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第一部
いつかの記憶
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結局、全ての魔道具は破壊されていた。
それを確認してからあらかじめ決めていた集合場所に戻ると、そこには既にターニャと冒険者三人の姿があった。
円陣を組むようにしてそれぞれお互いの情報を伝え合った。異端教徒の残党はどうやら居ないようだと、まずはクレイグが口を開いた。
そして次にターニャが森の状況を報告する。一時は捕らえた異端教徒はやはり生きてはおらず、原型をとどめないほど焼け焦げていたようだ。
目的のために部下を切り捨てる仮面の男の冷徹さが垣間見えた。
そして森に施した魔獣除けの魔術は正常に作動しているらしい。
魔獣は数体ばかり狂暴なものを排除したらしいが、
そこまで荒れ狂っているやつはおらず、あと数日もすれば村人でも森に入れるくらい安全にはなるだろうとのことだった。
ターニャの報告が終わって自然と皆の視線がアルテアに集まる。
アルテアは何度か空咳を挟んでから魔道具は全て破壊されていたことを伝えた。
自分の不手際を報告するようで少し緊張した。前世でなら間違いなく廃棄処分待ったなしの失態だっただろうが、幸いここでそのことを責め立てる者はいなかった。
そんなことはわかっていたが、どうしても身構えてしまう自分がいた。自分の弱さに嫌気がさす。その気持ちに目を背けるように淡々と語る。
魔道具が全て壊されていたこと、その途中で異端教徒のひとりの亡骸を発見したこと。アルテアが報告を終えるとターニャが改めて今後の方針を話し始めた。
「魔道具はもう一度アーカディア様にお創りしていただきましょう。異端の動きについては、アルゼイド様には私からご報告しておきます。あなた方は冒険者ギルドの方にお伝えしていただけますか?」
ターニャの問いに、任せておけと胸をドンと叩いて応える冒険者。
「お任せください。あと教会の方にも私たちから報告しておきますよ」
「助かります」
「気にしなさんな。どうせ王都に帰るついでなんだからよ」
「だから不遜なのよ、あなたは……」
カッカッカと笑うアーガスを見て心底呆れたというふうにエレナが肩を落とす。
「坊ちゃんも言っていましたがお気になさらず」
すまし顔で言うターニャ。
あまりにも表情の変化がなく、これでは言葉通りに受け取っていいのかわからないのでは?とアルテアは心配になる。
そうして今後の方針を決めた後、雑談を交えつつ帰路についた。
「あああーーー!!」
途中、唐突にアーガスが叫び声をあげる。一同は驚いた様子で彼に目をやる。
「急になによ。まさか頭に攻撃を受けてネジが飛んじゃった?」
エレナが半身を引くようにしながら白い目を向けた。
「いや、俺たちはほとんど役に立てなかったと思ってよ。不甲斐ねえ」
「それは、確かに……そう、ね」
アーガスの言葉にエレナも弱々しく頷く。クレイグは神妙な面持ちで口を閉ざしているが、きっと同じことを考えているのだろうとわかった。
仮面の男との戦いでほとんど何もできなかったことを悔やんでいるのだ。自分の力の足りなさを思い知らされた時の悔しさ、絶望感、苛立ち。その気持ちはアルテアにもよくわかった。前世でもよく味わったものだから。
きっと彼らも自分と同じような無力感に苛まれている。
「とんでもない強さでしたからね。俺も死にかけたし」
慰めるというわけではなかったが、アルテアも彼らに同情的な言葉をかける。彼らは決して弱くない。敵が強すぎただけだ。
「かなりの手練れでした。あなたたちは弱くない。あまりお気になさらず」
ターニャも同意する。
「そうは言ってもよ……あそこまで手も足も出ないのはさすがに堪えるぜ。つーかよ、あいつ何者なんだ?腕斬り飛ばされてもへっちゃらだったしよ、ほんとに人間か?」
誰もが考えていた疑問をアーガスが口に出す。確かにあの男からはあまり人間味、というか生きた気配のようなものを感じなかった。
まるで死体が動いているかのようだった。それでいて圧倒的な存在感。異端教徒ではあるのだろうが、いったい何者だろう。
答えが見えず皆が口を閉ざす中、ターニャが「憶測ですが」と前置きしてから話し出した。
「異端の信徒が組織立って動いているという噂は随分前から耳にします。おそらく異端組織の幹部クラスでしょう」
淡々と語り、人間かどうかはわかりませんが、と付け足すように言った。
「その可能性が高そうですね」
クレイグもターニャの考えに同意する。そして苦笑するような顔で言葉を続けた。
「……まさか自分が遭遇するとは思いませんでしたが」
エレナも彼の言葉に頷き、アーガスが気の抜けた声を出す。
「幹部ってーと、あんなのが何人かいやがるってことか……」
どうやら落ち込んでいるようだった。なんと声をかけようか考えていると彼はすぐ顔を上げて不敵に笑った。
「やっぱ世界は広いな」
子どものように目を輝かせるアーガスに、アルテアは意表を突かれた。
「この世界には強いやつや未知の場所がごろごろしてんだ。そう考えるとわくわくしてこねえか、なあ?」
「え……あ、はい。そうですね」
勢いに押されて頷いてしまう。
アーガスが同志を見つけたというようにニヤリと口角を上げて背中をばしばしと叩いてきた。どう反応していいのかわからずなすがままにされていると、クレイグとエレナが止めにはいった。クレイグとエレナにお説教されるアーガスを眺めながら、彼の言葉を思い出していた。
わくわくする。
そんな気持ちを抱いたのはどのくらい前だっただろう。
──世界ってね、本当はもっともっと広くてきれいなんだよ。いつかきみにも見せてあげられる。楽しみにしててね!
不意に、前世の記憶が甦った。
小さな体をいっぱいに使って世界の広さをあらわす少女。まるで見てきたかのように鮮明で繊細な彼女の話は、エデンと壁に囲まれた街、汚染された空と大地しか知らない子供にとってまさに夢であり希望だった。
暦という少年も彼女に魅せられていたひとりだった。だが、彼女の言葉が現実になることはなかった。結局、少年は生まれ変わるまで本当の空の色さえ知ることができなかった。
物思いに耽っていると、また突如として上がったアーガスの驚いたような声に現実に引き戻された。
エレナが「またか」と言いたげな目でアーガスを見ていた。
「そーいやよ。最後に感じたとんでもねえプレッシャー……ありゃ姐さんか?」
思い出したようなアーガスの言葉にターニャが首を振る。
「いいえ、私ではありません」
てっきり彼女が発したものだと思っていただけに本人が否定したのにはアルテアも驚いた。思わずもう一度尋ねてしまう。
「ターニャじゃなかったのか?」
「違います。私はてっきり坊ちゃんかと思っていましたが」
彼女はそう言いながら確かめるように皆の顔を順に見ていく。皆は心当たりがないというように首を振る。
なら、いったい誰が?そんな疑問がアルテアの頭を占める。あの場に他にも誰かいたのだろうか。まるで気配を感じなかった。
それほどの手練れだと言われてしまえばそれまでだが、アルテアにはどうしてもそうだとは思えなかった。頭を捻るアルテアの隣で、ぐいっと少女が手を引いた。
「ん、どうした?」
「……りゅう」
「竜?」
意味がわからずそう繰り返すと今度はターニャが補足するように口を挟んだ。
「アーカディア様のことではないかと。あの方は領内での出来事はほとんど把握しておられます。未熟な我らに手をかしてくださったのかもしれません」
そう言われるとなるほどと思わないでもなかった。最後に感じたプレッシャーにはまるで敵意を感じなかった。
そしてどこか神聖だった。それはアーカディアの前に立ったときに感じた魔力にも似ていた。
「確かにそうかもしれないな」
アルテアも納得するように首肯した。
「かの名高いアーカディア辺境伯に助けてもらえるなんて光栄じゃねえか!」
「……そんなに有名なんですか?」
大笑するアーガスに問う。笑いすぎて咽る彼のかわりにクレイグが説明してくれる。
「神代の時代から生きていると言われている古竜様ですからね。魔王討伐や王国の建国にも関りをもっていますし、この国で知らぬ者は珍しいでしょうね」
「帝国と共和国。ふたつの大国に挟まれながらもこの国が独立国としての立場を取れるのは古竜様のおかげなのよ」
そのほかにも理由は色々あるけどね、とエレナが付け足す。伺うようにターニャの顔を見ると彼女も黙って頷いていた。
「ぜんぜん知らなかったな……お前、知ってた?」
仲間を求めるようにイーリスの方を見る。
「ん……知ってる。じょーしき、だよ」
予想外の返答に絶句する。どうやら知らないのは自分だけだったらしい。その事実に愕然となる。
心なしか少し肩を落として歩く少年の背中を、イーリスが慰めるように撫でていた。
それを確認してからあらかじめ決めていた集合場所に戻ると、そこには既にターニャと冒険者三人の姿があった。
円陣を組むようにしてそれぞれお互いの情報を伝え合った。異端教徒の残党はどうやら居ないようだと、まずはクレイグが口を開いた。
そして次にターニャが森の状況を報告する。一時は捕らえた異端教徒はやはり生きてはおらず、原型をとどめないほど焼け焦げていたようだ。
目的のために部下を切り捨てる仮面の男の冷徹さが垣間見えた。
そして森に施した魔獣除けの魔術は正常に作動しているらしい。
魔獣は数体ばかり狂暴なものを排除したらしいが、
そこまで荒れ狂っているやつはおらず、あと数日もすれば村人でも森に入れるくらい安全にはなるだろうとのことだった。
ターニャの報告が終わって自然と皆の視線がアルテアに集まる。
アルテアは何度か空咳を挟んでから魔道具は全て破壊されていたことを伝えた。
自分の不手際を報告するようで少し緊張した。前世でなら間違いなく廃棄処分待ったなしの失態だっただろうが、幸いここでそのことを責め立てる者はいなかった。
そんなことはわかっていたが、どうしても身構えてしまう自分がいた。自分の弱さに嫌気がさす。その気持ちに目を背けるように淡々と語る。
魔道具が全て壊されていたこと、その途中で異端教徒のひとりの亡骸を発見したこと。アルテアが報告を終えるとターニャが改めて今後の方針を話し始めた。
「魔道具はもう一度アーカディア様にお創りしていただきましょう。異端の動きについては、アルゼイド様には私からご報告しておきます。あなた方は冒険者ギルドの方にお伝えしていただけますか?」
ターニャの問いに、任せておけと胸をドンと叩いて応える冒険者。
「お任せください。あと教会の方にも私たちから報告しておきますよ」
「助かります」
「気にしなさんな。どうせ王都に帰るついでなんだからよ」
「だから不遜なのよ、あなたは……」
カッカッカと笑うアーガスを見て心底呆れたというふうにエレナが肩を落とす。
「坊ちゃんも言っていましたがお気になさらず」
すまし顔で言うターニャ。
あまりにも表情の変化がなく、これでは言葉通りに受け取っていいのかわからないのでは?とアルテアは心配になる。
そうして今後の方針を決めた後、雑談を交えつつ帰路についた。
「あああーーー!!」
途中、唐突にアーガスが叫び声をあげる。一同は驚いた様子で彼に目をやる。
「急になによ。まさか頭に攻撃を受けてネジが飛んじゃった?」
エレナが半身を引くようにしながら白い目を向けた。
「いや、俺たちはほとんど役に立てなかったと思ってよ。不甲斐ねえ」
「それは、確かに……そう、ね」
アーガスの言葉にエレナも弱々しく頷く。クレイグは神妙な面持ちで口を閉ざしているが、きっと同じことを考えているのだろうとわかった。
仮面の男との戦いでほとんど何もできなかったことを悔やんでいるのだ。自分の力の足りなさを思い知らされた時の悔しさ、絶望感、苛立ち。その気持ちはアルテアにもよくわかった。前世でもよく味わったものだから。
きっと彼らも自分と同じような無力感に苛まれている。
「とんでもない強さでしたからね。俺も死にかけたし」
慰めるというわけではなかったが、アルテアも彼らに同情的な言葉をかける。彼らは決して弱くない。敵が強すぎただけだ。
「かなりの手練れでした。あなたたちは弱くない。あまりお気になさらず」
ターニャも同意する。
「そうは言ってもよ……あそこまで手も足も出ないのはさすがに堪えるぜ。つーかよ、あいつ何者なんだ?腕斬り飛ばされてもへっちゃらだったしよ、ほんとに人間か?」
誰もが考えていた疑問をアーガスが口に出す。確かにあの男からはあまり人間味、というか生きた気配のようなものを感じなかった。
まるで死体が動いているかのようだった。それでいて圧倒的な存在感。異端教徒ではあるのだろうが、いったい何者だろう。
答えが見えず皆が口を閉ざす中、ターニャが「憶測ですが」と前置きしてから話し出した。
「異端の信徒が組織立って動いているという噂は随分前から耳にします。おそらく異端組織の幹部クラスでしょう」
淡々と語り、人間かどうかはわかりませんが、と付け足すように言った。
「その可能性が高そうですね」
クレイグもターニャの考えに同意する。そして苦笑するような顔で言葉を続けた。
「……まさか自分が遭遇するとは思いませんでしたが」
エレナも彼の言葉に頷き、アーガスが気の抜けた声を出す。
「幹部ってーと、あんなのが何人かいやがるってことか……」
どうやら落ち込んでいるようだった。なんと声をかけようか考えていると彼はすぐ顔を上げて不敵に笑った。
「やっぱ世界は広いな」
子どものように目を輝かせるアーガスに、アルテアは意表を突かれた。
「この世界には強いやつや未知の場所がごろごろしてんだ。そう考えるとわくわくしてこねえか、なあ?」
「え……あ、はい。そうですね」
勢いに押されて頷いてしまう。
アーガスが同志を見つけたというようにニヤリと口角を上げて背中をばしばしと叩いてきた。どう反応していいのかわからずなすがままにされていると、クレイグとエレナが止めにはいった。クレイグとエレナにお説教されるアーガスを眺めながら、彼の言葉を思い出していた。
わくわくする。
そんな気持ちを抱いたのはどのくらい前だっただろう。
──世界ってね、本当はもっともっと広くてきれいなんだよ。いつかきみにも見せてあげられる。楽しみにしててね!
不意に、前世の記憶が甦った。
小さな体をいっぱいに使って世界の広さをあらわす少女。まるで見てきたかのように鮮明で繊細な彼女の話は、エデンと壁に囲まれた街、汚染された空と大地しか知らない子供にとってまさに夢であり希望だった。
暦という少年も彼女に魅せられていたひとりだった。だが、彼女の言葉が現実になることはなかった。結局、少年は生まれ変わるまで本当の空の色さえ知ることができなかった。
物思いに耽っていると、また突如として上がったアーガスの驚いたような声に現実に引き戻された。
エレナが「またか」と言いたげな目でアーガスを見ていた。
「そーいやよ。最後に感じたとんでもねえプレッシャー……ありゃ姐さんか?」
思い出したようなアーガスの言葉にターニャが首を振る。
「いいえ、私ではありません」
てっきり彼女が発したものだと思っていただけに本人が否定したのにはアルテアも驚いた。思わずもう一度尋ねてしまう。
「ターニャじゃなかったのか?」
「違います。私はてっきり坊ちゃんかと思っていましたが」
彼女はそう言いながら確かめるように皆の顔を順に見ていく。皆は心当たりがないというように首を振る。
なら、いったい誰が?そんな疑問がアルテアの頭を占める。あの場に他にも誰かいたのだろうか。まるで気配を感じなかった。
それほどの手練れだと言われてしまえばそれまでだが、アルテアにはどうしてもそうだとは思えなかった。頭を捻るアルテアの隣で、ぐいっと少女が手を引いた。
「ん、どうした?」
「……りゅう」
「竜?」
意味がわからずそう繰り返すと今度はターニャが補足するように口を挟んだ。
「アーカディア様のことではないかと。あの方は領内での出来事はほとんど把握しておられます。未熟な我らに手をかしてくださったのかもしれません」
そう言われるとなるほどと思わないでもなかった。最後に感じたプレッシャーにはまるで敵意を感じなかった。
そしてどこか神聖だった。それはアーカディアの前に立ったときに感じた魔力にも似ていた。
「確かにそうかもしれないな」
アルテアも納得するように首肯した。
「かの名高いアーカディア辺境伯に助けてもらえるなんて光栄じゃねえか!」
「……そんなに有名なんですか?」
大笑するアーガスに問う。笑いすぎて咽る彼のかわりにクレイグが説明してくれる。
「神代の時代から生きていると言われている古竜様ですからね。魔王討伐や王国の建国にも関りをもっていますし、この国で知らぬ者は珍しいでしょうね」
「帝国と共和国。ふたつの大国に挟まれながらもこの国が独立国としての立場を取れるのは古竜様のおかげなのよ」
そのほかにも理由は色々あるけどね、とエレナが付け足す。伺うようにターニャの顔を見ると彼女も黙って頷いていた。
「ぜんぜん知らなかったな……お前、知ってた?」
仲間を求めるようにイーリスの方を見る。
「ん……知ってる。じょーしき、だよ」
予想外の返答に絶句する。どうやら知らないのは自分だけだったらしい。その事実に愕然となる。
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