16 / 39
第一章「わが家にアヤメちゃんがやってきた!」
第十六話「お茶を淹れてもらいましょう」
しおりを挟む
アヤメは今、滉月家の敷地内に建てられた離れに居る。
ここは、鉉造の住居だ。
数仁達が暮らす広い屋敷に比べたら、小ぢんまりとした建物で、中に置かれた物も地味な和家具ばかりだ。しかし、ここに訪れた者達を落ち着かせ、寛げるような雰囲気がある。
鉉造は囲炉裏のそばに敷いた座布団の上に、胡座をかいている。
周りは畳敷きになっており、アヤメと鉉造は囲炉裏を挟んで斜向かいに座っている。
鉉造に座布団を勧められたが、アヤメは頑なに断って座布団を後ろにずらし、畳の上に正座している。
アヤメは鉄瓶の鉉を布巾で包み持ち、湯呑みに湯を注ぐ。
ここには鉉造が「暇なら来い」と、アヤメを連れて来た。
始めは鉉造が自分で緑茶を淹れようとしたが、アヤメの申し出で任せているところだ。
囲炉裏は、卓袱台程度の高さがある。炉縁の角に置かれた丸盆には、茶缶と急須、それに大小異なる夫婦用の湯呑み茶碗が二客載っている。
アヤメは湯呑みに注いだ湯を、茶葉を入れた急須に移す。
「鉉サン。御茶ノ、濃サハ、如何致シマショウ?」
「んん?」
「緑茶ハ、濃イ方ト、薄イ方、御好ミガ、御座イマスカ?」
「ああ、そうだな。儂は、しっかり濃いのが良い」
鉉造が嗄れた声で、ぶっきらぼうに答える。
「承知シマシタ」
急須に蓋をして、アヤメは両手を膝の上に揃える。そして、「左・右・左・右」と頭を揺らし始めた。
「…何をしとる?」
「只今、時間ヲ、計ッテオリマス。暫シ、御待チヲ」
「おぉ…」
頭と一緒にアヤメの上半身も、ゆっくりと揺れるメトロノームのように扇状に動いている。
鉉造は腕を組んで、静かに待つ。
茶葉の蒸らしが頃合いになり、「ピタリ」と頭の揺れが止まる。
アヤメは急須の取っ手に指を潜らせて持ち上げると、湯呑み茶碗へ交互に、少しずつ緑茶を注いでゆく。
二客両方に淹れるのは、鉉造の要望だ。
緑茶が二客共、丁度良く注がれたところで、鉉造が湯呑み茶碗に手を伸ばした。
「御待チ下サイ!」
アヤメが突然、「ピシッ」とした口調で制する。
「ああ?何だ?」
鉉造が眉間に皺を寄せる。
「未ダ、最後ノ一滴ガ、抽出サレテオリマセヌ。今暫ク、ドウカ、今暫ク御待チヲ」
アヤメは膝立ちをして、急須の注ぎ口を湯呑み茶碗の真上に構えて動かない。
「此ノ、最後ノ一滴、此ノ一滴ガ、大事ナノデス」
鉉造は口を半開きにして呆れ顔で、アヤメを見ている。
「…こいつは、もう良いだろうが」
急須を向けられていない大きい方の湯呑み茶碗を、「クイッ」と鉉造が指差す。
「ハッ、如何ニモ。確カニ其方ハ、御待チ頂ク、必要ガ無イノデス。併シ乍ラ、アヤメノ右手ハ、急須ノ、取ッ手ヲ持チ、左手デ蓋ヲ、押サエテイルノデス」
アヤメが説明しているのも気にせず、鉉造は大きい湯呑み茶碗を「スッ」と取り上げる。
アヤメの瞳は、急須の注ぎ口に一点集中して、寄り目になってしまっている。そのせいか、すでに鉉造が緑茶を飲み始めても、アヤメは尚も説明を続ける。
「其レ故、鉉サンニ、其方ノ湯呑ミヲ、差シ上ゲル事ガ、出来マセヌ。ドウカ、モウ暫ク御待チヲ」
ついに急須の注ぎ口から、「ぽたり」と滴が落ちる。
「只今、最後ノ一滴ガ、抽出サレマシタ。大変、御待タセ致シマシタ」
アヤメが急須を丸盆に置いて、湯呑み茶碗を持ち上げる。
熱した鉄瓶は直接触れると、肌部分が溶ける可能性もあるので、布巾に包んで持っていた。だが、熱さ自体を感じることは無いため、湯呑み茶碗の胴部分を、アヤメは普通に手の平で包み持っている。
「此方ノ湯呑ミハ、何方ニ…」
「はあぁ~っ」
鉉造が湯呑み茶碗の縁から、唇を離して息を吐く。
「ハッ、鉉サン。何時ノ間ニ」
鉉造が緑茶を飲んでいるのを、やっと気づいたようだ。
アヤメが持つ湯呑み茶碗を上から取り、鉉造はアヤメの向かい側の炉縁に置いた。
「ここで良い」
鉉造が小さい方の湯呑み茶碗を置いた場所には、座布団が敷かれているが、誰の姿も無い。
「全く…お前自身は飲み食いせんのに、ずいぶんとご丁寧に茶を淹れるのう」
「ハイ。御茶ノ作法ハ、其ノ道ノ先生ニ、厳シク、御指導頂キマシタ」
アヤメは膝立ちの体勢から、腰を下ろして正座した。
「アヤメハ、本来、防犯ヲ重視シテ、造ラレタ人形。併シ乍ラ、昼間ニ屋敷内ヲ、此ノ図体デ歩キ回レバ、却ッテ邪魔者。其レ故、『防犯ノ、御役目以外ニモ、女中ノ仕事ヲ、出来ルダケ覚エテ、働ク様ニ』、ト、倪門所長カラ、御下命ヲ、賜リマシタ」
緑茶を飲みながら、鉉造は黙って聞いている。
「アヤメハ人形故、女中ノ仕事モ、出来ル事、出来ナイ事ガ、御座イマス。アヤメノ、出来ル仕事ノ一ツ、其レハ、御人様ニ、御茶ヲ淹レテ、差シ上ゲル事デス。昔カラ、『茶運ビ人形』、ト、呼バレル、カラクリ人形ノ先輩方ガ、居ラッシャイマス。鉉サンハ、御存知デスカ?」
「茶運び人形か…」
鉉造が湯呑みを炉縁に置いた。
「見たことあるぞ。儂が仕事で訪問した屋敷に、からくり人形の蒐集家が居ってな。儂に茶を出す時も、その人形を使ってきたわい。こんな小さい人形だったが、上手いこと茶を運んどったなぁ」
自分が見た茶運び人形の大きさを、鉉造が両手を上下に広げて表す。
「文字を書いたり…、あぁ、こうやってなぁ…弓を引く人形も実際に動かして、見せてもらったぞ」
続けて右肘を後ろに曲げて、弓を引く動作をする。
「成ル程」
アヤメは頷く。
「アヤメヲ設計シ、製造シテ下サッタ、倪門研究所ノ、所長デ在ラセラレル、『倪門 杞壹』様、モ、御幼少ノ砌、茶運ビ人形ヲ、初メテ御覧ニナリ、強イ衝撃ヲ、受ケラレタソウデス。其レ以来、夏休ミニハ、アラユル種類ノ、カラクリ人形ヲ見ル為、全国ヲ巡リ、作リ方ヲ学ボウト、職人ノ家ニ迄、押シ掛ケタ事モ、有ッタソウデス」
アヤメは、語り続ける。
「ソシテ遂ニ、倪門所長ハ、決意サレタノデス」
アヤメが顔を上げる。
「『自分ハ将来、人ノ為ニ働イテ、助ケニナル様ナ、人形ヲ造ロウ』、ト」
「それは…倪門が直接、アヤメに言ったことか?」
「イイエ」
アヤメは首を、左右に振った。
「只今、御伝エシマシタ内容ハ、倪門所長ノ、来歴ヲ綴ッタ、倪門研究所ノ、所員皆様、御推薦ノ、書物カラ、引用シタ物デス。アヤメガ、倪門所長ニツイテ、御人様方ニ、御説明出来ル様ニト、過去ニ発行サレタ、書物ヲ拝読シ、知識トシテ、記録シマシタ」
「ふん、なるほどな」
鉉造が鼻で嗤う。
「因ミニ次回、発行予定ノ題名ハ、『ダカラ、私ハ研究スル』、ト、云イマシテ、詳細ナ日ニチハ、未定ナノデスガ、近々、全国ノ書店ニテ、発売予定。只今、絶賛、御予約受付中…」
「わかった、わかった。その話は、もういい」
今度は鉉造が、アヤメの言葉を制した。
「あいつは、数仁の親友らしいがな…。儂も何度か会ったことはあるが、どうも気に食わん」
両腕を組み、鉉造は苦虫を噛み潰したような表情をする。
「ハテ?」
アヤメが首を右に傾ける。
「鉉サン。『彼奴』、トハ、『倪門所長』、ノ、事デショウカ?」
「ん?ああ…。お前にとっちゃあ、生みの親か。すまんな、ただの戯れ言だ。気にせんでくれ」
アヤメは首を傾けたまま、「パチパチッ、パチパチッ」と瞬きをする。
その時、「トントントン」と土間の引き戸を叩く音がした。
(続)
ここは、鉉造の住居だ。
数仁達が暮らす広い屋敷に比べたら、小ぢんまりとした建物で、中に置かれた物も地味な和家具ばかりだ。しかし、ここに訪れた者達を落ち着かせ、寛げるような雰囲気がある。
鉉造は囲炉裏のそばに敷いた座布団の上に、胡座をかいている。
周りは畳敷きになっており、アヤメと鉉造は囲炉裏を挟んで斜向かいに座っている。
鉉造に座布団を勧められたが、アヤメは頑なに断って座布団を後ろにずらし、畳の上に正座している。
アヤメは鉄瓶の鉉を布巾で包み持ち、湯呑みに湯を注ぐ。
ここには鉉造が「暇なら来い」と、アヤメを連れて来た。
始めは鉉造が自分で緑茶を淹れようとしたが、アヤメの申し出で任せているところだ。
囲炉裏は、卓袱台程度の高さがある。炉縁の角に置かれた丸盆には、茶缶と急須、それに大小異なる夫婦用の湯呑み茶碗が二客載っている。
アヤメは湯呑みに注いだ湯を、茶葉を入れた急須に移す。
「鉉サン。御茶ノ、濃サハ、如何致シマショウ?」
「んん?」
「緑茶ハ、濃イ方ト、薄イ方、御好ミガ、御座イマスカ?」
「ああ、そうだな。儂は、しっかり濃いのが良い」
鉉造が嗄れた声で、ぶっきらぼうに答える。
「承知シマシタ」
急須に蓋をして、アヤメは両手を膝の上に揃える。そして、「左・右・左・右」と頭を揺らし始めた。
「…何をしとる?」
「只今、時間ヲ、計ッテオリマス。暫シ、御待チヲ」
「おぉ…」
頭と一緒にアヤメの上半身も、ゆっくりと揺れるメトロノームのように扇状に動いている。
鉉造は腕を組んで、静かに待つ。
茶葉の蒸らしが頃合いになり、「ピタリ」と頭の揺れが止まる。
アヤメは急須の取っ手に指を潜らせて持ち上げると、湯呑み茶碗へ交互に、少しずつ緑茶を注いでゆく。
二客両方に淹れるのは、鉉造の要望だ。
緑茶が二客共、丁度良く注がれたところで、鉉造が湯呑み茶碗に手を伸ばした。
「御待チ下サイ!」
アヤメが突然、「ピシッ」とした口調で制する。
「ああ?何だ?」
鉉造が眉間に皺を寄せる。
「未ダ、最後ノ一滴ガ、抽出サレテオリマセヌ。今暫ク、ドウカ、今暫ク御待チヲ」
アヤメは膝立ちをして、急須の注ぎ口を湯呑み茶碗の真上に構えて動かない。
「此ノ、最後ノ一滴、此ノ一滴ガ、大事ナノデス」
鉉造は口を半開きにして呆れ顔で、アヤメを見ている。
「…こいつは、もう良いだろうが」
急須を向けられていない大きい方の湯呑み茶碗を、「クイッ」と鉉造が指差す。
「ハッ、如何ニモ。確カニ其方ハ、御待チ頂ク、必要ガ無イノデス。併シ乍ラ、アヤメノ右手ハ、急須ノ、取ッ手ヲ持チ、左手デ蓋ヲ、押サエテイルノデス」
アヤメが説明しているのも気にせず、鉉造は大きい湯呑み茶碗を「スッ」と取り上げる。
アヤメの瞳は、急須の注ぎ口に一点集中して、寄り目になってしまっている。そのせいか、すでに鉉造が緑茶を飲み始めても、アヤメは尚も説明を続ける。
「其レ故、鉉サンニ、其方ノ湯呑ミヲ、差シ上ゲル事ガ、出来マセヌ。ドウカ、モウ暫ク御待チヲ」
ついに急須の注ぎ口から、「ぽたり」と滴が落ちる。
「只今、最後ノ一滴ガ、抽出サレマシタ。大変、御待タセ致シマシタ」
アヤメが急須を丸盆に置いて、湯呑み茶碗を持ち上げる。
熱した鉄瓶は直接触れると、肌部分が溶ける可能性もあるので、布巾に包んで持っていた。だが、熱さ自体を感じることは無いため、湯呑み茶碗の胴部分を、アヤメは普通に手の平で包み持っている。
「此方ノ湯呑ミハ、何方ニ…」
「はあぁ~っ」
鉉造が湯呑み茶碗の縁から、唇を離して息を吐く。
「ハッ、鉉サン。何時ノ間ニ」
鉉造が緑茶を飲んでいるのを、やっと気づいたようだ。
アヤメが持つ湯呑み茶碗を上から取り、鉉造はアヤメの向かい側の炉縁に置いた。
「ここで良い」
鉉造が小さい方の湯呑み茶碗を置いた場所には、座布団が敷かれているが、誰の姿も無い。
「全く…お前自身は飲み食いせんのに、ずいぶんとご丁寧に茶を淹れるのう」
「ハイ。御茶ノ作法ハ、其ノ道ノ先生ニ、厳シク、御指導頂キマシタ」
アヤメは膝立ちの体勢から、腰を下ろして正座した。
「アヤメハ、本来、防犯ヲ重視シテ、造ラレタ人形。併シ乍ラ、昼間ニ屋敷内ヲ、此ノ図体デ歩キ回レバ、却ッテ邪魔者。其レ故、『防犯ノ、御役目以外ニモ、女中ノ仕事ヲ、出来ルダケ覚エテ、働ク様ニ』、ト、倪門所長カラ、御下命ヲ、賜リマシタ」
緑茶を飲みながら、鉉造は黙って聞いている。
「アヤメハ人形故、女中ノ仕事モ、出来ル事、出来ナイ事ガ、御座イマス。アヤメノ、出来ル仕事ノ一ツ、其レハ、御人様ニ、御茶ヲ淹レテ、差シ上ゲル事デス。昔カラ、『茶運ビ人形』、ト、呼バレル、カラクリ人形ノ先輩方ガ、居ラッシャイマス。鉉サンハ、御存知デスカ?」
「茶運び人形か…」
鉉造が湯呑みを炉縁に置いた。
「見たことあるぞ。儂が仕事で訪問した屋敷に、からくり人形の蒐集家が居ってな。儂に茶を出す時も、その人形を使ってきたわい。こんな小さい人形だったが、上手いこと茶を運んどったなぁ」
自分が見た茶運び人形の大きさを、鉉造が両手を上下に広げて表す。
「文字を書いたり…、あぁ、こうやってなぁ…弓を引く人形も実際に動かして、見せてもらったぞ」
続けて右肘を後ろに曲げて、弓を引く動作をする。
「成ル程」
アヤメは頷く。
「アヤメヲ設計シ、製造シテ下サッタ、倪門研究所ノ、所長デ在ラセラレル、『倪門 杞壹』様、モ、御幼少ノ砌、茶運ビ人形ヲ、初メテ御覧ニナリ、強イ衝撃ヲ、受ケラレタソウデス。其レ以来、夏休ミニハ、アラユル種類ノ、カラクリ人形ヲ見ル為、全国ヲ巡リ、作リ方ヲ学ボウト、職人ノ家ニ迄、押シ掛ケタ事モ、有ッタソウデス」
アヤメは、語り続ける。
「ソシテ遂ニ、倪門所長ハ、決意サレタノデス」
アヤメが顔を上げる。
「『自分ハ将来、人ノ為ニ働イテ、助ケニナル様ナ、人形ヲ造ロウ』、ト」
「それは…倪門が直接、アヤメに言ったことか?」
「イイエ」
アヤメは首を、左右に振った。
「只今、御伝エシマシタ内容ハ、倪門所長ノ、来歴ヲ綴ッタ、倪門研究所ノ、所員皆様、御推薦ノ、書物カラ、引用シタ物デス。アヤメガ、倪門所長ニツイテ、御人様方ニ、御説明出来ル様ニト、過去ニ発行サレタ、書物ヲ拝読シ、知識トシテ、記録シマシタ」
「ふん、なるほどな」
鉉造が鼻で嗤う。
「因ミニ次回、発行予定ノ題名ハ、『ダカラ、私ハ研究スル』、ト、云イマシテ、詳細ナ日ニチハ、未定ナノデスガ、近々、全国ノ書店ニテ、発売予定。只今、絶賛、御予約受付中…」
「わかった、わかった。その話は、もういい」
今度は鉉造が、アヤメの言葉を制した。
「あいつは、数仁の親友らしいがな…。儂も何度か会ったことはあるが、どうも気に食わん」
両腕を組み、鉉造は苦虫を噛み潰したような表情をする。
「ハテ?」
アヤメが首を右に傾ける。
「鉉サン。『彼奴』、トハ、『倪門所長』、ノ、事デショウカ?」
「ん?ああ…。お前にとっちゃあ、生みの親か。すまんな、ただの戯れ言だ。気にせんでくれ」
アヤメは首を傾けたまま、「パチパチッ、パチパチッ」と瞬きをする。
その時、「トントントン」と土間の引き戸を叩く音がした。
(続)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる