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第一部
ぼくらはそっと手を伸ばす
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それから毎日、少女と過ごした。剣を振り、魔法の練習をして、少女と肩を並べてご飯を食べることが日常になっていた。
少女は鍛錬の様子を眠たそうに眺めたあとご飯を食べて感想を言った。そうやって、すき、という言葉の意味を繰り返し伝えた。
その甲斐あってか、少女も意味を正確に理解し始めたようだった。だから、終わらせる機会としては最適だった。いつかはこの関係を終わらせなければならないと思っている。そでも何故かそれを言い出せない日々が続いていた。
今日こそはその話を切り出そう。決意を固める少年の隣で、少女はいつものように彼がつくった料理をぺろりと平らげてて一息ついているところだった。
「飲み物いるか?」
ひとまずそう声をかけるアルテアに、少女はじっと顔を向けた。
「どうした?」
いつもとは違う、そこはかとなく神妙な面持ちの少女を見て、少年は怪訝な顔をする。
「……こわくない、の?」
少女はほんの少し迷ったような素振りを見せて唐突に尋ねた。アルテアは意味がよくわからずに、「なにが?」と聞き返す。
「わたし……かみ、しろい。目もまっか。のろわれてるって、そういう言い伝え。だからみんなこわがる」
呪い、と口の中で繰り返す。
「髪が白いことが呪い?」
詳しいことはわからないが、ありがちな迷信だろう。だからすぐさま笑い飛ばそうと思った。
「そんな、くだらない。呪いなんか……」
あるわけがない。と言おうとして口をつぐむ。魔法の存在が最後の一言を押しとどめた。すぐさま否定してやれればどんなに良かっただろう。でも断言できなかった。
アルテアは少女の呪いについて何も知らない。そしてこの世界には魔法があった。魔法という非科学的なものがある以上、呪いの存在も否定できない。
そもそも少女が本当に呪われているのかいないのか、その真偽の程は関係ないのかもしれない。
言い伝えに合致する。それだけで他の人々にとって、少女は忌避されるべきものなのだ。被害を受けないようにするには関わらないのが一番だからだ。爆発するかもしれない爆弾に好んで近づく物好きはいないだろう。少女は恐れ、嫌悪し、蔑む対象なのだ。
仕方がない。自分に言い聞かせるように、そんな言葉が浮かんだ。
言い淀むアルテアを見て少女は諦めたように前を見据えた。
「へいき」
小さな声だったが、いやにはっきりと聞こえた。
「わたしはなにも、かんじない。かんじちゃいけない、から」
「……ほんとうにそうか?」
その問いは、はたして誰に対してのものだったのか。
隣に腰掛ける少女をみやる。
少女の表情に変化は無い。ずっと遠い、空と地平線の交わるそのまたずっと先を見ているようだった。でも彼女がとても寂しそうに思えて、だから笑い飛ばしてやろうと思った。
呪いなんてばかばかしい、そんなこと気にするな。そう言ってやるつもりだった。
「……呪いは、こわいよな」
気づけばまったく反対のことを口にしていた。少女がまた少年に目を向ける。アルテアも少女をじっと見つめた。炎のように揺れる少女の瞳に、すっかり見慣れてしまった自分の顔が映りこんでいる。
少女の深紅の瞳は、しかし、今は何の色もついていない。
自分はこの目を知っている。何もかもを諦めているような虚ろな目。自己を持たずただ命令に従い消費される、意思のない人形の瞳。そうであることを求められる者が持つ淀んだ光。これまでにごまんと見てきた、幾千幾万見送ってきた子どもたちと同じ、深い深い色のない穴だ。
きっと彼女の中には期待も希望も、悲しみも憎しみもないのだろう。そうすることでしか生きられなかったのだ。
期待や希望がなければ裏切りも絶望も存在しない。憎しみや悲しみがなければ、期待も希望も抱かない。
目の前に救いの糸が垂れてきても、きっと彼女は目をつむる。悲しみの悲鳴には耳を塞ぎ、憎しみの狂気には杭を打つ。そうして血を吐くような苦しみに気が付かないふりをして、生きる意味もわからないまま、傷だらけになっても棘の道を歩み続ける。まるで希望も不安も悲しみも憎しみも、血と一緒に身体の外に吐き出すように、傷だらけのまま歩き続ける。
そうして、ふと思うのだ。
どうして自分なんだろう。答えてくれる者のいない問いを繰り返し続けて、ただ死なないでいる。それが少女の生き方なのではないか。そう思った。思ってしまった。
「──だとしたら、きみと俺はきっと何も変わらないんだろうな」
小さな呟きと共に、すとん、という音をたてて少年の中に何かが落ちた。それが一体何なのか、自分にはよくわからない。たぶんはっきりした形は無いし、あっても上手く説明できないだろう。しかし、確かな熱を持って自分の中にそれはある。
「呪われたらと思うと確かに怖い。俺はお前の呪いについて何も知らない。知らないことは、すごく怖いことだ」
人は未知のものに恐怖を抱く。得体の知れない何かの力。それがもし自分に降り掛かったら。もしそれでケガをしたり死んでしまったら。そう考えると彼女を怖がる気持ちは理解できる。でもそれ以上に、少女の苦しみもわかってしまった。
「だけどお前のことを……少しは知ってるつもりだ。約束したことは守る義理堅い一面がある。甘いものが好きだ。甘いものをもらうと少しだけ声が高くなる。何か言いたくても言えないことがあるとき、唇を動かす癖がある。何でも知ってるわけじゃない。でも何も知らないわけでもない。知らないことは、これから知っていけばいいんだ」
上手く話せているだろうか、とふと思った。人と話すのは苦手だから、自分の言いたいことがきちんと伝わっているのかわからない。少女の様子を伺うが、表情の変化が無さすぎてやはりわからない。だから、少しでも気持ちが伝わるように、かみしめるように言った。
「怖いのも、悪いのも、ぜんぶ呪いだろ。お前じゃない。俺はお前を怖いとは思わない」
まだ暗がりの残る空がだんだんと白ずみ、地平線から顔をのぞかせた太陽が麦畑を赤く染めていく。
あたたかい朝焼けに照らされて、少女の真っ白な髪も、同じように赤白く燃えていた。風に揺れる赤白の髪はまるで朝に流れる光の雨だ。それはどうしようもなく美しかった。
これ以上に美しいものなどないと思えるほどに。
この世界は残酷だけど、それでもとても美しい。
彼女の目には、この世界はどう映っているのだろう。
ふとそんなことが気になって少女の顔を見やるが、やはり変化が少なくそこから多くは読み取れない。
せめて、少女も自分と同じくらいには美しいと感じていたら良いなと思った。
だからちゃんと伝えなければ、と思った。
「恥ずかしいから一度しか言わないぞ」
アルテアが咳払いを照れたみたいに前置きする。
「実はな……お前を初めて見たとき、きれいだと思ったんだ。それで、いま。お前を見てやっぱりそう思った」
そして自分と同じなんだとも思った。少女の目を見ながらアルテアは言った。美しい紅色の瞳だ。これが呪いであるはずがない。
少女はわずかに目を見開いたたあと、顔を逸らして下を向いてしまった。
アルテアはうつむく少女の頭に手を伸ばして、慰めるようにゆっくり撫でた。
少女はびくりと肩を震わせたが身を引こうとはしなかった。
「俺は好きだ。白い髪も、紅い瞳も」
「でも。のろわれたら、どうするの……」
顔を伏せ、か細い声で少女が問う。きっと不安になんだ。もしここで心を許したとして、そして後に呪いが降りかかりケガをさせてしまわないか。その時に拒絶されてしまわないか。
痛みに慣れ、耐えることはできる。でも痛みが消えてしまうわけじゃない。
何も感じない人なんてきっといない。
「実はな、俺はこの世界で一番強くなる男なんだ。呪いだかなんだか知らんが、そんなものはプチッとぶち破ってやる」
力強くそう言うと、少女の小さな身体から力が抜けていくのがわかった。うつむいたままくすぐったそうに目を細め、口をもごもごとさせたあとで、
「このへん……ふわふわする……」と胸をさすった。
少女の白くふっくらとした頬が、太陽の光を受けて紅を差している。少女はしばらくアルテアに身をゆだね、やがて顔を上げて口を開いた。
「もじ……おしえて、ほしい」
「もじ?」
聞き返すと、少女はこくんと頷いた。
「うん……あと、ことばも。もっと、うまく、しゃべりたい。ある、みたいに」
「そうか。なら、一緒に勉強するか」
少女がうなずきかえすのを待ってからアルテアは立ち上がり、手を伸ばす。
あと少し。もう少しだけ、一緒にいよう。
少女もゆっくりと、わずかに震えるその手を差し出した。
朝焼けが差し込んで、森の中から鳥の鳴き声が聞こえ出す。目覚め始めた世界の中で、小さな影と影が重なった。
少女の手は、思っていたよりもずっと温かかった。
少女は鍛錬の様子を眠たそうに眺めたあとご飯を食べて感想を言った。そうやって、すき、という言葉の意味を繰り返し伝えた。
その甲斐あってか、少女も意味を正確に理解し始めたようだった。だから、終わらせる機会としては最適だった。いつかはこの関係を終わらせなければならないと思っている。そでも何故かそれを言い出せない日々が続いていた。
今日こそはその話を切り出そう。決意を固める少年の隣で、少女はいつものように彼がつくった料理をぺろりと平らげてて一息ついているところだった。
「飲み物いるか?」
ひとまずそう声をかけるアルテアに、少女はじっと顔を向けた。
「どうした?」
いつもとは違う、そこはかとなく神妙な面持ちの少女を見て、少年は怪訝な顔をする。
「……こわくない、の?」
少女はほんの少し迷ったような素振りを見せて唐突に尋ねた。アルテアは意味がよくわからずに、「なにが?」と聞き返す。
「わたし……かみ、しろい。目もまっか。のろわれてるって、そういう言い伝え。だからみんなこわがる」
呪い、と口の中で繰り返す。
「髪が白いことが呪い?」
詳しいことはわからないが、ありがちな迷信だろう。だからすぐさま笑い飛ばそうと思った。
「そんな、くだらない。呪いなんか……」
あるわけがない。と言おうとして口をつぐむ。魔法の存在が最後の一言を押しとどめた。すぐさま否定してやれればどんなに良かっただろう。でも断言できなかった。
アルテアは少女の呪いについて何も知らない。そしてこの世界には魔法があった。魔法という非科学的なものがある以上、呪いの存在も否定できない。
そもそも少女が本当に呪われているのかいないのか、その真偽の程は関係ないのかもしれない。
言い伝えに合致する。それだけで他の人々にとって、少女は忌避されるべきものなのだ。被害を受けないようにするには関わらないのが一番だからだ。爆発するかもしれない爆弾に好んで近づく物好きはいないだろう。少女は恐れ、嫌悪し、蔑む対象なのだ。
仕方がない。自分に言い聞かせるように、そんな言葉が浮かんだ。
言い淀むアルテアを見て少女は諦めたように前を見据えた。
「へいき」
小さな声だったが、いやにはっきりと聞こえた。
「わたしはなにも、かんじない。かんじちゃいけない、から」
「……ほんとうにそうか?」
その問いは、はたして誰に対してのものだったのか。
隣に腰掛ける少女をみやる。
少女の表情に変化は無い。ずっと遠い、空と地平線の交わるそのまたずっと先を見ているようだった。でも彼女がとても寂しそうに思えて、だから笑い飛ばしてやろうと思った。
呪いなんてばかばかしい、そんなこと気にするな。そう言ってやるつもりだった。
「……呪いは、こわいよな」
気づけばまったく反対のことを口にしていた。少女がまた少年に目を向ける。アルテアも少女をじっと見つめた。炎のように揺れる少女の瞳に、すっかり見慣れてしまった自分の顔が映りこんでいる。
少女の深紅の瞳は、しかし、今は何の色もついていない。
自分はこの目を知っている。何もかもを諦めているような虚ろな目。自己を持たずただ命令に従い消費される、意思のない人形の瞳。そうであることを求められる者が持つ淀んだ光。これまでにごまんと見てきた、幾千幾万見送ってきた子どもたちと同じ、深い深い色のない穴だ。
きっと彼女の中には期待も希望も、悲しみも憎しみもないのだろう。そうすることでしか生きられなかったのだ。
期待や希望がなければ裏切りも絶望も存在しない。憎しみや悲しみがなければ、期待も希望も抱かない。
目の前に救いの糸が垂れてきても、きっと彼女は目をつむる。悲しみの悲鳴には耳を塞ぎ、憎しみの狂気には杭を打つ。そうして血を吐くような苦しみに気が付かないふりをして、生きる意味もわからないまま、傷だらけになっても棘の道を歩み続ける。まるで希望も不安も悲しみも憎しみも、血と一緒に身体の外に吐き出すように、傷だらけのまま歩き続ける。
そうして、ふと思うのだ。
どうして自分なんだろう。答えてくれる者のいない問いを繰り返し続けて、ただ死なないでいる。それが少女の生き方なのではないか。そう思った。思ってしまった。
「──だとしたら、きみと俺はきっと何も変わらないんだろうな」
小さな呟きと共に、すとん、という音をたてて少年の中に何かが落ちた。それが一体何なのか、自分にはよくわからない。たぶんはっきりした形は無いし、あっても上手く説明できないだろう。しかし、確かな熱を持って自分の中にそれはある。
「呪われたらと思うと確かに怖い。俺はお前の呪いについて何も知らない。知らないことは、すごく怖いことだ」
人は未知のものに恐怖を抱く。得体の知れない何かの力。それがもし自分に降り掛かったら。もしそれでケガをしたり死んでしまったら。そう考えると彼女を怖がる気持ちは理解できる。でもそれ以上に、少女の苦しみもわかってしまった。
「だけどお前のことを……少しは知ってるつもりだ。約束したことは守る義理堅い一面がある。甘いものが好きだ。甘いものをもらうと少しだけ声が高くなる。何か言いたくても言えないことがあるとき、唇を動かす癖がある。何でも知ってるわけじゃない。でも何も知らないわけでもない。知らないことは、これから知っていけばいいんだ」
上手く話せているだろうか、とふと思った。人と話すのは苦手だから、自分の言いたいことがきちんと伝わっているのかわからない。少女の様子を伺うが、表情の変化が無さすぎてやはりわからない。だから、少しでも気持ちが伝わるように、かみしめるように言った。
「怖いのも、悪いのも、ぜんぶ呪いだろ。お前じゃない。俺はお前を怖いとは思わない」
まだ暗がりの残る空がだんだんと白ずみ、地平線から顔をのぞかせた太陽が麦畑を赤く染めていく。
あたたかい朝焼けに照らされて、少女の真っ白な髪も、同じように赤白く燃えていた。風に揺れる赤白の髪はまるで朝に流れる光の雨だ。それはどうしようもなく美しかった。
これ以上に美しいものなどないと思えるほどに。
この世界は残酷だけど、それでもとても美しい。
彼女の目には、この世界はどう映っているのだろう。
ふとそんなことが気になって少女の顔を見やるが、やはり変化が少なくそこから多くは読み取れない。
せめて、少女も自分と同じくらいには美しいと感じていたら良いなと思った。
だからちゃんと伝えなければ、と思った。
「恥ずかしいから一度しか言わないぞ」
アルテアが咳払いを照れたみたいに前置きする。
「実はな……お前を初めて見たとき、きれいだと思ったんだ。それで、いま。お前を見てやっぱりそう思った」
そして自分と同じなんだとも思った。少女の目を見ながらアルテアは言った。美しい紅色の瞳だ。これが呪いであるはずがない。
少女はわずかに目を見開いたたあと、顔を逸らして下を向いてしまった。
アルテアはうつむく少女の頭に手を伸ばして、慰めるようにゆっくり撫でた。
少女はびくりと肩を震わせたが身を引こうとはしなかった。
「俺は好きだ。白い髪も、紅い瞳も」
「でも。のろわれたら、どうするの……」
顔を伏せ、か細い声で少女が問う。きっと不安になんだ。もしここで心を許したとして、そして後に呪いが降りかかりケガをさせてしまわないか。その時に拒絶されてしまわないか。
痛みに慣れ、耐えることはできる。でも痛みが消えてしまうわけじゃない。
何も感じない人なんてきっといない。
「実はな、俺はこの世界で一番強くなる男なんだ。呪いだかなんだか知らんが、そんなものはプチッとぶち破ってやる」
力強くそう言うと、少女の小さな身体から力が抜けていくのがわかった。うつむいたままくすぐったそうに目を細め、口をもごもごとさせたあとで、
「このへん……ふわふわする……」と胸をさすった。
少女の白くふっくらとした頬が、太陽の光を受けて紅を差している。少女はしばらくアルテアに身をゆだね、やがて顔を上げて口を開いた。
「もじ……おしえて、ほしい」
「もじ?」
聞き返すと、少女はこくんと頷いた。
「うん……あと、ことばも。もっと、うまく、しゃべりたい。ある、みたいに」
「そうか。なら、一緒に勉強するか」
少女がうなずきかえすのを待ってからアルテアは立ち上がり、手を伸ばす。
あと少し。もう少しだけ、一緒にいよう。
少女もゆっくりと、わずかに震えるその手を差し出した。
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