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第32話 リーザ、ついに本性をさらす
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◆第32話 リーザ、ついに本性をさらす
――王宮で大騒ぎの大炎上
王宮・謁見の間。
朝から重苦しい空気が漂っていた。
理由はただひとつ。
リーザがまたヒステリーを起こしていた。
「どうして誰もわたくしを妃として扱ってくださらないのですの!!?」
王族や貴族が頭を抱える中、
リーザはひとり、真っ赤な顔で叫び散らしていた。
---
◆◆アレクシオン、必死に宥める
「リーザ、頼むから落ち着け。今は国中が不安定なのだぞ……」
「わたくしが落ち着けるわけありませんでしょう!?
すべては、あのエテルナが原因ですわ!!」
貴族たちがざわ……と色めき立つ。
「またエテルナ様の話か……」
「公爵領の守護聖女を侮辱するなど……」
「王国の立場がますます悪くなるわい……」
リーザはそのざわめきすら気にしない。
「殿下!! どうしてわたくしへの待遇が改善されませんの!?
わたくしは王太子妃ですのよ!!?」
アレクシオンは額に手を当てた。
(いや、王太子妃じゃないんだが……
正式な婚約はまだしていない……)
しかし、それを口にしたら面倒なので言えない。
---
◆◆リーザの“地雷発言”が飛び出す
リーザは手に持っていた扇をバンッと床に叩きつけた。
「わたくし! 王太子殿下のためにエテルナを追い出させて差し上げたんですのよ!?
そのわたくしが、なぜ平民扱いみたいな待遇を受けなければならないの!!?」
場が静まり返った。
完全にやらかした。
貴族たちの顔色が変わる。
「追い出させて……?」
「今、自分で言ったぞ?」
「つまり……エテルナ追放はリーザ主導だったと……?」
アレクシオンは真っ青になる。
「り、リーザ!? それ以上は――!」
「何がいけませんの!?
だってあの女、実家からも役立たず扱いされていましたわ!
殿下にふさわしくないから、わたくしが“教えてあげた”んですのよ!!」
貴族全員が理解した。
この女、
とんでもない爆弾だった。
---
◆◆王宮の空気が完全に反転する
「王太子殿下が追放を決定したのではなかったのですか?」
「まさか……平民の入れ知恵で……?」
「隣国の宝を……?」
貴族たちの呆れた視線がアレクシオンに向かう。
アレクシオンは慌てて否定する。
「違う!! 私は……その……!」
リーザはさらに追撃した。
「わたくし、殿下に“エテルナなんて無能ですわよ”って何度も申し上げましたわ!
殿下が傷つくのが嫌で、わたくしが頑張ったんですのに!!
どうしてそれを分かってくださらないの!!?」
アレクシオン(やめろぉぉぉ!!)
---
◆◆ついに王宮侍女たちもブチ切れる
いつも控えめな侍女長が、ぷるぷる震えながら前に出てきた。
「リーザ様……申し訳ございませんが……
あなた様は、殿下よりも“上”に立とうとなさっているように見えます」
「なっ……!? わたくしがですの!?
そんなわけありませんでしょう!!
わたくしは殿下を導いて差し上げているだけ!
だって殿下はちょっと考えが浅いところがありますもの!」
アレクシオン(あああああああ!!!!!)
侍女長の眉がぴくりと跳ねる。
「……殿下を無能扱い……?」
「これはもう……」
「完全にアウトだな」
「この女を王太子妃にするなど、国家の恥だ」
リーザは気づかない。
自分で自分の首を絞めていることに。
---
◆◆リーザ、ついに取り乱す
「もう許せませんわ!!
わたくしは王太子妃!!
あなたたち全員、わたくしに従いなさい!!」
侍女「え、ええと……まだ正式な婚約では……」
「黙りなさい!!
殿下はわたくしを選んでくださっているんですのよ!!
殿下、そうですわよね!!?」
アレクシオン「…………」
沈黙。
リーザの顔が引きつる。
「殿下……?」
アレクシオンは完全に詰んでいた。
答えれば国民の怒りが爆発する。
答えなくてもリーザが暴走する。
どちらに転んでも地獄。
---
◆◆そして、ついに“決定的な瞬間”が来る
リーザはついに、禁句を叫んだ。
「エテルナなんて、最初からいらなかったんですわ!!
あんな娘、いっそ――いなくなればよかったのよ!!」
しん……
空気が凍った。
この瞬間、王宮の誰もが悟った。
これはもう無理だ。
王太子妃どころか、王族と関わらせてはいけない女だ。
---
◆◆王国内の反応はさらに悪化
同時刻。
王都の酒場では、民たちがリーザの発言を聞き、怒り狂っていた。
「追放しただけじゃなく、“いなくなればよかった”だと!?」
「聖女を侮辱したぞ、あの平民娘!」
「王太子、完全に選択を間違えたな」
「国が傾くわけだ」
王国の信用は、地の底へ落ちていった。
---
◆◆隣国・公爵邸
アウレリオは報告書を読み、口元を歪めた。
「……終わったな、リーザ」
側近ラヴェッリもうなずく。
「この分だと、次の王宮会議は修羅場でしょうね」
アウレリオは静かに言った。
「いい。
あの女はエテルナを傷つけた。
報いを受ける時が来たというだけだ」
冷徹な声。
しかしその奥には――エテルナを守りたい強い意志が宿っていた。
---
◆◆エテルナはまだ知らない
その頃。
エテルナは中庭でミーナから聞いた。
「奥様、王国が……すごいことに……!」
「すごいこと……?」
ミーナは真剣な顔で言った。
「リーザ様が……完全に崩壊していらっしゃいます!!」
エテルナ「えっ……?」
自分を追放した人物の崩壊劇が、静かに、しかし確実に進んでいた。
---
――王宮で大騒ぎの大炎上
王宮・謁見の間。
朝から重苦しい空気が漂っていた。
理由はただひとつ。
リーザがまたヒステリーを起こしていた。
「どうして誰もわたくしを妃として扱ってくださらないのですの!!?」
王族や貴族が頭を抱える中、
リーザはひとり、真っ赤な顔で叫び散らしていた。
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◆◆アレクシオン、必死に宥める
「リーザ、頼むから落ち着け。今は国中が不安定なのだぞ……」
「わたくしが落ち着けるわけありませんでしょう!?
すべては、あのエテルナが原因ですわ!!」
貴族たちがざわ……と色めき立つ。
「またエテルナ様の話か……」
「公爵領の守護聖女を侮辱するなど……」
「王国の立場がますます悪くなるわい……」
リーザはそのざわめきすら気にしない。
「殿下!! どうしてわたくしへの待遇が改善されませんの!?
わたくしは王太子妃ですのよ!!?」
アレクシオンは額に手を当てた。
(いや、王太子妃じゃないんだが……
正式な婚約はまだしていない……)
しかし、それを口にしたら面倒なので言えない。
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◆◆リーザの“地雷発言”が飛び出す
リーザは手に持っていた扇をバンッと床に叩きつけた。
「わたくし! 王太子殿下のためにエテルナを追い出させて差し上げたんですのよ!?
そのわたくしが、なぜ平民扱いみたいな待遇を受けなければならないの!!?」
場が静まり返った。
完全にやらかした。
貴族たちの顔色が変わる。
「追い出させて……?」
「今、自分で言ったぞ?」
「つまり……エテルナ追放はリーザ主導だったと……?」
アレクシオンは真っ青になる。
「り、リーザ!? それ以上は――!」
「何がいけませんの!?
だってあの女、実家からも役立たず扱いされていましたわ!
殿下にふさわしくないから、わたくしが“教えてあげた”んですのよ!!」
貴族全員が理解した。
この女、
とんでもない爆弾だった。
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◆◆王宮の空気が完全に反転する
「王太子殿下が追放を決定したのではなかったのですか?」
「まさか……平民の入れ知恵で……?」
「隣国の宝を……?」
貴族たちの呆れた視線がアレクシオンに向かう。
アレクシオンは慌てて否定する。
「違う!! 私は……その……!」
リーザはさらに追撃した。
「わたくし、殿下に“エテルナなんて無能ですわよ”って何度も申し上げましたわ!
殿下が傷つくのが嫌で、わたくしが頑張ったんですのに!!
どうしてそれを分かってくださらないの!!?」
アレクシオン(やめろぉぉぉ!!)
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◆◆ついに王宮侍女たちもブチ切れる
いつも控えめな侍女長が、ぷるぷる震えながら前に出てきた。
「リーザ様……申し訳ございませんが……
あなた様は、殿下よりも“上”に立とうとなさっているように見えます」
「なっ……!? わたくしがですの!?
そんなわけありませんでしょう!!
わたくしは殿下を導いて差し上げているだけ!
だって殿下はちょっと考えが浅いところがありますもの!」
アレクシオン(あああああああ!!!!!)
侍女長の眉がぴくりと跳ねる。
「……殿下を無能扱い……?」
「これはもう……」
「完全にアウトだな」
「この女を王太子妃にするなど、国家の恥だ」
リーザは気づかない。
自分で自分の首を絞めていることに。
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◆◆リーザ、ついに取り乱す
「もう許せませんわ!!
わたくしは王太子妃!!
あなたたち全員、わたくしに従いなさい!!」
侍女「え、ええと……まだ正式な婚約では……」
「黙りなさい!!
殿下はわたくしを選んでくださっているんですのよ!!
殿下、そうですわよね!!?」
アレクシオン「…………」
沈黙。
リーザの顔が引きつる。
「殿下……?」
アレクシオンは完全に詰んでいた。
答えれば国民の怒りが爆発する。
答えなくてもリーザが暴走する。
どちらに転んでも地獄。
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◆◆そして、ついに“決定的な瞬間”が来る
リーザはついに、禁句を叫んだ。
「エテルナなんて、最初からいらなかったんですわ!!
あんな娘、いっそ――いなくなればよかったのよ!!」
しん……
空気が凍った。
この瞬間、王宮の誰もが悟った。
これはもう無理だ。
王太子妃どころか、王族と関わらせてはいけない女だ。
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◆◆王国内の反応はさらに悪化
同時刻。
王都の酒場では、民たちがリーザの発言を聞き、怒り狂っていた。
「追放しただけじゃなく、“いなくなればよかった”だと!?」
「聖女を侮辱したぞ、あの平民娘!」
「王太子、完全に選択を間違えたな」
「国が傾くわけだ」
王国の信用は、地の底へ落ちていった。
---
◆◆隣国・公爵邸
アウレリオは報告書を読み、口元を歪めた。
「……終わったな、リーザ」
側近ラヴェッリもうなずく。
「この分だと、次の王宮会議は修羅場でしょうね」
アウレリオは静かに言った。
「いい。
あの女はエテルナを傷つけた。
報いを受ける時が来たというだけだ」
冷徹な声。
しかしその奥には――エテルナを守りたい強い意志が宿っていた。
---
◆◆エテルナはまだ知らない
その頃。
エテルナは中庭でミーナから聞いた。
「奥様、王国が……すごいことに……!」
「すごいこと……?」
ミーナは真剣な顔で言った。
「リーザ様が……完全に崩壊していらっしゃいます!!」
エテルナ「えっ……?」
自分を追放した人物の崩壊劇が、静かに、しかし確実に進んでいた。
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