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第三章 王都への旅
76.竜玉
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帰る途中はまだ明るかったはずだが、山を下り、町までの道のりを歩いていると町に着いた頃にはあたりは暗くなっていた。
「やっと着いたー!」
「もうくたくたよ……。初めてこの町へ来た時のことを思い出したわ……」
「まぁ、1日で終わっただけマシと思いましょう?」
元気そうなフルームとは対照的にアリスは疲れ切っていた。
ただ、アリス以外の3人がアリスのペースに慣れたこともあり、無理な速度にならない様に気をつけながら、途中休憩中も挟んだ。
そのように気を使うことでアリスが息切れすることは無くなっていた。
……その結果帰るのが遅くなったのだ。
「さて、まずは報告に行かなきゃな。例の球についてもセラスさんなら何か知ってるかもしれないし聞いてみよう」
エイシェルがそう言うと他の3人は頷く。
帰ってきたそのままの足でギルドへ向かうことにした。
ギルドに到着するといつぞやの時のようにセラスが4人を見つけて話しかけてくる。
ただ、その表情は「やれやれ、また何かしてきたな?」と言わんばかりの表情だった。
「あなた達お疲れ様……。確認するけど、あなた達鹿の角を取りに行ったのよね?……その籠いっぱいに詰まったものは何かしら……?」
「ワイバーンの牙とか爪とかですね……」
エイシェルが答えるとセラスは手を額に当てて天を仰いだ。
この4人はどうして大物ばかりと遭遇するのか。そして、よく毎回無事に帰ってこれるなとセラスは呆れ半分、感心半分の気持ちだった。
「やっぱり……。あなた達が出た後にワイバーンが出るところだって気づいたけど本当に遭遇するなんてね……。無事討伐できたようだからよかったわ」
「はい。……今回はアリスがいなかったらどうなっていたか分からなかったですよ……」
「ワイバーンのことほとんど何も知らない状態で戦うことになったからね。火を吐くとか魔法使うとか知ってたらもっと準備したと思うよ。でも、これで私達もドラゴンスレイヤーだね!」
「それを言うならワイバーンスレイヤーね」
フルームがワイバーンについて興奮気味に話した。憧れの存在と似た実績を作ることができ、少し近づけた気がしたからだ。
フラムが訂正するもフラム自身まんざらでもなさそうな表情を浮かべる。
……そんな中セラスがひとり冷や汗を浮かべている。
「……えっと。ワイバーンは火を吹いたり魔法を使ったりしないはずなんだけどなー……」
「「「「え?」」」」
「えー?」
雲行きが怪しくなってきた。
「そんな火を吹いたり魔法を使われたらどうやって戦うのよ?ドラゴンじゃないんだか……ら……?」
セラスは自分で言っててハッとした。
ドラゴンがどのように発生するのか分かっておらず20年前も急に現れた印象だった。
どのような生き物にも幼少期があるはずだが、ドラゴンの子供など聞いたことがない。
仮に、ドラゴンが小さい頃は別の姿をしていたら?それが他の魔物と酷似していたら?
突拍子もない考えかもしれないがセラスの頭に急に浮かんできたのだ。
そうなると、一般には広まっていない情報で確認する方法がある。
「火は水で防ぎました。ウィンドカッターを使われたので同じ魔法で……」
「ねぇ、あなた達?」
アリスが律儀に答えているところを遮り、セラスが質問をする。
「な、何でしょうか……?……わたし達本当に魔法を使うワイバーンと戦ったんです……」
「あぁ、ごめんなさい。別に疑っているわけじゃないの。……素材を剥ぐ時にそのワイバーンを解体したわよね?その時に……球のようなものなかった?」
「あ、ありました!エイシェル?籠から出せる?」
「ちょっと待って!……私の部屋に行きましょう。……エミリー!少しの間ここの受付もお願い!」
「えぇー……」
図書の貸し出しをしていたエミリーと言う職員に仕事を押し付けたセラスは4人を連れてギルドマスターの部屋へ向かうのだった。
「さて、早速だけど見せてもらえるかしら?」
「これのことですよね?」
エイシェルが籠から透明な球をひとつ取り出すとセラスが息をのむ。
この4人の事だからあると思っていたがいざ本当に出されると少し緊張してしまった。
「……あなた達、これが何か知ってる?」
「いえ、わたしたちでは分からないのでセラスさんに聞こうかと思っていました」
「そう……私も初めて見るんだけど、恐らくこれは竜玉だと思う」
「竜玉?おれは聞いたことがないな……」
「ドラゴンの体内からしか取れない貴重なものよ。一般には知られていないわ。今現存する竜玉は王都のお城にあるはずよ」
「お城?私達が持ち帰ったこれってそんな貴重なものなんですか?」
「なんでそんなすごいものがワイバーンに?」
セラスの説明にフラムとフルームが驚く。
ついでに回収した透明の球が1番価値がありそうだったからだ。
しかし、本当に驚くのはここからだった。
「貴重も貴重よ。なんせドラゴンからしか取れないからね。噂だと、竜玉に魔力を溜め込む事ができて、持ってる人は自由にその魔力を使えるんだとか」
「それってつまり……他の人に溜めてもらった魔力を他の人が使えるって事かしら……?」
「ご明察。これでだれでも簡単に高度な魔法が使えるようになるわ」
「そんなものがあったの……!」
フラムが興味津々に竜玉を眺める。
昔に魔法剣士に憧れて魔法の練習をしていたこともあり、戦闘で魔法を使う事への憧れが強かった。
フラムが興奮していると横からアリスが話し出す。
「魔力の予備って感じね……どのくらい溜められるのかしら?もちろんひとり分とかでもかなり凄そうだけど……」
「……一応言っておくけど、アリスのひとり分と一般の人のひとり分はかなり違うからね?アリスは魔力の変換効率がすごいから、他の人と比べたら倍以上違うから……」
「でも、それだけ溜められたら、普通の人から見れば何人分もの魔力が使えるようになるってことか」
「アリスに溜めてもらえれば凄い事になりそうだね!」
「なるほどね……」
アリスの疑問にフラムがツッコミを入れる。
アリスの言うひとり分と他の人とではかなりの差があるのだ。
エイシェルもフルームも、アリスが魔力を込める事が前提になっていたが魔法が自由に使えるようになると思うと興奮気味になっていた。
そして、当のアリスは黙ってなにやら考え込む。
(……後でやってみようかしら……。生命力減った時はルミナドレインすれば回復できるし。……今まで思い付かなかったけど、魔力を込めてルミナドレインやるのも試してみたいわね。あんなに何度も連呼するのは他人がいると恥ずかしくて出来ないから……ふふ……ふふふ…………この後試すのが楽しみね……!)
久しぶりに変なスイッチが入った瞬間だった。
もともと魔法に関する知識を学ぼうと旅に出たくらいだ。
こんなに面白いものが目の前にあるのになにもせずにいるなんてできない。
アリスは宿に帰ってからがとても楽しみだった。
そんなことを思っていると横からエイシェルが耳打ちをする。
「……アリス、頼むから慎重に頼むよ」
「な、なんのことかしら?」
「今、竜玉にどれだけ魔力が入るか試そうって思ってたでしょ?すごくニヤニヤしてたからバレバレだよ」
「うっ……だ、大丈夫よ、危ないことはしないわ……」
たぶん。
心の中で余計なひとことを加えるアリスだった。
そんな様子を笑って見ていたセラスだが、急に真面目な顔をして話しだした。
「あなた達がこれを手に入れたのだから、当然あなた達のものなんだけど、これを使うなら気をつけて。こう言う貴重なものを力ずくで奪おうとする組織があるらしいから、出来るだけバレないように慎重にね」
話を聞くと珍しいものや貴重な品を奪い取ろうとするものがいるらしい。
いつのまにか貴重な品を持つものが行方不明になることも起こるという。
その為、出来るだけ人目に触れないようにセラスは自室に4人を呼んだのだった。
4人はその話を聞いて、できる限り"バレないように使おう"と心に決めた。
……あまり自重する気のない4人であった。
「やっと着いたー!」
「もうくたくたよ……。初めてこの町へ来た時のことを思い出したわ……」
「まぁ、1日で終わっただけマシと思いましょう?」
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ただ、アリス以外の3人がアリスのペースに慣れたこともあり、無理な速度にならない様に気をつけながら、途中休憩中も挟んだ。
そのように気を使うことでアリスが息切れすることは無くなっていた。
……その結果帰るのが遅くなったのだ。
「さて、まずは報告に行かなきゃな。例の球についてもセラスさんなら何か知ってるかもしれないし聞いてみよう」
エイシェルがそう言うと他の3人は頷く。
帰ってきたそのままの足でギルドへ向かうことにした。
ギルドに到着するといつぞやの時のようにセラスが4人を見つけて話しかけてくる。
ただ、その表情は「やれやれ、また何かしてきたな?」と言わんばかりの表情だった。
「あなた達お疲れ様……。確認するけど、あなた達鹿の角を取りに行ったのよね?……その籠いっぱいに詰まったものは何かしら……?」
「ワイバーンの牙とか爪とかですね……」
エイシェルが答えるとセラスは手を額に当てて天を仰いだ。
この4人はどうして大物ばかりと遭遇するのか。そして、よく毎回無事に帰ってこれるなとセラスは呆れ半分、感心半分の気持ちだった。
「やっぱり……。あなた達が出た後にワイバーンが出るところだって気づいたけど本当に遭遇するなんてね……。無事討伐できたようだからよかったわ」
「はい。……今回はアリスがいなかったらどうなっていたか分からなかったですよ……」
「ワイバーンのことほとんど何も知らない状態で戦うことになったからね。火を吐くとか魔法使うとか知ってたらもっと準備したと思うよ。でも、これで私達もドラゴンスレイヤーだね!」
「それを言うならワイバーンスレイヤーね」
フルームがワイバーンについて興奮気味に話した。憧れの存在と似た実績を作ることができ、少し近づけた気がしたからだ。
フラムが訂正するもフラム自身まんざらでもなさそうな表情を浮かべる。
……そんな中セラスがひとり冷や汗を浮かべている。
「……えっと。ワイバーンは火を吹いたり魔法を使ったりしないはずなんだけどなー……」
「「「「え?」」」」
「えー?」
雲行きが怪しくなってきた。
「そんな火を吹いたり魔法を使われたらどうやって戦うのよ?ドラゴンじゃないんだか……ら……?」
セラスは自分で言っててハッとした。
ドラゴンがどのように発生するのか分かっておらず20年前も急に現れた印象だった。
どのような生き物にも幼少期があるはずだが、ドラゴンの子供など聞いたことがない。
仮に、ドラゴンが小さい頃は別の姿をしていたら?それが他の魔物と酷似していたら?
突拍子もない考えかもしれないがセラスの頭に急に浮かんできたのだ。
そうなると、一般には広まっていない情報で確認する方法がある。
「火は水で防ぎました。ウィンドカッターを使われたので同じ魔法で……」
「ねぇ、あなた達?」
アリスが律儀に答えているところを遮り、セラスが質問をする。
「な、何でしょうか……?……わたし達本当に魔法を使うワイバーンと戦ったんです……」
「あぁ、ごめんなさい。別に疑っているわけじゃないの。……素材を剥ぐ時にそのワイバーンを解体したわよね?その時に……球のようなものなかった?」
「あ、ありました!エイシェル?籠から出せる?」
「ちょっと待って!……私の部屋に行きましょう。……エミリー!少しの間ここの受付もお願い!」
「えぇー……」
図書の貸し出しをしていたエミリーと言う職員に仕事を押し付けたセラスは4人を連れてギルドマスターの部屋へ向かうのだった。
「さて、早速だけど見せてもらえるかしら?」
「これのことですよね?」
エイシェルが籠から透明な球をひとつ取り出すとセラスが息をのむ。
この4人の事だからあると思っていたがいざ本当に出されると少し緊張してしまった。
「……あなた達、これが何か知ってる?」
「いえ、わたしたちでは分からないのでセラスさんに聞こうかと思っていました」
「そう……私も初めて見るんだけど、恐らくこれは竜玉だと思う」
「竜玉?おれは聞いたことがないな……」
「ドラゴンの体内からしか取れない貴重なものよ。一般には知られていないわ。今現存する竜玉は王都のお城にあるはずよ」
「お城?私達が持ち帰ったこれってそんな貴重なものなんですか?」
「なんでそんなすごいものがワイバーンに?」
セラスの説明にフラムとフルームが驚く。
ついでに回収した透明の球が1番価値がありそうだったからだ。
しかし、本当に驚くのはここからだった。
「貴重も貴重よ。なんせドラゴンからしか取れないからね。噂だと、竜玉に魔力を溜め込む事ができて、持ってる人は自由にその魔力を使えるんだとか」
「それってつまり……他の人に溜めてもらった魔力を他の人が使えるって事かしら……?」
「ご明察。これでだれでも簡単に高度な魔法が使えるようになるわ」
「そんなものがあったの……!」
フラムが興味津々に竜玉を眺める。
昔に魔法剣士に憧れて魔法の練習をしていたこともあり、戦闘で魔法を使う事への憧れが強かった。
フラムが興奮していると横からアリスが話し出す。
「魔力の予備って感じね……どのくらい溜められるのかしら?もちろんひとり分とかでもかなり凄そうだけど……」
「……一応言っておくけど、アリスのひとり分と一般の人のひとり分はかなり違うからね?アリスは魔力の変換効率がすごいから、他の人と比べたら倍以上違うから……」
「でも、それだけ溜められたら、普通の人から見れば何人分もの魔力が使えるようになるってことか」
「アリスに溜めてもらえれば凄い事になりそうだね!」
「なるほどね……」
アリスの疑問にフラムがツッコミを入れる。
アリスの言うひとり分と他の人とではかなりの差があるのだ。
エイシェルもフルームも、アリスが魔力を込める事が前提になっていたが魔法が自由に使えるようになると思うと興奮気味になっていた。
そして、当のアリスは黙ってなにやら考え込む。
(……後でやってみようかしら……。生命力減った時はルミナドレインすれば回復できるし。……今まで思い付かなかったけど、魔力を込めてルミナドレインやるのも試してみたいわね。あんなに何度も連呼するのは他人がいると恥ずかしくて出来ないから……ふふ……ふふふ…………この後試すのが楽しみね……!)
久しぶりに変なスイッチが入った瞬間だった。
もともと魔法に関する知識を学ぼうと旅に出たくらいだ。
こんなに面白いものが目の前にあるのになにもせずにいるなんてできない。
アリスは宿に帰ってからがとても楽しみだった。
そんなことを思っていると横からエイシェルが耳打ちをする。
「……アリス、頼むから慎重に頼むよ」
「な、なんのことかしら?」
「今、竜玉にどれだけ魔力が入るか試そうって思ってたでしょ?すごくニヤニヤしてたからバレバレだよ」
「うっ……だ、大丈夫よ、危ないことはしないわ……」
たぶん。
心の中で余計なひとことを加えるアリスだった。
そんな様子を笑って見ていたセラスだが、急に真面目な顔をして話しだした。
「あなた達がこれを手に入れたのだから、当然あなた達のものなんだけど、これを使うなら気をつけて。こう言う貴重なものを力ずくで奪おうとする組織があるらしいから、出来るだけバレないように慎重にね」
話を聞くと珍しいものや貴重な品を奪い取ろうとするものがいるらしい。
いつのまにか貴重な品を持つものが行方不明になることも起こるという。
その為、出来るだけ人目に触れないようにセラスは自室に4人を呼んだのだった。
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