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第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第5章 冬到来、〝ペットテイマー〟の弟子
23. 〝ペットテイマー〟弟子の武器を買い換える
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さて、私が教えることになった6人だけど、森の中で戦うには、まずまったく装備がなっていないからそこから見直し!
森の中でランスってなにを考えているのよ!
それにロングボウだってあり得ないし!
森の中で長距離から狙い撃ちにでもするつもり!?
というわけでやってきたのはシルヴァ武具店。
要するにアダムさんのお店だ。
アダムさんの手が空いていればいいんだけど。
「ごめんください」
「おや、シズクちゃん、いらっしゃい。今日はどうしたんだい? 見るからに新人ってわかる冒険者6人を引き連れて」
「あ、奥さんでもわかるんですね」
「そりゃね。旦那に用事かい?」
「手、空きますか?」
「30分ほど待っておくれ。来たことは伝えてくるから」
アダムさんがくるまでの間、6人には店内の装備品を好きなように見せることにした。
それぞれ、興味津々といた様子で眺めているけれど……装備はきちんと自分の足か先輩に聞くなりして選ばないとだめだよ?
「おう、シズクの嬢ちゃん。装備の調子はどうだ?」
「万全です! 研ぎに出したときのダガーはどうでしたか?」
「まったく問題ないな。大事に使われているし、丁寧に砥石で磨かれていることがわかる仕上がりだった。俺がやったことなんて、念のための仕上げだけだったぞ」
「ああ、それであんなに安かったんですね」
「そういうわけだ。それで、今日はそっちで物珍しそうに装備を物色している6人の装備か?」
「はい。この子たち、私からウルフの狩り方を習いたいそうなんですが、装備がまったくなっていないので買い換えさせに来ました」
その言葉に驚くのは新人6人。
そうだよね、そんなお金ないよね。
でも心配しないで、その程度私が払っちゃうから!
「見たところ資金不足のようだが、シズクの嬢ちゃんが支払うのか?」
「だめでしょうか?」
「まあ、ウルフ狩りの方法を教えるなら必要か。特にそっちの槍使いと弓使いは失格だからな」
「「え?」」
「お前ら、森や林でそんな大物振り回す気かよ? 槍なんて木にぶつかってまともに振るえないだろうし、弓だってそんなでかけりゃ重くて持ち運ぶのに不便なだけだぞ? 森や林の中で扱う分にはショートランスと短弓にしろ。ショートランスなら剣の間合い程度しかないから木にも簡単に引っかからん。短弓なら軽いし、林や森の中からウルフを狙い撃つにはその程度の射程しか取れん」
「な、なるほど」
「射程は長ければ長いほどいいとばかり……」
「射程が長い方がいい状況も多々ある。短弓も複合弓じゃなければ、威力がまともにでない木材だってあるからな。ウルフとゴブリン限定なら威力はそこまでいらん。狙いの正確性と木の陰から狙えるだけの射程距離だけを準備しておけ」
「はい」
やっぱり武器にもいろいろあるんだね。
私はナイフしか使ったことがないからよくわからないや。
「それで、シズクの嬢ちゃん。ひとりあたりの予算は?」
「大銅貨3枚。いけますか?」
「ちょ!? シズクさん!?」
「それだと俺たちが支払った依頼料よりも高額に……」
「気にすんな、シズクの嬢ちゃんがいいって言っているんだから甘えておけ。気にするなら、今回手助けしてもらった分稼げるようになって、お前らの後輩も手助けしてやれ」
「「「はい!」」」
「よし、いい返事だ。それぞれの『天職』を教えな。予算の範囲内で一番いい武器を選んでやる」
アダムさんも新人冒険者ということではりきってるね。
ウェイドには突くだけでなくなぎ払うこともできるショートランスを、ウェインには青銅製じゃなく鉄製の剣を選んであげたみたい。
どちらも短い武器だけど、林や森の中みたいな狭い場所で戦うには便利なチョイス。
ただ、どっちも切れ味はあまりよくなくて重さで叩くものだって説明を受けていたよ。
ロイドが渡されていたのは鉄製のナイフ2本。
どうやら両手にナイフを持って戦うタイプらしい。
私が初めて買ったときのものよりも細身で脆そうだけど、切れ味はいいから慎重に使うようにって。
ネイサンの弓は最初の説明通り短弓。
それなりに強い木が使われているそうだから、射程以外は問題ないみたい。
マーゴットは魔術士で適切な武器がなかったので護身用のナイフを渡されていた。
あと、林や森の中では火魔法を使わないように指導を受けていたね。
火事になったら大変だもの、仕方がないね。
最後、ベティには護身用にメイスが与えられた。
あくまで護身用で最後の手段らしいけれど、飛びかかられそうになったらそれで殴れって。
あと、ナイフも渡されていたから、押し倒されたらそれで目を突き刺してやれってことなんだと思う。
そのほか、6人全員に新しい解体用ナイフも配られた。
いままで使っていたナイフは、使い方が荒く刃こぼれもしていて使い物にならないから特別サービスらしいよ。
あと、それぞれの武器について手入れの方法も教えてもらっていたし、彼らのレザーアーマーが痛んできているのを見ると、そちらの手入れ方法も教えていた。
アダムさんって職人だから武器や防具を粗末に扱われるのが大嫌いなんだよね。
結局この日はアダムさんのところで装備を買い換えるだけで終了。
私は私でウルフ狩りをして街に納めなくちゃいけないから、続きはまた明日教えることにしてもらった。
6人も新しい武器の感触を確かめるため、ギルドの訓練場にある丸太や的を相手にしてみたいらしいし、ちょうどいいかな?
じゃあ、また明日。
森の中でランスってなにを考えているのよ!
それにロングボウだってあり得ないし!
森の中で長距離から狙い撃ちにでもするつもり!?
というわけでやってきたのはシルヴァ武具店。
要するにアダムさんのお店だ。
アダムさんの手が空いていればいいんだけど。
「ごめんください」
「おや、シズクちゃん、いらっしゃい。今日はどうしたんだい? 見るからに新人ってわかる冒険者6人を引き連れて」
「あ、奥さんでもわかるんですね」
「そりゃね。旦那に用事かい?」
「手、空きますか?」
「30分ほど待っておくれ。来たことは伝えてくるから」
アダムさんがくるまでの間、6人には店内の装備品を好きなように見せることにした。
それぞれ、興味津々といた様子で眺めているけれど……装備はきちんと自分の足か先輩に聞くなりして選ばないとだめだよ?
「おう、シズクの嬢ちゃん。装備の調子はどうだ?」
「万全です! 研ぎに出したときのダガーはどうでしたか?」
「まったく問題ないな。大事に使われているし、丁寧に砥石で磨かれていることがわかる仕上がりだった。俺がやったことなんて、念のための仕上げだけだったぞ」
「ああ、それであんなに安かったんですね」
「そういうわけだ。それで、今日はそっちで物珍しそうに装備を物色している6人の装備か?」
「はい。この子たち、私からウルフの狩り方を習いたいそうなんですが、装備がまったくなっていないので買い換えさせに来ました」
その言葉に驚くのは新人6人。
そうだよね、そんなお金ないよね。
でも心配しないで、その程度私が払っちゃうから!
「見たところ資金不足のようだが、シズクの嬢ちゃんが支払うのか?」
「だめでしょうか?」
「まあ、ウルフ狩りの方法を教えるなら必要か。特にそっちの槍使いと弓使いは失格だからな」
「「え?」」
「お前ら、森や林でそんな大物振り回す気かよ? 槍なんて木にぶつかってまともに振るえないだろうし、弓だってそんなでかけりゃ重くて持ち運ぶのに不便なだけだぞ? 森や林の中で扱う分にはショートランスと短弓にしろ。ショートランスなら剣の間合い程度しかないから木にも簡単に引っかからん。短弓なら軽いし、林や森の中からウルフを狙い撃つにはその程度の射程しか取れん」
「な、なるほど」
「射程は長ければ長いほどいいとばかり……」
「射程が長い方がいい状況も多々ある。短弓も複合弓じゃなければ、威力がまともにでない木材だってあるからな。ウルフとゴブリン限定なら威力はそこまでいらん。狙いの正確性と木の陰から狙えるだけの射程距離だけを準備しておけ」
「はい」
やっぱり武器にもいろいろあるんだね。
私はナイフしか使ったことがないからよくわからないや。
「それで、シズクの嬢ちゃん。ひとりあたりの予算は?」
「大銅貨3枚。いけますか?」
「ちょ!? シズクさん!?」
「それだと俺たちが支払った依頼料よりも高額に……」
「気にすんな、シズクの嬢ちゃんがいいって言っているんだから甘えておけ。気にするなら、今回手助けしてもらった分稼げるようになって、お前らの後輩も手助けしてやれ」
「「「はい!」」」
「よし、いい返事だ。それぞれの『天職』を教えな。予算の範囲内で一番いい武器を選んでやる」
アダムさんも新人冒険者ということではりきってるね。
ウェイドには突くだけでなくなぎ払うこともできるショートランスを、ウェインには青銅製じゃなく鉄製の剣を選んであげたみたい。
どちらも短い武器だけど、林や森の中みたいな狭い場所で戦うには便利なチョイス。
ただ、どっちも切れ味はあまりよくなくて重さで叩くものだって説明を受けていたよ。
ロイドが渡されていたのは鉄製のナイフ2本。
どうやら両手にナイフを持って戦うタイプらしい。
私が初めて買ったときのものよりも細身で脆そうだけど、切れ味はいいから慎重に使うようにって。
ネイサンの弓は最初の説明通り短弓。
それなりに強い木が使われているそうだから、射程以外は問題ないみたい。
マーゴットは魔術士で適切な武器がなかったので護身用のナイフを渡されていた。
あと、林や森の中では火魔法を使わないように指導を受けていたね。
火事になったら大変だもの、仕方がないね。
最後、ベティには護身用にメイスが与えられた。
あくまで護身用で最後の手段らしいけれど、飛びかかられそうになったらそれで殴れって。
あと、ナイフも渡されていたから、押し倒されたらそれで目を突き刺してやれってことなんだと思う。
そのほか、6人全員に新しい解体用ナイフも配られた。
いままで使っていたナイフは、使い方が荒く刃こぼれもしていて使い物にならないから特別サービスらしいよ。
あと、それぞれの武器について手入れの方法も教えてもらっていたし、彼らのレザーアーマーが痛んできているのを見ると、そちらの手入れ方法も教えていた。
アダムさんって職人だから武器や防具を粗末に扱われるのが大嫌いなんだよね。
結局この日はアダムさんのところで装備を買い換えるだけで終了。
私は私でウルフ狩りをして街に納めなくちゃいけないから、続きはまた明日教えることにしてもらった。
6人も新しい武器の感触を確かめるため、ギルドの訓練場にある丸太や的を相手にしてみたいらしいし、ちょうどいいかな?
じゃあ、また明日。
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