宇宙の騎士の物語

荻原早稀

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第二章 騎士団

16. クリシュナ・ゴーシュの牙

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 そうか、エステルやビューレン少佐がいない隙を狙ったか。
 サバイバル訓練中の襲撃に意味があるのか、と、ふと考えたクリシュナはすぐに気付いた。
 爵位では同格の子爵であり、エステルが伯爵家の継嗣、なんちゃら子爵が侯爵家の継嗣だから、なんちゃら子爵の方が格は高そうだが、背景となる国の規模が違い過ぎる。
 メディア帝国は三大列強とも称される巨大国家。人口一千億といわれる。
 なんちゃら子爵の国は、老大国メディアの系譜を継いでいたはずだが、詳細はクリシュナの記憶が怪しく、人口規模では億に満たない程度という小国だったはず。その国の侯爵と、大帝国の伯爵とでは、実力の規模がかけ離れているだろう。
 爵位と簡単にいっても、その序列は複雑怪奇なルールにのっとって定められていて、貴族たち本人ですらその理屈がわかっていないことが多々ある。
 ど平民の生まれで貴族や宮廷にかけらも興味が無いクリシュナに、そんな面倒臭いものがわかるはずも無く、エステルとなんちゃら子爵とでどちらが貴族として格が高いのかはわからない。
 だが、少なくとも一昨日、わざわざエステルとよしみを結ぶべく声をかけてくるくらいなのだから、相手を強く意識せざるを得ないほどには、エステルの貴族としての存在感は大きいのだろう。
 一方ビューレン少佐の場合、見た目も実績もそんじょそこらの貴族ごときが対抗できるものではない。
オセール・シュヴァリエ・アルの薔薇・ラ・ロゼ・ドゥ・騎士オセール」の呼称が与えられているのは、オセールという場所で行われた戦いで彼が重大な功績を上げたことに由来するが、彼は有重力下の歩兵戦術の専門家であり、近接戦闘のスペシャリストだ。
 実績は数多く、防護具をまとわない近接戦闘での実力は、既に見たとおりだ。クリシュナから見ても呆れるほど強い。
 この二人がいては、対クリシュナ潰しに邪魔になる。
 このタイミングでの闖入の意図は、非常にわかりやすい。
 わかりにくいのは、なぜわざわざクリシュナなどという小物を相手にするのかだ。
 貴族たちがどこまでも救いのない馬鹿ばかりだというのならともかく、何の意図も無しにただの意趣返しでクリシュナを潰そうとするだろうか。
 その意図がわからず首を傾げたが、考えている余裕は無さそうだった。
 目の前にはアホ大尉の代わりに出てきた巨漢。
 広大な森林公園の一画にあるキャンプ場を借りた、サバイバル訓練の終点であるスペースは、決闘を行うのには充分なスペースがある。地面は固く締まった砂地。
 ギャラリーは少ない。貴族側が巨漢軍曹を除いて六人、訓練運営中の兵士たちの内四人がクリシュナの後ろにいるから、戦う本人たちを入れても一ニ人しかその場にいない。
 準備といっても、決闘の条件を決める話し合いくらいだ。基力持ちの決闘など、模擬剣一本から二本を持って防具は無し、と相場が決まっている。
 勝利条件は、相手が参ったをするか、気絶でもして意識を失うか。
 決闘なので、訓練と違い第三者の審判役などは入らない。取り巻く人々も、助太刀はもちろん、やめさせるための介入は許されない。
 殺してしまえば殺したほうが負けではあるが、死んで名誉を守る必要でも無い限り、事実上死んだら負けだ。医療技術が進んだ現代で、決闘くらいで簡単に死ねるものでもないが。
 相手のジョサイア二等軍曹は、顔や表情を見たところ、戦場でクリシュナもよく見てきた戦闘狂や殺人狂の雰囲気は持っていない。体は化け物だが、精神はごく真っ当な軍人に見える。そのあたりを見抜く眼力には、多少の自信がある。
 身分なり事情なり、やむにやまれぬ理由があってのこの場なのだろう。部下に上司上官に逆らう権限など無いのは、どこの軍に行っても変わらない。
「さあ、そろそろ始めようではないか」
 なんちゃら子爵が声を上ずらせ、自分で自分の興奮振りに少なからず思う所があったのか、咳払いをした。
 その目が、嗜虐の炎に揺れている。
 ああ、こいつは復讐の快感に性的快感を上乗せできる変態なんだろうな。
 クリシュナの鑑定眼がそう告げる。彼女の無惨な死体を見たら、喜びのあまり射精するんじゃなかろうか。実際、戦闘に巻き込まれた民間人をなぶり殺しにする過程(した後の強姦ではない)で射精する狂人を、クリシュナは三人も知っている。
 一人は戦死、一人は軍法会議で処分、一人は戦闘の混乱中に犯そうとしてきたのでクリシュナ自身の手で抹殺したが。
 憎む相手の死体に喜びを感じる人間など、珍しくもない。
 二等軍曹が私を倒したら、連中はそのまま拉致って裸にでもして晒すのかと思ってたけど、もっと下衆だと思っておいた方がいいみたいだ。
 自分の武器である、わずかに湾曲した片刃の模擬刀を展開しながら、クリシュナははっきりと嘲る笑いを浮かべた。
「自分のケツも拭けない乳離れ前の坊やを預けられた軍曹には申し訳無いが、喧嘩を楽しむなら本物の殺し合いを戦場でやりたい口でね。とっとと終わらせて、ぬるい根性のそこのガキどもに痛ーい痛ーいお仕置きを刻んでやる」
 その迫力が、周囲を圧倒する。
 男装の麗人を思わせる颯爽とした美人であるクリシュナは、実績もある軍人として評価が高い。たが、どちらかといえば穏やかで、訓練は恐ろしく厳しいが論理的で、殺気で人を圧するようなタイプだとは思われていない。
 だが、幾多の戦場で生き抜いてきた下士官上がりの少尉が、自らの手で直接人を殺したことが無い訳がない。それでもなお軍籍にあり、最前線に立ち続けていることの意味を、軍人ではない貴族よりずっと鍛えてはいるように見えて、この場に来て貴族として甘やかされて来ていることがさらけ出されてしまった子爵たちに、果たして理解できているかどうか。
 その気になれば、途方も無く残酷にも、残忍にも、残虐にもなれるから、生き抜いてこられたのだ。
 クリシュナの迫力は、その辺の街で粋がっているチンピラや、弱者をいたぶるマフィアや、下の身分の者を虐殺する貴族共では決して出し得ない、本物の殺気から出ている。
 相手が熊だろうが虎だろうが、自らの敵とあらば首を食いちぎろうと襲いかかる狼の目。
 子爵たち貴族は、まず見ることも無い本物の殺気に襲われ、たじろいだ。
 弱者は怯え、慈悲にすがろうとし、泣き叫び、あるいは恨みがましく睨みつけ、唇を震わせて命乞いするか、全身を震わせながら悪罵を放つものだ。
 クリシュナのような、大型肉食獣の本気の怒りを叩きつけてくるようなちなまぐさい殺気を当てられるなど、彼らは経験したことがない。
 見た目に可愛らしさすらあるとはいえ、十年以上最前線を転戦し続けた本物の兵士を、一流の戦士を、彼らはあまりにも馬鹿にしすぎていた。
 子爵は叫ぶ。
「……こ、殺せ! 早く殺せ!」
 五秒前までの余裕など弾け飛んでしまった。


 基力持ちの怪力や超速度や超反応を、人々はよく知っている。
 ジョサイア二等軍曹は、恐ろしく巨大な体の持ち主でありつつ、さらにその筋力を強化できる基力の持ち主だ。
 その基力が比較的強力ではないとしても、もともとの体が強力すぎるのだから、結果として出てくる力は凄まじい。
 例えばエステルなどは、脳神経の反応速度とそれを全身の筋肉に伝える速度とが常軌を逸したレベルにある。強化される筋肉が発揮する力も大きい。
 それらに対し、クリシュナは基力持ちではあっても、そのレベルは低いと見られていた。集中力の高さとその維持できる時間の長さは知られていて、だからこそ狙撃者として優秀なのだと認められているが、その程度の基力持ちなど珍しくもない。
 だが、本人は知っている。
 基力持ちとしては劣等生でもね、使い方は一流目指してやってきてんだよ。
 生き残るために。


 二人は、同時に自らの基力を開放した。
 ジョサイアはその筋力を倍増させる。
 クリシュナの脳が、異常な速度で回り始める。
 彼女の身長ほどもある巨大な戦斧を得物に選んでいたジョサイアの腕が、肩が、基力を帯びて燐光を発しながら盛り上がる。
 その姿を射抜くように見るクリシュナの瞳が、文字通り光を放ちながら殺気をほとばしらせる。
 この時点ですでにクリシュナの基力は最大限に回っている。
 基力とは、過去の超人類の異能を支えた非常に便利な力で、ダークエネルギーの一つである。本来、どの空間にも遍在していて、励起させることが出来る人間がいれば利用することが出来る。
 その励起できる量が才能の指標であり、エステルや二つ名持ちの英雄たちなどはその量が大きい。
 クリシュナは励起量が少ない、異能者としては落ちこぼれだが、他に例が少ない能力を持っている。
 彼女は、基力の元となるダークエネルギーを、視覚によらず「視る」ことができる。遍在しているとはいえ、密度にゆらぎがある基力の流れを視ることも、人が励起した基力の粗密を視ることもできる。
 異能の人々でなくとも、無意識にごくわずかに基力の流れを作ってしまう人間が多いことも知っていたし、その流れを視ることで、障害物がどれだけあろうと、視覚によらず相手を監視し狙撃することが出来る。
 それが、彼女の狙撃能力を支える力だ。
 この時もその能力が最大限に発現している。
 脳神経系の加速度が他の能力者を遥かに超えると称される「死天使」エステルよりも、実は能力発現時のクリシュナの脳神経系は加速度が高い。その速さは、騎士団の数多い異能者連中の中でも飛び抜けている。
 時々刻々とうごめくジョサイアの全身の筋繊維の動きも、目を動かす数々の筋肉の詳細な動きも、彼女は基力を通じた直感で全て捉えている。
 戦斧の細かな揺らぎも、足元の砂粒がきしむ微細な振動も、筋肉の動きでわずかに動く周囲の空気の粗密も、彼女の直感のもとにある。
 超加速した彼女の世界では、ジョサイアが存在する空間の物理的な動きのすべてが明確なイメージとして捉えられている。
 関節のわずかなきしみが、彼の次の動きを示唆する。マイクロ秒単位でその動きをフォローするクリシュナの異能は、ジョサイアの戦闘行動を丸裸にしていた。


 大柄とはいえない、しかも女性であり、一兵士として入団した彼女が、なぜ上層部から注目を浴びて昇進を重ねてきたか。
 狙撃者としての高い能力がありながら、なぜ「狙撃者」などという二つ名とも呼べない呼称を与えられ、しかもそれがあまり通称として広く用いられていないのか。
 それは、単に狙撃者といってしまっては、彼女の能力を正しく表現できないからだ。
 クリシュナの近接戦闘能力は、彼女がその気になりさえすれば、他の強力な異能者をも凌いでみせる。
 基力を規制した近接戦闘の訓練で、クリシュナが中の下程度の実力しか発揮できないのは、単に身体能力がその程度という話だ。体はどこまでも女性であり、不自然な強化など何もしていないのだから。
 何の強化もしていないくせにやたら強いエステルのほうが異常なのだ。
 そして、基力全開という条件下であれば、クリシュナの戦闘力は群を抜く。
 数々の戦闘知識を持ち、それを応用する知力があり、脳神経系の加速度が常人レベルを遥かに超え、さらに外部の基力を緻密に把握できる能力を持つ歴戦の兵士。
 クリシュナ・ゴーシュの牙が、完全に開放される。


 先に動いたのは巨漢ジョサイア二等軍曹だった。
 その巨体からは想像しにくいほど機敏な動きで、一瞬腰を沈めたかと思うと、爆発的な勢いで前進する。その速度は、常人では目で追うことも出来ない。
 ごく僅少の時間で距離を詰め、右手の戦斧を振り上げ、薙ぎ払うように横に一閃させる。
 模擬、つまり電磁的な技術で刃を展開する武器であっても、例えば戦斧の柄は実体だ。電磁的な衝撃と実体の柄がもたらす破壊力とは、ジョサイアの力であれば人間の体を引きちぎることすら出来る、きわめて危険なものだ。
 べつに身体強化が得意なわけでもないクリシュナにとっては、初撃がいきなり絶体絶命の危機になるはずだが、彼女はこれをすんでの所でかわしている。
 ジョサイアの突進はそれで終わりではない。そのまま体当たりをすれば、クリシュナに致命的なダメージを与えられるだろう。なにしろ体重差は三倍以上ある。
 その突進も、クリシュナはぎりぎりの所で避けた。低い重心でなんとか足をさばきながら、どうして避けられたのか不思議なほどではあるが、なんとか最初の突撃は避けきった。
 飛び込むようにして地面に肩から倒れ込み、くるりと回転し、素早く立ち上がるとそのままジョサイアから距離を取り、模擬刀を両手で持って相手に向けながら構えを取る。
 突進を避けられたジョサイアだが、それが効かなければ改めて距離を詰めて近接戦を仕掛けるだけだ。遠い間合いを一気に詰めたから一撃離脱の戦法になったが、ゆっくり詰めれば連撃でき、あの程度の速度が限界のクリシュナなら、逃がすことはない。
 ジョサイアはその体重を感じさせない滑らかな歩き方で距離を詰めていく。
 歩き方と戦斧の扱いとを見れば、この二等軍曹も相当な実力者であることが、素人でも見て取れる。どう見てもクリシュナの命運は風前の灯に思えた。


 クリシュナの目によらない基力の視覚が、ジョサイアの動きを完全に捉えた。
 最初の一撃で、彼女の感覚と実際の動きとの微妙なズレを補正できた。
 ゾーンに入っているクリシュナの脳が、異常極まりない速度であらゆる情報を演算する。
 間合いを詰めてきたジョサイアの動きを冷淡な目で見つめていたクリシュナが、緩慢な動きで模擬刀を頭上に掲げる。
 左足をすっと引き、体の正中線を相手に正対させ、肘を絞り、静止する。
 滑らかなその動きに警戒心を抱いたジョサイアが動きを止める。
 彼我の距離は互いが前に出している足先で約四メートルほど。至近距離といって良い。
 すでに自分の戦斧の間合いに入れてしまっているジョサイアは、小柄故にまだ自分の間合いに入れていないはずのクリシュナが顔色一つ変えていないことに違和感を持つも、間合いを広げようとは思わない。
 一歩踏み込めば戦斧でクリシュナを叩き潰せる。
 そう考えていたジョサイアの目が、刹那、クリシュナの姿を見失った。


 簡単な話だ。
 クリシュナはジョサイアの視覚がどう動いているかまで把握している。
 ごくわずかに頭上の剣尖をずらした、その動きをジョサイアの目が追った瞬間に、その目を動かした筋肉の動きを感じ取った瞬間に、クリシュナは前に倒れ込むような動きで体を沈め、鍛え抜いた体幹で左にずれながら突進し、彼のたくましすぎる肉体の至近距離まで飛び込み、頭上から左下に流した模擬刀を左足の踏み込みとともに斬り上げた。
 動き自体は飛び抜けて速いわけではない。
 だが、相手の筋肉の隅々まで把握しているクリシュナは、ジョサイアが反応できないギリギリのところを読み切っていた。
 その姿を見失いつつ、それでも迎え撃つための動きを始めたジョサイアの体は、クリシュナが振り抜いた模擬刀で右脚の大腿部を斬り裂かれた。
 実剣ではないから、脚は実際には斬れないが、電磁波の衝撃で筋肉が麻痺し、その衝撃でジョサイアは態勢を崩す。
 クリシュナはそのジョサイアの動きも読み切っている。
 振り抜いた模擬刀を最短距離で相手の左大腿部に叩きつけ、両脚の自由を奪う。
 戦斧を正確に振ることなどもはや出来ず、バランスも取れなくなった彼の巨体が沈み、身長差がありすぎて到底届かないように見えた彼の頭部が、クリシュナの視線の高さにまで下がる。
 あとは、クリシュナが適度に間合いを取り直し、その首筋に模擬刀を叩き込むだけだった。
 あまりにも鮮やかな、クリシュナの完勝だった。
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