愛は契約範囲外〈完結〉

結塚 まつり

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登場人物

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年齢は物語開始当初のもの。

***

フェデリカ・ヴェルディアナ・ディ・アンヌンツィアータ(旧姓 デアンジェリス)
アンヌンツィアータ辺境伯養女。キエザ大学物理学専攻。実は砂の皇国前王朝最後の皇女。
王太子の婚約者により根も葉もない噂を流され、婚約破棄騒動を裏で計画する。研究以外の全てがどうでもいい。
国王の命令によりレナートと結婚、3年後に婚姻を無効にし大学に帰還。
黒髪紫眼。19才。3月生まれ。(実年齢は21歳)

レナート・オスカル・ディ・ラヴィトラーノ / レナート・ラフォレーゼ
王弟。6年前、兄である国王により精嚢をひとつ切り取られている。
兄王が倒れたことで王位を引き継ぐも、死亡を偽装しフェデリカを追って大学へ。
金髪碧眼。26才。7月生まれ。


大学

ラヴィニア・プロヴェンツァーレ
平民。フェデリカの同期。女性史上最年少で入学した天才だが、精神的に幼い。キエザ大学医学専攻。15歳。

カルミネ・ヴェナンツィオ・ディ・ラ・ヴァッレ
ラ・ヴァッレ侯爵家次男。フェデリカの同期。キエザ大学数学専攻。王位継承順位はロレンツィ侯爵一家に次ぐ第五位。22歳。

ペネロペ・ジュスティーナ・ディ・デル・ヴェッキオ
デル・ヴェッキオ侯爵家長女。フェデリカの貴族学園時代の友人。
婚約者が王太子の婚約者と浮気しており、王太子の婚約破棄騒動に合わせて婚約解消。フェデリカの実兄であり、海の王国領主の跡取りのベルトランに嫁ぐ。19歳。


王家

ブルーノ・トビア・ディ・ラヴィトラーノ
元王太子。婚約を破棄し、イゾラ公爵位を賜る。周囲と比べられ続け、婚約者には浮気され、父王に圧力をかけられ擦り切れていた。
茶髪青目。18歳。

国王
ブルーノの父、レナートの異母兄。妻と3人の子をなくし、手元に残ったブルーノを溺愛する。レナートに皇位を奪われることを恐れ、生殖機能を失わせた他、王位継承権第三位の従弟を殺害、王位継承権順位が上位の貴族に放棄を促した。39歳。

ルドヴィカ王姉
砂の皇国前王朝最後の皇帝に嫁いだ。初産を迎える直前に叛逆が起こり、双子を遺して死去。享年21。銀髪青目。



デアンジェリス家

ジュリアマリア・ナーディア・ディ・デアンジェリス
フェデリカの異母妹。王太子の恋人。亜麻色の髪と瞳。18才。

子爵
平民と結婚が出来ないため、フェデリカのことに目を瞑り、ナーディアと結婚した。後に暗殺される。

ナーディア夫人
フェデリカの母。アンヌンツィアータ辺境伯令嬢。事故で早くに亡くなった。



砂の皇国

アーキル・ザイン・タイスィール
砂の皇国第十三皇子。生物学専攻。キエザ大学に留学中。
母はなぶり者にされた挙句殺され、同母妹アイシャを人質に取られていたが、留学中に殺された。父帝を恨み、殺害に及ぶ。
褐色の肌、黒髪緑目。18歳。

アイシャ・ナーイラ・バラカ
アーキルの同母妹。第十八皇女。異母兄である皇太子に襲われかけてから、男性恐怖症。彼女の死がアーキルの復讐心に火をつけた。12歳。

現皇帝
20年前、先王朝の血筋を抹殺し、今もなお最後の皇帝に怯えている。

ラティフ・ハーシェム・ヤークート
ベルトラン、フェデリカの父。シルハーン朝最後の皇帝。褐色の肌、黒髪、赤色の瞳。


海の王国

ベルトラン・ラミロ・デ・エスピノサ
海の王国、エスピノサ領主子息。豪放磊落。実はフェデリカの双子の兄。
ロサノ大学天文学専攻、後に退学。
褐色の肌、黒髪紫目。22歳、8月生まれ。(実年齢は21歳、12月生まれ)

エスピノサ領主
辺境伯の縁者。ベルトランの身元を承知で引き取った。



用語

舞台となる王国
貴族議会と王の権力の二大体勢で国事を行う。

砂の皇国
王国の東に位置する。前王朝が倒れた後、国交を断絶していた。現王朝初代皇帝の崩御と共に国が崩壊し、現在は内乱状態。

海の王国
王国の南、複数の島からなる海洋国家。ひとつの島につき領主がおり、すべての島の領主は十年に一度一堂に会し王を選ぶ(選定侯のようなもの)

北の帝国
王国の北西に位置する。不凍港が少なく、輸入の大半を王国に頼っている(西の共和国とは不仲のため)。度々王家と婚姻を結んでおり、現王(作中で退位)の母も北の帝国の姫である。

西の共和国
王国の西に位置する。大陸で唯一王を抱かぬ国。北の帝国とは仲が悪いが、王国とは仲良し。

貴賤結婚
王族、公爵、侯爵は伯爵位以上の上級貴族家との婚姻でなければ貴賤結婚にあたる。下級貴族は平民との婚姻は貴賤結婚。貴賤結婚の末に生まれた子供は親の爵位を継承することができない。

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