風俗からの脱出 - 男から見た女 -

第2章

女の話 風俗前

彼女　昔は、ネイリストをやっていたらしい。
何店舗かあるネイルサロンの社員で、沖縄にも1年間滞在していたらしい。

高校は、女子校で周りの女の子や後輩たちからやたらモテたとかで、
それが本人鬱陶しくて、それで高校を中退してしまったと。

なりたいものは、ギャルだったそうな。
現在32歳になってるから、彼女の高校時代といえば、顔黒とかのギャルが流行ってたのかも？

で、耳には8個　口とお臍とか体に合計11個ピアス穴開けてしてたとか自慢してたわ　笑

で、まだ若い時　多分二十歳過ぎの時に、当時20歳くらい年上の不動産業を営む男と知り合い、毎日のようにすごく優しくされて、最初は何とも思ってなかったのが、その優しさ攻撃に屈し付き合うようになって、2、3年同棲していたらしい。

彼女の家族は、鳶職の父親と母　それに2人の姉の5人家族。
2人の姉は、2人とも半端ない超不良だったらしい。
昔でいうスケバンってやつ。
で、その姉2人以外にも　父親が他所で作った子供を家に入れてて一緒に住んでたということで、家庭環境はかなり複雑な感じ。
母親は、その腹違いの子にもちゃんと世話をしていたという。

で、その20歳歳上の男と結婚するつもりで同棲している時に、まずは父親が次には母親がと次々と癌に侵されて、入院そして闘病生活の末に亡くなったと。

で、両親が亡くなったあとに、不良の姉に相続のハンコ押せと言われて分からずに捺印したら、親の借金がありそれを払う羽目になり、それまでの入院費用やら葬式費用やらまとめて同棲してる男から借りて支払ったということらしい。

俺も彼女の話を全て信じてるわけではないけど、とりあえず聞いた話をそのまま記すことにする。

その同棲してた男から借りた金は、総額2,500万円にもなったということだった。