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しおりを挟むオルガが言ったように、仕事や公務も落ち着きお互い早く帰ってこれたり、普通に休みを取る事が出来るようになった
オルガの王太子への即位は子供が5歳になってからと伝えた所、父上や大臣からも早く子供を…との圧が酷くなった
たまに御膳立てなのか、ベッドメイクが発情を促す香りの香がたかれていた事もあったりしたけどなかなか子作りをする時間が取れ無かった
「ユーリおいで」
優しくそう声をかけてくるのは僕の旦那様
今日から僕達は子作りを始める事にした
一応仕事に支障が出ないようにとは思っているが、なんせ運命の番なので一度始まってしまえばどうなるかはわからない
その為、前倒しできる仕事はやっておいたし、指示書も作成しておいた
シーツや飲み物、食べ物もサイドテーブルに沢山準備している
それから叔父上にもオルガが報告済みだ
たぶんこの部屋のある階にはオルガの覇気で誰も近づけなくなるはずだ
皆に僕達がそういった行為をしているって知られるのは今だに恥ずかしいけど、仕方ない事なんだよなぁ…
しかもこの覇気って、抱く側からしか出ないからどちらが抱かれる側なのかってことまで分かってしまって本当に恥ずかしい…
けど、番の香りを嗅いでしまえばそんな羞恥心はどこかに飛んで行ってしまう
ギシッと音を立てオルガの隣に座る
「心の準備はできてる?」
耳を撫でながら甘い声で囁いてくるオルガにスリスリと頭を擦り付ければまた香りが強くなる
「ふふふっ…可愛いねユーリ……ユーリ愛してるよ。」
「僕もオルガを愛してる……んッ…」
オルガからの突然のキスに驚きつつも嬉しくてつい尻尾が揺れる
それを見ていたのか、オルガは尻尾を捕まえてサワサワと擦ってくる
「ん…ふぅ……ん……っ……ぁ…」
付け根をグリグリともまれ痺れるような快感が駆け巡る
「ん…にゃ……ぁ…ッ…だめ……そこ……」
力が抜けてオルガにもたれ掛ると、今度は耳をパクンと食べられ舌先で耳のふちを舐められる
「アッ……ぅッ……」
ピクンと跳ねる身体を必死に抑えていると、空いてる手で今度は上半身を撫で始めたオルガはゆっくりと僕をベッドへ押し倒した
「本当に敏感だね……ここも…ここも…ちょっと触っただけでビクビク身体が跳ねてるよ?」
クスクスと笑いながら、なおも攻め続けてくるオルガ
僕はすでに力が入らずされるがままになっていた
濃厚なキスに頭はクラクラし、甘い声が意思に反して漏れてしまう
あちこちにキスマークがつけられ、もう心も身体もグズグズになるほどずっと愛撫され続けた
「はぁ……はぁ……ぉる…が……もぉ…むり……」
ちょっと休憩が欲しくてそう口にすると
「ん??本番はこれからだよ?」
爽やかな笑顔でそう返された
「ほら…ここ、もうヨダレを垂らして俺の事を誘ってきてる……」
いつの間に脱がされたのか、僕は裸だった
オルガは一枚も脱いでいないのに……
オルガは僕の後孔に軽く触れる
それだけでキュッと収縮してしまう
「ほら…ね?………ユーリ、自分で足持ってて?」
「……え??」
僕の足の間にスルっと入り込み足を大きく持ち上げられた
まるでお尻を突き出すような格好に僕は慌てたがオルガの方が行動は早かった
「アッ!!…ふぁ…ッ……だ…め……そんなとこ…舐めないで……」
後孔をわざと音を立てて舐めるオルガに必死に抗議する
「ここに…これから子供たちが入るからね?ちゃんとほぐしておかないと」
舐めながら指まで入ってきて僕の気持ちいい所をどんどん攻め始めるオルガに、僕はもう抗議なんてできなかった
「ぁアッ!…んぅ……ぅああんッ……やッ…イっちゃう…!」
「いいよ…一度イっときな??」
指の出し入れが激しくなり、気持ちいい所を抉るように擦られる
「ぃ……やぁ……だ…イっちゃ……あ…ぁぁァアアあああアア!!!」
大きく弓なりになりドピュっと胸辺りまで飛ばしてしまった
イった余韻で身体はピクピクしているし、膝はガクガクで息も整っていない
「気持ちよかったね?さぁ…種を入れるよ?」
種の入った箱を僕に見えるように掲げたオルガに頷く
ついに赤ちゃんの種を僕のお腹にいれるんだ……
緊張で身体が固まりそう…と思っていたが、オルガにずっと愛撫されさっきイったばかりの身体は力が全く入らずオルガの手によってすぐに種は入れられた
「入ったよ…奥へ入れなきゃいけないから……今日は深くまで繋がろうね」
「…うん」
種が入った事が嬉しくて、この時の僕は気づいていなかった
子供を育てる子宮まで種を入れるには大抵の夫婦がそれ専用の機械を使う
しかしオルガは深くまで繋がろうねと言ったのだ
深く繋がるためには、オルガが獣化してセックスしないといけないのだ
うつ伏せにされた僕はその事に全く気付かずオルガが覆いかぶさってきてやっとその事に気づいたのだった
「あぁぁぁぁああああ!!!!……らめぇ!!もぉ……やぁ……お腹……いっぱぃ……」
グチョグチョグチョグチョと部屋に響きわたる僕の悲鳴に近い喘ぎ声と水音
もう何度も中出しをされ突かれる度に中に放たれたオルガの物がかき混ぜられて太ももを伝ってベッドに落ちていく
獣化を解いて人化したオルガだけど、激しさは増すばかりだ
「ほら…わかる?ここ…グリグリされるの大好きだろ?」
行き止まりまで入れそこを腰を回しながらグリグリと攻め続けてくるオルガはどんだけ体力があるのか…
「んぅッ…あっ…あっ…ぁぁぁあああ!!……ふぁ…ん…はぁ…ん…ッ…」
何度も中イキさせられ意識が飛びそうになるとすぐに強い刺激で引き戻される
「またイっちゃった??じゃあ……俺もそろそろイこうかな?」
「んっ……イってぇ……も……これ以上…むりぃ……」
涙を流しながら懇願する僕の頬をペロリと舐めると、腰を先ほどよりも強く打ち付け始めた
「アッ…んんッ…ンァアッ!!…アッ……」
部屋の中にパンパンパンーーーーと激しく身体がぶつかり合う音が響く
僕の声は喘ぎすぎてどんどん掠れてもう喘ぎ声と言うよりは叫び声へと変わっていた
こうして僕達の子作りは始まった
しかし、予想していた通りオルガは僕を1週間全く離す事は無く、僕は1週間ひたすら抱かれて寝てご飯を食べての繰り返しで過ごした
仕事に復帰をしたものの、毎晩激しく抱かれるものだから身体が怠く2日に1回は自室のベッドで仕事をする羽目になった
ちなみに種を入れると食べた物は全て栄養となる為トイレを使用する事はなくなる
しかもオルガと子作りを始めてから、オルガの気配が薄くなると勝手に魔法が発動し、気づいたらオルガの膝の上やオルガの頭上から降ってしまうという事が起こった
叔父上曰く、どの夫婦も同じように、相手の気配が薄まると妊婦は情緒不安定になりやすいらしい
しかし僕は、移転魔法が出来てしまうから無意識にオルガを求めて魔法が発動しているのではないかと言われた
僕は困っているのに、オルガはとても嬉しそうにしていた
しかしそんなオルガも、僕のお腹が大きくなるに連れて移転魔法で飛んで来ることを危惧しだした
一度、騎士団との練習の時にオルガへ移転してしまったからだ
ただ、オルガは僕が来ることがわかっていたのか、打ち合いをしていた騎士を直前でふっ飛ばし僕を自分の腕の中にすぐさま隠したらしい
僕には一瞬の事で何が起こったのか分からなかったが、騎士団長が後々その時の事を教えてくれた
オルガの奴、僕が移転する事を察知できるのかな?
最近オルガの力が以前より強力と言うか何と言うか…
とにかく獣人の域を出ている気がする
前の時以上に………
でも僕にとってはそれは些細な事でしかない
オルガは大切なものを守る為にしか基本的に大きな力を使わないんだから
そしてここ最近、僕達の寝室の隣の部屋が改装された
子供たちが寝る部屋を作った
ベビーベッドを置いて、洋服ダンスとおむつやベビー用品を収納する棚、ミルクを作れるように小さなミニキッチンも付けた
床はフワフワな絨毯を敷き、子供がそこに転がっても問題が無い様にした
僕達もくつろげるように、大きなクッションを置こうと思っていたら、ソウが大きなビーズクッションを作ってくれてプレゼントしてくれた
座り心地がよく、身体全体を包んでくれるそのクッションは赤ちゃんを抱っこしたまま寝ても大丈夫そうだ
着々と準備が進んでいく
出産は未知の経験だから怖いけど、2人に会えるのがとても楽しみだ
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