33 / 42
第33話 三人の友情
しおりを挟む
そして、
「被疑者を確保。
迅速に連行しろ!」
屋上にやってきたスーツ姿の刑事たちが、指示に従い速やかに行動を始めた。
学校への介入ということもあって、警察も交渉に骨を折ると思ったが、上手く取り纏めてくれたことには感謝しなければならない。
「……無茶していただいてすみません。
証言を信じていただきありがとうございました」
俺が言葉を向けたのは、この事件の指揮を執っている女性だ。
「現行犯である以上、信じないわけにはいかないよ。
それに無茶などはしていないさ。
我々は『保護者』としてこの学校に来たに過ぎないのだからね」
「……ここにいるのはあくまで一般人、そういうことですか」
そもそも警察の介入などなかったことにしてしまえば、騒ぎなど起きようがない。
つまり関係者が口を閉ざして置けば、それで済むというわけだ。
「学校側はトラブルをさけられれば問題ない。
そして我々は事件を解決できれば構わない。
互いのメリットが一致した結果だ。
キミたちも、この場で見たことは他言無用にしてくれたまえよ」
女性刑事が竜胆たちに目を向ける。
三人の女子生徒は困惑しながらも頷いて、肯定の意志を示した。
警察が動くほどの事態を飛世が引き起こしたことがどういうことなのかは、当事者ではない岬と小鳥遊も理解しているだろう。
同時にそれは触れてはならないことであることも。
「……あ、そうだ。
刑事さん、これを」
「うん?」
「『落とし物』です」
言って彼女に渡したのは、不良グループのリーダーである不動史一の携帯電話《 スマホ》だ。
これは俺が廃工場に落ちていた物を拾っておいただけだ。
「ふむ……落とし物なら、仕方がない」
「ええ、落とし物は届けないとですから」
「その通りだな。
優良な市民の行動に感謝するよ」
互いにとぼけた口調で苦笑を交わしたあと、女性刑事は屋上を出て行った。
あとは全て警察の仕事だ。
今回の事件に限らず飛世たちが関わる全ての悪事が、白日の下へと晒されることを願いたい。
(……さて、もうここにいても仕方ないわけだが……)
先程から、岬と小鳥遊は事情を説明してほしい! という視線でこちらを見ていた。
この事件は竜胆の過去が関係している以上、詳細に関しては俺の口から話すつもりはない。
だが、もしも彼女が二人を信用すると言うなら、それで構わない。
俺は『どうする?』と問い掛けるように、竜胆に目を向けた。
「……皆友くん、今回の事件のこと、美愛とカナンには……話してもいいかな?」
「竜胆がそうしたいなら」
「ありがとう。
二人には話しておきたかったから」
彼女ならそう言うと思っていた。
それに俺も、岬と小鳥遊の竜胆に対する友情を疑っているわけじゃない。
万一、何か原因で妙な噂が立つようなら改めて対応すればいい。
「ちょっと時間がかかるかもしれないけど……」
竜胆は、自分なりに話せる範囲でこれまで事件のあらましを伝えた。
※
「……脅迫メール……翔也がそんなことを……」
「それ以上に問題なのは、竜胆に対する傷害事件のほう……もし皆友君が助けに入らなかったらって思うと、ぞっとする」
竜胆の身に起こったことは、二人の想像を超えていたようだ。
脅迫、婦女暴行、麻薬所持に使用……普通に生きていれば縁のない世界の話が、こんなに身近に起こったのだから、それは当然だろう。
しかも、その犯罪を引き起こす原因となったのが、彼女たちと親しくていた人物であれば、強いショックを受けてもおかしくは――。
「それを先に知ってたら、うちもあいつを一発ぶっ飛ばしてやったのに!」
「同意。
気絶してる時、急所を蹴り上げてやれば良かった」
全くショックなど受けていなかった。
それどころか飛世に対して怒りを爆発させ過激な発言をしている。
そんな二人の様子に俺は唖然としていると。
「……どしたん、皆友?」
「どうしてそんな驚いているの?」
「いや……飛世とお前らは仲が良かったから、もっと悲しむと思ってたんだが……」
俺を見て不思議そうに尋ねる岬たちに、純粋な疑問をぶつける。
「この話を聞いて、悲しんだり同情する要素とかある?」
「飛世は最悪……見損なった」
「てか、元々グループで付き合いがあっただけなんですけど? 山城《 やまぎ》と仲良かったし、まぁいい奴だとは思ってたけど、中身がない男とかダサすぎんっしょ?」
「ダサいどころかありえない。
それに女の子に暴力を振るうなんて、最低」
ボロクソだった。
最早すがすがしいくらいに。
こういう時の連帯感や共感性の高さは、男子よりも女子が優れているかもしれない。
「凛華……大変だったね、辛かったよね。
気付いてあげらんなくて、ごめん」
「……わたしも、何もできなかった……凛華が苦しんでるの、感じてたのに……」
「美愛、カナン……」
目尻に涙を浮かべて、竜胆が二人の親友を見つめる。
「何かあったら今度はうちらにも相談して!
迷惑かけたくないって思ってくれてたかもだけどさ、遠慮とかもあるかもだけどさ……うちらは凛華とマジで親友だと思ってるから」
「私も岬と同じ気持ち。
もっと頼って欲しかった……竜胆の様子がおかしくて、すごく心配だったから……」
三人の少女は友情を確かめるように、肩を寄せ合い抱きしめ合う。
人を信じ続けることは難しいことだけど……俺には手に入らなかったものだけど、それでも――確かな友情があると、信じていたい。
彼女たちが互いを想い合う気持ちは本物だと。
「美、カナン、ありがとう。
もし二人に何かあった時は、あたしも必ず力になるから……!」
そんな約束をする三人の姿を見て……俺はほんの少しだけ昔を思い出していた。
俺にもたった一人だけいた親友のこと。
蘇ってくる懐かしさと……もう一つ、胸に湧いてくる気持ちは……いや、それはきっと気のせいだろう。
(……羨ましいなんて、思うはずがない)
そう決め付けて、自分の感情に蓋を閉じたのだった。
※
話を終えて俺たちは学校を出た。
『邪魔しちゃ悪いから、うちらは先に失礼するね』
『……悔しいけど、凛華のことは任せるから』
気を遣ってくれたのか、岬たちとは途中で別れることになり……今は竜胆と二人きりだ。
とりあえず駅まで彼女を送ってから、俺は帰路に着こう。
そう思っていたのだけど、
「……ねぇ、皆友くん」
「うん?」
「今から……うちに来ない?」
「……」
思わず思考を放棄しそうになった。
「も、もう一度、言ってもらっていいか?」
「だ、だから……う、うちに、来ない……?」
どうやら俺の聞き間違いではないらしい。
「べ、別に、その、変な期待としかしてるわけじゃなくて……あ、いや、その、み、皆友くんだったら、いいんだけど……って、なに言ってるんだろう、あたし!?」
慌てて言い訳をしたと思えば、竜胆は羞恥心に悶え始めた。
「ご、誤解しないでほしいんだけど、お礼が……したいの……昨日と今日のぶんも――ううん、これまでの分も含めて……」
「……そういうことか」
「うん。
……ダメ、かな?」
不安そうに俺を見つめる竜胆。
勇気を出して誘ってくれたのが伝わってくる。
だからこそ、彼女の気持ちに応えたいが……竜胆の家に二人きりはマズい。
万が一……俺が暴走してしまったら、彼女を傷付けてしまうかもしれない。
(……なら俺にできるのは――)
逡巡しながらも、答えを出した。
「被疑者を確保。
迅速に連行しろ!」
屋上にやってきたスーツ姿の刑事たちが、指示に従い速やかに行動を始めた。
学校への介入ということもあって、警察も交渉に骨を折ると思ったが、上手く取り纏めてくれたことには感謝しなければならない。
「……無茶していただいてすみません。
証言を信じていただきありがとうございました」
俺が言葉を向けたのは、この事件の指揮を執っている女性だ。
「現行犯である以上、信じないわけにはいかないよ。
それに無茶などはしていないさ。
我々は『保護者』としてこの学校に来たに過ぎないのだからね」
「……ここにいるのはあくまで一般人、そういうことですか」
そもそも警察の介入などなかったことにしてしまえば、騒ぎなど起きようがない。
つまり関係者が口を閉ざして置けば、それで済むというわけだ。
「学校側はトラブルをさけられれば問題ない。
そして我々は事件を解決できれば構わない。
互いのメリットが一致した結果だ。
キミたちも、この場で見たことは他言無用にしてくれたまえよ」
女性刑事が竜胆たちに目を向ける。
三人の女子生徒は困惑しながらも頷いて、肯定の意志を示した。
警察が動くほどの事態を飛世が引き起こしたことがどういうことなのかは、当事者ではない岬と小鳥遊も理解しているだろう。
同時にそれは触れてはならないことであることも。
「……あ、そうだ。
刑事さん、これを」
「うん?」
「『落とし物』です」
言って彼女に渡したのは、不良グループのリーダーである不動史一の携帯電話《 スマホ》だ。
これは俺が廃工場に落ちていた物を拾っておいただけだ。
「ふむ……落とし物なら、仕方がない」
「ええ、落とし物は届けないとですから」
「その通りだな。
優良な市民の行動に感謝するよ」
互いにとぼけた口調で苦笑を交わしたあと、女性刑事は屋上を出て行った。
あとは全て警察の仕事だ。
今回の事件に限らず飛世たちが関わる全ての悪事が、白日の下へと晒されることを願いたい。
(……さて、もうここにいても仕方ないわけだが……)
先程から、岬と小鳥遊は事情を説明してほしい! という視線でこちらを見ていた。
この事件は竜胆の過去が関係している以上、詳細に関しては俺の口から話すつもりはない。
だが、もしも彼女が二人を信用すると言うなら、それで構わない。
俺は『どうする?』と問い掛けるように、竜胆に目を向けた。
「……皆友くん、今回の事件のこと、美愛とカナンには……話してもいいかな?」
「竜胆がそうしたいなら」
「ありがとう。
二人には話しておきたかったから」
彼女ならそう言うと思っていた。
それに俺も、岬と小鳥遊の竜胆に対する友情を疑っているわけじゃない。
万一、何か原因で妙な噂が立つようなら改めて対応すればいい。
「ちょっと時間がかかるかもしれないけど……」
竜胆は、自分なりに話せる範囲でこれまで事件のあらましを伝えた。
※
「……脅迫メール……翔也がそんなことを……」
「それ以上に問題なのは、竜胆に対する傷害事件のほう……もし皆友君が助けに入らなかったらって思うと、ぞっとする」
竜胆の身に起こったことは、二人の想像を超えていたようだ。
脅迫、婦女暴行、麻薬所持に使用……普通に生きていれば縁のない世界の話が、こんなに身近に起こったのだから、それは当然だろう。
しかも、その犯罪を引き起こす原因となったのが、彼女たちと親しくていた人物であれば、強いショックを受けてもおかしくは――。
「それを先に知ってたら、うちもあいつを一発ぶっ飛ばしてやったのに!」
「同意。
気絶してる時、急所を蹴り上げてやれば良かった」
全くショックなど受けていなかった。
それどころか飛世に対して怒りを爆発させ過激な発言をしている。
そんな二人の様子に俺は唖然としていると。
「……どしたん、皆友?」
「どうしてそんな驚いているの?」
「いや……飛世とお前らは仲が良かったから、もっと悲しむと思ってたんだが……」
俺を見て不思議そうに尋ねる岬たちに、純粋な疑問をぶつける。
「この話を聞いて、悲しんだり同情する要素とかある?」
「飛世は最悪……見損なった」
「てか、元々グループで付き合いがあっただけなんですけど? 山城《 やまぎ》と仲良かったし、まぁいい奴だとは思ってたけど、中身がない男とかダサすぎんっしょ?」
「ダサいどころかありえない。
それに女の子に暴力を振るうなんて、最低」
ボロクソだった。
最早すがすがしいくらいに。
こういう時の連帯感や共感性の高さは、男子よりも女子が優れているかもしれない。
「凛華……大変だったね、辛かったよね。
気付いてあげらんなくて、ごめん」
「……わたしも、何もできなかった……凛華が苦しんでるの、感じてたのに……」
「美愛、カナン……」
目尻に涙を浮かべて、竜胆が二人の親友を見つめる。
「何かあったら今度はうちらにも相談して!
迷惑かけたくないって思ってくれてたかもだけどさ、遠慮とかもあるかもだけどさ……うちらは凛華とマジで親友だと思ってるから」
「私も岬と同じ気持ち。
もっと頼って欲しかった……竜胆の様子がおかしくて、すごく心配だったから……」
三人の少女は友情を確かめるように、肩を寄せ合い抱きしめ合う。
人を信じ続けることは難しいことだけど……俺には手に入らなかったものだけど、それでも――確かな友情があると、信じていたい。
彼女たちが互いを想い合う気持ちは本物だと。
「美、カナン、ありがとう。
もし二人に何かあった時は、あたしも必ず力になるから……!」
そんな約束をする三人の姿を見て……俺はほんの少しだけ昔を思い出していた。
俺にもたった一人だけいた親友のこと。
蘇ってくる懐かしさと……もう一つ、胸に湧いてくる気持ちは……いや、それはきっと気のせいだろう。
(……羨ましいなんて、思うはずがない)
そう決め付けて、自分の感情に蓋を閉じたのだった。
※
話を終えて俺たちは学校を出た。
『邪魔しちゃ悪いから、うちらは先に失礼するね』
『……悔しいけど、凛華のことは任せるから』
気を遣ってくれたのか、岬たちとは途中で別れることになり……今は竜胆と二人きりだ。
とりあえず駅まで彼女を送ってから、俺は帰路に着こう。
そう思っていたのだけど、
「……ねぇ、皆友くん」
「うん?」
「今から……うちに来ない?」
「……」
思わず思考を放棄しそうになった。
「も、もう一度、言ってもらっていいか?」
「だ、だから……う、うちに、来ない……?」
どうやら俺の聞き間違いではないらしい。
「べ、別に、その、変な期待としかしてるわけじゃなくて……あ、いや、その、み、皆友くんだったら、いいんだけど……って、なに言ってるんだろう、あたし!?」
慌てて言い訳をしたと思えば、竜胆は羞恥心に悶え始めた。
「ご、誤解しないでほしいんだけど、お礼が……したいの……昨日と今日のぶんも――ううん、これまでの分も含めて……」
「……そういうことか」
「うん。
……ダメ、かな?」
不安そうに俺を見つめる竜胆。
勇気を出して誘ってくれたのが伝わってくる。
だからこそ、彼女の気持ちに応えたいが……竜胆の家に二人きりはマズい。
万が一……俺が暴走してしまったら、彼女を傷付けてしまうかもしれない。
(……なら俺にできるのは――)
逡巡しながらも、答えを出した。
0
あなたにおすすめの小説
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる