鳳凰学園のプリンセス

ゼル@日頃夢見てる系

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朝。

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朝起きたら兄が同じベッドで寝ていた。

「そういえば、ベッド1つしかないんだっけ。」

「んー。起きたか、」

「朝って何時くらいに出ればいいの?」

(確か、この学校は八時四十五分までに教室にいればよかったはずだけど。)

「忘れたのか?この寮は学校直通だ。八時半に出ても普通に間に合うぞ?」

でも、初日は早くいきたいなーなんて思ったりもした。

「今は七時半か。もう、準備しようかな。」

部屋を出たのは八時だった。

「教室まで送ってくよ。」

「教室くらいならわかるから大丈夫だよ?」

「心配してるんじゃない、一緒にいたいだけだ。」

「ふーん。友達できるといいな。」

「友達は大事だが、変なやつとは関わるなよ」

「大丈夫だよ、それにハルよりは絶対友達できるから」

(ハルはこの学校だと冷たいらしいし)

「多くはないけど、ちゃんといるから安心しろ」

話してるうちに、教室についた。まだ、人は数人しかいなかった。

「じゃあねハル。あ!凪斗!おはよ」

「おはよう、生田先輩もおはようございます。」

「お前、拓実の友達か?拓実に変なことしたら家ごと潰してやるからな。」

「おい!そんなこと言うなよ、最低だぞそんなやつ。」

教室にいた数人が化物を見ているような顔でこっちを見ていた。

「悪かったよ。それじゃ、また帰りに迎えにくるから。」

ハルが怒られた犬のようになりながら教室を出ていった。

「いいんだぞ?庇ってくれなくて」

「俺がそうしたいんだよ。ハル家だとあんなじゃないのに」

「そうなのか?愛されてるんだな。」

「嬉しいけどね、過保護は少し治してほしいかな。w」

「それより、今日の新入生歓迎パーティーは出るのか?拓実が入ってきたならお父さんも来るだろ?」

「え!!そんなパーティーあるの?てか、パパも来るの??」

「あぁ、去年、遥希様が入学したときも来てたそうだぞ。」

「じゃあ、出たいなー。パパに会いたい」

「俺も出るから会えたらいいな」

凪斗が笑った顔を初めて見たかもしれない。笑顔がとても綺麗に見えた。

「今日は1日授業や校則の説明だから講堂に移動だね」

「もう、講堂の場所はわかるのか?w」

少し、悪いことを考えてる子供のような顔をされた。

「さすがにわかるよ!早く行こ!案内してあげるよ」

「じゃあ、頼もうかな?」

まただ、凪斗が笑うと心がぎゅっとなる感じがした。
 
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