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迫田くんのヨタバナ事情?
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なんなんだかね。
いまのこの状況は、カラオケ屋さんの店員さんが大丈夫か聞きに来てくれたのを、同級生に久しぶりに会っただけなので大丈夫ですと皆で口裏合わせて釈明していって、喧嘩ではないと説明するというひと手間がかかったよ。
何気に面倒なことになったけど、迫田くんの話も聞こうと思う。
「あの、うちのザコッチ社長がご迷惑をおかけしてすみませんでした。」と宮沢くんが、謝ってきた。
「ぷっふふふふっ。なにそれ、面白い呼び方っ。ザコタ様よりは、そっちのほうが、可愛い呼び方だね?」
「いやぁ、いっそ、ザネ○って呼んでやろうかとも思いましたがうちの残念社長には、こっちのほうが似合うと思いましてね。」
「いやぁ、カンパネルラさん役が死んだらかわいそうですよねー。ほんと。」
社くんが、おどけてるけど笑い事じゃないよね?
「ほんまや、タクは死なさへんで。こいつは、ザコスケで充分やと思っとるもん。」
「その節は、悪かった…。鈴木さんに事故とはいえ、大怪我させたり、見舞いを断られた腹いせに、大事にされてたぬいぐるみの尻尾を引き抜いたり、本当にろくでもないことばかりやって…。」
「ザコッチ社長…。」
「私は、ザコッチよりは、高校からは、ザコター伯爵と呼ばせて頂いてたのですが、エロター子爵のほうが良かったかな?と思うんですよー。いくら、女の子だと思ってた子が男の子だったからってやっちゃいけないこともして全員、ゲキオコの鈴木さんに伸されちゃいましたからねー。」
「はっ?」ホワイ?な顔になったクロトくん。
うーん、そんなことも…あったね?
当時は怖かったけどすぐに、鈴木が守ってくれたから、平気だよ?
これ、言わないほうがいいかなぁ?迫田くんが、ほんとにモズクにされちゃいそうだもんね。髪の毛をモズクヘアスタイルにするとこ想像するくらい…。ダメ?
「○ルターってキャラどこかに居ましたね。」
赤岩くんもそう思う?
クロネコ印の魔法少女のゲームに出てきた借金取りさん?他にも、いたのだろうけどね。有りがちだ。
「ふーん?ボクのこともぉ覚えてますぅ?」
小山田くんが聞いた。
「あ、いや、あのときはっ、カツアゲのつもりじゃなくてだな…。すんげぇ、美人なこだから、どうしていいかわかんなくてっ。」
「もう、ボクには、ダーリンいるんでぇ、ザコッチさんは、お相手は?」
「それが、こ…むぐっ」
「はい、これ以上、お邪魔したら悪いんで帰りますよ。ね、ヨータ?」
「ホントにすみませんでした。彼のことは、ヨータって、これからは皆さんも気軽に呼んであげてくださいね。」
「ここに、いらしましたか!ヨータさま?」
ん、誰?この人?いつの間に?綺麗な目の人…。
「あ、もー、ダメだよ?他の方にご迷惑をおかけしたら…。うちの弟がすみませんね?」
あ、迫田のお兄さんか。似てないね。
「いくぞ、ヨータ。ぐすぐすしてるとおいてくぞ?俺のきつねうどんが伸びる。」
え?鈴木のドッペル?ってほどじゃないけどちょっと似てるような?
「行きましょう?私の可愛いヨータ?」
ふぇっ?まだいた!この中では、一番年上に見える人だね。この人が、お相手なのかな?でも、他の人もなんだかね?
「え?総受け逆ハーやと?」
引きづられて帰った彼は弁解した。
「ち、違うっ。俺はっ…無実だっむぐっ…ちゅっ」
あ、キスされてるね。この中の誰かは結局わからないけど…。こうして嵐は、少しの謎と置き土産を残して帰っていった…。
そして、彼等と入れ違いで、いま、届いた炙ったイカとカツ丼とミルクが手付かずになったのだった。
いまのこの状況は、カラオケ屋さんの店員さんが大丈夫か聞きに来てくれたのを、同級生に久しぶりに会っただけなので大丈夫ですと皆で口裏合わせて釈明していって、喧嘩ではないと説明するというひと手間がかかったよ。
何気に面倒なことになったけど、迫田くんの話も聞こうと思う。
「あの、うちのザコッチ社長がご迷惑をおかけしてすみませんでした。」と宮沢くんが、謝ってきた。
「ぷっふふふふっ。なにそれ、面白い呼び方っ。ザコタ様よりは、そっちのほうが、可愛い呼び方だね?」
「いやぁ、いっそ、ザネ○って呼んでやろうかとも思いましたがうちの残念社長には、こっちのほうが似合うと思いましてね。」
「いやぁ、カンパネルラさん役が死んだらかわいそうですよねー。ほんと。」
社くんが、おどけてるけど笑い事じゃないよね?
「ほんまや、タクは死なさへんで。こいつは、ザコスケで充分やと思っとるもん。」
「その節は、悪かった…。鈴木さんに事故とはいえ、大怪我させたり、見舞いを断られた腹いせに、大事にされてたぬいぐるみの尻尾を引き抜いたり、本当にろくでもないことばかりやって…。」
「ザコッチ社長…。」
「私は、ザコッチよりは、高校からは、ザコター伯爵と呼ばせて頂いてたのですが、エロター子爵のほうが良かったかな?と思うんですよー。いくら、女の子だと思ってた子が男の子だったからってやっちゃいけないこともして全員、ゲキオコの鈴木さんに伸されちゃいましたからねー。」
「はっ?」ホワイ?な顔になったクロトくん。
うーん、そんなことも…あったね?
当時は怖かったけどすぐに、鈴木が守ってくれたから、平気だよ?
これ、言わないほうがいいかなぁ?迫田くんが、ほんとにモズクにされちゃいそうだもんね。髪の毛をモズクヘアスタイルにするとこ想像するくらい…。ダメ?
「○ルターってキャラどこかに居ましたね。」
赤岩くんもそう思う?
クロネコ印の魔法少女のゲームに出てきた借金取りさん?他にも、いたのだろうけどね。有りがちだ。
「ふーん?ボクのこともぉ覚えてますぅ?」
小山田くんが聞いた。
「あ、いや、あのときはっ、カツアゲのつもりじゃなくてだな…。すんげぇ、美人なこだから、どうしていいかわかんなくてっ。」
「もう、ボクには、ダーリンいるんでぇ、ザコッチさんは、お相手は?」
「それが、こ…むぐっ」
「はい、これ以上、お邪魔したら悪いんで帰りますよ。ね、ヨータ?」
「ホントにすみませんでした。彼のことは、ヨータって、これからは皆さんも気軽に呼んであげてくださいね。」
「ここに、いらしましたか!ヨータさま?」
ん、誰?この人?いつの間に?綺麗な目の人…。
「あ、もー、ダメだよ?他の方にご迷惑をおかけしたら…。うちの弟がすみませんね?」
あ、迫田のお兄さんか。似てないね。
「いくぞ、ヨータ。ぐすぐすしてるとおいてくぞ?俺のきつねうどんが伸びる。」
え?鈴木のドッペル?ってほどじゃないけどちょっと似てるような?
「行きましょう?私の可愛いヨータ?」
ふぇっ?まだいた!この中では、一番年上に見える人だね。この人が、お相手なのかな?でも、他の人もなんだかね?
「え?総受け逆ハーやと?」
引きづられて帰った彼は弁解した。
「ち、違うっ。俺はっ…無実だっむぐっ…ちゅっ」
あ、キスされてるね。この中の誰かは結局わからないけど…。こうして嵐は、少しの謎と置き土産を残して帰っていった…。
そして、彼等と入れ違いで、いま、届いた炙ったイカとカツ丼とミルクが手付かずになったのだった。
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