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4 ためる令嬢
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今日から「空間」スキルを使った魔法を練習しようと思う。
うふっ。楽しみ。
まずは小さなものを瞬間移動させたいと思う。
瞬間移動って英語でなんて言うんだろう?
トランスポート?長いね。というか英語じゃなくてもいいんだよね。
「えいっ。」って言って水が出るんだからようはイメージだ。よし。
「転送」
おお、できた。手にした羽ペンが机の端から端に移動した。
それから枕や重たい家具などでも練習してうまくいった。
見える所だけではなく、ソファの後ろなど見えてないところにも転送できる。
自分を転送する勇気はまだない。
物があるところに転送したらどうなるんだろう?
ソファの後ろにうさぎのぬいぐるみを置いて、見えないところから枕を転送してみた。
「これは…。」
うさぎが枕にのめり込んでた。ごめんね、うさちゃん。
どうやら、見えないところに転送するのはやめといた方がいいみたい。
それなら、と羽ペンを手に、
「アイテムボックス」
つぶやいてみるがうまくいかない。
何にもないところに亜空間っていうイメージが難しい。
今度は羽ペンをドレスのポケットに入れながら、
「アイテムボックス」
うん。はいるよね。ポケットに羽ペンが入るのは当然なんだけどはみ出るはずなんだよね。
はみ出てないし、ポフッとポケットをスカートの上からたたいても羽ペンの感触はない。
うまくいってるみたいだ。
前世の青いネコ型ロボットのポケットをイメージしたら成功したよ。
ありがとう。ネコ型ロボットさん。
色々検証してみて分かったことは、手を触れてからポケットに入れる動作をすれば成功するってこと。
取り出すときは取り出したいものをイメージしながらポケットから出す動作をすれば取り出せる。
ピンクとグレーのもやだって細目で発動するんだから詠唱じゃなくてもきっかけがあればいいってことこな。
かっこよく「アイテムボックス」を使いこなしたかったけど、私の貧弱な想像力では難しかったらしい。
かなしい。
私の亜空間ポケットは今のところだいたい3メートル四方くらいだと思う。
レベルが上がれば亜空間も広がるらしいから、レベル4になれば4メートル四方に広がるかなって勝手に思ってる。
日記や枕うさちゃん、少しの宝石、思い出の物。
大切なものは全部、この亜空間ポケットに入れておこうね。
もう、イライザに取られないように、ね、思い出す前の私。
私には自由に使えるお金がほとんどない。
おそらく父からいくらか送られているんだろうけど、叔母が取り仕切っているからね。
やっぱり安定収入がほしいわけで、こういう時こそ前世の知識だよね。
簡単に作れて売れそうな物といえば石鹸だよね。
というわけで、今私は屋敷に近い草原を歩いてる。
私の住む別邸はニューマンの領地のカシュミナという街のはじにあってすぐ近くには草原や森がある。
この辺ならほとんど人もいないしあまり魔獣もいない。
ここで石鹸作りのための重曹みたいなものがないかな。
「ピンクだ。」
湖のまわりに白い石がたくさん落ちてるんだけど、それがピンクにもやって見える。
たぶんこれが重曹がわりになる鉱物じゃないだろうか?
いくつか拾って亜空間ポケットに入れた。
「ふふふふーん。粉砕」
部屋に戻って、うきうきと風スキルで「粉砕」の魔法を発動させる。
ゆっくりと水に溶かして厨房から持ってきたオリーブオイルっぽいものを混ぜてラベンダーっぽい香りのアロマオイルで香付けをする。
風スキルで「乾燥」させたら石鹸の出来上がり。
「かんせーい。」
ふふん。前世超やり手エステティシャンの知識をちょびっと見せちゃったね。
…うそです。美容おたくの普通のエステティシャンです。
出来上がった石鹸は、細目で見たら綿飴みたいなピンクのもやがきらきらしてる。
ホントはたくさんの人に使い心地を試してもらいたいけど、私ボッチなので。
自分で使ってみたらすごく良かった!
肌がしっとりすべすべになって。
ついでに髪も洗ってみたよ。
こっちは洗髪剤も残念仕様だからね。
髪もサラサラになって、仕上げにオリーブオイルとアロマオイルをブレンドしたものをつけたらサラうる艶!
むふふ。これは良きかな。
せっかくだからロウソクにもアロマオイルを混ぜて、良い香りのものを作った。
こっちの灯りはロウソクなんだけど、魔獣の脂からできてるらしくて獣臭いんだよね。
それに、鉱石やハーブを探してるうちに「土」のスキルもいつの間にか増えてた!
スキルが取得しやすいっていうところが転生チートなのかな。
普通の人は1つか、たまに2つ。3つ持ってる人はかなり珍しいらしい。
それより、前世を思い出してから美少女っぷりが爆上がりなんですけど!
叔母達に気付かれないようにするのが大変。
わざと髪は整えないで顔が隠れるボサボサスタイルにして、猫背でサイズの合わないダサいドレスで過ごしてます。
私の亜空間ポケットには食料、大切な物、出来上がった石鹸、ロウソク(近々売ってお金になるはず)がどんどんたまっていって、半年経つ頃にはレベルも5まで上がった。
うふっ。楽しみ。
まずは小さなものを瞬間移動させたいと思う。
瞬間移動って英語でなんて言うんだろう?
トランスポート?長いね。というか英語じゃなくてもいいんだよね。
「えいっ。」って言って水が出るんだからようはイメージだ。よし。
「転送」
おお、できた。手にした羽ペンが机の端から端に移動した。
それから枕や重たい家具などでも練習してうまくいった。
見える所だけではなく、ソファの後ろなど見えてないところにも転送できる。
自分を転送する勇気はまだない。
物があるところに転送したらどうなるんだろう?
ソファの後ろにうさぎのぬいぐるみを置いて、見えないところから枕を転送してみた。
「これは…。」
うさぎが枕にのめり込んでた。ごめんね、うさちゃん。
どうやら、見えないところに転送するのはやめといた方がいいみたい。
それなら、と羽ペンを手に、
「アイテムボックス」
つぶやいてみるがうまくいかない。
何にもないところに亜空間っていうイメージが難しい。
今度は羽ペンをドレスのポケットに入れながら、
「アイテムボックス」
うん。はいるよね。ポケットに羽ペンが入るのは当然なんだけどはみ出るはずなんだよね。
はみ出てないし、ポフッとポケットをスカートの上からたたいても羽ペンの感触はない。
うまくいってるみたいだ。
前世の青いネコ型ロボットのポケットをイメージしたら成功したよ。
ありがとう。ネコ型ロボットさん。
色々検証してみて分かったことは、手を触れてからポケットに入れる動作をすれば成功するってこと。
取り出すときは取り出したいものをイメージしながらポケットから出す動作をすれば取り出せる。
ピンクとグレーのもやだって細目で発動するんだから詠唱じゃなくてもきっかけがあればいいってことこな。
かっこよく「アイテムボックス」を使いこなしたかったけど、私の貧弱な想像力では難しかったらしい。
かなしい。
私の亜空間ポケットは今のところだいたい3メートル四方くらいだと思う。
レベルが上がれば亜空間も広がるらしいから、レベル4になれば4メートル四方に広がるかなって勝手に思ってる。
日記や枕うさちゃん、少しの宝石、思い出の物。
大切なものは全部、この亜空間ポケットに入れておこうね。
もう、イライザに取られないように、ね、思い出す前の私。
私には自由に使えるお金がほとんどない。
おそらく父からいくらか送られているんだろうけど、叔母が取り仕切っているからね。
やっぱり安定収入がほしいわけで、こういう時こそ前世の知識だよね。
簡単に作れて売れそうな物といえば石鹸だよね。
というわけで、今私は屋敷に近い草原を歩いてる。
私の住む別邸はニューマンの領地のカシュミナという街のはじにあってすぐ近くには草原や森がある。
この辺ならほとんど人もいないしあまり魔獣もいない。
ここで石鹸作りのための重曹みたいなものがないかな。
「ピンクだ。」
湖のまわりに白い石がたくさん落ちてるんだけど、それがピンクにもやって見える。
たぶんこれが重曹がわりになる鉱物じゃないだろうか?
いくつか拾って亜空間ポケットに入れた。
「ふふふふーん。粉砕」
部屋に戻って、うきうきと風スキルで「粉砕」の魔法を発動させる。
ゆっくりと水に溶かして厨房から持ってきたオリーブオイルっぽいものを混ぜてラベンダーっぽい香りのアロマオイルで香付けをする。
風スキルで「乾燥」させたら石鹸の出来上がり。
「かんせーい。」
ふふん。前世超やり手エステティシャンの知識をちょびっと見せちゃったね。
…うそです。美容おたくの普通のエステティシャンです。
出来上がった石鹸は、細目で見たら綿飴みたいなピンクのもやがきらきらしてる。
ホントはたくさんの人に使い心地を試してもらいたいけど、私ボッチなので。
自分で使ってみたらすごく良かった!
肌がしっとりすべすべになって。
ついでに髪も洗ってみたよ。
こっちは洗髪剤も残念仕様だからね。
髪もサラサラになって、仕上げにオリーブオイルとアロマオイルをブレンドしたものをつけたらサラうる艶!
むふふ。これは良きかな。
せっかくだからロウソクにもアロマオイルを混ぜて、良い香りのものを作った。
こっちの灯りはロウソクなんだけど、魔獣の脂からできてるらしくて獣臭いんだよね。
それに、鉱石やハーブを探してるうちに「土」のスキルもいつの間にか増えてた!
スキルが取得しやすいっていうところが転生チートなのかな。
普通の人は1つか、たまに2つ。3つ持ってる人はかなり珍しいらしい。
それより、前世を思い出してから美少女っぷりが爆上がりなんですけど!
叔母達に気付かれないようにするのが大変。
わざと髪は整えないで顔が隠れるボサボサスタイルにして、猫背でサイズの合わないダサいドレスで過ごしてます。
私の亜空間ポケットには食料、大切な物、出来上がった石鹸、ロウソク(近々売ってお金になるはず)がどんどんたまっていって、半年経つ頃にはレベルも5まで上がった。
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