36 / 41
35話 本物として迎える小さな試練
しおりを挟む
35話 本物として迎える小さな試練
それは、事件と呼ぶほどのものではなかった。
王都を揺るがす陰謀でも、
誰かの失脚に繋がる話でもない。
けれど――
ディアナにとっては、確かに節目となる出来事だった。
***
その朝、公爵邸に一通の連絡が入った。
「領内の南部村にて」 「作物の横流しが発覚しました」
報告に立つのは、執事長。
「量は少量ですが」 「関与した者の中に、孤児院出身の青年が一名おります」
ディアナの手が、わずかに止まった。
「……孤児院出身、ですか」
「はい」 「現在は、村の倉庫管理を任されていたようで」
沈黙。
これは、判断を誤れば簡単に炎上する案件だ。
不正行為は不正行為。
だが、孤児院支援を主導しているのは――
ディアナ本人。
彼女の名が、必ず絡めて語られる。
「……どうなさいますか」
執事長の声は、慎重だった。
ディアナは、すぐに答えなかった。
頭では、理解している。
厳罰にすれば、
“身内にも容赦しない公爵夫人”として評価される。
だが、胸の奥が静かに訴えていた。
(……それで、本当にいいの?)
そこへ、クロヴィスが入ってくる。
「報告は、聞いた」
執事長は一礼し、
必要な資料を置いて下がった。
二人きりになる。
「……難しい案件ですわね」
「そうだな」
クロヴィスは、椅子に腰を下ろす。
「だが」 「逃げるわけにはいかない」
ディアナは、資料に目を落とす。
青年の名前。
年齢。
孤児院を出た年。
「……私が支援を始めた孤児院です」
「ああ」
「もし」 「私情で庇ったと受け取られれば」
「信頼が、崩れる」
クロヴィスは、淡々と補足する。
「だが」 「機械的に切り捨てれば」 「あなたが大切にしてきたものも、失う」
ディアナは、ゆっくりと息を吐いた。
「……では、どうすれば」
問いかけ。
かつての彼女なら、
答えを“与えられる側”だった。
だが、今は違う。
クロヴィスは、即答しなかった。
少し考えてから、言う。
「一緒に、見に行こう」
ディアナは、顔を上げる。
「……現地へ?」
「ああ」
「書類の上で裁くより」 「直接、話を聞いた方がいい」
ディアナは、驚きつつも――
その提案に、心が定まるのを感じた。
「……はい」
迷いは、なかった。
***
南部の村。
小さな倉庫の前で、
青年は俯いて立っていた。
「……すみません」
声は震えている。
言い訳は、なかった。
「横流しをしたのは、事実です」
ディアナは、彼の前に立つ。
「理由を、聞かせてください」
青年は、一瞬ためらい、
それから言った。
「……弟が、病気で」 「薬代が、どうしても」
それは、ありふれた理由だ。
だからこそ、
簡単には切り捨てられない。
クロヴィスは、黙って聞いている。
ディアナは、静かに問う。
「不正だと、分かっていましたね」
「……はい」
「それでも、やった」
「……はい」
沈黙。
逃げ場は、ない。
ディアナは、はっきりと言った。
「では」 「責任は、取っていただきます」
青年の肩が、びくりと揺れる。
「ですが」
続ける。
「あなたを、追い出すことはしません」
青年が、顔を上げた。
「え……?」
「不正分は、労働で返済してもらいます」 「倉庫管理からは外しますが」 「再教育の場を、用意します」
周囲が、ざわつく。
「……いいのですか」
青年の声が、震える。
ディアナは、真っ直ぐに答えた。
「いいえ」
一拍。
「簡単ではありません」
彼女は、言葉を選ばなかった。
「あなたが犯したことは、消えません」 「でも」
視線を合わせる。
「やり直す機会を、奪う理由もありません」
青年の目から、涙が溢れた。
「……ありがとうございます」
その姿を見て、
ディアナは胸の奥が少しだけ痛んだ。
だが――
後悔はない。
***
帰りの馬車。
二人は、向かい合って座っていた。
「……批判は、出るでしょうね」
ディアナが言う。
「ああ」
「それでも」 「私は、この判断を後悔しません」
クロヴィスは、静かに微笑んだ。
「それが」 「“公爵夫人として”ではなく」 「あなた自身としての判断なら」
一瞬、間を置いて。
「俺は、支持する」
ディアナの胸が、温かくなる。
白い結婚だった頃。
こんな言葉は、なかった。
守る者と、守られる者。
だが今は。
「……ありがとうございます」
「礼はいらない」
クロヴィスは、少し照れたように視線を逸らす。
「一緒に決めた」
その一言が、
ディアナの心に深く染みた。
***
夜。
公爵邸の灯りが、静かに揺れる。
ディアナは、自室で窓を開け、夜風に当たっていた。
(……本当の夫婦、か)
今日の出来事は、
小さな試練だった。
だが、確かに。
二人で乗り越えた最初の出来事だった。
そこへ、ノック。
「……入っても?」
「はい」
クロヴィスが、入ってくる。
「……今日は」
少し迷いながら。
「よくやった」
ディアナは、驚いたように目を瞬かせ、
それから、微笑んだ。
「一人では、できませんでした」
「そうだな」
一歩、距離が近づく。
だが、急がない。
「これからも」 「こういうことは、増える」
「ええ」
「そのたびに」 「一緒に、考えたい」
ディアナは、静かに頷いた。
「はい」
白い結婚は、もうない。
契約でもない。
それでも、
日常は続く。
悩みも、判断も、責任も。
だが――
隣に立つ人がいる。
それだけで、
どんな小さな試練も、
乗り越えられる気がした。
---
それは、事件と呼ぶほどのものではなかった。
王都を揺るがす陰謀でも、
誰かの失脚に繋がる話でもない。
けれど――
ディアナにとっては、確かに節目となる出来事だった。
***
その朝、公爵邸に一通の連絡が入った。
「領内の南部村にて」 「作物の横流しが発覚しました」
報告に立つのは、執事長。
「量は少量ですが」 「関与した者の中に、孤児院出身の青年が一名おります」
ディアナの手が、わずかに止まった。
「……孤児院出身、ですか」
「はい」 「現在は、村の倉庫管理を任されていたようで」
沈黙。
これは、判断を誤れば簡単に炎上する案件だ。
不正行為は不正行為。
だが、孤児院支援を主導しているのは――
ディアナ本人。
彼女の名が、必ず絡めて語られる。
「……どうなさいますか」
執事長の声は、慎重だった。
ディアナは、すぐに答えなかった。
頭では、理解している。
厳罰にすれば、
“身内にも容赦しない公爵夫人”として評価される。
だが、胸の奥が静かに訴えていた。
(……それで、本当にいいの?)
そこへ、クロヴィスが入ってくる。
「報告は、聞いた」
執事長は一礼し、
必要な資料を置いて下がった。
二人きりになる。
「……難しい案件ですわね」
「そうだな」
クロヴィスは、椅子に腰を下ろす。
「だが」 「逃げるわけにはいかない」
ディアナは、資料に目を落とす。
青年の名前。
年齢。
孤児院を出た年。
「……私が支援を始めた孤児院です」
「ああ」
「もし」 「私情で庇ったと受け取られれば」
「信頼が、崩れる」
クロヴィスは、淡々と補足する。
「だが」 「機械的に切り捨てれば」 「あなたが大切にしてきたものも、失う」
ディアナは、ゆっくりと息を吐いた。
「……では、どうすれば」
問いかけ。
かつての彼女なら、
答えを“与えられる側”だった。
だが、今は違う。
クロヴィスは、即答しなかった。
少し考えてから、言う。
「一緒に、見に行こう」
ディアナは、顔を上げる。
「……現地へ?」
「ああ」
「書類の上で裁くより」 「直接、話を聞いた方がいい」
ディアナは、驚きつつも――
その提案に、心が定まるのを感じた。
「……はい」
迷いは、なかった。
***
南部の村。
小さな倉庫の前で、
青年は俯いて立っていた。
「……すみません」
声は震えている。
言い訳は、なかった。
「横流しをしたのは、事実です」
ディアナは、彼の前に立つ。
「理由を、聞かせてください」
青年は、一瞬ためらい、
それから言った。
「……弟が、病気で」 「薬代が、どうしても」
それは、ありふれた理由だ。
だからこそ、
簡単には切り捨てられない。
クロヴィスは、黙って聞いている。
ディアナは、静かに問う。
「不正だと、分かっていましたね」
「……はい」
「それでも、やった」
「……はい」
沈黙。
逃げ場は、ない。
ディアナは、はっきりと言った。
「では」 「責任は、取っていただきます」
青年の肩が、びくりと揺れる。
「ですが」
続ける。
「あなたを、追い出すことはしません」
青年が、顔を上げた。
「え……?」
「不正分は、労働で返済してもらいます」 「倉庫管理からは外しますが」 「再教育の場を、用意します」
周囲が、ざわつく。
「……いいのですか」
青年の声が、震える。
ディアナは、真っ直ぐに答えた。
「いいえ」
一拍。
「簡単ではありません」
彼女は、言葉を選ばなかった。
「あなたが犯したことは、消えません」 「でも」
視線を合わせる。
「やり直す機会を、奪う理由もありません」
青年の目から、涙が溢れた。
「……ありがとうございます」
その姿を見て、
ディアナは胸の奥が少しだけ痛んだ。
だが――
後悔はない。
***
帰りの馬車。
二人は、向かい合って座っていた。
「……批判は、出るでしょうね」
ディアナが言う。
「ああ」
「それでも」 「私は、この判断を後悔しません」
クロヴィスは、静かに微笑んだ。
「それが」 「“公爵夫人として”ではなく」 「あなた自身としての判断なら」
一瞬、間を置いて。
「俺は、支持する」
ディアナの胸が、温かくなる。
白い結婚だった頃。
こんな言葉は、なかった。
守る者と、守られる者。
だが今は。
「……ありがとうございます」
「礼はいらない」
クロヴィスは、少し照れたように視線を逸らす。
「一緒に決めた」
その一言が、
ディアナの心に深く染みた。
***
夜。
公爵邸の灯りが、静かに揺れる。
ディアナは、自室で窓を開け、夜風に当たっていた。
(……本当の夫婦、か)
今日の出来事は、
小さな試練だった。
だが、確かに。
二人で乗り越えた最初の出来事だった。
そこへ、ノック。
「……入っても?」
「はい」
クロヴィスが、入ってくる。
「……今日は」
少し迷いながら。
「よくやった」
ディアナは、驚いたように目を瞬かせ、
それから、微笑んだ。
「一人では、できませんでした」
「そうだな」
一歩、距離が近づく。
だが、急がない。
「これからも」 「こういうことは、増える」
「ええ」
「そのたびに」 「一緒に、考えたい」
ディアナは、静かに頷いた。
「はい」
白い結婚は、もうない。
契約でもない。
それでも、
日常は続く。
悩みも、判断も、責任も。
だが――
隣に立つ人がいる。
それだけで、
どんな小さな試練も、
乗り越えられる気がした。
---
0
あなたにおすすめの小説
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
妹のために愛の無い結婚をすることになりました
バンブー竹田
恋愛
「エミリー、君との婚約は破棄することに決まった」
愛するラルフからの唐突な通告に私は言葉を失ってしまった。
婚約が破棄されたことはもちろんショックだけど、それだけじゃない。
私とラルフの結婚は妹のシエルの命がかかったものでもあったから・・・。
落ちこむ私のもとに『アレン』という大金持ちの平民からの縁談が舞い込んできた。
思い悩んだ末、私は会ったこともない殿方と結婚することに決めた。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
白い結婚なので無効にします。持参金は全額回収いたします
鷹 綾
恋愛
「白い結婚」であることを理由に、夫から離縁を突きつけられた公爵夫人エリシア。
だが彼女は泣かなかった。
なぜなら――その結婚は、最初から“成立していなかった”から。
教会法に基づき婚姻無効を申請。持参金を全額回収し、彼女が選んだ新たな居場所は修道院だった。
それは逃避ではない。
男の支配から離れ、国家の外側に立つという戦略的選択。
やがて彼女は修道院長として、教育制度の整備、女性領主の育成、商業と医療の再編に関わり、王と王妃を外から支える存在となる。
王冠を欲さず、しかし王冠に影響を与える――白の領域。
一方、かつての夫は地位を失い、制度の中で静かに贖罪の道を歩む。
これは、愛を巡る物語ではない。
「選ばなかった未来」を守り続けた一人の女性の物語。
白は弱さではない。
白は、均衡を保つ力。
白い結婚から始まる、静かなリーガル・リベンジと国家再編の物語。
謹んで、婚約破棄をお受けいたします。
パリパリかぷちーの
恋愛
きつい目つきと素直でない性格から『悪役令嬢』と噂される公爵令嬢マーブル。彼女は、王太子ジュリアンの婚約者であったが、王子の新たな恋人である男爵令嬢クララの策略により、夜会の場で大勢の貴族たちの前で婚約を破棄されてしまう。
【完結】廃墟送りの悪役令嬢、大陸一の都市を爆誕させる~冷酷伯爵の溺愛も限界突破しています~
遠野エン
恋愛
王太子から理不尽な婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢ルティア。聖女であるライバルの策略で「悪女」の烙印を押され、すべてを奪われた彼女が追放された先は荒れ果てた「廃墟の街」。人生のどん底――かと思いきや、ルティアは不敵に微笑んだ。
「問題が山積み? つまり、改善の余地(チャンス)しかありませんわ!」
彼女には前世で凄腕【経営コンサルタント】だった知識が眠っていた。
瓦礫を資材に変えてインフラ整備、ゴロツキたちを警備隊として雇用、嫌われ者のキノコや雑草(?)を名物料理「キノコスープ」や「うどん」に変えて大ヒット!
彼女の手腕によって、死んだ街は瞬く間に大陸随一の活気あふれる自由交易都市へと変貌を遂げる!
その姿に、当初彼女を蔑んでいた冷酷伯爵シオンの心も次第に溶かされていき…。
一方、ルティアを追放した王国は経済が破綻し、崩壊寸前。焦った元婚約者の王太子がやってくるが、幸せな市民と最愛の伯爵に守られた彼女にもう死角なんてない――――。
知恵と才覚で運命を切り拓く、痛快逆転サクセス&シンデレラストーリー、ここに開幕!
婚約破棄された令嬢は“図書館勤務”を満喫中
かしおり
恋愛
「君は退屈だ」と婚約を破棄された令嬢クラリス。社交界にも、実家にも居場所を失った彼女がたどり着いたのは、静かな田舎町アシュベリーの図書館でした。
本の声が聞こえるような不思議な感覚と、真面目で控えめな彼女の魅力は、少しずつ周囲の人々の心を癒していきます。
そんな中、図書館に通う謎めいた青年・リュカとの出会いが、クラリスの世界を大きく変えていく――
身分も立場も異なるふたりの静かで知的な恋は、やがて王都をも巻き込む運命へ。
癒しと知性が紡ぐ、身分差ロマンス。図書館の窓辺から始まる、幸せな未来の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる