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15.磨き上げられるオブジェ
淫紋を通じて流し込まれる魔力。それよって強制された見回りは、城門で終わりを迎えた。
「んぁ、っ、ふ……ん、異常、なし……っ」
左右の乳首をそれぞれ違った動きでくりゅくりゅと転がされ、後孔を浅く揉み込まれながらもエヴァンは何とか声を絞り出す。
「っ、これで、やっと……ぁ、んんっ……!?」
この後にエントランスに行かされるとしても、少なくともこの鎧と見回りからは解放される……そう気を緩めた瞬間、それまで入口しか責められていなかった後孔をずぶりと貫かれた。
「ひっ、ぁ……あ、あっ、ぁあっ!?」
捕らえられてから散々解されていた内壁は、突然現れた性具……ディルドを難なく飲み込む。
そんな身体とは裏腹に、エヴァンの頭の中は戸惑いと焦りで一杯だったが……それも、ほんの数秒の事だった。
「ぁ、あ……っ! ん、な……なんれぇ……っ……んんっ……ん……」
後孔を奥までずっぷりと埋めたそれが、内壁を擦り上げるかのようにゆっくりと動き始める。そうなってしまえば、淫紋によって敏感になった身体はたちまちとろけてしまう。
「ぁ、あぁ……っ! ゃらっ……ちが、こんな……あぁっ、んん……っ」
ディルドがナカをごりゅごりゅと抉るたびに、背筋を甘い痺れが駆け抜ける。
緩慢な動きで中を押し拡げられる感覚が、じわじわと気持ちいい。でもどうせなら、昨晩みたいにもっと激しく突いて欲しい……そんな思考を、エヴァンはどうにか追い払おうとする。
「ゃ、ぁ……っ、んんっ……ぁあっ……」
どうにか意識を逸らそうとしても、ディルドが弱い部分を押し上げるたびに思考が乱されてしまう。
……それ故にエヴァンは気が付かない。自分がいつのまにかエントランスに転送されている事を。
「淫乱剣士の奴、トロットロじゃねぇか」
「見回り中に何回イッたんだろうな」
「馬鹿お前知らねぇのかよ。ブラッドの旦那謹製のあのリボン、射精どころか勃起も封じるんだぞ」
「あーあ。感じ入ってて気付いてねぇでやんの。うりゃ」
エヴァンの周囲を囲む魔族の一人が、揶揄い混じりに魔力の弾を飛ばす。
ごく小さな大きさのそれは、エヴァンの左乳首を掠めた。
「ひぁぁっ……!? えっ、な……ここ……あっ、鎧、なくなっ……」
触手によるものとも違う、一瞬だが強い刺激。その感覚によって、ようやくエヴァンは己が置かれている状況をおぼろげながら把握した。あの鎧は見回りのために着せられたのだから、終わると同時に元の装いに再構成されたのだろう。……一番最初にディルドを挿入されてしまったせいで、訳が分からないまま事を進められてしまったが。
(それで、ここに立たせるために、そのまま強制転送か……ん、ぅ……、また、じろじろと見られて……っ)
触れられてもいないのに疼く乳首と、ひくつく後孔。淫魔化したせいでおかしくなっているに違いない……そんな逃避めいた事を思っても、快楽に正直な身体は、未だ緩やかに動き続けるディルドを内壁で食い締める。
「っ……ぁん……っ、ぁ……はぁ……っ」
有無を言わさず挿れられた異物。そのはずなのに、締め付けるたびに自分のナカに馴染んでいるような、そんな気さえしてしまう。
周囲の魔族から視線を向けられているのに、後ろで感じることを止められない。恥ずかしくてたまらないのに、魔法によって拘束された身では顔を赤らめたまま腰を揺らめかせる事しかできない。
「しかし、随分と可愛げが出てきたもんだ」
「淫魔化したんだろ。ブラッドの旦那の魔力をたっぷり注がれてるとなれば、快楽に素直にもなるさ」
「あの人がここまで手をかけるって事は、さぞ具合がいいんだろうなぁ」
「ぁ……んっ、くぁ……っ、んく……」
好奇の目で見られる中、聞こえてきた名前にびくんと身体が跳ねる。
「いいねぇ。ご主人様のが欲しくて堪らないって顔だ。どれ、俺もちょっと遊んでやるか」
「ぁっ、んぁあっ……ふぁ……っ」
先ほど乳首を弾いた者とは別の魔族が、一歩前に踏み出す。その手には、魔力で作り出した柄付きのブラシが握られていた。
「ゃ……め……っ……」
「怖がるなって。ちょっと『オブジェ』を磨くだけだ」
「ひぅっ、ん……っ、あぁっ……!?」
胸元の布地を押し上げる、つんと尖った乳首。ブラッドに捕らえられてからすっかり性感帯と成り果てたそこを、魔族は柔らかな毛先を持つブラシによってしゅりしゅりと磨き上げる。
「んぅっ、んんっ……!! むね、やめ……ぁ、ふ……んぁっ、んっ……」
磨く、といっても着衣のまま故に、あくまで布越しではあるが……その、布地が擦れる感触すらも今のエヴァンにとっては堪らない刺激だった。
「成程なぁ。リスターの奴ならともかく、俺なんぞがあの人のものに触るのもどうかと思ったが……『オブジェ』の手入れって事なら気兼ねなくできそうだ」
「あぁ、夕刻までにこうやって感度を上げておけば、旦那も喜ぶだろ」
そんな言葉と共に、ぷっくりと膨らんだ乳輪がブラシの先端でくにりと押し込まれる。
「んんっ……!」
「んぁ、っ、ふ……ん、異常、なし……っ」
左右の乳首をそれぞれ違った動きでくりゅくりゅと転がされ、後孔を浅く揉み込まれながらもエヴァンは何とか声を絞り出す。
「っ、これで、やっと……ぁ、んんっ……!?」
この後にエントランスに行かされるとしても、少なくともこの鎧と見回りからは解放される……そう気を緩めた瞬間、それまで入口しか責められていなかった後孔をずぶりと貫かれた。
「ひっ、ぁ……あ、あっ、ぁあっ!?」
捕らえられてから散々解されていた内壁は、突然現れた性具……ディルドを難なく飲み込む。
そんな身体とは裏腹に、エヴァンの頭の中は戸惑いと焦りで一杯だったが……それも、ほんの数秒の事だった。
「ぁ、あ……っ! ん、な……なんれぇ……っ……んんっ……ん……」
後孔を奥までずっぷりと埋めたそれが、内壁を擦り上げるかのようにゆっくりと動き始める。そうなってしまえば、淫紋によって敏感になった身体はたちまちとろけてしまう。
「ぁ、あぁ……っ! ゃらっ……ちが、こんな……あぁっ、んん……っ」
ディルドがナカをごりゅごりゅと抉るたびに、背筋を甘い痺れが駆け抜ける。
緩慢な動きで中を押し拡げられる感覚が、じわじわと気持ちいい。でもどうせなら、昨晩みたいにもっと激しく突いて欲しい……そんな思考を、エヴァンはどうにか追い払おうとする。
「ゃ、ぁ……っ、んんっ……ぁあっ……」
どうにか意識を逸らそうとしても、ディルドが弱い部分を押し上げるたびに思考が乱されてしまう。
……それ故にエヴァンは気が付かない。自分がいつのまにかエントランスに転送されている事を。
「淫乱剣士の奴、トロットロじゃねぇか」
「見回り中に何回イッたんだろうな」
「馬鹿お前知らねぇのかよ。ブラッドの旦那謹製のあのリボン、射精どころか勃起も封じるんだぞ」
「あーあ。感じ入ってて気付いてねぇでやんの。うりゃ」
エヴァンの周囲を囲む魔族の一人が、揶揄い混じりに魔力の弾を飛ばす。
ごく小さな大きさのそれは、エヴァンの左乳首を掠めた。
「ひぁぁっ……!? えっ、な……ここ……あっ、鎧、なくなっ……」
触手によるものとも違う、一瞬だが強い刺激。その感覚によって、ようやくエヴァンは己が置かれている状況をおぼろげながら把握した。あの鎧は見回りのために着せられたのだから、終わると同時に元の装いに再構成されたのだろう。……一番最初にディルドを挿入されてしまったせいで、訳が分からないまま事を進められてしまったが。
(それで、ここに立たせるために、そのまま強制転送か……ん、ぅ……、また、じろじろと見られて……っ)
触れられてもいないのに疼く乳首と、ひくつく後孔。淫魔化したせいでおかしくなっているに違いない……そんな逃避めいた事を思っても、快楽に正直な身体は、未だ緩やかに動き続けるディルドを内壁で食い締める。
「っ……ぁん……っ、ぁ……はぁ……っ」
有無を言わさず挿れられた異物。そのはずなのに、締め付けるたびに自分のナカに馴染んでいるような、そんな気さえしてしまう。
周囲の魔族から視線を向けられているのに、後ろで感じることを止められない。恥ずかしくてたまらないのに、魔法によって拘束された身では顔を赤らめたまま腰を揺らめかせる事しかできない。
「しかし、随分と可愛げが出てきたもんだ」
「淫魔化したんだろ。ブラッドの旦那の魔力をたっぷり注がれてるとなれば、快楽に素直にもなるさ」
「あの人がここまで手をかけるって事は、さぞ具合がいいんだろうなぁ」
「ぁ……んっ、くぁ……っ、んく……」
好奇の目で見られる中、聞こえてきた名前にびくんと身体が跳ねる。
「いいねぇ。ご主人様のが欲しくて堪らないって顔だ。どれ、俺もちょっと遊んでやるか」
「ぁっ、んぁあっ……ふぁ……っ」
先ほど乳首を弾いた者とは別の魔族が、一歩前に踏み出す。その手には、魔力で作り出した柄付きのブラシが握られていた。
「ゃ……め……っ……」
「怖がるなって。ちょっと『オブジェ』を磨くだけだ」
「ひぅっ、ん……っ、あぁっ……!?」
胸元の布地を押し上げる、つんと尖った乳首。ブラッドに捕らえられてからすっかり性感帯と成り果てたそこを、魔族は柔らかな毛先を持つブラシによってしゅりしゅりと磨き上げる。
「んぅっ、んんっ……!! むね、やめ……ぁ、ふ……んぁっ、んっ……」
磨く、といっても着衣のまま故に、あくまで布越しではあるが……その、布地が擦れる感触すらも今のエヴァンにとっては堪らない刺激だった。
「成程なぁ。リスターの奴ならともかく、俺なんぞがあの人のものに触るのもどうかと思ったが……『オブジェ』の手入れって事なら気兼ねなくできそうだ」
「あぁ、夕刻までにこうやって感度を上げておけば、旦那も喜ぶだろ」
そんな言葉と共に、ぷっくりと膨らんだ乳輪がブラシの先端でくにりと押し込まれる。
「んんっ……!」
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