3 / 16
第一章
第3話 宇宙船
しおりを挟む
テラはその宇宙船を形容する語彙を持たなかった。
平たいタバコ皿をひっくり返したような形の宇宙船だった。
底には椀のようなものが四つほどくっついている。
子供が食器棚にあるもので作った悪ふざけのようなかたちだった。
もし誰かにユーフォーの知識があったなら、こう形容できただろう。
いわゆる円盤型、オカルトマニアが言うアダムスキータイプユーフォーだ、と。
下部からのぞく丸い部分が、ビガビガと七色に光りながらくるくると回っている。
半球がピタリと止まり、光がテラとメテオラを照らす。
「くぉらメテオラ! 勝手に戦地へ行くなと言っているでしょうが!」
宇宙船の中から怒鳴り声。
あまりの勢いにスピーカーはハウリングした。
メテオラは耳をふさぎ、テラは目を丸くし数歩後ずさって銃を抱えてしまった。
「ち、ちがうよ! 戦地って知らなかったの! おねがい、なかにいれてよ!」
今回はまずいやつだ、みたいな表情で身振り手振りを混ぜつつ言い訳を重ねていく。
少しの沈黙ののち、スピーカーは大きくため息をついた。
観念したように光がメテオラとテラを持ちあげる。
ぐうっとからだが浮く感覚が一秒ほどして、まばゆい光のなかを通される。
テラはぎゅっと目を閉じ思わず狙撃銃に手を掛けた。
「物騒なもの持ってるね。ここじゃ撃たないでくれよ? 一応精密機器が揃ってるから」
軽快な言葉に目をそっと開けば、あのちゃちな円盤型宇宙船からは想像できないほど真っ白な空間が広がっていた。
白く輝く壁、鏡面のように磨かれた白いタイルの床、およそ四畳ほどの空間に、テラとメテオラ、そして背の高い女性がレンチを片手に腕を組み怒りを滲ませて立っていた。
「た、ただいまヘリオス。ええと、迷子防止ブザーめちゃくちゃ役に立ったよ」
ヘリオス、と呼ばれた女性はメテオラの方を向くと青筋を浮かべながら綺麗に微笑んだ。
「そいつはよかった。小舟だけ帰ってきた時には流石に死んだかと思ったよ? 何せピッカピカの子をあんな煤だらけにして戻ってきたんだからねぇ」
ギロリ、と薄く目を開く。青い瞳がまっすぐテラを射貫いた。
値踏みするような視線に、軍上層部の少年兵を見定める無遠慮にあびせられた空気と似たものを感じて、つい目をそらしてしまった。
「今回も拾い物かい?」
「そ、そう! テラっていうの」
メテオラも言い訳をするように緊張しているテラの手を握る。
彼女の手も冷や汗をかいていていることに気づいた。
いくら恩人で度胸のある女の子とはいえ、一人で矢面に立たせる訳にはいかない。
テラもヘリオスをまっすぐ見据えた。ヘリオスは上から下まで眺めると怒りの表情をやわらげた。
「何もあんたを取って食わないさ。メテオラがしたいことをすればいい」
そこで言葉を区切ると目付きをキッと鋭くしてメテオラをにらみつける。
「でもメテオラ! 報告連絡相談! これだけはしてくれよ!」
「アイアイメカニックー!」
ヘリオスはふざけないの! とメテオラの頭を軽くはたいた。
そして安堵したように微笑むと赤くて長いポニーテールをゆっくり揺らしながら扉の方へ去っていった。
「…………ふぅ、ヘリオスのお説教がいつもより少なくてよかった」
メテオラはヘリオスが扉の向こうへ消えていくのを見送ったあと滝のような汗をぬぐいながらため息をついた。
一方テラはヘリオスのお説教内容より威圧感に圧倒されていた。
その背丈は言うに及ばず、全身の筋肉が戦う上で理想的なバランスでついていることをテラは見抜いていた。
「恐ろしい女性もいるんだな」
「普段は基本的に優しいよ。声めっちゃ大きいけど。主にわたしが怒らせるだけで」
メテオラはケロリと伝える。反省の色が見えない。
背負っていたナップサックをごそごそとまさぐっている。
「あっ、あったあった」
取り出したのはこの宇宙船を呼び出す際に使った手榴弾のような機械だった。
よく観察すれば、随所にスイッチがついており何らかの通信装置であることがすぐわかった。
「メテオラからの連絡です! 新入りがいるから集合! パーティーしよ!」
メテオラは通信機に向かって満面の笑みで言った。
途端に通信機の向こう側から賑やかな返答が帰ってくる。
「メテオラ、待て。聞いていない」
「やったねパーティーだ! しかも今回はレーフに無茶振りつきだぞー!」
「あー、えっと、レーフ? そこまで頑張らなくていいからね?」
「諦めるんだね。こうなったらメテオラは止まらないこと、よく知ってるだろ?」
低く唸るような勘弁してくれ、のあとに男性の声は不承ながら覚悟を決めたような返答をする。
「……スバル、あとで手伝いに来い」
「そんなー!?」
「あはは、僕も行こうか?」
「お前は医務室から離れるな」
恒例のやり取りなのだろう。
ヘリオスがけらけら笑いながら「じゃあパーティーでな」と言ったきり黙ってしまった。
通信を切ったのだろうか。
「それじゃあみんなよろしくね、わたしは新入りを案内するね!」
メテオラは通信を切るやいなやテラの手を取り扉を指した。
「それじゃあパーティーまで、船の設備の紹介しようか」
メテオラはニヤッと笑ってテラを引っ張って歩き出した。
平たいタバコ皿をひっくり返したような形の宇宙船だった。
底には椀のようなものが四つほどくっついている。
子供が食器棚にあるもので作った悪ふざけのようなかたちだった。
もし誰かにユーフォーの知識があったなら、こう形容できただろう。
いわゆる円盤型、オカルトマニアが言うアダムスキータイプユーフォーだ、と。
下部からのぞく丸い部分が、ビガビガと七色に光りながらくるくると回っている。
半球がピタリと止まり、光がテラとメテオラを照らす。
「くぉらメテオラ! 勝手に戦地へ行くなと言っているでしょうが!」
宇宙船の中から怒鳴り声。
あまりの勢いにスピーカーはハウリングした。
メテオラは耳をふさぎ、テラは目を丸くし数歩後ずさって銃を抱えてしまった。
「ち、ちがうよ! 戦地って知らなかったの! おねがい、なかにいれてよ!」
今回はまずいやつだ、みたいな表情で身振り手振りを混ぜつつ言い訳を重ねていく。
少しの沈黙ののち、スピーカーは大きくため息をついた。
観念したように光がメテオラとテラを持ちあげる。
ぐうっとからだが浮く感覚が一秒ほどして、まばゆい光のなかを通される。
テラはぎゅっと目を閉じ思わず狙撃銃に手を掛けた。
「物騒なもの持ってるね。ここじゃ撃たないでくれよ? 一応精密機器が揃ってるから」
軽快な言葉に目をそっと開けば、あのちゃちな円盤型宇宙船からは想像できないほど真っ白な空間が広がっていた。
白く輝く壁、鏡面のように磨かれた白いタイルの床、およそ四畳ほどの空間に、テラとメテオラ、そして背の高い女性がレンチを片手に腕を組み怒りを滲ませて立っていた。
「た、ただいまヘリオス。ええと、迷子防止ブザーめちゃくちゃ役に立ったよ」
ヘリオス、と呼ばれた女性はメテオラの方を向くと青筋を浮かべながら綺麗に微笑んだ。
「そいつはよかった。小舟だけ帰ってきた時には流石に死んだかと思ったよ? 何せピッカピカの子をあんな煤だらけにして戻ってきたんだからねぇ」
ギロリ、と薄く目を開く。青い瞳がまっすぐテラを射貫いた。
値踏みするような視線に、軍上層部の少年兵を見定める無遠慮にあびせられた空気と似たものを感じて、つい目をそらしてしまった。
「今回も拾い物かい?」
「そ、そう! テラっていうの」
メテオラも言い訳をするように緊張しているテラの手を握る。
彼女の手も冷や汗をかいていていることに気づいた。
いくら恩人で度胸のある女の子とはいえ、一人で矢面に立たせる訳にはいかない。
テラもヘリオスをまっすぐ見据えた。ヘリオスは上から下まで眺めると怒りの表情をやわらげた。
「何もあんたを取って食わないさ。メテオラがしたいことをすればいい」
そこで言葉を区切ると目付きをキッと鋭くしてメテオラをにらみつける。
「でもメテオラ! 報告連絡相談! これだけはしてくれよ!」
「アイアイメカニックー!」
ヘリオスはふざけないの! とメテオラの頭を軽くはたいた。
そして安堵したように微笑むと赤くて長いポニーテールをゆっくり揺らしながら扉の方へ去っていった。
「…………ふぅ、ヘリオスのお説教がいつもより少なくてよかった」
メテオラはヘリオスが扉の向こうへ消えていくのを見送ったあと滝のような汗をぬぐいながらため息をついた。
一方テラはヘリオスのお説教内容より威圧感に圧倒されていた。
その背丈は言うに及ばず、全身の筋肉が戦う上で理想的なバランスでついていることをテラは見抜いていた。
「恐ろしい女性もいるんだな」
「普段は基本的に優しいよ。声めっちゃ大きいけど。主にわたしが怒らせるだけで」
メテオラはケロリと伝える。反省の色が見えない。
背負っていたナップサックをごそごそとまさぐっている。
「あっ、あったあった」
取り出したのはこの宇宙船を呼び出す際に使った手榴弾のような機械だった。
よく観察すれば、随所にスイッチがついており何らかの通信装置であることがすぐわかった。
「メテオラからの連絡です! 新入りがいるから集合! パーティーしよ!」
メテオラは通信機に向かって満面の笑みで言った。
途端に通信機の向こう側から賑やかな返答が帰ってくる。
「メテオラ、待て。聞いていない」
「やったねパーティーだ! しかも今回はレーフに無茶振りつきだぞー!」
「あー、えっと、レーフ? そこまで頑張らなくていいからね?」
「諦めるんだね。こうなったらメテオラは止まらないこと、よく知ってるだろ?」
低く唸るような勘弁してくれ、のあとに男性の声は不承ながら覚悟を決めたような返答をする。
「……スバル、あとで手伝いに来い」
「そんなー!?」
「あはは、僕も行こうか?」
「お前は医務室から離れるな」
恒例のやり取りなのだろう。
ヘリオスがけらけら笑いながら「じゃあパーティーでな」と言ったきり黙ってしまった。
通信を切ったのだろうか。
「それじゃあみんなよろしくね、わたしは新入りを案内するね!」
メテオラは通信を切るやいなやテラの手を取り扉を指した。
「それじゃあパーティーまで、船の設備の紹介しようか」
メテオラはニヤッと笑ってテラを引っ張って歩き出した。
0
あなたにおすすめの小説
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる