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一年生編
帰宅すると幼馴染妹がいた!?
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「今日は楽しかったよ、また行こうね」
「うん、また行こう」
そう言って彼女の家を後にして帰宅すると、仁王立ちしている美優ちゃんがいた。
「どうしてここに居るの?」
それに、どうして怒っているの?
「お兄ちゃん、今日どこに行ってたの?」
「えっと……」
「友達が、女の子とデートしてたって言ってるんだけど!?」
……どこから突っ込むべきか。
え、何?
僕は彼女の交友関係全てに監視されている指名手配犯なのか?
「えっと……」
「どうなの?」
「いや、その……」
なんというか、お縄について尋問されている感じだ。
「ちなみに写真がこれ」
おっと、これは言い逃れ出来ません!!
彼女のだした写真を見ると、日和が僕と組んで歩いている様子だった。
週刊誌とかってこういう感じなのだろう。
「言い残すことはある?」
言いたいことではなく、言い残す事って……超怖い!!
「お、落ち着いて……話せばわかる」
「うん、だから言い残すことは?」
そう言って彼女に全てを話すと、彼女は深く溜息を吐く。
「はぁ~、お兄ちゃんがそんな不貞野郎だとは思わなかったよ」
不貞野郎とか初めて聞いた気がする。
「えっと、只の買い物だよ?」
「それをデートっていうの!! いい? 男女で買い物に行くのはデートなの!!」
「それって横……いえ、何でもないです」
抵抗しようとしたが、彼女の鋭い視線にその言葉を撤回する。
「お姉ちゃんに悪いと思わないの?」
正直な話、僕は振られているし付き合ってもいないのだから誰と遊ぼうが別に不貞野郎にはならないはずだ。
「今、付き合ってないからセーフみたいに思ってない?」
「そ、そんな事無いさ」
「本当に?」
この子、本当に中学生?
言ってることとやっている事はまるで浮気のバレた夫みたいな絵面だ。
「はい、思っておりません」
「ふ~ん」
彼女の痛い視線を見ていると、彼女は再び溜息を吐く。
「ま、別にいいけどお姉ちゃんを傷つけたら、お兄ちゃんでも社会的に潰すから」
うわ怖!!
その笑顔は天使の皮を被った悪魔の笑みにしか見えなかった
「それじゃあ、お邪魔しました~」
そうして彼女は外に出ていく。
一つ疑問な事がある。
今現状、両親は不在の為誰も家にいないはずだ。
なのに彼女は普通に入ってきていた。
その瞬間、ガチャっと扉が閉まる音がした。
……え?
「ちょっと待て~!!」
「うわわっ、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもあるか、なんで美優が家の鍵持ってるんだよ!!」
「え、そりゃずいぶん前に誠一のお母さんにもらった、いつでも来なさいって」
この家はおかしい。
この姉妹に関してのセキュリティーが甘々なのだ
「別にいいじゃん、大丈夫お兄ちゃんの秘蔵はちゃんと黙っておいてあげるから」
「おい!! なんでお前がその場所知ってる!!」
「あはは」
「笑ってごまかすな」
「よいではないか、良いではないか」
「それ、いうほう逆だからな」
「いやん、こんな幼気な中学生にはまだ早いわ」
人がいないからいいが、こんなところ誰かに見られたら僕の手首に鉄の輪っかが嵌められるところだ。
「……紅羽には絶対言うなよ」
「別によくない? そういう本の十冊や二十冊」
「そんなにないわ!!」
「あはは、それじゃあ帰るねお兄ちゃん。 夜またゲームでね」
そう言って彼女は颯爽と夜に消えていった。
「うん、また行こう」
そう言って彼女の家を後にして帰宅すると、仁王立ちしている美優ちゃんがいた。
「どうしてここに居るの?」
それに、どうして怒っているの?
「お兄ちゃん、今日どこに行ってたの?」
「えっと……」
「友達が、女の子とデートしてたって言ってるんだけど!?」
……どこから突っ込むべきか。
え、何?
僕は彼女の交友関係全てに監視されている指名手配犯なのか?
「えっと……」
「どうなの?」
「いや、その……」
なんというか、お縄について尋問されている感じだ。
「ちなみに写真がこれ」
おっと、これは言い逃れ出来ません!!
彼女のだした写真を見ると、日和が僕と組んで歩いている様子だった。
週刊誌とかってこういう感じなのだろう。
「言い残すことはある?」
言いたいことではなく、言い残す事って……超怖い!!
「お、落ち着いて……話せばわかる」
「うん、だから言い残すことは?」
そう言って彼女に全てを話すと、彼女は深く溜息を吐く。
「はぁ~、お兄ちゃんがそんな不貞野郎だとは思わなかったよ」
不貞野郎とか初めて聞いた気がする。
「えっと、只の買い物だよ?」
「それをデートっていうの!! いい? 男女で買い物に行くのはデートなの!!」
「それって横……いえ、何でもないです」
抵抗しようとしたが、彼女の鋭い視線にその言葉を撤回する。
「お姉ちゃんに悪いと思わないの?」
正直な話、僕は振られているし付き合ってもいないのだから誰と遊ぼうが別に不貞野郎にはならないはずだ。
「今、付き合ってないからセーフみたいに思ってない?」
「そ、そんな事無いさ」
「本当に?」
この子、本当に中学生?
言ってることとやっている事はまるで浮気のバレた夫みたいな絵面だ。
「はい、思っておりません」
「ふ~ん」
彼女の痛い視線を見ていると、彼女は再び溜息を吐く。
「ま、別にいいけどお姉ちゃんを傷つけたら、お兄ちゃんでも社会的に潰すから」
うわ怖!!
その笑顔は天使の皮を被った悪魔の笑みにしか見えなかった
「それじゃあ、お邪魔しました~」
そうして彼女は外に出ていく。
一つ疑問な事がある。
今現状、両親は不在の為誰も家にいないはずだ。
なのに彼女は普通に入ってきていた。
その瞬間、ガチャっと扉が閉まる音がした。
……え?
「ちょっと待て~!!」
「うわわっ、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもあるか、なんで美優が家の鍵持ってるんだよ!!」
「え、そりゃずいぶん前に誠一のお母さんにもらった、いつでも来なさいって」
この家はおかしい。
この姉妹に関してのセキュリティーが甘々なのだ
「別にいいじゃん、大丈夫お兄ちゃんの秘蔵はちゃんと黙っておいてあげるから」
「おい!! なんでお前がその場所知ってる!!」
「あはは」
「笑ってごまかすな」
「よいではないか、良いではないか」
「それ、いうほう逆だからな」
「いやん、こんな幼気な中学生にはまだ早いわ」
人がいないからいいが、こんなところ誰かに見られたら僕の手首に鉄の輪っかが嵌められるところだ。
「……紅羽には絶対言うなよ」
「別によくない? そういう本の十冊や二十冊」
「そんなにないわ!!」
「あはは、それじゃあ帰るねお兄ちゃん。 夜またゲームでね」
そう言って彼女は颯爽と夜に消えていった。
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