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The war without ends
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二体のゴブリンはコンビニ正面の方角から来ており、距離は大凡500メートル有る。スマートフォンの望遠機能により二体のゴブリンを観察する。
まだこちらの存在には気付いていないようで、何やら騒いでいる。偵察に出たゴブリンが戻ってこないからだろうか。
先頭を歩く一体は右手に短剣のようなものを握りしめており、体格がこれまで倒したゴブリンより少し大きい。その後ろを歩くゴブリンは古びたローブを着ており、頭には尖った帽子と右手に杖を持っている。如何魔術師系という出で立ちである。
予想どおりならば前衛が戦士(ウォーリアー)、後衛が魔術師(メイジ)となり、バランスのとれたパーティだ。連携されたら厄介だろう。各個撃破していきたいところだがどうにか出来ないだろうか。
先程倒したゴブリンの死体を気付かれないようにコンビニの外に持ち運んで目立つところに置き、自分は近くの瓦礫に身を潜める。
「ギイ!グギギ!」
倒れたゴブリンを見つけたのだろう、狙い通り短剣を持つゴブリンが駆けつけてきた。杖を持ったゴブリンは遠く離れた場所で様子を見ている。
やがて、短剣を持つゴブリンは動かない仲間に違和感を感じたのかその顔を覗き込む。
(飛び出すなら今しかない!)
ゴブリンの背後に回り、背中を狙って槍を突き出す!しかし、ゴブリンは突然振り返り、驚くほどの反射速度で回避してきた。だが完全には回避できなかったのだろう。左腕の付け根には穴が空き、血を流していた。
(強い!こいつは今までのゴブリンとは雰囲気が違う。あの目は敵を侮っておらず、本気で殺そうとしにきている)
「グギギ……」
ゴブリンは右手の短剣を水平に構え、こちらの出方を窺がっている。長さの利はこちらにあり、下手をしなければ勝てるはず。相手が射程範囲に入ったところを突き刺す!
先に動いたのはゴブリンだった。正面から向かってきたと思った次の瞬間、視界の左側にかき消えそちらを向いた時には相手の射程範囲に収まっていた。
「なっ!?」
ブンッ
咄嗟に首を縮め回避するが、それで終わりではなかった。突き突き暫擊、突き突き暫擊、と連擊を放ってきた。
(くそっ!こいつ戦い慣れてやがる!)
いつ攻撃を受けてもおかしくない状況だった。細かな傷を負いながらも回避出来ている事が普段の自分からしたら考えられない程だ。このままではいつか殺される。だから決断することにした。
(両手が塞がる槍は今の状況じゃ邪魔だ!)
咄嗟に槍を手放し、絶え間なく続く連擊を左腕で受け止める!
ザシュッ
「ツツツツ!」
左腕に深々と剣が刺さり、骨に到達したところでやっと連擊が収まる。
「グギ!?」
この行動には流石のゴブリンも驚いたのだろう、動きが一瞬止まることとなる。
(その一瞬が命取りだ!)
ズボンの右ポケットに忍ばせておいたナイフを逆手に持ち、ゴブリンの首を引き裂く!
「ゴフッ……」
口から血を吐き出したゴブリンはバタリと前方に倒れ、動かなくなる。
(倒した!だけどまだ終わりじゃない!まだあいつが!)
ゾワリ…またもあの悪寒を感じることとなる。振り向くと五つの丸い透明な弾が襲いかかってきていた。
(やばい!)
ボゴォン!ボゴォンボゴォン!ゴゴォォオン!
直撃は避けたものの、衝撃波で吹き飛ばされる。余波でこの威力、これが魔法…………なのか。
「ゴブリンのくせに魔法使いかよ、ほんと何でもありだな!ここまできたら、お前も俺が倒してやるよ!」
詠唱中のゴブリンに向けて駆け出す。あと10メートルという距離に来たときだった、またもやあの透明な弾丸が襲い掛かる。
ボゴォン!ボゴボゴォン!
「ぐはあッ!」
左肩に1弾命中し、先程より吹き飛ばされる。だが走れないわけではない、直ぐに起き上がり駆け出す。
ゴブリンは詠唱を続けており、その場からは動かない。
(あと五メートル!)
その時だった、地面に対して水平に細長く白い線が見えた。正に直感的動作で地面に飛び込み伏せた。
シュンッ--
何が起きた?全く状況が読み込めない。但、一番驚いているのはゴブリンのようだ。魔法の発動に失敗したのかもしれない。
急いであと僅わずかの距離を詰め、逆手に持ったナイフで首を切り裂く。最後は何の抵抗もなく呆気ない終わり方だった。
「終わった…………」
そう言葉に出した瞬間実感が沸き起こり、段々と左肩から先の痛みを感じることとなった。
「あっあがぁあぁああああ!いだぃっいだぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
〝テレッテレ~〟
〝levelが2上がりました〟
〝痛覚耐性1を取得しました〟
〔STATUS〕
薬袋 歩
LEVEL: 6
VITAL: 正常
HP : 30/30
MP : 40/40
ASKILL :
PSKILL : 邪悪耐性1・痛覚耐性1
BLESSING :
まだこちらの存在には気付いていないようで、何やら騒いでいる。偵察に出たゴブリンが戻ってこないからだろうか。
先頭を歩く一体は右手に短剣のようなものを握りしめており、体格がこれまで倒したゴブリンより少し大きい。その後ろを歩くゴブリンは古びたローブを着ており、頭には尖った帽子と右手に杖を持っている。如何魔術師系という出で立ちである。
予想どおりならば前衛が戦士(ウォーリアー)、後衛が魔術師(メイジ)となり、バランスのとれたパーティだ。連携されたら厄介だろう。各個撃破していきたいところだがどうにか出来ないだろうか。
先程倒したゴブリンの死体を気付かれないようにコンビニの外に持ち運んで目立つところに置き、自分は近くの瓦礫に身を潜める。
「ギイ!グギギ!」
倒れたゴブリンを見つけたのだろう、狙い通り短剣を持つゴブリンが駆けつけてきた。杖を持ったゴブリンは遠く離れた場所で様子を見ている。
やがて、短剣を持つゴブリンは動かない仲間に違和感を感じたのかその顔を覗き込む。
(飛び出すなら今しかない!)
ゴブリンの背後に回り、背中を狙って槍を突き出す!しかし、ゴブリンは突然振り返り、驚くほどの反射速度で回避してきた。だが完全には回避できなかったのだろう。左腕の付け根には穴が空き、血を流していた。
(強い!こいつは今までのゴブリンとは雰囲気が違う。あの目は敵を侮っておらず、本気で殺そうとしにきている)
「グギギ……」
ゴブリンは右手の短剣を水平に構え、こちらの出方を窺がっている。長さの利はこちらにあり、下手をしなければ勝てるはず。相手が射程範囲に入ったところを突き刺す!
先に動いたのはゴブリンだった。正面から向かってきたと思った次の瞬間、視界の左側にかき消えそちらを向いた時には相手の射程範囲に収まっていた。
「なっ!?」
ブンッ
咄嗟に首を縮め回避するが、それで終わりではなかった。突き突き暫擊、突き突き暫擊、と連擊を放ってきた。
(くそっ!こいつ戦い慣れてやがる!)
いつ攻撃を受けてもおかしくない状況だった。細かな傷を負いながらも回避出来ている事が普段の自分からしたら考えられない程だ。このままではいつか殺される。だから決断することにした。
(両手が塞がる槍は今の状況じゃ邪魔だ!)
咄嗟に槍を手放し、絶え間なく続く連擊を左腕で受け止める!
ザシュッ
「ツツツツ!」
左腕に深々と剣が刺さり、骨に到達したところでやっと連擊が収まる。
「グギ!?」
この行動には流石のゴブリンも驚いたのだろう、動きが一瞬止まることとなる。
(その一瞬が命取りだ!)
ズボンの右ポケットに忍ばせておいたナイフを逆手に持ち、ゴブリンの首を引き裂く!
「ゴフッ……」
口から血を吐き出したゴブリンはバタリと前方に倒れ、動かなくなる。
(倒した!だけどまだ終わりじゃない!まだあいつが!)
ゾワリ…またもあの悪寒を感じることとなる。振り向くと五つの丸い透明な弾が襲いかかってきていた。
(やばい!)
ボゴォン!ボゴォンボゴォン!ゴゴォォオン!
直撃は避けたものの、衝撃波で吹き飛ばされる。余波でこの威力、これが魔法…………なのか。
「ゴブリンのくせに魔法使いかよ、ほんと何でもありだな!ここまできたら、お前も俺が倒してやるよ!」
詠唱中のゴブリンに向けて駆け出す。あと10メートルという距離に来たときだった、またもやあの透明な弾丸が襲い掛かる。
ボゴォン!ボゴボゴォン!
「ぐはあッ!」
左肩に1弾命中し、先程より吹き飛ばされる。だが走れないわけではない、直ぐに起き上がり駆け出す。
ゴブリンは詠唱を続けており、その場からは動かない。
(あと五メートル!)
その時だった、地面に対して水平に細長く白い線が見えた。正に直感的動作で地面に飛び込み伏せた。
シュンッ--
何が起きた?全く状況が読み込めない。但、一番驚いているのはゴブリンのようだ。魔法の発動に失敗したのかもしれない。
急いであと僅わずかの距離を詰め、逆手に持ったナイフで首を切り裂く。最後は何の抵抗もなく呆気ない終わり方だった。
「終わった…………」
そう言葉に出した瞬間実感が沸き起こり、段々と左肩から先の痛みを感じることとなった。
「あっあがぁあぁああああ!いだぃっいだぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
〝テレッテレ~〟
〝levelが2上がりました〟
〝痛覚耐性1を取得しました〟
〔STATUS〕
薬袋 歩
LEVEL: 6
VITAL: 正常
HP : 30/30
MP : 40/40
ASKILL :
PSKILL : 邪悪耐性1・痛覚耐性1
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