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第三部 天界編
四、華の人形―其の参―
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膝の上で、スカート越しに羅刹の陰茎が膨らんでいるのを感じると、若菜は頬を紅くした。
労るように優しく若菜の稲穂の髪を撫で、優しく笑いかけるという、裏腹な態度に若菜は戸惑っていた。
どうにかして、彼から逃げなければと考えているのに、羅刹の指先がゆっくりと白いドレスを撫でて背中を執拗に愛撫するので、若菜は思わず彼の腕に縋りつく。
「やっ……! ま、待って……羅刹お兄ちゃん。お、お茶の時間なのでしょう?」
「ふふっ、何を待つんだい? もしかして若菜は背中を撫でられると感じちゃうのかな……?」
羅刹が、若菜の耳元で囁くと耳朶に吐息がかかって意識が飛びそうになる。背中よりも敏感な場所を、この歪んだ天鬼に知られたくなくて唇を噛むと快感の悲鳴を押し殺した。
まともに目を合わせる事が出来ず、若菜は体を震わせながら目を伏せると、羅刹はその初心で強情な反応にクスクスと笑いながら、赤い舌で桜貝のような耳朶をなぞった。
「ふっ、んっ、ぁっ、あっ………んんっ……ゃ、やめ、はぁっ」
「ああ、そうか。若菜は背中よりも耳の方が好きなんだ。ねぇ、僕に隠し事はしないで。嘘を付くのもやめて」
羅刹の言葉は冷淡で、ぞくぞくと背筋に悪寒が走るような感覚を覚えた。若菜は力を失い人間のときと同じような立場で、彼らの捕虜となっているのだ。もし、羅刹の逆鱗に触れてしまえば、簡単に殺されてしまうかもしれない。
彼からは、そう思わせるような恐怖を感じる。羅刹の舌は、若菜の耳朶から形をたどるように舐めると、その次に耳の裏を舐め、付け根にまで舌を辿らせた。
若菜の頬が紅く染まり、蜜色の瞳が涙で震えている。
「んっ、いやぁ……耳、耳はだめ……っ、んんっ、あっ、おねがい、や、やめ……はぁっ……ぁっ、ん」
「ああ、ようやく可愛い声を出してくれたね、若菜。羅漢兄さんが、若菜は感じやすくて可愛いっ子だって言ってたんだ。でもね、どこが気持ちいいかは聞かなかった。なんだか、悔しいし……兄さんが知らない場所も、僕が見つけてあげる」
「あっ……はぁっ、あっ、あんっ、……んんっ、わ、わかったから、お耳はやめ、もう、舐めないで……羅刹おにいっ……!」
若菜は熱い吐息を吐きながら、執拗に耳を舐め、しゃぶり、甘噛みする彼の服を握った。指は淫靡に首筋を辿り背中を撫で、可愛らしい白のドレスのリボンをといていく。
若菜は、敵の愛撫に感じる自分が情けなくなり涙が溢れた。
羅刹の指先がうなじから、肩甲骨の位置まで撫で、その快楽に見をよじった若菜は、天界の美しい光の粒子の中で淫らに乳房を曝け出してしまった。
「はぁっ、だ、誰か来たらっ……こ、こんな所でしたら、女官に見られちゃう……!」
「羅漢兄さんの所では、性奴隷たちに綺麗な体を見せていたんだよね……? なのにまだ、恥ずかしいんだ。ふふっ……天女も美しい体を惜しげもなく見せつけている。それに僕はもう、眠っていた君の可愛い体を隅々まで見ているよ」
「あっ、あ……い、いや……」
乳房を明るく美しい天界の空の下で見せるのは、あまりにも破廉恥すぎる。若菜は、白い肌をほんのりと紅くさせると胸を隠した。羅刹は、ほうっ、と濡れた吐息をつき、若菜の薄桃色の乳輪を、悪戯に指の腹で撫で耳元で囁いた。
「そんなに恥ずかしいのなら、女官たちに見つからないように声を殺してごらん。ほら……若菜、お兄ちゃんと、淫らな事をしてるだなんて思われるのは嫌なんだろう? 性愛はとっても大事なことなのに、八百万の神々がいた日出ずる国は不思議だな」
「んっ、んんっ、んっっ……はぁっ、あ、い、やぁっ……んっ、……はぁっ、ふっ……ぁ、あぅ……せ、せめて、お部屋で……お部屋でして」
若菜は乳房を揉まれながら、羅刹の胸板に背中をもたれさせる。修羅族の女官達の話し声が聞こえ、主人である羅刹にうやうやしく挨拶を交わしているのが聞こえた。
これは、羅漢の部屋で、性奴隷たちに見られるよりも恥ずかしい。膝の上で両方の乳房を揉まれ、濡れ始めた花弁の亀裂を、刺激するかのように布越しに蠢く男根にどうしようもなく、感じてしまう。
若菜の足先がピンと突っ張り、必死に自分の口を両手で塞ぎ、甘い声を押し殺した。
「若菜の乳房は柔らかいな……。指に吸い付いてくるような肌だ。ふふふ、乳輪も可愛いね、綺麗な薄桃色で処女みたいだ。ん……、この香りは、ここに咲く華の香りじゃ無いなぁ。これは若菜の香り? 凄く爽やかで甘くて蕩けそうな香りだ……。あれ? もしかしてもう濡れてるのかな、若菜。ふふふ」
「んっ、んんっ、んっ、んんん、ゃ、はぁっ……ぁ、ゃ、だ、うぅ、擦れないで……んっ……んん、はぁっ……ぁっ、あっあっ、やぁん」
「お兄ちゃんの指、気持いいって言ってごらん、若菜」
「ゃ、そ、そんなのいえなっ……!」
羅刹の指が、若菜の両方の乳輪を刺激すると、ビクビクと体を震わせて絶頂に達する。ふと、前方に誰かの気配を感じて、若菜は思わず悲鳴をあげそうになった。
音もなく、二人の褐色の兵士たちが目の前で跪いていたからだ。
「羅刹様。例の件でございますが……やはり、八百万は、天之木花若菜姫を、高天原で管理をしたいと……」
男たちは頭を垂れたまま、若菜が目の前で凌辱されていることに落ち着かない様子だった。これが享楽主義者の羅漢ならば、これほど動揺することもなかっただろうが、彼よりも随分と真面目な天鬼の羅刹が性愛を部下の前で行っているとは珍しい。
しかも、この捕虜は八百万の女神で、嗅いだこともないような、男を惑わす魅惑的な甘く爽やかな香りを漂わせているではないか。
「ふぅん……アマテルが動いてるんだ。もう、この子は僕の妹なのに。ほら、若菜……お兄ちゃんの指は気持いいだろう? この愛液は男も女も狂わせる霊力が混じってる……お前たちはどう?」
「あっ、ああっ、はぁっ、んんっ、あっ、んっ、だめぇ、あっ、あっ、や、やっやつ、ああっ……お願い、み、みないで、はぁっ、あっ、あう、やぁぁっ」
白い恥丘を撫で、ヒクヒクと動く薄桃色の亀裂を指で広げると、鮮やかな肉と愛液、そして小さな穴が見えた。羞恥に弱々しく泣きじゃくる若菜の甘そうな濡れた唇、熱い吐息を感じると男たちは、ゴクリと喉を鳴らした。
哀れな女神を肉欲の限り自分の好きにできるというのならば、乱暴に組み敷き、己の滾った肉棒で犯して、欲望をそそぎこみたい。
くぷくぷと、音を立てながら若菜の膣口に指を挿入すると淫らに動かす。羅刹は、顔を覆って快楽にむせび泣く若菜の耳朶を舐め、何やら甘く囁いていた。
「あ、あんっ、羅刹お兄ちゃんの指、気持いい、はぁっ、だ、だからもう、んんっ、―――っっ! はぁ、はぁ、あんっ、やめて、そんなことしないでっ」
「……と、とんでも、ございません。お、恐れ多いです。羅刹様の妹君にそのような」
「とても、美しいです……。できることならば組み敷いて……私の男根を」
二人の兵士が正反対の言葉を口にすると、次の瞬間、恍惚と若菜を見ていた男が喉を抑えてのたうち回った。羅刹はニヤリと口の端に笑みを浮かべる。
彼の目が鈍く光り輝くと、その度に兵士が苦しんだ。主人である羅刹がなんらかの神通力を使っていることは、彼らにも理解できた。
「ら、羅刹様、お許し下さい!」
「その男はもう言葉を発することが出来ない。そのうち目も潰れる。お前もそうなりたいの? もう用はないから、下ってくれ」
目を抑えながら声にならない悲鳴をあげる修羅族の兵士を見ると、若菜は青褪める。まるで自分を踏み絵のようにして、兵士を弄んでいるようだ。もう一人の男は慄き、仲間の体を引きずるようにして消えていった。
若菜は、どうして自分の部下にこんな事ができるのだろうと震える。
「はぁっ、ひど、いっ……んんっ、あっ、ああっ、んんっ、ひどいことしないでっていったのに……っ、はぁ、あっあんっ、やぁ、んん、そ、そこ、触ったら、やぁ、あっあっあっ」
「どうして? 殺さないだけいいだろ。あいつはもう若菜を見る事も、欲しいなんてふざけた事も、口にはできないけど……ね。大事な可愛い妹に欲情するなんて許せないよ」
クスクスと羅刹は笑うと、指を二本に増やして若菜の腟内を愛撫する。入り口部分を確かめるように動かすと、その弾力とうねうねと小刻みに動く腟内の感触に、羅刹の指の性感帯が刺激され甘い吐息を吐いた。
若菜は激しく吐息を乱して体を震わせる。
羅刹の指が上下に動き、花芯を根元から撫でられると、若菜はとうとう、羅刹の膝の上で痙攣する。そしてキラキラと光る愛液を飛び散らせた。
「はぁっ、あっ、ああっ、んんん! はぁっ、やだぁ、気をやったばかりなのに、あっ、ああっ、や、やめ、やぁっ、だめなのぉ! あ、あ、あ、イクッ、やだぁ、イクッ!」
「はぁっ、凄いな……若菜。指が吸い付いて刺激される度に、僕もイキそうになる。肉のヒダも指に絡みついてくるから、男根を挿入したとき、この肉厚の柔らかさで悶絶してしまうんだろうなぁ。本当に完璧な肉体だ。はぁっ……イクたびに罪悪感に狩られる若菜、可愛いなぁ。ねぇ、早く朔も晴明の事も忘れてしまえよ」
ずちゅ、ぬちゅ、と音を立てながら羅刹は若菜の可憐な花弁を指で犯した。根元まで挿入し、天井の粒や、ざわざわと絡みつく美肉の感触に酔いしれながら、何度も指で絶頂させる。
ツンと固くなった胸の蕾を撫で、熱い呼吸を漏らしながら耳元で囁いた。
「若菜、お兄ちゃんの指は気持いい? ふふ、何回イケるかなぁ……、もう僕の股が君の愛液でドロドロなんだけど」
「あっあっあっ! 気持いいっ、お兄ちゃんの指気持ちいいから! も、もうやめて、いかさないで! はぁっ、あっあっあっ、いやぁぁっ!!」
泣きながら快楽に飲まれる若菜は、またしても羅刹の愛撫で絶頂に達した。ようやく羅刹は濡れた指を若菜の腟内から抜くと、ペロリとそれを淫靡に舐めた。
ほうっ、と溜息をついて愛液に含まれる蕩けるような無垢な霊力に骨抜きになる。荒い呼吸を繰り返す若菜の首筋に、羅刹は何度も口付けると恍惚とした声で言った。
「若菜、僕は考えたんだよ。あんなふうに人の機能を失うこともできるけど、再生させることもできるんだ。だから、処女膜を再生させたんだ……。でも、僕にはどうやら失われた子宮の機能までは戻せなかったみたい。だけどその方法もいずれ見つけ出すさ」
「え……ど、どうして……?」
「だって……! 僕が若菜の初めての男になりたいんだよ。でもここは大事に取っておこう? 若菜が逃げ出したりなんかしたら、ちゃんと分からせないといけないから……その時に犯してあげる」
若菜は、羅刹の歪んだ思考に怯えたように体を震わせた。羅刹は、優しく微笑みかけながら甘い蜜を指ですくうと、今度は尻の方へと指を這わせる。
桃色の穴の入り口を愛しげにくすぐると、淫靡に囁いた。
「僕はね、こっちの可愛い後孔でするのも、けっこう好きなんだ。若菜は処女だし、まだ早いからこっちで愛し合おう。なんとかして神々のように兄妹で子供を作ろうね。若菜が、羅漢兄さんと僕の子供を宿したら、幸せだろうな」
「な、何を言ってるの……や、やぁんっ、や、やだぁ……ひっ、あ、あんっ、ああっ……!」
若菜は全く話の通じない羅刹に恐怖を感じ、膝から降りようとパタパタと足を動かした。
しかし、ターコイズブルーの曼荼羅の上に若菜の体を乗せると、臀部をあげさせ後孔に吸い付くように舌を這わせた。
ぬらぬらと、小さな穴を舌で舐めながら興奮したように羅刹は笑う。
「ああ、綺麗な後孔だな。僕の人差し指を咥えてなんて可愛いんだ……。ここは、お兄ちゃんの男根しか受け付けないように躾ようね」
「いやぁっ……朔ちゃん……朔ちゃん! んんっ、はぁっ、ゃ、舐め、ないで、あっ、ああっ、はぁっ、あんんっ、んん!」
指を後孔に挿入され、淫らに動かされる音が響く。若菜は恥辱に耐えながら、最愛の義弟を思った。羅刹はそれを嘲笑うようにしながら愛らしい尻の蕾にねっとりと舌を這わせる。
労るように優しく若菜の稲穂の髪を撫で、優しく笑いかけるという、裏腹な態度に若菜は戸惑っていた。
どうにかして、彼から逃げなければと考えているのに、羅刹の指先がゆっくりと白いドレスを撫でて背中を執拗に愛撫するので、若菜は思わず彼の腕に縋りつく。
「やっ……! ま、待って……羅刹お兄ちゃん。お、お茶の時間なのでしょう?」
「ふふっ、何を待つんだい? もしかして若菜は背中を撫でられると感じちゃうのかな……?」
羅刹が、若菜の耳元で囁くと耳朶に吐息がかかって意識が飛びそうになる。背中よりも敏感な場所を、この歪んだ天鬼に知られたくなくて唇を噛むと快感の悲鳴を押し殺した。
まともに目を合わせる事が出来ず、若菜は体を震わせながら目を伏せると、羅刹はその初心で強情な反応にクスクスと笑いながら、赤い舌で桜貝のような耳朶をなぞった。
「ふっ、んっ、ぁっ、あっ………んんっ……ゃ、やめ、はぁっ」
「ああ、そうか。若菜は背中よりも耳の方が好きなんだ。ねぇ、僕に隠し事はしないで。嘘を付くのもやめて」
羅刹の言葉は冷淡で、ぞくぞくと背筋に悪寒が走るような感覚を覚えた。若菜は力を失い人間のときと同じような立場で、彼らの捕虜となっているのだ。もし、羅刹の逆鱗に触れてしまえば、簡単に殺されてしまうかもしれない。
彼からは、そう思わせるような恐怖を感じる。羅刹の舌は、若菜の耳朶から形をたどるように舐めると、その次に耳の裏を舐め、付け根にまで舌を辿らせた。
若菜の頬が紅く染まり、蜜色の瞳が涙で震えている。
「んっ、いやぁ……耳、耳はだめ……っ、んんっ、あっ、おねがい、や、やめ……はぁっ……ぁっ、ん」
「ああ、ようやく可愛い声を出してくれたね、若菜。羅漢兄さんが、若菜は感じやすくて可愛いっ子だって言ってたんだ。でもね、どこが気持ちいいかは聞かなかった。なんだか、悔しいし……兄さんが知らない場所も、僕が見つけてあげる」
「あっ……はぁっ、あっ、あんっ、……んんっ、わ、わかったから、お耳はやめ、もう、舐めないで……羅刹おにいっ……!」
若菜は熱い吐息を吐きながら、執拗に耳を舐め、しゃぶり、甘噛みする彼の服を握った。指は淫靡に首筋を辿り背中を撫で、可愛らしい白のドレスのリボンをといていく。
若菜は、敵の愛撫に感じる自分が情けなくなり涙が溢れた。
羅刹の指先がうなじから、肩甲骨の位置まで撫で、その快楽に見をよじった若菜は、天界の美しい光の粒子の中で淫らに乳房を曝け出してしまった。
「はぁっ、だ、誰か来たらっ……こ、こんな所でしたら、女官に見られちゃう……!」
「羅漢兄さんの所では、性奴隷たちに綺麗な体を見せていたんだよね……? なのにまだ、恥ずかしいんだ。ふふっ……天女も美しい体を惜しげもなく見せつけている。それに僕はもう、眠っていた君の可愛い体を隅々まで見ているよ」
「あっ、あ……い、いや……」
乳房を明るく美しい天界の空の下で見せるのは、あまりにも破廉恥すぎる。若菜は、白い肌をほんのりと紅くさせると胸を隠した。羅刹は、ほうっ、と濡れた吐息をつき、若菜の薄桃色の乳輪を、悪戯に指の腹で撫で耳元で囁いた。
「そんなに恥ずかしいのなら、女官たちに見つからないように声を殺してごらん。ほら……若菜、お兄ちゃんと、淫らな事をしてるだなんて思われるのは嫌なんだろう? 性愛はとっても大事なことなのに、八百万の神々がいた日出ずる国は不思議だな」
「んっ、んんっ、んっっ……はぁっ、あ、い、やぁっ……んっ、……はぁっ、ふっ……ぁ、あぅ……せ、せめて、お部屋で……お部屋でして」
若菜は乳房を揉まれながら、羅刹の胸板に背中をもたれさせる。修羅族の女官達の話し声が聞こえ、主人である羅刹にうやうやしく挨拶を交わしているのが聞こえた。
これは、羅漢の部屋で、性奴隷たちに見られるよりも恥ずかしい。膝の上で両方の乳房を揉まれ、濡れ始めた花弁の亀裂を、刺激するかのように布越しに蠢く男根にどうしようもなく、感じてしまう。
若菜の足先がピンと突っ張り、必死に自分の口を両手で塞ぎ、甘い声を押し殺した。
「若菜の乳房は柔らかいな……。指に吸い付いてくるような肌だ。ふふふ、乳輪も可愛いね、綺麗な薄桃色で処女みたいだ。ん……、この香りは、ここに咲く華の香りじゃ無いなぁ。これは若菜の香り? 凄く爽やかで甘くて蕩けそうな香りだ……。あれ? もしかしてもう濡れてるのかな、若菜。ふふふ」
「んっ、んんっ、んっ、んんん、ゃ、はぁっ……ぁ、ゃ、だ、うぅ、擦れないで……んっ……んん、はぁっ……ぁっ、あっあっ、やぁん」
「お兄ちゃんの指、気持いいって言ってごらん、若菜」
「ゃ、そ、そんなのいえなっ……!」
羅刹の指が、若菜の両方の乳輪を刺激すると、ビクビクと体を震わせて絶頂に達する。ふと、前方に誰かの気配を感じて、若菜は思わず悲鳴をあげそうになった。
音もなく、二人の褐色の兵士たちが目の前で跪いていたからだ。
「羅刹様。例の件でございますが……やはり、八百万は、天之木花若菜姫を、高天原で管理をしたいと……」
男たちは頭を垂れたまま、若菜が目の前で凌辱されていることに落ち着かない様子だった。これが享楽主義者の羅漢ならば、これほど動揺することもなかっただろうが、彼よりも随分と真面目な天鬼の羅刹が性愛を部下の前で行っているとは珍しい。
しかも、この捕虜は八百万の女神で、嗅いだこともないような、男を惑わす魅惑的な甘く爽やかな香りを漂わせているではないか。
「ふぅん……アマテルが動いてるんだ。もう、この子は僕の妹なのに。ほら、若菜……お兄ちゃんの指は気持いいだろう? この愛液は男も女も狂わせる霊力が混じってる……お前たちはどう?」
「あっ、ああっ、はぁっ、んんっ、あっ、んっ、だめぇ、あっ、あっ、や、やっやつ、ああっ……お願い、み、みないで、はぁっ、あっ、あう、やぁぁっ」
白い恥丘を撫で、ヒクヒクと動く薄桃色の亀裂を指で広げると、鮮やかな肉と愛液、そして小さな穴が見えた。羞恥に弱々しく泣きじゃくる若菜の甘そうな濡れた唇、熱い吐息を感じると男たちは、ゴクリと喉を鳴らした。
哀れな女神を肉欲の限り自分の好きにできるというのならば、乱暴に組み敷き、己の滾った肉棒で犯して、欲望をそそぎこみたい。
くぷくぷと、音を立てながら若菜の膣口に指を挿入すると淫らに動かす。羅刹は、顔を覆って快楽にむせび泣く若菜の耳朶を舐め、何やら甘く囁いていた。
「あ、あんっ、羅刹お兄ちゃんの指、気持いい、はぁっ、だ、だからもう、んんっ、―――っっ! はぁ、はぁ、あんっ、やめて、そんなことしないでっ」
「……と、とんでも、ございません。お、恐れ多いです。羅刹様の妹君にそのような」
「とても、美しいです……。できることならば組み敷いて……私の男根を」
二人の兵士が正反対の言葉を口にすると、次の瞬間、恍惚と若菜を見ていた男が喉を抑えてのたうち回った。羅刹はニヤリと口の端に笑みを浮かべる。
彼の目が鈍く光り輝くと、その度に兵士が苦しんだ。主人である羅刹がなんらかの神通力を使っていることは、彼らにも理解できた。
「ら、羅刹様、お許し下さい!」
「その男はもう言葉を発することが出来ない。そのうち目も潰れる。お前もそうなりたいの? もう用はないから、下ってくれ」
目を抑えながら声にならない悲鳴をあげる修羅族の兵士を見ると、若菜は青褪める。まるで自分を踏み絵のようにして、兵士を弄んでいるようだ。もう一人の男は慄き、仲間の体を引きずるようにして消えていった。
若菜は、どうして自分の部下にこんな事ができるのだろうと震える。
「はぁっ、ひど、いっ……んんっ、あっ、ああっ、んんっ、ひどいことしないでっていったのに……っ、はぁ、あっあんっ、やぁ、んん、そ、そこ、触ったら、やぁ、あっあっあっ」
「どうして? 殺さないだけいいだろ。あいつはもう若菜を見る事も、欲しいなんてふざけた事も、口にはできないけど……ね。大事な可愛い妹に欲情するなんて許せないよ」
クスクスと羅刹は笑うと、指を二本に増やして若菜の腟内を愛撫する。入り口部分を確かめるように動かすと、その弾力とうねうねと小刻みに動く腟内の感触に、羅刹の指の性感帯が刺激され甘い吐息を吐いた。
若菜は激しく吐息を乱して体を震わせる。
羅刹の指が上下に動き、花芯を根元から撫でられると、若菜はとうとう、羅刹の膝の上で痙攣する。そしてキラキラと光る愛液を飛び散らせた。
「はぁっ、あっ、ああっ、んんん! はぁっ、やだぁ、気をやったばかりなのに、あっ、ああっ、や、やめ、やぁっ、だめなのぉ! あ、あ、あ、イクッ、やだぁ、イクッ!」
「はぁっ、凄いな……若菜。指が吸い付いて刺激される度に、僕もイキそうになる。肉のヒダも指に絡みついてくるから、男根を挿入したとき、この肉厚の柔らかさで悶絶してしまうんだろうなぁ。本当に完璧な肉体だ。はぁっ……イクたびに罪悪感に狩られる若菜、可愛いなぁ。ねぇ、早く朔も晴明の事も忘れてしまえよ」
ずちゅ、ぬちゅ、と音を立てながら羅刹は若菜の可憐な花弁を指で犯した。根元まで挿入し、天井の粒や、ざわざわと絡みつく美肉の感触に酔いしれながら、何度も指で絶頂させる。
ツンと固くなった胸の蕾を撫で、熱い呼吸を漏らしながら耳元で囁いた。
「若菜、お兄ちゃんの指は気持いい? ふふ、何回イケるかなぁ……、もう僕の股が君の愛液でドロドロなんだけど」
「あっあっあっ! 気持いいっ、お兄ちゃんの指気持ちいいから! も、もうやめて、いかさないで! はぁっ、あっあっあっ、いやぁぁっ!!」
泣きながら快楽に飲まれる若菜は、またしても羅刹の愛撫で絶頂に達した。ようやく羅刹は濡れた指を若菜の腟内から抜くと、ペロリとそれを淫靡に舐めた。
ほうっ、と溜息をついて愛液に含まれる蕩けるような無垢な霊力に骨抜きになる。荒い呼吸を繰り返す若菜の首筋に、羅刹は何度も口付けると恍惚とした声で言った。
「若菜、僕は考えたんだよ。あんなふうに人の機能を失うこともできるけど、再生させることもできるんだ。だから、処女膜を再生させたんだ……。でも、僕にはどうやら失われた子宮の機能までは戻せなかったみたい。だけどその方法もいずれ見つけ出すさ」
「え……ど、どうして……?」
「だって……! 僕が若菜の初めての男になりたいんだよ。でもここは大事に取っておこう? 若菜が逃げ出したりなんかしたら、ちゃんと分からせないといけないから……その時に犯してあげる」
若菜は、羅刹の歪んだ思考に怯えたように体を震わせた。羅刹は、優しく微笑みかけながら甘い蜜を指ですくうと、今度は尻の方へと指を這わせる。
桃色の穴の入り口を愛しげにくすぐると、淫靡に囁いた。
「僕はね、こっちの可愛い後孔でするのも、けっこう好きなんだ。若菜は処女だし、まだ早いからこっちで愛し合おう。なんとかして神々のように兄妹で子供を作ろうね。若菜が、羅漢兄さんと僕の子供を宿したら、幸せだろうな」
「な、何を言ってるの……や、やぁんっ、や、やだぁ……ひっ、あ、あんっ、ああっ……!」
若菜は全く話の通じない羅刹に恐怖を感じ、膝から降りようとパタパタと足を動かした。
しかし、ターコイズブルーの曼荼羅の上に若菜の体を乗せると、臀部をあげさせ後孔に吸い付くように舌を這わせた。
ぬらぬらと、小さな穴を舌で舐めながら興奮したように羅刹は笑う。
「ああ、綺麗な後孔だな。僕の人差し指を咥えてなんて可愛いんだ……。ここは、お兄ちゃんの男根しか受け付けないように躾ようね」
「いやぁっ……朔ちゃん……朔ちゃん! んんっ、はぁっ、ゃ、舐め、ないで、あっ、ああっ、はぁっ、あんんっ、んん!」
指を後孔に挿入され、淫らに動かされる音が響く。若菜は恥辱に耐えながら、最愛の義弟を思った。羅刹はそれを嘲笑うようにしながら愛らしい尻の蕾にねっとりと舌を這わせる。
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公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
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