16 / 100
第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第4章 秋の訪れ、少しずつ強く成り行く私とペットたち
16. マジックバッグをもらいました
しおりを挟む
今日と明日は〝ゴブリンの森〟大掃除のため、私は街から外出禁止。
せめて薬草だけでも取りに行こうとしたら、門衛さんから止められてしまった。
私、今日と明日は本当にお仕事をさせてもらえないみたい。
仕方がないのでペットたちをメルカトリオ錬金術師店に預けて街の図書館に行き、入館料を支払ってから蔵書の魔術書を読んでみたけど、やっぱり難しいね。
新しい魔法を覚えるには〝魔術式〟って言うものを理解しなくちゃいけないみたいだけれど、私にはそれの知識すらないもん。
だから、図書館に来たときの勉強内容は〝魔術式〟を覚えるための〝魔術学入門〟からスタートしている。
時々しか来ていないから進捗度合いもまばらだし、読み返さないとわからなくなることも多くて大変だけど、この内容を頭に入れないと魔法を増やせないんだよね。
いま増やしたい魔法の筆頭はシラタマの《回復魔法》なんだけど、《回復魔法》は特別難しいみたい。
シラタマから借りている時点で軽い怪我を治せる《ヒール》と、ちょっとした毒を治せる《キュア》が使えるけれど、それだけだとまだまだ足りないの。
シラタマが魔法を使う分には、ペット用ご飯で成長していけば増えるらしいけど、私が借りるときは自分が覚えている魔法しか使えないものね。
せめて、ある程度深いも傷を治せる《ミドルヒール》と各種専用解毒魔法は覚えたいけれど、先は長そう。
サンドロックさんからも実戦訓練を受けているし、アダムさんからも目利きの講義を受けているから実際に図書館へ通えるのは週に2日か3日だからね……。
もっと勉強したいけれど、どうしようもないや。
とりあえずこの日は他にやることがなかったから、1日いっぱい図書館で過ごすことができたし、かなり〝魔術学入門〟も読み解けた。
これなら〝魔術学入門〟と〝回復魔術書〟を読み比べて新しい魔法を覚えられるかも。
明日もどうせ一日中街の中だし、図書館にずっと居よう。
ペットたちには申し訳ないけれどね。
「ただいま戻りました」
「あ、シズクちゃん。お帰りなさい。今日はなにをして過ごしていたの?」
「1日中図書館で〝魔術学入門〟と向き合っていました。大分理解も進んで来たので、そろそろ新しい魔法を覚えるための準備に入ろうと考えています」
「よかったわ。キントキやモナカ、シラタマも魔法が使えるみたいだけれど、それだけじゃ心配だったもの」
うん、私はいまだにメルカトリオ錬金術師店でお世話になっている。
というか、メイナさんが他の宿に移らせてくれないんだよね。
ペット同伴のできる宿なんて滅多にないし、メイナさんもペットたちが気に入ったみたいだし。
あと、メイナさんにもペットたちがスキルを使えたり、私がそのスキルを借りたりすることができることを教えた。
一緒に暮らしているのにあまり内緒にしておきたくなかったから。
ミネルの許可も出たし、話しちゃった。
「それで、昨日は〝ゴブリンの森〟で危ない目にあったんだよね? シズクちゃんって普段はポーションとかを持ち歩いているの?」
「えっと……それは……」
ポーション、つまり錬金術で作り出した即効性のある怪我の回復薬だ。
結構値がはって、1本銀貨4枚はするし、魔力を回復するマジックポーションになるとその倍はする。
それに、ポーションは劣化しないための保存瓶に入っていてその瓶も頑丈なんだけど、割れちゃうときは割れるからね。
ウルフ狩り専門の私はどうしてもためらう高価な買い物なんだよ。
「その様子、1本も持ち歩いていないようね?」
「……はい」
「これからは〝ゴブリンの森〟でもウルフ狩りをするんでしょう? ゴブリンにばったり遭遇したときに備えてポーションの2、3本用意しておきなさい」
「いや、でも……ポーションだって割れるときは割れるじゃないですか。高価だしシラタマがいれば安全かなって」
「シラタマはまだ《ヒール》と《キュア》しか使えないんでしょう? あなたの鎧が頑丈なのは知っているけど、関節とかの鎧で守られていないところを攻められたら大怪我しちゃうよ?」
「それは……」
「というわけで、私からプレゼント。ポーション5本とマジックポーション3本。受け取ってね」
ポーション5本にマジックポーション3本……って!
これ、大銀貨どころの騒ぎじゃない!?
「メイナさん、もらいすぎです! もっと少なくても大丈夫ですから! マジックポーションとかもいらないですから!」
「だーめ。それに、そのポーションだって普段シズクちゃんが採ってきてくれている薬草から作ったポーションだよ?」
え?
ポーションは薬草から作られるって聞いているけど、マジックポーションは魔力草じゃなかったの?
私、魔力草なんて採ってきてないよ?
「……ひょっとして気付いていないの? シズクちゃんが採ってきてくれたいる薬草に魔力草が含まれているのを」
「……初めて知りました」
「シズクちゃん、冒険者をやっていくなら薬草や魔力草の見分け方とかも覚えなくちゃだめだよ?」
「はい」
「ともかく、そのポーションはシズクちゃんのもの。素材だって高価な薬草類はシズクちゃんが集めてきてくれたものだし気にしないで受け取って」
「わかりました。でも、私、ポーションホルダーとかウエストポーチとか持っていないです」
ポーションホルダーとはその名前の通り、ポーションを身につけておくための革でできたベルトのようなもの。
ポーションが落っこちないように工夫されていて、なおかつ、取り出すときは取り出しやすいっていう優れものなんだよね。
ウエストポーチもその名前の通り、腰につけるカバン。
ポーションだけじゃなくてお金とかもしまえるから便利ではあるけれど、すぐに使えないのが難点かな。
ただ、どっちもポーション瓶に強い衝撃が加わってしまうと割れちゃうのは変わらないんだけどね。
「シズクちゃんがどっちも持ってないことなんて知っているよ。だからお姉さんがきちんと用意しておきました」
「メイナさん、そこまで用意しておいてくれたんですか?」
「まあ、売り物として作ろうとしたものの失敗作なんだけどね。魔法処理も施してもらったから魔鋼のナイフでも切れないくらい頑丈にしてあるから大切に使ってよ」
そう言ってからメイナさんが取り出してくれたのは青黒い革のウエストポーチ。
ポーションホルダーも2個付いているから緊急用はそこにつけておけっていうことなんだろうね。
でも、この色って……。
「ね、ねえ、メイナさん。こ、この、革って、キラーブルの革じゃ?」
「そうだよ? 売り物にしようとした失敗作って言ったでしょう?」
「ちなみに、どうやって売り物にしようとしたんですか?」
「え? マジックバッグ」
「マジックバッグ!?」
キラーブルの革で作られたマジックバッグって高級品だよ!?
そんなのもらっていいの!?
「そんな高いものいただけません!」
「大丈夫だって。空間拡張の付与に失敗して容量5倍にしかできなかった失敗作だから」
確かにポーチ部分はあまり大きめではないけれど……容量5倍って……。
失敗作でも金貨が10枚以上かかるよ!?
「やっぱりこんな高級品……」
「はい、認証完了」
「え?」
「個人認証の魔法もかけちゃったから、普通の人にはただのウエストポーチになっちゃった。だから、あなたに使ってもらわないと困るな?」
「いや、困るなって……」
「シズクちゃん。私だって心配したんだよ? ゴブリンに襲われたって聞いたときは」
「は、はい」
「ここは錬金術師店なのにポーションを買っていったことなんて一度もないし、そこのところどうしているのかすっごく不安だったの。わかる?」
「ご心配をおかけしました……」
「反省できればよろしい。そういうわけだから、明日からそのバッグを常に持ち歩くように。ああ、あと、毒消し薬も買っていってね。そっちは薬草を納品してくれていないから、普通に買い取ってもらうけれど」
「はい、買い取ります」
キラーブルの革製マジックバッグなんてお礼はどうすればいいの!?
ただでさえ、毎日泊めていただいて朝食と夕食をごちそうになっているのに!?
今度からはメイナさん用のウルフ肉も多めに確保して持って帰ろう……。
せめて薬草だけでも取りに行こうとしたら、門衛さんから止められてしまった。
私、今日と明日は本当にお仕事をさせてもらえないみたい。
仕方がないのでペットたちをメルカトリオ錬金術師店に預けて街の図書館に行き、入館料を支払ってから蔵書の魔術書を読んでみたけど、やっぱり難しいね。
新しい魔法を覚えるには〝魔術式〟って言うものを理解しなくちゃいけないみたいだけれど、私にはそれの知識すらないもん。
だから、図書館に来たときの勉強内容は〝魔術式〟を覚えるための〝魔術学入門〟からスタートしている。
時々しか来ていないから進捗度合いもまばらだし、読み返さないとわからなくなることも多くて大変だけど、この内容を頭に入れないと魔法を増やせないんだよね。
いま増やしたい魔法の筆頭はシラタマの《回復魔法》なんだけど、《回復魔法》は特別難しいみたい。
シラタマから借りている時点で軽い怪我を治せる《ヒール》と、ちょっとした毒を治せる《キュア》が使えるけれど、それだけだとまだまだ足りないの。
シラタマが魔法を使う分には、ペット用ご飯で成長していけば増えるらしいけど、私が借りるときは自分が覚えている魔法しか使えないものね。
せめて、ある程度深いも傷を治せる《ミドルヒール》と各種専用解毒魔法は覚えたいけれど、先は長そう。
サンドロックさんからも実戦訓練を受けているし、アダムさんからも目利きの講義を受けているから実際に図書館へ通えるのは週に2日か3日だからね……。
もっと勉強したいけれど、どうしようもないや。
とりあえずこの日は他にやることがなかったから、1日いっぱい図書館で過ごすことができたし、かなり〝魔術学入門〟も読み解けた。
これなら〝魔術学入門〟と〝回復魔術書〟を読み比べて新しい魔法を覚えられるかも。
明日もどうせ一日中街の中だし、図書館にずっと居よう。
ペットたちには申し訳ないけれどね。
「ただいま戻りました」
「あ、シズクちゃん。お帰りなさい。今日はなにをして過ごしていたの?」
「1日中図書館で〝魔術学入門〟と向き合っていました。大分理解も進んで来たので、そろそろ新しい魔法を覚えるための準備に入ろうと考えています」
「よかったわ。キントキやモナカ、シラタマも魔法が使えるみたいだけれど、それだけじゃ心配だったもの」
うん、私はいまだにメルカトリオ錬金術師店でお世話になっている。
というか、メイナさんが他の宿に移らせてくれないんだよね。
ペット同伴のできる宿なんて滅多にないし、メイナさんもペットたちが気に入ったみたいだし。
あと、メイナさんにもペットたちがスキルを使えたり、私がそのスキルを借りたりすることができることを教えた。
一緒に暮らしているのにあまり内緒にしておきたくなかったから。
ミネルの許可も出たし、話しちゃった。
「それで、昨日は〝ゴブリンの森〟で危ない目にあったんだよね? シズクちゃんって普段はポーションとかを持ち歩いているの?」
「えっと……それは……」
ポーション、つまり錬金術で作り出した即効性のある怪我の回復薬だ。
結構値がはって、1本銀貨4枚はするし、魔力を回復するマジックポーションになるとその倍はする。
それに、ポーションは劣化しないための保存瓶に入っていてその瓶も頑丈なんだけど、割れちゃうときは割れるからね。
ウルフ狩り専門の私はどうしてもためらう高価な買い物なんだよ。
「その様子、1本も持ち歩いていないようね?」
「……はい」
「これからは〝ゴブリンの森〟でもウルフ狩りをするんでしょう? ゴブリンにばったり遭遇したときに備えてポーションの2、3本用意しておきなさい」
「いや、でも……ポーションだって割れるときは割れるじゃないですか。高価だしシラタマがいれば安全かなって」
「シラタマはまだ《ヒール》と《キュア》しか使えないんでしょう? あなたの鎧が頑丈なのは知っているけど、関節とかの鎧で守られていないところを攻められたら大怪我しちゃうよ?」
「それは……」
「というわけで、私からプレゼント。ポーション5本とマジックポーション3本。受け取ってね」
ポーション5本にマジックポーション3本……って!
これ、大銀貨どころの騒ぎじゃない!?
「メイナさん、もらいすぎです! もっと少なくても大丈夫ですから! マジックポーションとかもいらないですから!」
「だーめ。それに、そのポーションだって普段シズクちゃんが採ってきてくれている薬草から作ったポーションだよ?」
え?
ポーションは薬草から作られるって聞いているけど、マジックポーションは魔力草じゃなかったの?
私、魔力草なんて採ってきてないよ?
「……ひょっとして気付いていないの? シズクちゃんが採ってきてくれたいる薬草に魔力草が含まれているのを」
「……初めて知りました」
「シズクちゃん、冒険者をやっていくなら薬草や魔力草の見分け方とかも覚えなくちゃだめだよ?」
「はい」
「ともかく、そのポーションはシズクちゃんのもの。素材だって高価な薬草類はシズクちゃんが集めてきてくれたものだし気にしないで受け取って」
「わかりました。でも、私、ポーションホルダーとかウエストポーチとか持っていないです」
ポーションホルダーとはその名前の通り、ポーションを身につけておくための革でできたベルトのようなもの。
ポーションが落っこちないように工夫されていて、なおかつ、取り出すときは取り出しやすいっていう優れものなんだよね。
ウエストポーチもその名前の通り、腰につけるカバン。
ポーションだけじゃなくてお金とかもしまえるから便利ではあるけれど、すぐに使えないのが難点かな。
ただ、どっちもポーション瓶に強い衝撃が加わってしまうと割れちゃうのは変わらないんだけどね。
「シズクちゃんがどっちも持ってないことなんて知っているよ。だからお姉さんがきちんと用意しておきました」
「メイナさん、そこまで用意しておいてくれたんですか?」
「まあ、売り物として作ろうとしたものの失敗作なんだけどね。魔法処理も施してもらったから魔鋼のナイフでも切れないくらい頑丈にしてあるから大切に使ってよ」
そう言ってからメイナさんが取り出してくれたのは青黒い革のウエストポーチ。
ポーションホルダーも2個付いているから緊急用はそこにつけておけっていうことなんだろうね。
でも、この色って……。
「ね、ねえ、メイナさん。こ、この、革って、キラーブルの革じゃ?」
「そうだよ? 売り物にしようとした失敗作って言ったでしょう?」
「ちなみに、どうやって売り物にしようとしたんですか?」
「え? マジックバッグ」
「マジックバッグ!?」
キラーブルの革で作られたマジックバッグって高級品だよ!?
そんなのもらっていいの!?
「そんな高いものいただけません!」
「大丈夫だって。空間拡張の付与に失敗して容量5倍にしかできなかった失敗作だから」
確かにポーチ部分はあまり大きめではないけれど……容量5倍って……。
失敗作でも金貨が10枚以上かかるよ!?
「やっぱりこんな高級品……」
「はい、認証完了」
「え?」
「個人認証の魔法もかけちゃったから、普通の人にはただのウエストポーチになっちゃった。だから、あなたに使ってもらわないと困るな?」
「いや、困るなって……」
「シズクちゃん。私だって心配したんだよ? ゴブリンに襲われたって聞いたときは」
「は、はい」
「ここは錬金術師店なのにポーションを買っていったことなんて一度もないし、そこのところどうしているのかすっごく不安だったの。わかる?」
「ご心配をおかけしました……」
「反省できればよろしい。そういうわけだから、明日からそのバッグを常に持ち歩くように。ああ、あと、毒消し薬も買っていってね。そっちは薬草を納品してくれていないから、普通に買い取ってもらうけれど」
「はい、買い取ります」
キラーブルの革製マジックバッグなんてお礼はどうすればいいの!?
ただでさえ、毎日泊めていただいて朝食と夕食をごちそうになっているのに!?
今度からはメイナさん用のウルフ肉も多めに確保して持って帰ろう……。
12
あなたにおすすめの小説
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる