡丹のような花弁から、きらきらと光る愛液が生み出されていくて満足そうに笑って、舌先でそれを舐めながら、深く吸い上げる。若菜は菊座から這い上がってくる背徳的な快感と、柔らかな舌の動きに耐えきれず何度も絶頂を繰り返していた。
「はぁ……、愛しい。私の愛撫に感じておるのだな……? 蜜の味も濃くなっておる。はぁ、ん、私の命はお主のものだ。幾度転生しようと、永遠に愛する。お主を傷付ける者は誰であろうと許さぬ……例え魔王であっても、神であってもな」
ゆっくりと張形を抜き取ると、若菜は思わずへたり込んで呼吸を乱した。うなじまで紅潮する若菜の腰を抱くと、いよいよ濡れた花弁に陰茎を押し当てる。
蜜を絡ませ、花弁の感触を確かめるように亀裂をなぞると、そそり立つ陰茎をゆっくりと挿入する。絡みつく蜜壺が晴明の雄を捉えると蠕動しながら締め付け、カリ首を天井の粒で刺激した。
「――――っっ! あっ、あぅ、やぁっ……あっ、んっ……せいめい、さ、まっ……あっ、ああっ、奥まできちゃ、んん、だめ、だめ、ぁ、あっ、動かしたらっっ」
「くっ、ぁっ、はぁ……なぜ、こうも……何度夜伽をしても若菜の華は心地良く、っはぁ、慣れる事が無い……のか」
気を抜けば彼女の魅惑的な膣内に己の欲を放出させてしまいそうになる。色白の臀部を撫でると、ゆっくりと腰を動かしながらも優しく手の平で臀部を叩いた。
ビクン、と若菜の体が震えたかと思うと腰をくねらせながら極楽浄土の花園を堪能する。
「っ、若菜……いけない娘だ。はぁっ、悪い男どもの味を覚えてしまってはならぬぞ。お主は私の妻になる、はぁっ……特別な娘なのだ、はぁ、しかし、尻を叩くと気持ちが良いようだな。愛らしい」
「はぁっ、あっ、やぁっ、あ、ああっ、んっ、覚えませっ、あっあっあっ、ひゃあんっ! や、やぁん、だめ、ひっ、あっ、そこ、擦ったらっっ! あ、ああっ!」
二、三度優しく叩いて若菜の反応を確かめると、晴明は臀部を高く上げる若菜の腰を抱き繋がったまま自分の膝に乗せる。
前方には、鏡台があり若菜の両足を膝に乗せると、優しく腰を抱きしめ結合した二人の部分を見せるようにして指を這わせた。若菜は耳まで赤面すると思わず羞恥に目を閉じる。
「ゃ……恥ずかしい、晴明さま……みせ、見せないで」
「何故だ、若菜。こんなにも愛らしい花弁が私の魔羅を咥えこんでいる。兄様でいい……っ、はぁ……っ、ほら、指で触ってみるが良い……はぁっ、ん、私の魔羅がお主が欲しいと動いてる」
戸惑う若菜の指先を掴んで、可憐な花に挿入された猛った一物に触れさせた瞬間、恥ずかしそうに涙を浮かべる愛しい少女の表情に、興奮したように陰茎が震えた。
動いていないにも関わらず、若菜の膣内に欲望を注ぎ込む。驚いて目を見開く若菜の耳朶を舐めると、甘く囁いた。
「っ、すまぬ……。あまりに若菜が愛らしくてな……己で慰める事もしておらぬのだ。私の子種は全ては若菜に注ぎたい。愛してる、若菜」
「はぁっ……んっ、兄様……っ、はっ、あっ、あっあっあっ! んっ、ま、まって、兄様、いやぁ、鏡に写って……!」
晴明の魔羅は直ぐに若菜の膣内で勃起すると、指先で花芯を撫でながら腰を動かし始めた。白濁した液体をかき混ぜるように動かされ、その淫らな動きといやらしい音に若菜は晴明の狩衣を掴んだ。
ぬちゅ、ぬちゅ、と混じり合う淫らな音と栗の花と清らかな薫りが部屋の中で混じり合って熱気がこもる。
「はぁっ、こんなに濡らしてしまって、やはり若菜は……羞恥にまみれ、こうして虐められるのが好きなようだ。っ……ほら、兄と若菜が交わる所をちゃんと見るが良い……はぁ、入口も締め付けて、んっ……はぁ、奥でも、私が……っ、欲しいのだな」
「あっ、あっあっ、だめ、はぁ、そこ、そこ、弄ったらおかしくなっちゃう、――――っっ! んんっ、やぁ、あっあっ! はげしいっ……です、やっっ」
晴明は澄んだ瞳に黒い影を宿らせ、華奢な若菜の両足を抱きながら下から淫らに突き上げた。花芯をつねった瞬間ガクガクと体を震わせて達した若菜に構わず、追い詰めるように腰をくねらせる。
濡れた蜜色の瞳は快楽に濡れ、口端から銀糸が垂れた。晴明の愛撫は何時もより激しく、彼の嫉妬と溺愛、そして束縛の楔が全身に絡みつくようだった。
「はぁっ、私が天界に赴く前に、っっ……はぁ、確かめたい……っ、私と法眼、どちらが……気持ちが良い? 朔と……私のどちらが良いのだ? っっはぁっ、んんっ、ふっ、お主の女陰から、天に上がれそうだ……っ、はぁ」
若菜は朔の名前を出されて心臓が大きく波打った。答えを聞くように緩急をつけて腰を動かされると、愛液が陰茎の間から溢れて畳にシミを作った。
指先で優しく花芯を擦られる度に、魔羅を締め付け愛らしい鈴のような声で喘いだ。法眼と比べれる必要はないが、朔も晴明も大事に思っている若菜には心が壊れそうな位に辛い詰問だった。最愛の朔の声も肌も温もりも感じられない辛さを思い出してしまう。
だが、晴明が自分を溺愛する苦しい気持ちもまた痛いほど伝わってくる。
きっと、彼だと答えねば心が壊れてしまいそうなほどの感情で、自分の体がこのまま快楽で壊されてしまいそうな気がした。
――――二人を同時に愛してしまったら、どうすれば良いのだろう。
「はぁっ、兄様、んっ、あっ、はぁっ、兄様、が……きもちいいっ! おねが、もう、あっ、ああっ、何度もいっちゃ、います、もう、ああっ、はぁっ、晴明さまっ、あっあっ、―――ッ!!」
晴明の背中にもたれ掛かるように下半身を震わせると、絶頂に達した瞬間に背中を反らした。天上の華と讃えられる名器の壁が複雑に蠕動すると、耐えきれず晴明の陰茎が欲望を弾き飛ばした。
呼吸を一瞬止めて、晴明は肩を震わせる呼吸を吐くと半ば失神しかけた少女の膣内から己の肉棒を引き抜く。
蜜色の瞳が霞み、晴明を見上げると優しく狩衣で若菜を包み込んだ。
「はぁ……すまぬな。今日は特別に無理をさせてしまった。お主をいつか壊してしまわぬだろうかと自分が恐ろしくなる……。あのような質問も、酷な事だな。わかっておるのに、私の人間の醜い部分が嫉妬するのだ」
「はぁ……晴明さま……ん」
我を忘れて若菜を抱いてしまった自分を恥じつつも、例えようも無い多幸感に酔いしれていた。乱れた柔らかな稲穂の髪を整え、秘部を綺麗にして着物を羽織らせた。疲労と余韻でウトウトし始める若菜を抱き上げ、敷かれていた布団へと向うと、ゆっくりと横たえ彼女を抱きしめるように寄り添って布団をかけた。
「しばらく、寂しい思いをさせるが……私を待っていて欲しい。天界から追われなくなれば、また平穏な空間で過ごせるだろう。私は必ず若菜の元へ戻る」
――――あるいは、若菜を天界に引き上げる事ができれば、妖魔を祓う事無く穏やかに暮らせるだろうか。
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「んん……」
「もう、安心して眠るが良い。最愛の君よ」
あれほど朔を思っている彼女を忘れさせることは出来るだろうか。いや、例え自分と等しく朔を愛していたとしても構わない。
願うのは最愛の若菜の幸せのみだ。
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