魔族に捕らえられた剣士、淫らに拘束され弄ばれる

たつしろ虎見

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40.告げられた真実

「っ、ぁあああっ、ひぁっ、んっ……! もっ、とぉっ……! あぁああっ!」
 射精を伴わない絶頂の余韻に浸る間もなく、ぐりと強く最奥を抉られ、どぷどぷと大量の魔力と精液が注ぎ込まれる。
「はあっ……あ、んんっ……! ブラッドの……熱い……っ」
「っ、ふ……肉壺を花嫁として娶る趣味はない。だが、この城に集う同胞たちの前で、その淫乱な装いで隷属を誓わせるというのは……余興としては悪くない」
「っ、ひあっ……!? あっ……ぁんっ……んっ、はぁっ……!」
 達したばかりの胎内に、熱い迸りを馴染ませるように内壁を擦られてしまえば、まともに受け答えなどできるはずもない。甘い喘ぎを響かせながら身体を震わせるエヴァンをよそに、ブラッドは言葉を続ける。
「無論、その際はこの孔に俺のものを挿れたまま、皆の前で啼きながら痴態を晒すことになるが……ほう、これで締め付けを強くするとはな、自ら淫らな花嫁として捧げられることを望むだけの事はある」
「~~っ、ぁぅ、んんっ……あぁっ……!」
 衆人環視の中でブラッドに、まるで自分のものだと見せびらかされるように抱かれる。
 これまでエントランスのオブジェとして魔族たちの前でリボンに彩られた局部を揺らし、ディルドを咥え込んだままの後孔をひくつかせ、快楽と羞恥に頬を赤らめながら喘ぐ姿を晒していたものの、ブラッドの屹立を咥え込んだまま、他の魔族の前に出るというのは、エヴァンにとっては未知の領域で……。
(しかも、この格好で……っ、だめだ、そんな事になったら、俺……っ、ぁん……っ…)
 ブラッドが大罪人に恥辱を与え罰するための余興であり、決して結婚式などではない。それなのに、想像しただけで後孔がきゅんと締まり、後ろに咥え込んだ屹立の形をしっかりと感じ取ってしまう。

 そんなエヴァンの反応を愉しむように、ブラッドは深く繋がったまま内壁を捏ね回すように腰を動かす。感度の上がり切った胎内を容赦なく抉る熱と硬度に、エヴァンはただ嬌声を上げる。
「んあっ……! あ、んんっ……ひゃ、ぁ……っ!」
 震える指先でシーツを握りしめ、どうにか呼吸を整えようとしても、その度に身にまとう薄布越しに乳首が擦れて、更に快感が増幅してしまう。 そんなエヴァンを更に追い詰めるかのように、ブラッドの手が目の前の尻をぺしり、と軽く叩いた。
「あっ、ひゃぅ、っ……!」
 ブラッドのものを咥え込んだままの尻に衝撃が伝わり、反射的に後孔の締まりが強くなる。その様子に笑みを浮かべながら、ブラッドは続けてもう一度、ぱしんと音を立てて尻を叩く。
「~~っ……! ああっ……!」
「ふん、この程度でこうも興奮するとは。いっそ、この衣装のまま玩具を挿れて縛り付け、一人で腰を振り乱して善がる姿を晒しながら誓わせるというのも見世物としてはなかなか滑稽で良いかもしれんな」
「っ……!? い、嫌だぁっ……そんなのっ……あっ、やっ……ぁ…っ……!」
「ほう。大勢の前で俺のものを咥え込む事に興奮していた癖に、玩具相手は嫌だと? エントランスのオブジェとして痴態を見せつけているのと大差ないだろう」
「違っ……、ぁんっ……! けっこん、するならぁっ……んぅ……っブラッドのじゃないと、やだぁっ……! んっ、ああっ……!」
「……肉壺を娶る気は無いと言ったことをもう忘れたか。まあいい。お前の手にかかった同胞たちも、最前列でこの痴態を目にすれば溜飲が下がるだろう」
「……え……? 同胞って……んぁっ……んんぅ……!?」

 腰を浅く引き戻し、ゆっくりと押し込まれるたび、敏感な胎内が甘く苛まれる。熱い摩擦に喘ぐエヴァンを見下ろしながら、ブラッドは低い声で言葉を続ける。
「脆弱な人間と違い、魔族は転生を繰り返してその力を強めていく。お前の剣で斬り捨てられた者たちも例外ではない。……といっても、この淫蕩に耽った頭では、どこまで理解できるか分かったものではないが」
「っ、ぁぅ、やっ……つまり、生き……て……? んん……っ」
「そうだ。今は新しい肉体を得て、この城で務めを果たしている。こんな、緩んだ孔を晒すしか能のない肉壺風情よりよほど有能だ」
 告げられた言葉に、エヴァンは目を見開く。
 人間の領域に手出しをしないはずの魔族の城に踏み込み、ブラッドの同胞の命を奪った。
 魔族を討伐対象と見なす一介の剣士であれば、無謀さを咎められることは罪悪感を抱くような事は無かっただろう。
 しかし、淫魔に堕とされ、罰のはずの肉壺としての務めで快楽を得るたび、その過去はエヴァンの心に影を落としていた。

「あっ、あああ……そっか……んぅっ……よかっ、た……」
 自分が奪い、永遠に戻ることはないと思っていた命が実は失われていなかったという事実に、安堵の声が零れた。
 おそらく安心感から身体の力が抜けたのだろう。無意識のうちに後孔の締め付けが緩み、柔らかな内壁がふわりとブラッドのものを包み込む。
「同胞が新たな肉体を得たのはお前を喜ばせるためではない。奪った命が新たな生を得ようと、お前の大罪人としての罪が消えるわけでも、肉壺の務めから解放するわけでもない」
 嘲るように低く響く声と共に、ブラッドは思い切り屹立を引き抜き、すぐさま胎内を抉るように奥まで貫く。

「ひぁっ!? んっ、あっ、ああっ……! あぁああっ……! ~~~っ!!」
 激しい律動に身体が揺さぶられ、ガーターベルトのストラップが太腿に食い込み、ストラップシューズの踵がシーツを掻き乱す。
「んっ、あぅ、分かってるけどっ、っあんっ、ぁああ……っ!」
 こちらの返答など聞く気もないとばかりに、腰を強い力で掴まれ激しく打ち付けられる。素肌がぶつかり合う音と、嬌声、そして淫魔になったがゆえに後孔から溢れる愛液による水音が混ざり合い、淫靡な響きとなって寝室を満たす。
「っあんっ、ひぁっ、ぅぐ、~~~っ、ぁああああっ……!」
 強く腰を押し込まれたかと思えば、そのままの勢いでどちゅん、と一気に根元まで埋め込まれる。
 何度奥まで満たされても、決して慣れる事はない。それどころかどんどん敏感になっていく内壁。その特に弱い部分を、最奥に嵌め込まれたままの屹立が押し潰すように刺激を与えるたび、エヴァンの身体は押し寄せる快感に翻弄され甘く蕩けてしまう。

「……淫魔となったとはいえ、人間側の剣士が魔族の転生を恐れずに喜ぶとはな」
「んんぅっ、あっ、ああ……っ、だって、それはっ……」
 名残惜しそうに吸い付く内壁を擦りながら屹立を引き抜けば、ぽっかりと開いた孔から白濁がこぽりと零れた。淫魔としてブラッドの精を吸収する体に造り替えてはいるものの、まだ成りたてという事もあり高位魔族の濃厚なそれを全ては受け止めきれなかったのだろう。
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