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12. 試合後・談話
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<以下、試合後の談話>
○泉野高校・桑田監督
―――昨年夏の覇者である大阪東雲を相手に、見事な逆転勝利。今のお気持ちは?
「選手達が本当によく頑張ってくれました。その一言に尽きます。私はただ見ていただけです」
―――五回表の守りの場面、先制された後にノーアウト二三塁の状況で伝令を送られました。その意図は?
「私は野球に関して門外漢ですが、そんな私でも選手達が明らかに浮き足立っているのは分かりました。『普段通りにやれ』と、それだけ伝えました」
―――次の試合に向けて、抱負を。
「選手達が試合に気持ちよく臨めるよう、善処する。それだけです」
○泉野高校・新藤選手
―――六回裏の攻撃、起死回生の逆転ホームランは本当に素晴らしい一発でした。
「自分の読み違いもあって四点も取られ、前の二打席でも三球三振に倒れ、不甲斐ないと感じていた。そんな中で、味方が必死に繋いでくれた。捲土重来のチャンスに、『絶対打つ』と強い気持ちで臨んだ。打ったのはフォーク。体が上手く反応してくれた。本当に、打てて良かった」
―――前評判を覆す、見事な勝利でした。その勝因は?
「岡野が本当によく粘ってくれた。四点取られたが、もっと失点を重ねていてもおかしくなかった。バックの守備にも助けられた。チーム一丸となって諦めず頑張ったからこそ、掴んだ勝利だと考えています」
―――次の試合に向けて、抱負を
「相手がどこになるか分かりませんが、自分達の野球を貫いて全力でぶつかるだけです」
○大阪東雲・喜多川監督
―――夏春連覇を掲げて乗り込んだセンバツの舞台で、まさかの初戦敗退。率直なお気持ちを聞かせて下さい
「選手達には『相手がどこであろうと全力で当たれ』と言い聞かせていたつもりでしたが、私も含めて驕りや緩みがあったのだと思う。完敗です」
―――敗因はどの辺りにあるとお考えですか?
「相手の岡野君をあと一歩のところで攻めあぐねたのが大きかったかと。それと、初回に木村が刺されたことで盗塁を自重したのも、今振り返れば間違いだった。もっと積極的に動いていれば、展開は違っていたかも知れない」
○大阪東雲・木村選手
―――五回表の攻撃、素晴らしいホームランでした。
「監督から『相手のウイニングショットを仕留めろ』と常日頃から言われていたので、それを実践出来たのは良かったです」
―――満塁ホームランを含めて、五打数四安打と一人気を吐いていた。
「四安打よりも、僕自身は最後の打席が本当に悔やまれる。最後の打席でもウイニングショットに絞っていた。それでも、自分の中のイメージと違っていた為に仕留められなかった。言い訳に聞こえるかも知れないが、本来のボールだったらスタンドまで運んでいた自信があった。失投に対応出来なかったのは、単純に自分の実力不足」
―――不本意な形でセンバツの舞台から去ることになりましたが、夏に向けて何かありますか?
「この悔しさをバネに、夏へ向けて一回りも二回りも成長して甲子園に戻ってきたい」
* * *
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