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第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第5章 冬到来、〝ペットテイマー〟の弟子
22. 〝ペットテイマー〟弟子を取る
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「それじゃあ、統率個体とかそういうのもいなかったんですね?」
「はい。異常繁殖はしていましたし、強化個体が複数いましたがそれくらいでした」
「よかった」
私は先日行われたゴブリン強襲の結果をリンネさんに聞いてみた。
今回も強襲終了までは街から外出禁止だったし、結果がどうなっていたか気になっていたんだ。
あれ、でも……。
「異常繁殖っていうことは」
「……それだけ連れ去られていた女性も多かったということになります。死んで喰われてしまったであろう人骨も含めると、20人以上が犠牲になっていたのではないかと」
「私、ちゃんと見て回っていましたよ?」
「シズクちゃんは疑っていません。ただ、ゴブリンって夜も活発に活動するんですよ。私たちの知らない間に、農村部や旅の女性などがさらわれていたのではないかと」
「それって捜索願とかは?」
「貧しい村だと人ひとりいなくなった程度では、冒険者ギルドに依頼なんて出す余力がありません。私たちも慈善事業ではないので危険度に応じた依頼金を受け取ることになっていますから。そして、旅の女性も同行人がいれば捜索願が出される可能性があります。でも、大切な役割でもなければ切り捨てられることも多いでしょうね」
人里って本当に冷酷だった。
お金がないと仲間すら助けられないなんて。
でも、冒険者もお金をもらわないと動けないし仕方がない?
「わかりました。その……女の人たちには辛かったと思いますが、頑張って生きてほしいです」
「そうですね。冒険者ギルドとしてもできることはしてあげるのですが……こればかりは、自分との折り合いをつけられるかどうかなので」
「……やっぱり、そういう人も多いんですね」
「かなりいます」
「残念です」
同じ女として、私がそういう目にあったら生きていけるんだろうか。
想像したくもないけれど、難しい問題だよね。
「ああ、あと、シズクちゃんに指名依頼が来ているんですよ」
「指名依頼、ですか?」
「はい。特定の冒険者を指名して依頼を出す制度です。その、今回は報酬額も非常に低いので受けなくともいいのですが」
「そんなに条件が悪い依頼なんですか?」
「ええと。昨日、Fランクに上がったパーティから指名依頼なんです。シズクちゃんにウルフの倒し方や解体方法を説明してもらいたいと」
Fランクに上がったばかりのパーティ。
ひょっとして、この間助けた彼らかな?
「とりあえず、そのパーティに会うことってできますか? それから話をして決めたいと思います」
「わかりました。私も立ち会いますが構いませんよね?」
「リンネさんが立ち会ってくれるなら安心です。それで、そのパーティは今どこに?」
「2階の資料室にいるはずです。下級魔獣やモンスターの倒し方、解体方法などを熱心に調べていましたから」
「じゃあ、すぐにでも会えますね。案内してもらえますか?」
「ええ。こちらにどうぞ」
リンネさんに案内されてやってくると、資料室には案の定この間助けた6人がいた。
この子たち、私からなにを学びたいんだろう?
「皆さん、運がよかったですね。シズクさんが今日、冒険者ギルドに来てくれましたよ」
「リンネさん、確かに私が冒険者ギルドに来るのはサンドロックさんとの訓練かウルフの魔石がたまったときくらいですけど、言い方が」
「事実です。さて、ここで話し合うわけにもいかないですし、となりの小会議室を使わせてあげます。そちらへどうぞ」
私たちはリンネさんの案内でとなりの部屋に移動した。
さて、ここからどうすればいいんだろう?
「ええと、シズクさん……であってますよね?」
小会議室で一番手前の席に座った犬獣人の男の子が私に確認を求めて来た。
リンネさんもそう言っていたでしょうに。
「そうよ。私がシズク。〝ペットテイマー〟よ」
「先日は命を助けていただきありがとうございました。宿に戻って頭が冷えたら、急に恐ろしくなってしまい、いままでは雑用依頼しかやっていませんでした」
「いいことなんじゃない? リンネさんもそう思うでしょ?」
「そうですね。Gランクの皆さんに出されている雑用依頼は、街へどれだけ貢献する意思があるのかと冒険者ギルドから見てどれだけ信用できる人材かを見極める機会でもあります。臆病風に吹かれての雑用依頼とはいえ、きちんとこなしてくれていたようですし、文句はありませんよ」
「よかった……あ、申し遅れました。俺はこのパーティのリーダーでルイスといいます。『天職』は〝槍術士〟です」
「同じくパーティメンバーのウェイン、『天職』は〝剣術士〟です」
「ロイドです。〝短剣士〟です。よろしくです」
「ネイサン……〝弓術士〟。その、よろしく」
ルイスが犬獣人でロイドが猫獣人、ウェインとネイサンが人間ね。
ネイサンは照れているのかしら?
それとも、対人恐怖症?
「マーゴット、〝魔術士〟よ。ネイサンの態度は気にしないであげて。女性に慣れていなくて、女の人とうち解けるまで時間がかかるの。私たちだって時間がかかったもの」
「ベティです。先日は殺されかけていたところを助けていただき、本当にありがとうございました。『天職』はあの時もお伝えした通り〝治癒術士〟です」
マーゴットは人間、ベティは狐獣人ね。
女性陣はわかりやすくていいかも。
さて、私も自己紹介しなくちゃ。
「知っているかもしれないけれど、私はシズク。『天職』は〝ペットテイマー〟。ステップワンダーの21歳よ」
「え? 俺たちより年上?」
「あの、すみません。てっきり年下とばかり……」
「私は気にしていないけれど、ステップワンダーの里からやってくる仲間はみんな20歳以上だから気をつけてね? ステップワンダーは見た目と年齢がエルフ並みに一致しないから、仕方ないかもしれないけれど」
「以後気をつけます」
「私への口の利き方はどうでもいいわ。私も適当にさせてもらうけど」
「いえ、そういうわけにもいきません。俺たち、シズクさんにウルフだけでも狩り方や解体方法を学びたいので」
ウルフの狩り方や解体方法かぁ。
最近はペットの力を借りて終わってるから、私も見直しが必要だなぁ。
「ウルフの狩り方くらい資料室の本で足りるでしょう? 私に学びたいのはどうして?」
「その……ウルフやゴブリンの生態や倒し方、解体方法については穴が開くほど読み込みました。それでもまだ足りない気がするんです。臆病風に吹かれているだけかもしれません。だとしても、命の恩人であるシズクさんから学んでみたいんです」
なるほど、前みたいに無謀な考えは持たず、慎重にことを運ぼうとしていると。
いい子たちだね。
「わかったわ。それで、私への報酬はいくら?」
「その……すみません、銀貨1枚しかお支払いできません。それ以上支払うと、毎日の生活にも困ってしまって」
「なるほど。つまり、6人で生活費ぎりぎりの予算まで出してくれていると」
「はい。これ以上は厳しいです……」
うんうん、頑張っているいい子たちじゃない!
メイナさんじゃないけれど、頑張っている子たちは応援したくなってきちゃった!
「わかった。その依頼、引き受けてあげる。いつから指導に入ればいい?」
「え? いいんですか?」
「嫌なら受けなくてもいいけれど?」
「い、いえ! 受けてもらいたいです!」
「じゃあ、指導予定だね。いつから指導すればいい?」
「今日から……は、だめでしょうか?」
今日からか……。
まずは、この子たちの装備を見直すところからだし、早い方がいいかもね。
「わかった。じゃあこれから、準備ができ次第いきましょうか」
「はい! よろしくお願いします!!」
私が弟子を持つなんて想定外もいいところだけれど、ウルフ狩りは教えておいてもいいよね。
街の役にも立てるみたいだし。
最初は装備の見直しからだけど。
「はい。異常繁殖はしていましたし、強化個体が複数いましたがそれくらいでした」
「よかった」
私は先日行われたゴブリン強襲の結果をリンネさんに聞いてみた。
今回も強襲終了までは街から外出禁止だったし、結果がどうなっていたか気になっていたんだ。
あれ、でも……。
「異常繁殖っていうことは」
「……それだけ連れ去られていた女性も多かったということになります。死んで喰われてしまったであろう人骨も含めると、20人以上が犠牲になっていたのではないかと」
「私、ちゃんと見て回っていましたよ?」
「シズクちゃんは疑っていません。ただ、ゴブリンって夜も活発に活動するんですよ。私たちの知らない間に、農村部や旅の女性などがさらわれていたのではないかと」
「それって捜索願とかは?」
「貧しい村だと人ひとりいなくなった程度では、冒険者ギルドに依頼なんて出す余力がありません。私たちも慈善事業ではないので危険度に応じた依頼金を受け取ることになっていますから。そして、旅の女性も同行人がいれば捜索願が出される可能性があります。でも、大切な役割でもなければ切り捨てられることも多いでしょうね」
人里って本当に冷酷だった。
お金がないと仲間すら助けられないなんて。
でも、冒険者もお金をもらわないと動けないし仕方がない?
「わかりました。その……女の人たちには辛かったと思いますが、頑張って生きてほしいです」
「そうですね。冒険者ギルドとしてもできることはしてあげるのですが……こればかりは、自分との折り合いをつけられるかどうかなので」
「……やっぱり、そういう人も多いんですね」
「かなりいます」
「残念です」
同じ女として、私がそういう目にあったら生きていけるんだろうか。
想像したくもないけれど、難しい問題だよね。
「ああ、あと、シズクちゃんに指名依頼が来ているんですよ」
「指名依頼、ですか?」
「はい。特定の冒険者を指名して依頼を出す制度です。その、今回は報酬額も非常に低いので受けなくともいいのですが」
「そんなに条件が悪い依頼なんですか?」
「ええと。昨日、Fランクに上がったパーティから指名依頼なんです。シズクちゃんにウルフの倒し方や解体方法を説明してもらいたいと」
Fランクに上がったばかりのパーティ。
ひょっとして、この間助けた彼らかな?
「とりあえず、そのパーティに会うことってできますか? それから話をして決めたいと思います」
「わかりました。私も立ち会いますが構いませんよね?」
「リンネさんが立ち会ってくれるなら安心です。それで、そのパーティは今どこに?」
「2階の資料室にいるはずです。下級魔獣やモンスターの倒し方、解体方法などを熱心に調べていましたから」
「じゃあ、すぐにでも会えますね。案内してもらえますか?」
「ええ。こちらにどうぞ」
リンネさんに案内されてやってくると、資料室には案の定この間助けた6人がいた。
この子たち、私からなにを学びたいんだろう?
「皆さん、運がよかったですね。シズクさんが今日、冒険者ギルドに来てくれましたよ」
「リンネさん、確かに私が冒険者ギルドに来るのはサンドロックさんとの訓練かウルフの魔石がたまったときくらいですけど、言い方が」
「事実です。さて、ここで話し合うわけにもいかないですし、となりの小会議室を使わせてあげます。そちらへどうぞ」
私たちはリンネさんの案内でとなりの部屋に移動した。
さて、ここからどうすればいいんだろう?
「ええと、シズクさん……であってますよね?」
小会議室で一番手前の席に座った犬獣人の男の子が私に確認を求めて来た。
リンネさんもそう言っていたでしょうに。
「そうよ。私がシズク。〝ペットテイマー〟よ」
「先日は命を助けていただきありがとうございました。宿に戻って頭が冷えたら、急に恐ろしくなってしまい、いままでは雑用依頼しかやっていませんでした」
「いいことなんじゃない? リンネさんもそう思うでしょ?」
「そうですね。Gランクの皆さんに出されている雑用依頼は、街へどれだけ貢献する意思があるのかと冒険者ギルドから見てどれだけ信用できる人材かを見極める機会でもあります。臆病風に吹かれての雑用依頼とはいえ、きちんとこなしてくれていたようですし、文句はありませんよ」
「よかった……あ、申し遅れました。俺はこのパーティのリーダーでルイスといいます。『天職』は〝槍術士〟です」
「同じくパーティメンバーのウェイン、『天職』は〝剣術士〟です」
「ロイドです。〝短剣士〟です。よろしくです」
「ネイサン……〝弓術士〟。その、よろしく」
ルイスが犬獣人でロイドが猫獣人、ウェインとネイサンが人間ね。
ネイサンは照れているのかしら?
それとも、対人恐怖症?
「マーゴット、〝魔術士〟よ。ネイサンの態度は気にしないであげて。女性に慣れていなくて、女の人とうち解けるまで時間がかかるの。私たちだって時間がかかったもの」
「ベティです。先日は殺されかけていたところを助けていただき、本当にありがとうございました。『天職』はあの時もお伝えした通り〝治癒術士〟です」
マーゴットは人間、ベティは狐獣人ね。
女性陣はわかりやすくていいかも。
さて、私も自己紹介しなくちゃ。
「知っているかもしれないけれど、私はシズク。『天職』は〝ペットテイマー〟。ステップワンダーの21歳よ」
「え? 俺たちより年上?」
「あの、すみません。てっきり年下とばかり……」
「私は気にしていないけれど、ステップワンダーの里からやってくる仲間はみんな20歳以上だから気をつけてね? ステップワンダーは見た目と年齢がエルフ並みに一致しないから、仕方ないかもしれないけれど」
「以後気をつけます」
「私への口の利き方はどうでもいいわ。私も適当にさせてもらうけど」
「いえ、そういうわけにもいきません。俺たち、シズクさんにウルフだけでも狩り方や解体方法を学びたいので」
ウルフの狩り方や解体方法かぁ。
最近はペットの力を借りて終わってるから、私も見直しが必要だなぁ。
「ウルフの狩り方くらい資料室の本で足りるでしょう? 私に学びたいのはどうして?」
「その……ウルフやゴブリンの生態や倒し方、解体方法については穴が開くほど読み込みました。それでもまだ足りない気がするんです。臆病風に吹かれているだけかもしれません。だとしても、命の恩人であるシズクさんから学んでみたいんです」
なるほど、前みたいに無謀な考えは持たず、慎重にことを運ぼうとしていると。
いい子たちだね。
「わかったわ。それで、私への報酬はいくら?」
「その……すみません、銀貨1枚しかお支払いできません。それ以上支払うと、毎日の生活にも困ってしまって」
「なるほど。つまり、6人で生活費ぎりぎりの予算まで出してくれていると」
「はい。これ以上は厳しいです……」
うんうん、頑張っているいい子たちじゃない!
メイナさんじゃないけれど、頑張っている子たちは応援したくなってきちゃった!
「わかった。その依頼、引き受けてあげる。いつから指導に入ればいい?」
「え? いいんですか?」
「嫌なら受けなくてもいいけれど?」
「い、いえ! 受けてもらいたいです!」
「じゃあ、指導予定だね。いつから指導すればいい?」
「今日から……は、だめでしょうか?」
今日からか……。
まずは、この子たちの装備を見直すところからだし、早い方がいいかもね。
「わかった。じゃあこれから、準備ができ次第いきましょうか」
「はい! よろしくお願いします!!」
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