15 / 63
幼少期編
執着の理由
しおりを挟む
「マリーベル様?」
リオンの声で我にかえる。今考えても答えなど出るわけがない。取り敢えずは頭の中に留めておくことにしよう。
「ごめん。…ルイはなんで私と思ったのか知ってる?」
「特に知らないね。気になるなら本人に聞いたら?」
「それもそうだ。…と話をすれば」
チラッと横に見えた影。そして、何故か光が漏れている。人外のように思えるあの現象は、間違いなくルイだ。多分、私を探しているのだろう。うろうろとしている気配がする。
…仕方ないから出ていってやるか。
「ちょっと可哀想だから行ってくる」
「それ本人の前で言わないで」
基本的にリオンのツッコミは無視だ。
「……ルイ」
声をかけると、物理的に光っているルイが振り返った。いつ見ても眩しいですね。思わず目を細めてしまう。
と思っていたら、抱きしめられた。
間違っても頰を染める事はない。慣れたっていうのもあるけど、そうなった瞬間絶対惚れたと勘違いされる。本当、こいつなんなん。
「愛しいマリー。探してたよ。聞きたいことがあったから」
この人は会うたび愛を囁かないと死んじゃうのかな?
「それより解放して欲しいのですが。」
進言したら、腰に手を当てた状態で向き直ることとなった。お互い精神老けてますね。ルイなんか転生者じゃないのにしっかりしてる。変な愛を除いて。あっちの王が許可を出しただけあるんだな。変な人だけど。
「で、聞きたいこととは?」
「そうだったね。つい昨日面白いことがあっただろう?この国の病人怪我人が完治した現象」
「はぁ…」
「マリーの仕業だろう?」
リオン、君の言う通りルイは疑っていたよ。しかもほぼ確信で。
思わず遠い目になってしまう。
「…いえ、私のわけがないでしょう。ただの小娘が国の規模の魔法を使えるなんてあるわけがないでしょう?」
「だけどマリーは光魔法の使い手だよね?」
………うん?
「…何故そう思いに」
思わず声が硬くなってしまう。私も昨日知った事実をなぜルイが知っているのか。無意識に目が鋭くなり、元々ツリ目のだから、とても凶悪にな顔になっていると思う。
だがルイは臆した様子もなく、ニコニコ笑っている。
「マリーは覚えてないかい?私たちが初めて会った時のこと」
「いえ、昨日ですよね?」
「違うよ?去年だよ。」
ほんっとうに分からないんだが。
そんな考えが顔に出ていたのか、苦笑しながらルイは説明をしてくれた。
「去年の国創立一千年の大規模なパーティ。そこに私たちも招待されてね。その時会ったんだよ」
「全くもって記憶にないのですが」
本音を伝えると、頰をつねられた。痛い。
「まだ話は終わってないよ。…私は一人で歩いていたら恥ずかしながら庭園で転んでしまってね。膝を擦りむいてしまったんだ。」
「はぁ…」
それが何に繋がるんだろう。
終わらない昔話に適当に相槌を打っていたが、ふとどこかで聞いたことがある話だと思い出す。
そして、その答えは最悪な現実だった。
「そしたら誰かが現れたんだ。令嬢だった。見たらすぐ高位な貴族だって分かったよ。そ蹲っている私を見てなんていったと思う?」
「な、何でしょうか?」
私はいつしか引き攣った笑顔になっていた。そうだ、思い出した。記憶が戻る一年前、私も参加したその会場。そして、同じように少年が痛そうだったので話しかけたんだ。
「『大丈夫?』って。傷口に手を当てようとしたから驚いて突き放してしまったよ。当時…というか数週間前までは色々あったから誰も信頼出来なくてね。だけど、その令嬢は無理やり傷を見せろと迫ってきたんだよ。もう、令嬢とは思えない行動だった」
くすくすと漏れる思い出し笑いの声に、じわじわと不安がせりあがる。
「…笑ってないで先を話してくれません?」
侵食してくる感情のままに、ルイを急かす。聞くのも怖いけど、真実を知らない方が怖いと思うから。
「その顔は思い出してきたのかな?そうだよ。令嬢は傷に手を当てると、『いたいのいたいのとんでいけ』って言った。何の呪文かは分からないけど、あったという間に擦り傷は治ったよ」
私を指差す。
嘘だ。
「…それがマリー、貴方だよ。」
嘘だと誰か言ってくれぇぇぇ!
私は心の中で絶叫した。まさかそんな時に【回復魔法】が使えたとは。というか前世も思い出していなかったのに発動したんなんて。しかも相手が心に闇を抱えていたルイってどんな奇跡だよ!
キラッキラな笑顔も真実を知った今、黒く見えてしまう。
「まあ、その後は分かると思うけど必死に令嬢の中から探し出して、マリーを見つけた。後は公爵に相談。色々な手を使ってどうにか婚約まで持ってくる事に成功した。まさか再会するまで一年かかるとは思わなかったけどね」
「だから今回も私の仕業だと思いで?」
「うん。光属性の人がそうポンポンいないしね」
居るんだよな、ヒロインが。ポンポンとはいないけど意外と世界は狭いんだよな。
「ル、ルイ。光属性のは他の人だって…」
「それに、貴方が魔法を使っているところ見てたし」
「それを先に言ってくれないかな!?」
必死に言い訳をしていた自分が恥ずかしいわ!
「…マリーの素の口調かな?それは」
「あ。」
思わず口元を押さえた。
テンションが上がるとどうしても口調が戻ってしまう。どうにかしたい。
って現実逃避で考えるのは終わりにして。
「…あの、怒ってません?」
「何に?」
「私が敬語を使わなかった事とか…令嬢あるまじき口調とか…」
「別にそれがマリーなら良いんじゃない?私の前くらい楽にしてて良いよ。」
「…ならお言葉に甘えて。」
なんだこの王太子。意外と話が通じるじゃないか。
私は笑顔の仮面を外した。一気に無表情になる。
「……これでも良いですか?無駄に表情作るの疲れるので」
「敬語もなくて良いよ。」
「それ立場的に大丈夫!?」
「婚約者だから。」
そうだった。それでも敬語はあった方がいいと思うけど…うん、その目は遠慮するなという名の脅しですね。
「…なら、全て取らせてもらうね。だけど、私はルイが思っている程純粋じゃないから」
一応忠告はしておく。取り敢えず、ルイが私に執着する理由の一端が分かった。
それは優しさだ。そして、子供特有の綺麗な心。この少年は闇を抱えていたところに慈悲を貰って、無垢な少女に惚れたんだ。
だけど転生した私はこの手で人を殺した“私”の人格だ。
「平気だよ。私だってそうだから」
「そっか」
いや、絶対に君は純粋だよ。
だけど否定するの面倒。さらっと流す。
「これで聞きたいことは聞けたよ。それじゃあもう少し一緒にいたいけど行くね。この後少し所用があるから」
そう言うと私の返事も待たずに駆け出してしまった。余程時間が押しているんだろう。ならなんで私を探してたんだ。
でもやっぱり名残惜しそうに何度も振り返っているのは、嬉しく思える。愛されていると実感できるから。多分こういうのを姫扱いというのだろう。
だけど…
「…全てを知ったら、きっと幻滅するのでしょうね。」
私は自虐するように呟く。自分よりずっと眩しい少年の背中を見ながら。
…あ、いや。物理的じゃないよ!?
リオンの声で我にかえる。今考えても答えなど出るわけがない。取り敢えずは頭の中に留めておくことにしよう。
「ごめん。…ルイはなんで私と思ったのか知ってる?」
「特に知らないね。気になるなら本人に聞いたら?」
「それもそうだ。…と話をすれば」
チラッと横に見えた影。そして、何故か光が漏れている。人外のように思えるあの現象は、間違いなくルイだ。多分、私を探しているのだろう。うろうろとしている気配がする。
…仕方ないから出ていってやるか。
「ちょっと可哀想だから行ってくる」
「それ本人の前で言わないで」
基本的にリオンのツッコミは無視だ。
「……ルイ」
声をかけると、物理的に光っているルイが振り返った。いつ見ても眩しいですね。思わず目を細めてしまう。
と思っていたら、抱きしめられた。
間違っても頰を染める事はない。慣れたっていうのもあるけど、そうなった瞬間絶対惚れたと勘違いされる。本当、こいつなんなん。
「愛しいマリー。探してたよ。聞きたいことがあったから」
この人は会うたび愛を囁かないと死んじゃうのかな?
「それより解放して欲しいのですが。」
進言したら、腰に手を当てた状態で向き直ることとなった。お互い精神老けてますね。ルイなんか転生者じゃないのにしっかりしてる。変な愛を除いて。あっちの王が許可を出しただけあるんだな。変な人だけど。
「で、聞きたいこととは?」
「そうだったね。つい昨日面白いことがあっただろう?この国の病人怪我人が完治した現象」
「はぁ…」
「マリーの仕業だろう?」
リオン、君の言う通りルイは疑っていたよ。しかもほぼ確信で。
思わず遠い目になってしまう。
「…いえ、私のわけがないでしょう。ただの小娘が国の規模の魔法を使えるなんてあるわけがないでしょう?」
「だけどマリーは光魔法の使い手だよね?」
………うん?
「…何故そう思いに」
思わず声が硬くなってしまう。私も昨日知った事実をなぜルイが知っているのか。無意識に目が鋭くなり、元々ツリ目のだから、とても凶悪にな顔になっていると思う。
だがルイは臆した様子もなく、ニコニコ笑っている。
「マリーは覚えてないかい?私たちが初めて会った時のこと」
「いえ、昨日ですよね?」
「違うよ?去年だよ。」
ほんっとうに分からないんだが。
そんな考えが顔に出ていたのか、苦笑しながらルイは説明をしてくれた。
「去年の国創立一千年の大規模なパーティ。そこに私たちも招待されてね。その時会ったんだよ」
「全くもって記憶にないのですが」
本音を伝えると、頰をつねられた。痛い。
「まだ話は終わってないよ。…私は一人で歩いていたら恥ずかしながら庭園で転んでしまってね。膝を擦りむいてしまったんだ。」
「はぁ…」
それが何に繋がるんだろう。
終わらない昔話に適当に相槌を打っていたが、ふとどこかで聞いたことがある話だと思い出す。
そして、その答えは最悪な現実だった。
「そしたら誰かが現れたんだ。令嬢だった。見たらすぐ高位な貴族だって分かったよ。そ蹲っている私を見てなんていったと思う?」
「な、何でしょうか?」
私はいつしか引き攣った笑顔になっていた。そうだ、思い出した。記憶が戻る一年前、私も参加したその会場。そして、同じように少年が痛そうだったので話しかけたんだ。
「『大丈夫?』って。傷口に手を当てようとしたから驚いて突き放してしまったよ。当時…というか数週間前までは色々あったから誰も信頼出来なくてね。だけど、その令嬢は無理やり傷を見せろと迫ってきたんだよ。もう、令嬢とは思えない行動だった」
くすくすと漏れる思い出し笑いの声に、じわじわと不安がせりあがる。
「…笑ってないで先を話してくれません?」
侵食してくる感情のままに、ルイを急かす。聞くのも怖いけど、真実を知らない方が怖いと思うから。
「その顔は思い出してきたのかな?そうだよ。令嬢は傷に手を当てると、『いたいのいたいのとんでいけ』って言った。何の呪文かは分からないけど、あったという間に擦り傷は治ったよ」
私を指差す。
嘘だ。
「…それがマリー、貴方だよ。」
嘘だと誰か言ってくれぇぇぇ!
私は心の中で絶叫した。まさかそんな時に【回復魔法】が使えたとは。というか前世も思い出していなかったのに発動したんなんて。しかも相手が心に闇を抱えていたルイってどんな奇跡だよ!
キラッキラな笑顔も真実を知った今、黒く見えてしまう。
「まあ、その後は分かると思うけど必死に令嬢の中から探し出して、マリーを見つけた。後は公爵に相談。色々な手を使ってどうにか婚約まで持ってくる事に成功した。まさか再会するまで一年かかるとは思わなかったけどね」
「だから今回も私の仕業だと思いで?」
「うん。光属性の人がそうポンポンいないしね」
居るんだよな、ヒロインが。ポンポンとはいないけど意外と世界は狭いんだよな。
「ル、ルイ。光属性のは他の人だって…」
「それに、貴方が魔法を使っているところ見てたし」
「それを先に言ってくれないかな!?」
必死に言い訳をしていた自分が恥ずかしいわ!
「…マリーの素の口調かな?それは」
「あ。」
思わず口元を押さえた。
テンションが上がるとどうしても口調が戻ってしまう。どうにかしたい。
って現実逃避で考えるのは終わりにして。
「…あの、怒ってません?」
「何に?」
「私が敬語を使わなかった事とか…令嬢あるまじき口調とか…」
「別にそれがマリーなら良いんじゃない?私の前くらい楽にしてて良いよ。」
「…ならお言葉に甘えて。」
なんだこの王太子。意外と話が通じるじゃないか。
私は笑顔の仮面を外した。一気に無表情になる。
「……これでも良いですか?無駄に表情作るの疲れるので」
「敬語もなくて良いよ。」
「それ立場的に大丈夫!?」
「婚約者だから。」
そうだった。それでも敬語はあった方がいいと思うけど…うん、その目は遠慮するなという名の脅しですね。
「…なら、全て取らせてもらうね。だけど、私はルイが思っている程純粋じゃないから」
一応忠告はしておく。取り敢えず、ルイが私に執着する理由の一端が分かった。
それは優しさだ。そして、子供特有の綺麗な心。この少年は闇を抱えていたところに慈悲を貰って、無垢な少女に惚れたんだ。
だけど転生した私はこの手で人を殺した“私”の人格だ。
「平気だよ。私だってそうだから」
「そっか」
いや、絶対に君は純粋だよ。
だけど否定するの面倒。さらっと流す。
「これで聞きたいことは聞けたよ。それじゃあもう少し一緒にいたいけど行くね。この後少し所用があるから」
そう言うと私の返事も待たずに駆け出してしまった。余程時間が押しているんだろう。ならなんで私を探してたんだ。
でもやっぱり名残惜しそうに何度も振り返っているのは、嬉しく思える。愛されていると実感できるから。多分こういうのを姫扱いというのだろう。
だけど…
「…全てを知ったら、きっと幻滅するのでしょうね。」
私は自虐するように呟く。自分よりずっと眩しい少年の背中を見ながら。
…あ、いや。物理的じゃないよ!?
0
あなたにおすすめの小説
目指せ、婚約破棄!〜庭師モブ子は推しの悪役令嬢のためハーブで援護します〜
森 湖春
恋愛
島国ヴィヴァルディには存在しないはずのサクラを見た瞬間、ペリーウィンクルは気付いてしまった。
この世界は、前世の自分がどハマりしていた箱庭系乙女ゲームで、自分がただのモブ子だということに。
しかし、前世は社畜、今世は望み通りのまったりライフをエンジョイしていた彼女は、ただ神に感謝しただけだった。
ところが、ひょんなことから同じく前世社畜の転生者である悪役令嬢と知り合ってしまう。
転生して尚、まったりできないでいる彼女がかわいそうで、つい手を貸すことにしたけれど──。
保護者みたいな妖精に甘やかされつつ、庭師モブ子はハーブを駆使してお嬢様の婚約破棄を目指します!
※感想を頂けるとすごく喜びます。執筆の励みになりますので、気楽にどうぞ。
※『小説家になろう』様にて先行して公開しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】溺愛?執着?転生悪役令嬢は皇太子から逃げ出したい~絶世の美女の悪役令嬢はオカメを被るが、独占しやすくて皇太子にとって好都合な模様~
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
平安のお姫様が悪役令嬢イザベルへと転生した。平安の記憶を思い出したとき、彼女は絶望することになる。
絶世の美女と言われた切れ長の細い目、ふっくらとした頬、豊かな黒髪……いわゆるオカメ顔ではなくなり、目鼻立ちがハッキリとし、ふくよかな頬はなくなり、金の髪がうねるというオニのような見た目(西洋美女)になっていたからだ。
今世での絶世の美女でも、美意識は平安。どうにか、この顔を見られない方法をイザベルは考え……、それは『オカメ』を装備することだった。
オカメ狂の悪役令嬢イザベルと、
婚約解消をしたくない溺愛・執着・イザベル至上主義の皇太子ルイスのオカメラブコメディー。
※執着溺愛皇太子と平安乙女のオカメな悪役令嬢とのラブコメです。
※主人公のイザベルの思考と話す言葉の口調が違います。分かりにくかったら、すみません。
※途中からダブルヒロインになります。
イラストはMasquer様に描いて頂きました。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる