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しおりを挟む目が覚めると、響さんに裸のまま抱き締められていた
「目、覚めた?」
少し掠れた響さんの声に、さっきまでの事が思い出された
「あ…僕寝ちゃった……?」
「いや、激しくしすぎて気を失ったんだよ。ごめん、理性が飛んで無茶した…」
しょんぼり顔で、僕の頭を優しく撫でてくれる
「確かに激しかった……けど、僕凄く幸せです」
ぎゅっと抱きつくと、抱き締め返してくれる
「気分悪いとか、痛いところとかない?」
「………特にないです。ちょっとお尻に違和感があるだけで………」
途中から恥ずかしくなって声が小さくなる
「なら良かった。ねぇ彼方…」
「はい?」
「もう一度してもいい?」
「……へ?」
もう一度…?
「ずっと我慢してたから、全然治まらないんだ…」
そう言って、雄々しいモノを僕の太ももに擦り付けられる
「えっ……あっ……」
「だめ?」
耳元で吐息混じりに囁かれ、ゾクッとして身体を震わせると、響さんは僕の感じる所を絶妙な加減で撫で始め、耳にキスをしたり舐め始めた
ゾクゾクして声が出る
「彼方のその声、スゲー好き」
そんなこと言われると、身体まで反応してしまう
「あぁ…こっちも?」
半立ちになっていた僕の息子を優しく撫でてくる
「ま…待って……」
「…したくない?」
「そうじゃなくて……」
「じゃあしてもいいんだ?」
息子から手が離れたと思ったら、後孔にググっと指が入ってきた
そこからはもう響さんのペースで、その夜何度も抱かれた
僕が覚えているのは外が少し明るくなってきた位まで
次に目を覚ましたのは朝8時
習慣とは恐ろしい
響さんも同じだったらしく、目が覚めた僕達はシャワーを浴びて朝食バイキングを食べに行った
流石にあれだけ抱かれたので、腰に来たけど歩けない事はなく、日々運動してて良かった思った
部屋に戻ってきた後はお昼までずーっとイチャイチャしてた
響さんの恋人になるってこういう事だったのかと思わされたというか、今までセーブしてくれてたんだなって理解した
今までも2人で家に居る時は引っ付いていたけど、恋人になるとプラスでキスを沢山される
それにまず僕を見る目が違う
いつも通り優しい目をしてるんだけど、キスしたり、僕の身体に触れる時は獲物を狙うような目をしてる
その目に囚われるとベッドへ運ばれまた抱かれた
その日は1日ご飯を食べに行く以外、外に出ず、イチャイチャしたり抱かれたり、露天風呂に入ったりと部屋の中で幸せな時間を過ごした
次の日はチェックアウトまでだらだらと過ごし、帰りはドライブをしながら帰宅した
ホテルから出ない旅行だったけど、今までで一番楽しくて幸せな旅行となった
また明日から日常が始まる
明日は朝から撮影で、僕は映画のクランクアップを迎える
そう、怒号飛び交う赤松監督の作品だ
新人ばかりの起用で、スケジュールが押しに押し、他のメンバーはまだ撮影が続くのだが、僕は他にも仕事があって、他の子達に合わせていたら仕事がブッキングしそうだったので(それほどスケジュールがずれ込んでる)僕の出る所を先に撮影してもらった
新人ばかりの起用は、またもやスポンサーのごり押しらしい
赤松監督の作品はスポンサーがごり押ししてくるのは気のせいだろうか?
明日以降は舞台のお仕事が待っている
それと平行してファッション雑誌の撮影
舞台は、主演をさせていただくので今から緊張しているけど、六花もキャスティングされてるから心強い
響さんも、映画の主演が決まっていてまた慌ただしい日々が始まる
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