たたかうお医者様 〜病弱で無能医者と蔑まれましたが生まれつき最強治癒魔法《全再生》を持っていて医者としての人生勝ち組でした〜

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7話 最高ランク任務の達成

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 カナの身体強化で激しく馬車が揺れるほど早いスピードで馬が走っている。俺たちは任務を終え、王都に帰っていた。

「そういえば、カナが行きの時に言ってた魔感って何のことなの?」

「あ、それはね。魔物の魔力を感じられる力を持ってるってこと」

「どう言うこと?」

「要するに、魔物が持ってる魔力を感じ取れるから魔物が近づいてきたり、魔物の動きとかが分かる力をダイスくんは持ってるって事」

「なるほど。だからワードウルフが来た時もスピードがわかったってことか」

「そうゆう事! でも普通はね。魔力感知っていう魔法を使うとその魔感が働くようになるんだけど、ダイスくんは使わなくても魔感が働くんだね」

「そうだな。たしかに」

「多分出来る人ダイス君くらいだと思うよ。流石だよ!」

 俺は魔法を使わなくても、魔感が働く特殊な人間らしい。これは完全に運で味方についたものだ。俺にも少しは戦闘のセンスがあるのかもしれない。


 俺たちは無事王都に戻ることができ、任務完了報告を出しに行った。

「なんか、ポイント多くない?」

「俺も10ポイントから7510ポイントになってる」

「何かのミスかな?任務の詳細もう一回見てみるね」

 カナが詳細を見直すとあることに気がついた。

「ええぇぇぇぇ! ダイスくん! 見てこれ!」

「え、Sランク任務⁉︎ まさか俺たちがやった任務ってSランクだったのか?」

「そうみたい! やった! 私たちで最高ランク任務を成功させたんだよ!」

「お、おう。やったな!」

 どうやら、俺たちのやった任務は医療任務の最高ランク、Sランク任務だったらしい。
 報酬のポイントはこの一回で7500ポイントもあった。この調子で任務を受けることができれば、大学院に入る事も確実だろう。
 さらに、パーティー特定任務も入ってくるかもしれない。それまで他の任務を受けることにした。

 俺たちが任務資料を見ていると、突然職員に呼び出された。

「どうしたんですか?」

「いやぁ、あのね。君たち凄いね! あのパスカルの王様の病気を治したんだって?」

「あ、はい。治癒魔法で直しました」

「学院生見直したよ! 君にそんな実力があったなんてね。よかったら大学院に来ないかい?」

 そう。この職員は大学院の先生だった。

「本当ですか⁉︎」

「と、言いたいところなんだけどね。今ちょっと色々問題があってね」

「問題ですか?」

「そうなんだよね。実は君と同い年のリヤくんって子が大学院の子と喧嘩しちゃってね」

「あ、あいつか。それが何か関係あるんですか?」

「それでね。大学院の生徒がみんなで協力して校内選挙でね。学院から大学院に入るには転入試験に合格しないといけないって言うルールが可決しちゃってさ」

「マジかよ。それでその試験内容って」

「試験内容はね。
  1対1のパーティー戦で大学院生に勝つ」

 その内容を聞いた俺とカナは、一気に先が見えなくなった。

 
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