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第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第4章 秋の訪れ、少しずつ強く成り行く私とペットたち
14. 減ってきたウルフたち
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私が狩り場にしている林にも段々と秋の気配が強まってきた。
その証拠にウルフの数が減ってきたからね。
ステップワンダーの試練って秋の初め頃からスタートなんだ。
せめて夏の始まりとか、春の中頃にしてくれれば冬が遠くて楽なのに。
『シズク、最近はウルフの数が減っているがいいのか?』
「秋が深まってきたからね。冬が近くなってくると普通のウルフは姿を消してスノーウルフって魔獣に置き換わるんだよ」
『スノーウルフ? 強いの?』
「雪場での移動に慣れているだけのウルフかな? 油断しなければ負けないよ」
『そうなのね。わち、心配だった』
『あたちも。シズクが怪我したらやなの』
「去年はそれなりに苦労したし、怪我もよくしてたけど、今年はみんながいるからへっちゃらだよ!」
うん、この子たちも本当に強くなってくれたよ。
それぞれが1匹でウルフを倒せるくらいになったんだから。
そんなに〝ペット用ご飯〟って効果が高いのかな?
『あたち、シズクが怪我をしたらすぐに治してあげるからね?』
「大丈夫だって。この地方はそんなに雪も深くならないから」
『そう言われるとそうかも』
『しかし、ウルフが少なくなると言うのは、お主の懐事情に厳しいのではないか?』
「うーん。薬草を採ったら深いところまで探しに行ってみようか」
私たちはいつもよりかなり少なめな、10数匹のウルフを倒して沢までたどり着き、その上にある薬草の群生地へ。
そこでいつも通り、採取する量に気をつけて薬草の葉を分けてもらったら、《静音飛行》で空から林の奥へと行ってみた。
するとそこには、ウルフの群れがいたよ。
ただ、その群れの中で赤い石がポトリとこぼれ落ちると、そこから新しいウルフが生まれて……これってウルフが増える現場だよね!?
『シズク、どうする?』
「どうしようか……この数って私たちでも大変だよね?」
『大変じゃな。ここがウルフの発生源ともなれば死守しようと動くだろうし、総力戦になる。敵は増え続け、こちらの消耗は増すばかり。どうするべきか』
「離れたところから攻撃を始めて数十匹だけ狩っていくとかは?」
『それもよかろう。本隊が来たら戦利品を置いて撤収だぞ』
「もったいないけど仕方がないよね」
『命の危険がある場面で解体などしている場合ではなかろう。ああ、いや。キントキを解体と収納専門にしておけば大丈夫か?』
『僕、頑張るよ!』
「じゃあ、そういうことで。みんな、無茶をしないでね」
私たちは十分に離れたところへと降り立ち、わざと小枝を踏んで音を立ててみた。
そうしたら、やっぱりウルフが何匹か寄ってきて……私のダガーとミネルの《魔の鉤爪》、モナカの《魔爪》にシラタマの《パワフルキック》で頭を潰されて声をあげる間もなく絶命する。
死んだウルフはキントキが解体魔法と空間収納魔法でしまっていき、血の臭いもなるべく漏らさない。
それでも、わずかな血の臭いを嗅ぎつけたウルフたちが寄ってくるけど、そいつらも同じ運命をたどることになる。
ウルフの警戒網の端っこで戦うこと数十分、ウルフたちが一斉に動き出した。
私たちのいる方向とは逆の方へ。
「どうしたんだろう? 私たちが倒しすぎて警戒させちゃった?」
『かもしれぬが、一斉に動き出した事が気になるな。追うか?』
「うーん、念のため追ってみよう。ウルフのコロニーとかがあってスタンピードを起こされても困るし」
『では、また飛行じゃな』
「うん」
私たちはまた《静音飛行》でウルフたちの後追い、たどり着いたのは標高の高い山と山の間にある場所。
木々もまばらだけど生えているし、ウルフと戦うにはやりにくそう。
『これは……コロニーか?』
「うーん、この規模じゃコロニーとは違うみたい……って!?」
『体毛の色が白くなっていっているよ!?』
『あれって一体なんなのさ!?』
『あれ、スノーウルフなの!』
『なるほど。ウルフとスノーウルフは同一の魔獣だったわけじゃな』
「寒くなるとスノーウルフに変わって、暖かくなるとウルフになるんだ……」
『どうする、シズク?』
「帰って、冒険者ギルドのリンネさんに報告かな。信用してもらえるかわからないけれど」
『それがよい。うん? ウルフたちは眠り始めたな?』
「雪が降り始めるまで眠って待つんだよ、きっと」
『なかなかにでかい収穫ではないか?』
「冒険者ギルドで確証が得られればね」
ともかく、このことを黙っているわけにはいかないので、肉と毛皮をいつものお店に納めたら、冒険者ギルドに直行。
昨日はお休みだったけど、今日は出勤してきていたリンネさんにこの情報を伝えてみた。
すると、意外な反応が得られたんだよね。
「ふむ。ウルフとスノーウルフは同一個体ですか。仮説としてそう言う理論があったのは知っていますが、それが目撃されるなんて初めて聞きました」
「あれ? 信じてくれるんですか?」
「シズクちゃんですもの、適当な嘘は言いませんよね。念のため、明日、そのスノーウルフたちが眠っているという谷間に調査員を同行させてもらえますか? 隠密行動が得意な冒険者数名も護衛につけますから」
「わかりました。倒さないんですね」
「数、多いですよね?」
「数えていませんが、百匹以上はいました」
「そんな数のスノーウルフとやり合っても得られるものが少ないです。肉をズタズタにしてしまえば毛皮も肉も採取できませんし、魔石だって相当な数を集めなければ二束三文。生態系調査だけ済ませた方がはるかにお得です。冬になったら、またシズクちゃんが狩りだしてくれるでしょうし」
「まあ、この子たちも増えましたから。去年よりもたくさん倒せると思います」
「それに、ウルフの増え方というのも興味深いお話でした。魔獣の多くは増え方が謎なんですよ。ウルフは周囲を警戒させて、その中心部で新しい魔石を生み出し仲間を増やすんですね」
「私の推測が間違ってなければそうなります」
「いえ、推測だけでも十分です。いままでまったく謎だったウルフの生態系、その一部がわかったんですから。これで、ウルフを根絶やしにしなければある程度安定した食糧供給ができることになります」
「やっぱり、ウルフって食料ですか……」
「ウルフ肉は安くてそれなりに美味しく調理できる庶民の味方ですから。アイリーンの街ではシズクちゃんが雨の日以外、毎日安定供給してくれているおかげで安く手に入りますし、街のみんなが助かっています」
私、そんなに貢献できていたんだ。
これからもウルフ肉集め、頑張らないと!
「ただ、そうなると、やはり今後はウルフ肉が手に入りにくくなりますね。仕方のないことでしょうが」
「森の方にも手を伸ばしてみますか?」
「申し訳ありませんがお願いできますか? 浅い部分だけで構いません。そして、浅い部分でゴブリンに遭遇したら逃げ帰ってもいいのでギルドへ報告を。ゴブリンが森の中腹程度にいる分には問題ないのですが、浅い部分まで来ていたら街や街道を走る馬車を狙っている証ですから」
「わかりました。気をつけます」
「ほんっとうに無理をしないでくださいね? ゴブリンは原始的とはいえ毒も使ってきますから危険なんです。街に貢献してくれているシズクちゃんがいなくなるととっても困りますから」
「はい!」
私、街の役に立ててる!
今後は森の方も歩かなくちゃいけないけれど、頑張らなくちゃ!
もっともっとこの街の役に立ちたいから!
その証拠にウルフの数が減ってきたからね。
ステップワンダーの試練って秋の初め頃からスタートなんだ。
せめて夏の始まりとか、春の中頃にしてくれれば冬が遠くて楽なのに。
『シズク、最近はウルフの数が減っているがいいのか?』
「秋が深まってきたからね。冬が近くなってくると普通のウルフは姿を消してスノーウルフって魔獣に置き換わるんだよ」
『スノーウルフ? 強いの?』
「雪場での移動に慣れているだけのウルフかな? 油断しなければ負けないよ」
『そうなのね。わち、心配だった』
『あたちも。シズクが怪我したらやなの』
「去年はそれなりに苦労したし、怪我もよくしてたけど、今年はみんながいるからへっちゃらだよ!」
うん、この子たちも本当に強くなってくれたよ。
それぞれが1匹でウルフを倒せるくらいになったんだから。
そんなに〝ペット用ご飯〟って効果が高いのかな?
『あたち、シズクが怪我をしたらすぐに治してあげるからね?』
「大丈夫だって。この地方はそんなに雪も深くならないから」
『そう言われるとそうかも』
『しかし、ウルフが少なくなると言うのは、お主の懐事情に厳しいのではないか?』
「うーん。薬草を採ったら深いところまで探しに行ってみようか」
私たちはいつもよりかなり少なめな、10数匹のウルフを倒して沢までたどり着き、その上にある薬草の群生地へ。
そこでいつも通り、採取する量に気をつけて薬草の葉を分けてもらったら、《静音飛行》で空から林の奥へと行ってみた。
するとそこには、ウルフの群れがいたよ。
ただ、その群れの中で赤い石がポトリとこぼれ落ちると、そこから新しいウルフが生まれて……これってウルフが増える現場だよね!?
『シズク、どうする?』
「どうしようか……この数って私たちでも大変だよね?」
『大変じゃな。ここがウルフの発生源ともなれば死守しようと動くだろうし、総力戦になる。敵は増え続け、こちらの消耗は増すばかり。どうするべきか』
「離れたところから攻撃を始めて数十匹だけ狩っていくとかは?」
『それもよかろう。本隊が来たら戦利品を置いて撤収だぞ』
「もったいないけど仕方がないよね」
『命の危険がある場面で解体などしている場合ではなかろう。ああ、いや。キントキを解体と収納専門にしておけば大丈夫か?』
『僕、頑張るよ!』
「じゃあ、そういうことで。みんな、無茶をしないでね」
私たちは十分に離れたところへと降り立ち、わざと小枝を踏んで音を立ててみた。
そうしたら、やっぱりウルフが何匹か寄ってきて……私のダガーとミネルの《魔の鉤爪》、モナカの《魔爪》にシラタマの《パワフルキック》で頭を潰されて声をあげる間もなく絶命する。
死んだウルフはキントキが解体魔法と空間収納魔法でしまっていき、血の臭いもなるべく漏らさない。
それでも、わずかな血の臭いを嗅ぎつけたウルフたちが寄ってくるけど、そいつらも同じ運命をたどることになる。
ウルフの警戒網の端っこで戦うこと数十分、ウルフたちが一斉に動き出した。
私たちのいる方向とは逆の方へ。
「どうしたんだろう? 私たちが倒しすぎて警戒させちゃった?」
『かもしれぬが、一斉に動き出した事が気になるな。追うか?』
「うーん、念のため追ってみよう。ウルフのコロニーとかがあってスタンピードを起こされても困るし」
『では、また飛行じゃな』
「うん」
私たちはまた《静音飛行》でウルフたちの後追い、たどり着いたのは標高の高い山と山の間にある場所。
木々もまばらだけど生えているし、ウルフと戦うにはやりにくそう。
『これは……コロニーか?』
「うーん、この規模じゃコロニーとは違うみたい……って!?」
『体毛の色が白くなっていっているよ!?』
『あれって一体なんなのさ!?』
『あれ、スノーウルフなの!』
『なるほど。ウルフとスノーウルフは同一の魔獣だったわけじゃな』
「寒くなるとスノーウルフに変わって、暖かくなるとウルフになるんだ……」
『どうする、シズク?』
「帰って、冒険者ギルドのリンネさんに報告かな。信用してもらえるかわからないけれど」
『それがよい。うん? ウルフたちは眠り始めたな?』
「雪が降り始めるまで眠って待つんだよ、きっと」
『なかなかにでかい収穫ではないか?』
「冒険者ギルドで確証が得られればね」
ともかく、このことを黙っているわけにはいかないので、肉と毛皮をいつものお店に納めたら、冒険者ギルドに直行。
昨日はお休みだったけど、今日は出勤してきていたリンネさんにこの情報を伝えてみた。
すると、意外な反応が得られたんだよね。
「ふむ。ウルフとスノーウルフは同一個体ですか。仮説としてそう言う理論があったのは知っていますが、それが目撃されるなんて初めて聞きました」
「あれ? 信じてくれるんですか?」
「シズクちゃんですもの、適当な嘘は言いませんよね。念のため、明日、そのスノーウルフたちが眠っているという谷間に調査員を同行させてもらえますか? 隠密行動が得意な冒険者数名も護衛につけますから」
「わかりました。倒さないんですね」
「数、多いですよね?」
「数えていませんが、百匹以上はいました」
「そんな数のスノーウルフとやり合っても得られるものが少ないです。肉をズタズタにしてしまえば毛皮も肉も採取できませんし、魔石だって相当な数を集めなければ二束三文。生態系調査だけ済ませた方がはるかにお得です。冬になったら、またシズクちゃんが狩りだしてくれるでしょうし」
「まあ、この子たちも増えましたから。去年よりもたくさん倒せると思います」
「それに、ウルフの増え方というのも興味深いお話でした。魔獣の多くは増え方が謎なんですよ。ウルフは周囲を警戒させて、その中心部で新しい魔石を生み出し仲間を増やすんですね」
「私の推測が間違ってなければそうなります」
「いえ、推測だけでも十分です。いままでまったく謎だったウルフの生態系、その一部がわかったんですから。これで、ウルフを根絶やしにしなければある程度安定した食糧供給ができることになります」
「やっぱり、ウルフって食料ですか……」
「ウルフ肉は安くてそれなりに美味しく調理できる庶民の味方ですから。アイリーンの街ではシズクちゃんが雨の日以外、毎日安定供給してくれているおかげで安く手に入りますし、街のみんなが助かっています」
私、そんなに貢献できていたんだ。
これからもウルフ肉集め、頑張らないと!
「ただ、そうなると、やはり今後はウルフ肉が手に入りにくくなりますね。仕方のないことでしょうが」
「森の方にも手を伸ばしてみますか?」
「申し訳ありませんがお願いできますか? 浅い部分だけで構いません。そして、浅い部分でゴブリンに遭遇したら逃げ帰ってもいいのでギルドへ報告を。ゴブリンが森の中腹程度にいる分には問題ないのですが、浅い部分まで来ていたら街や街道を走る馬車を狙っている証ですから」
「わかりました。気をつけます」
「ほんっとうに無理をしないでくださいね? ゴブリンは原始的とはいえ毒も使ってきますから危険なんです。街に貢献してくれているシズクちゃんがいなくなるととっても困りますから」
「はい!」
私、街の役に立ててる!
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もっともっとこの街の役に立ちたいから!
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