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第三話
しおりを挟む自分のすすり泣く声だけで音がいっぱいになり、少し落ち着いた。
涙をふき、タンスの上に置いてあった手鏡で跡が残ってないか確認する。
泣いたあとが残っていないことを確認して、恐る恐るクローゼットの扉に手をのばす。
祖父の声は聞こえてこなかった。
おそらく、説教が一段落ついたのだろう。
でも、きっとすぐまた始まる。
深く深呼吸をして、部屋の戸に手をかける。
そろそろお風呂に入らないといけない。
明日も学校がある。
覚悟を決め、自分の部屋を出ると、リビングに向かう。扉をガラッと開け、家族の視線が自分に集まる。
その視線には応えず、
「お風呂、入るね。」
とだけ言って、風呂場に向かう。
服を脱ごうとして、唐突に泣きそうになった。
今日も、なにも、出来なかった。
助けて、あげられ、なかった、。
さっきちらっと見えた、何度も見たことのある、母の疲れと絶望が混じった、助けを求める顔。
また、母を助けられなかった。
その事実が私を追い込んでいく。
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日記に近いですね。
オチを付けるか、描写を細かくするといいかも。
素人読書ですが、偉そうにすいません。