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第24話 二度とあなたを許さない
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雨が降っていた。
冷たい雨は石畳を叩き、広場に立つ衛兵の槍先を鈍く光らせていた。
王都レーヴェルに静寂はなかった。暗殺未遂、宰相の拘束、国境の緊張――その全てが民の心を掻き乱していた。
それでも、リリアナは歩みを止めなかった。
彼女の目は前を向いていた。
理性と誇りを抱いたまま、燃えるような怒りを隠して。
宰相拘束の翌日、リリアナは王の命令で代行職に任命された。
王が倒れた影響で政務は麻痺し、残された者たちが必死に立て直そうとする中、最も冷静で行動できる者として選ばれたのが、彼女だった。
だが彼女の胸には、理だけでは整理できない思いがあった。
自分を狙わせた黒幕を見つける。
そのために、この国の奥底に巣くう「腐蝕」に手を突っ込む覚悟を固めていた。
「お嬢様、朝議の時間です」
セリーヌが傘を差し出す。
「相変わらず降り止まないわね」
「ええ。王都全体が泣いているみたい」
「泣かせたくはないのに……」
リリアナは小さく呟いた。雨粒が頬を打つ。
その冷たさが、いつか誰かの涙に似ている気がした。
◆
王の代行として開かれる緊急会議。
集まったのは各部署の長官と軍部、そして――重い空気の中にひときわ異質な存在があった。
ルクレイスから派遣された大使団。その長の一人、女官服を纏ったクロエ・ベルネストだ。
扉が開いた瞬間、空気が変わった。
クロエはゆっくりと歩き、王座の前に跪いた。
「ヴェルディアの諸官に、ルクレイス代表として挨拶申し上げます」
その声は清らかで、鈴のように響く。
だが、リリアナの背筋は氷の刃でなぞられたように震えた。
その声を忘れたことは一度もなかった。
それは、彼女を公衆の面前で辱めた声。
罪悪を甘く香らせる声。
「ルクレイスの友好を証する書簡を携えて参りました」
クロエの手元から差し出されたのは、真紅の封筒と細い金糸の印。
「宰相府の件、残念に思っております。……けれどヴェルディアの改革は、私どもも称賛しておりますのよ、リリアナ様」
にこやかな微笑。
侮辱でも挑発でもなく、あくまで外交の礼として。
だが、瞳の底に光る影だけが言葉の偽りを暴いていた。
「称賛なんて必要ありませんわ」
リリアナは一歩前へ出た。
「貴女がそれを言う資格があるとは思えません」
「まあ……」クロエは口元に手を当て、わざとらしく笑った。
「随分お変わりになられて。かつての貴女は、理性の仮面を被った石の令嬢だったのに」
「ええ。私は変わった。貴女の嘘と裏切りで」
「人は裏切られなければ成長しないものですわよ」
「その言葉、胸に刻んでおきなさい。今日を境に、貴女の“理”は終わらせる」
ざわめきが起こる。
議会室の空気が、一瞬で張り詰めた。
ルクレイスの使節たちが驚愕し、近衛が動きを見せる。
だが、リリアナの目には一片の恐れもなかった。
「クロエ・ベルネスト。ルクレイスの資金を流用し、ヴェルディア宰相府内部へ影響を与えた容疑で貴女を拘束します」
「ご冗談でしょう?」
「証拠があります。宰相府の密偵を通じて届いた、ルクレイス金貨輸送の台帳、それと……貴方自身の署名が入った命令書」
「そんなもの――捏造に決まってる!」
クロエの声が震え出した。
リリアナは微笑を浮かべ、机上に封を解かれた一枚の書簡を置く。
「覚えていますか? あの夜会で貴女が私を見下した時、首に掛けていた紅玉の首飾り」
「……なにを」
「その宝石枠の裏に、この指令の写しを見つけました。ルクレイス王族の封蝋付きで」
一瞬、クロエの顔色が青ざめた。
次の瞬間、彼女は叫ぶように立ち上がった。
「違う! これは――!」
「言い訳は要りません。貴女の目的は、エリアス殿下に続く復権。ヴェルディアを混乱させ、殿下の威光を取り戻すこと」
「そんなことあるものか! あの人は――あの人は私を……!」
その叫びは哀願にも怒号にも変わった。
「殿下は私の全てだった! 私が、あの時、貴女から彼を奪ったのは……!」
リリアナはただ黙って見下ろした。
かつて自分が流した涙の色。それと同じ色の絶望が、今、クロエの瞳に映っていた。
「貴方がどんな理由で彼を選び、私を踏みにじったとしても、もう関係ない。あの人も、貴方も、過去に取り残された。
だから言わせていただくわ――私はもう、貴女を許さない」
「リリアナ・フォン・エルディン!」
「理も愛も、全て奪ったのは貴女自身よ。私が倒れた場所で、今度は貴女が地に伏す番」
クロエが護衛に押さえられ、悲鳴を上げる。
リリアナはゆっくりと近づき、その目の高さまでしゃがんだ。
「でも、かつての私がどれだけ弱かったかを知っている限り、ただ恨むだけでは終わらせない。
貴女のやってきたことを、理の名で裁く。――情けではなく、法でね」
クロエは歯を食いしばり、涙を零した。
「理なんて……綺麗ごとよ。そんなもの、愛にも憎しみにも勝てるはずがない……!」
「勝つとは限らない。でも、理があったから私は立ち上がれた。
貴女が愛に溺れたなら、私は理を信じて進む。それが、私の生き方です」
護衛に引きずられるようにして、クロエは部屋を出て行った。
議場に残った者たちは誰も声を出せず、ただ嵐の後のように静まり返っていた。
◆
会議が終わり、リリアナは一人、城の回廊を歩いていた。
濡れた石床に映る自分の影が滲み、足取りが徐々に重くなる。
息を吸い込むたびに、胸の奥が痛む。
「貴女もいつか裁かれるわよ」
クロエの最後の声が、耳の奥にこびりついている。
リリアナは眉を下げ、かすかに微笑んだ。
「それでもいい。誰かが私を憎んでくれても、この国が前に進むなら」
遠くで、扉の軋む音がした。
そして、聞き慣れた足音。
振り向けば、包帯を巻いたアルヴェンが立っていた。
「もう立っていい体じゃないはずよ」
「君が一人で嵐の中に飛び込むから、起きるしかなかった」
「嵐は通り過ぎたわ」
「いや、違う。これからだ」
彼はまっすぐに歩み寄り、肩を掴んだ。
「君はまた、一人で立とうとする。だが俺は誓った。“君を護る”と」
「護る価値なんて、もうあるかしら」
「ある。君は国を変えた。ただの顧問ではなく、人々の声そのものだ」
「……本当にそう思う?」
「思っている。そして、愛している」
彼の手が頬を包んだ。
リリアナは震える手でその指を握り返す。
「もしまた、私が全てを間違えたら?」
「その時は、もう一度選べばいい。君なら、何度でも立ち直れる」
その言葉に、リリアナの目の奥に光が戻った。
彼女は微かに笑みを浮かべ、呟いた。
「ありがとう。でも、まだ終わってないの。黒衣の影が消えない限り」
「分かってる。だから、俺も動く」
二人の影が重なる。
窓の外では、雨が止み、雲の隙間から光が差し込んでいた。
それでもその光は、嵐の終わりを告げるものではない。
静寂の奥で、新たな蠢きが始まっていた。
遠い空の向こうで、見えざる者が嬉々と笑う。
「いいわ。理と愛がどちらに傾くか、見せてもらいましょう……公爵令嬢」
風が再び強く吹き、王都の雲を揺らした。
理の国に、再び影が忍び寄る。
続く
冷たい雨は石畳を叩き、広場に立つ衛兵の槍先を鈍く光らせていた。
王都レーヴェルに静寂はなかった。暗殺未遂、宰相の拘束、国境の緊張――その全てが民の心を掻き乱していた。
それでも、リリアナは歩みを止めなかった。
彼女の目は前を向いていた。
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宰相拘束の翌日、リリアナは王の命令で代行職に任命された。
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だが彼女の胸には、理だけでは整理できない思いがあった。
自分を狙わせた黒幕を見つける。
そのために、この国の奥底に巣くう「腐蝕」に手を突っ込む覚悟を固めていた。
「お嬢様、朝議の時間です」
セリーヌが傘を差し出す。
「相変わらず降り止まないわね」
「ええ。王都全体が泣いているみたい」
「泣かせたくはないのに……」
リリアナは小さく呟いた。雨粒が頬を打つ。
その冷たさが、いつか誰かの涙に似ている気がした。
◆
王の代行として開かれる緊急会議。
集まったのは各部署の長官と軍部、そして――重い空気の中にひときわ異質な存在があった。
ルクレイスから派遣された大使団。その長の一人、女官服を纏ったクロエ・ベルネストだ。
扉が開いた瞬間、空気が変わった。
クロエはゆっくりと歩き、王座の前に跪いた。
「ヴェルディアの諸官に、ルクレイス代表として挨拶申し上げます」
その声は清らかで、鈴のように響く。
だが、リリアナの背筋は氷の刃でなぞられたように震えた。
その声を忘れたことは一度もなかった。
それは、彼女を公衆の面前で辱めた声。
罪悪を甘く香らせる声。
「ルクレイスの友好を証する書簡を携えて参りました」
クロエの手元から差し出されたのは、真紅の封筒と細い金糸の印。
「宰相府の件、残念に思っております。……けれどヴェルディアの改革は、私どもも称賛しておりますのよ、リリアナ様」
にこやかな微笑。
侮辱でも挑発でもなく、あくまで外交の礼として。
だが、瞳の底に光る影だけが言葉の偽りを暴いていた。
「称賛なんて必要ありませんわ」
リリアナは一歩前へ出た。
「貴女がそれを言う資格があるとは思えません」
「まあ……」クロエは口元に手を当て、わざとらしく笑った。
「随分お変わりになられて。かつての貴女は、理性の仮面を被った石の令嬢だったのに」
「ええ。私は変わった。貴女の嘘と裏切りで」
「人は裏切られなければ成長しないものですわよ」
「その言葉、胸に刻んでおきなさい。今日を境に、貴女の“理”は終わらせる」
ざわめきが起こる。
議会室の空気が、一瞬で張り詰めた。
ルクレイスの使節たちが驚愕し、近衛が動きを見せる。
だが、リリアナの目には一片の恐れもなかった。
「クロエ・ベルネスト。ルクレイスの資金を流用し、ヴェルディア宰相府内部へ影響を与えた容疑で貴女を拘束します」
「ご冗談でしょう?」
「証拠があります。宰相府の密偵を通じて届いた、ルクレイス金貨輸送の台帳、それと……貴方自身の署名が入った命令書」
「そんなもの――捏造に決まってる!」
クロエの声が震え出した。
リリアナは微笑を浮かべ、机上に封を解かれた一枚の書簡を置く。
「覚えていますか? あの夜会で貴女が私を見下した時、首に掛けていた紅玉の首飾り」
「……なにを」
「その宝石枠の裏に、この指令の写しを見つけました。ルクレイス王族の封蝋付きで」
一瞬、クロエの顔色が青ざめた。
次の瞬間、彼女は叫ぶように立ち上がった。
「違う! これは――!」
「言い訳は要りません。貴女の目的は、エリアス殿下に続く復権。ヴェルディアを混乱させ、殿下の威光を取り戻すこと」
「そんなことあるものか! あの人は――あの人は私を……!」
その叫びは哀願にも怒号にも変わった。
「殿下は私の全てだった! 私が、あの時、貴女から彼を奪ったのは……!」
リリアナはただ黙って見下ろした。
かつて自分が流した涙の色。それと同じ色の絶望が、今、クロエの瞳に映っていた。
「貴方がどんな理由で彼を選び、私を踏みにじったとしても、もう関係ない。あの人も、貴方も、過去に取り残された。
だから言わせていただくわ――私はもう、貴女を許さない」
「リリアナ・フォン・エルディン!」
「理も愛も、全て奪ったのは貴女自身よ。私が倒れた場所で、今度は貴女が地に伏す番」
クロエが護衛に押さえられ、悲鳴を上げる。
リリアナはゆっくりと近づき、その目の高さまでしゃがんだ。
「でも、かつての私がどれだけ弱かったかを知っている限り、ただ恨むだけでは終わらせない。
貴女のやってきたことを、理の名で裁く。――情けではなく、法でね」
クロエは歯を食いしばり、涙を零した。
「理なんて……綺麗ごとよ。そんなもの、愛にも憎しみにも勝てるはずがない……!」
「勝つとは限らない。でも、理があったから私は立ち上がれた。
貴女が愛に溺れたなら、私は理を信じて進む。それが、私の生き方です」
護衛に引きずられるようにして、クロエは部屋を出て行った。
議場に残った者たちは誰も声を出せず、ただ嵐の後のように静まり返っていた。
◆
会議が終わり、リリアナは一人、城の回廊を歩いていた。
濡れた石床に映る自分の影が滲み、足取りが徐々に重くなる。
息を吸い込むたびに、胸の奥が痛む。
「貴女もいつか裁かれるわよ」
クロエの最後の声が、耳の奥にこびりついている。
リリアナは眉を下げ、かすかに微笑んだ。
「それでもいい。誰かが私を憎んでくれても、この国が前に進むなら」
遠くで、扉の軋む音がした。
そして、聞き慣れた足音。
振り向けば、包帯を巻いたアルヴェンが立っていた。
「もう立っていい体じゃないはずよ」
「君が一人で嵐の中に飛び込むから、起きるしかなかった」
「嵐は通り過ぎたわ」
「いや、違う。これからだ」
彼はまっすぐに歩み寄り、肩を掴んだ。
「君はまた、一人で立とうとする。だが俺は誓った。“君を護る”と」
「護る価値なんて、もうあるかしら」
「ある。君は国を変えた。ただの顧問ではなく、人々の声そのものだ」
「……本当にそう思う?」
「思っている。そして、愛している」
彼の手が頬を包んだ。
リリアナは震える手でその指を握り返す。
「もしまた、私が全てを間違えたら?」
「その時は、もう一度選べばいい。君なら、何度でも立ち直れる」
その言葉に、リリアナの目の奥に光が戻った。
彼女は微かに笑みを浮かべ、呟いた。
「ありがとう。でも、まだ終わってないの。黒衣の影が消えない限り」
「分かってる。だから、俺も動く」
二人の影が重なる。
窓の外では、雨が止み、雲の隙間から光が差し込んでいた。
それでもその光は、嵐の終わりを告げるものではない。
静寂の奥で、新たな蠢きが始まっていた。
遠い空の向こうで、見えざる者が嬉々と笑う。
「いいわ。理と愛がどちらに傾くか、見せてもらいましょう……公爵令嬢」
風が再び強く吹き、王都の雲を揺らした。
理の国に、再び影が忍び寄る。
続く
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