鳳凰学園のプリンセス

ゼル@日頃夢見てる系

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初めての食堂

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「拓実ー。そろそろ食堂行くぞー」

「んー、少し寝れたな」

あのあと少し寝れたから頭がスッキリした。

「ここの食堂ってどんな料理があるの?」

「頼めば基本何でも出てくるぞ?でも他の生徒に人気があるのはハンバーグとかだな。」

「へぇ、わりと普通なのかな。」

俺は少し食堂が楽しみになった。

「食堂って私服でいいの?」

「夜は基本、寮のやつしかいないから大丈夫だ、でも、寝るときの格好はやめておけよ」

「え?なんで??」

俺が寝る格好で行こうとしてたのがバレてたのか、ピンポイントで注意されてしまった。

「拓実の寝るときの格好は露出が多くて可愛すぎだ。みんなには見せたくない。」

小さいときからハルは過保護だと思う。しかし、兄に心配されて正直嬉しくないわけではないのが本心だったりする。

「じゃあ、上からパーカー着ようかな。」

「準備できたか?玄関で待ってるから、さっき渡したカードを持っておいで」




「お待たせ!食堂行こう!!」

「楽しそうだな。食堂は初めてか?」

「中学までは給食があったから」

「そうだったな。美味しいから好きなものを食べて大きくなれよ。拓実は少し痩せすぎだ。」

またもや、過保護が発動された。

「着いたぞ、ここが食堂だ。」

そう言ってハルは扉を開けた。

そこに広がったのは食堂というより、高級レストランといった感じだった。

「多少豪華だとは思ってたけど、これはやりすぎじゃない?」

「そのうち慣れる。それに、ここのは本当に美味しいから楽しみにしてろよ。」

メニューがのってるタブレットを見つけ見てみた。そこには、和食、洋食、中華にデザートなど色々な料理の写真がのっていた。

「迷うね。とりあえず今日はオムライスにしようかな。」

「可愛いのを選ぶんだな。そろそろ混む時間だから、早く頼んで席についてまってようか。」

「ここって、持ってきてくれるの??」

「この学校の生徒はみんな金持ちだからな、そこらへんは慣れてくれ。w」

「レストランって思えばなんとかね」

一番奥の端の席に二人で座った。

「あー、お腹空いたねー。」
「今日はハンバーグにしよーっと」
「また、遥希様の好物かよ。」

ハルの言うとおり混んできた。

「ハルってほんとにモテモテだな」

「俺はこの学校の生徒全員に好かれるより、拓実1人に好かれる方が嬉しいよ」

そんな話をしていると

「え!?今あそこで笑ってるの遥希様じゃない?」
「は、遥希様が楽しそうだ。」
「抱いてー!!!」

最後に変な声が聞こえてきたが気のせいにしておこう。

「一緒にいるの誰?」
「なんかよく見ると可愛くね?」
「え、そう?普通じゃ、あ、可愛い。」

ん?これは俺に言ってるのか?? 
違うよな。なんか、ハルの顔も怖いような。

「もう、拓実の可愛さがばれてきたか、」

「ん、何か言った?」

「いや、何も」

その時、オムライスとハルが頼んだハンバーグが来た。

「やばい、美味しそう。 いただきます!!」

オムライスは美味しすぎた。
頬っぺたが落ちるとはこのことかと実感した。

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