【完結】ただのADだった僕が俳優になった話

Toys

文字の大きさ
38 / 61

37

しおりを挟む

目が覚めると、響さんに裸のまま抱き締められていた

「目、覚めた?」

少し掠れた響さんの声に、さっきまでの事が思い出された

「あ…僕寝ちゃった……?」

「いや、激しくしすぎて気を失ったんだよ。ごめん、理性が飛んで無茶した…」

しょんぼり顔で、僕の頭を優しく撫でてくれる

「確かに激しかった……けど、僕凄く幸せです」

ぎゅっと抱きつくと、抱き締め返してくれる

「気分悪いとか、痛いところとかない?」

「………特にないです。ちょっとお尻に違和感があるだけで………」

途中から恥ずかしくなって声が小さくなる

「なら良かった。ねぇ彼方…」

「はい?」

「もう一度してもいい?」


「……へ?」

もう一度…?


「ずっと我慢してたから、全然治まらないんだ…」

そう言って、雄々しいモノを僕の太ももに擦り付けられる

「えっ……あっ……」

「だめ?」

耳元で吐息混じりに囁かれ、ゾクッとして身体を震わせると、響さんは僕の感じる所を絶妙な加減で撫で始め、耳にキスをしたり舐め始めた

ゾクゾクして声が出る

「彼方のその声、スゲー好き」

そんなこと言われると、身体まで反応してしまう

「あぁ…こっちも?」

半立ちになっていた僕の息子を優しく撫でてくる

「ま…待って……」

「…したくない?」

「そうじゃなくて……」

「じゃあしてもいいんだ?」

息子から手が離れたと思ったら、後孔にググっと指が入ってきた

そこからはもう響さんのペースで、その夜何度も抱かれた

僕が覚えているのは外が少し明るくなってきた位まで

次に目を覚ましたのは朝8時

習慣とは恐ろしい

響さんも同じだったらしく、目が覚めた僕達はシャワーを浴びて朝食バイキングを食べに行った

流石にあれだけ抱かれたので、腰に来たけど歩けない事はなく、日々運動してて良かった思った

部屋に戻ってきた後はお昼までずーっとイチャイチャしてた

響さんの恋人になるってこういう事だったのかと思わされたというか、今までセーブしてくれてたんだなって理解した

今までも2人で家に居る時は引っ付いていたけど、恋人になるとプラスでキスを沢山される

それにまず僕を見る目が違う

いつも通り優しい目をしてるんだけど、キスしたり、僕の身体に触れる時は獲物を狙うような目をしてる

その目に囚われるとベッドへ運ばれまた抱かれた

その日は1日ご飯を食べに行く以外、外に出ず、イチャイチャしたり抱かれたり、露天風呂に入ったりと部屋の中で幸せな時間を過ごした


 
次の日はチェックアウトまでだらだらと過ごし、帰りはドライブをしながら帰宅した

ホテルから出ない旅行だったけど、今までで一番楽しくて幸せな旅行となった

また明日から日常が始まる

明日は朝から撮影で、僕は映画のクランクアップを迎える

そう、怒号飛び交う赤松監督の作品だ

新人ばかりの起用で、スケジュールが押しに押し、他のメンバーはまだ撮影が続くのだが、僕は他にも仕事があって、他の子達に合わせていたら仕事がブッキングしそうだったので(それほどスケジュールがずれ込んでる)僕の出る所を先に撮影してもらった

新人ばかりの起用は、またもやスポンサーのごり押しらしい

赤松監督の作品はスポンサーがごり押ししてくるのは気のせいだろうか?

明日以降は舞台のお仕事が待っている

それと平行してファッション雑誌の撮影

舞台は、主演をさせていただくので今から緊張しているけど、六花もキャスティングされてるから心強い

響さんも、映画の主演が決まっていてまた慌ただしい日々が始まる

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

結婚間近だったのに、殿下の皇太子妃に選ばれたのは僕だった

BL
皇太子妃を輩出する家系に産まれた主人公は半ば政略的な結婚を控えていた。 にも関わらず、皇太子が皇妃に選んだのは皇太子妃争いに参加していない見目のよくない五男の主人公だった、というお話。

Sランク冒険者クロードは吸血鬼に愛される

あさざきゆずき
BL
ダンジョンで僕は死にかけていた。傷口から大量に出血していて、もう助かりそうにない。そんなとき、人間とは思えないほど美しくて強い男性が現れた。

使用人と家族たちが過大評価しすぎて神認定されていた。

ふわりんしず。
BL
ちょっと勘とタイミングがいい主人公と 主人公を崇拝する使用人(人外)達の物語り 狂いに狂ったダンスを踊ろう。 ▲▲▲ なんでも許せる方向けの物語り 人外(悪魔)たちが登場予定。モブ殺害あり、人間を悪魔に変える表現あり。

【完結】幸せしかないオメガバース

回路メグル
BL
オメガバースが当たり前に存在する現代で、 アルファらしいアルファのアキヤさんと、オメガらしいオメガのミチくんが、 「運命の相手」として出会った瞬間に大好きになって、めちゃくちゃハッピーな番になる話です。 お互いがお互いを好きすぎて、ただただずっとハッピーでラブラブなオメガバースです。 ※性描写は予告なくちょこちょこ入ります。

「出来損ない」オメガと幼馴染の王弟アルファの、発情初夜

鳥羽ミワ
BL
ウィリアムは王族の傍系に当たる貴族の長男で、オメガ。発情期が二十歳を過ぎても来ないことから、家族からは「欠陥品」の烙印を押されている。 そんなウィリアムは、政略結婚の駒として国内の有力貴族へ嫁ぐことが決まっていた。しかしその予定が一転し、幼馴染で王弟であるセドリックとの結婚が決まる。 あれよあれよと結婚式当日になり、戸惑いながらも結婚を誓うウィリアムに、セドリックは優しいキスをして……。 そして迎えた初夜。わけもわからず悲しくなって泣くウィリアムを、セドリックはたくましい力で抱きしめる。 「お前がずっと、好きだ」 甘い言葉に、これまで熱を知らなかったウィリアムの身体が潤み、火照りはじめる。 ※ムーンライトノベルズ、アルファポリス、pixivへ掲載しています

のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした

こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。

坂木兄弟が家にやってきました。

風見鶏ーKazamidoriー
BL
父子家庭のマイホームに暮らす|鷹野《たかの》|楓《かえで》は家事をこなす高校生。ある日、父の再婚話が持ちあがり相手の家族とひとつ屋根のしたで生活することに、再婚相手には年の近い息子たちがいた。 ふてぶてしい兄弟に楓は手を焼きながら、しだいに惹かれていく。

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた

やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。 俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。 独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。 好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け ムーンライトノベルズにも掲載しています。 挿絵をchat gptに作成してもらいました(*'▽'*)

処理中です...