20 / 81
第3章:神霊魔術
20.
しおりを挟む
舞踏会の翌朝、私は昨日と同じ八時に出勤した。
「え?! なんでみんなが居るの?!」
――そう、司書室には私以外の司書、フランツさんやカールステンさん、サブリナさんにファビアンさん、シルビアさんが揃っていた。
ディララさんが、苦笑交じりで告げる。
「もう一度言っておくけど、始業時間前は勤務時間に含めません。
この時間は清掃職員による作業もあります。
彼らの邪魔にならないように」
みんなの元気な声が返事をした。
私はやる気に満ちるみんなの顔を見て、唖然としてもう一度呟く。
「どうしちゃったんですか……だって、まだ八時ですよ?」
ファビアンさんがニコリと微笑んだ。
「それは君だって同じだろう? ヴィルマ。
私たちは君ほど卓越した能力はないが、まずは真似から始めてみようと思ってね。
君と同じように蔵書の位置を把握する訓練をしてみるよ」
シルビアさんが柔らかく微笑んだ。
「十六歳のあなたと、二十歳を超える私たちでは、記憶力にも開きがあるわ。
それでも毎日繰り返していれば、それなりに覚えるものなの。
これは、毎日蔵書チェックしている私とファビアンが実体験でわかっていることよ」
「そんな、それじゃあ無理して早朝勤務せずに、毎日の業務の中で覚えればいいじゃないですか……」
「今はまだ、あなたほどの精度がないのよ。
なんとなく『それっぽいタイトルの本があのあたりに置いてあった気がするな』って程度なの。
あなたのように、目録を見ずに案内できると自信を持って言えるほどじゃないわ。
私とファビアンは、その精度を上げる訓練ね」
フランツさんが、いつもの爽やかな笑顔で告げる。
「私とカールステン、サブリナは、一から覚えていくよ。
この訓練をしていけば、私たちも蔵書チェックができるようになるはず。
今のように、ファビアンとシルビアに頼りきりでは、よくないからね」
カールステンさんがニヤリと微笑んだ。
「ヴィルマにばかり良い恰好はさせないさ。
私たちだってやればできるところを、きちんとみせてやろう」
「みんな……」
私は胸に込み上げる思いで、思わず目に涙が滲んでいた。
ディララさんがニコリと微笑んで告げる。
「ほらほら、大切な時間を無駄に過ごしてはいけないわ。
続きは本を見て回りながらしなさいな」
「はい!」
私は急いでロッカーに駆け寄りエプロンを身に着け、みんなと一緒に司書室から駆け出していった。
****
九時前に司書室に戻ると、みんなは晴れやかな笑顔で集まってきた。
サブリナさんが困ったような笑顔で告げる。
「ヴィルマの速度、やっぱり尋常じゃないわね。
ほとんど書架の間を駆け抜けていくだけに見えるのに、あれでタイトルと著者まで把握できてるの?」
「そうですよ? 本を読み進める時と同じことをしてるだけですね。
視界に文字が入れば、後から思い返して文章を読めるので」
ファビアンさんが驚いたように声を上げる。
「それって、完全記憶能力じゃないのか?!」
私はきょとんとしてファビアンさんを見た。
「なんです? それ」
「目で見た映像を、脳内で何度でも再生できる能力と言われている。
とてもレアだが、そういう能力を持った人間が居るらしい。
ちょっとした雑学で知ったんだが、まさか保有者が目の前に居るなんてな……」
私はちょっと考えてから応える。
「私の場合、この能力は本に限って発揮されるみたいなんです。
本と関係がない映像は、頑張っても覚えきれないんですよね。
ですから、完全記憶能力というより、書籍記憶能力といったところでしょうか」
カールステンさんがニヤリと微笑んだ。
「なるほど、瞬間的に脳内の書架に情報を保存してしまう能力か。面白い。
司書らしい、素敵な能力だと思うよ。
君には天賦の才能があるということかな。司書になるべくして生まれてきた人間だ」
「いやぁ~それほどでも~」
私が照れて頭を掻いていると、後頭部をサブリナさんにはたかれた。
「あいたっ?! なにするんですか?!」
「あなたね、なんて反則技を持ってるのよ? ずるくない?」
ジト目で睨んでくるサブリナさんを、私は両手で制しながら応える。
「お、落ち着いてください! そろそろ持ち場に就く時間ですよ?!」
ディララさんがクスリと笑って告げる。
「それではみんな、今日も一日頼むわよ」
みんなの元気な声が、今日の始まりを告げた。
****
今日の私は最初だけシルビアさんの指示に従い、彼女に私が処理する範囲を伝えてから一昨日のように動いた。
午前中は書架五つ分――五百冊程度を目安に蔵書のタイトルと著者名、所蔵位置を記憶し、午後からそれらの修復作業にあたる予定だ。
素早く本に目を通していく私の傍に、ディララさんが近寄ってきて告げる。
「ヴィルマ、ちょっといいかしら」
「――ああ、はい。なんでしょう?」
本から顔を上げてディララさんを見て応えた。
「私はこれから一度家に戻るわ。
たぶん、その間にヴォルフガング様が来ると思うけど、あなたが対応してね」
「はい、わかりました……でも、なんで私なんですか?」
ディララさんがニコリと微笑んだ。
「彼が『神霊魔術』を持ってきてくれる予定だからよ。
それを受け取ったら、いつでも好きな時に写本を開始していいわ。
通常業務は、写本が終わるまでお休みで大丈夫」
「え?! でも写本は私と殿下の間のゲームで、業務に影響を与える訳には――」
「これはね、ヴィルマ。王家から写本を依頼された我が図書館の業務なの。
そういう形にヴォルフガング様が落とし込んでくださったわ。
なにせ国宝級の魔導書を移動するのだから、それこそ大義名分が必要でしょう?」
ああ、それはそうか。
つまりアルフレッド殿下のわがままに対し、王家として体裁を整えたんだな。
「それじゃあ、失敗した時のペナルティはどうなったんです?」
「そこは変わらないわ。表向きは、ただ殿下があなたを公妾として選ぶという形になるわね。
でも社交界ではもう、昨晩のあなたの雄姿も広まりつつあるはずよ。
あんなセンセーショナルな出来事、貴族たちが放っておくわけがないもの」
「……つまり、表向きの理由とは別に、私たちのゲームも広まってるんですか?
いいんですか、そんなことで。王様とか怒りませんか?」
ディララさんが楽しそうに笑みをこぼした。
「フフ、もしかしたら、陛下が途中でストップをかけるかもしれないわね。
でも写本に挑戦するのは、価値ある行動だと思うの。
ペナルティがどうなるかは、陛下次第かしら」
私は胸の前で小さく拳を握って応える。
「どっちにせよ、写本は完遂させて見せますよ!」
「はいはい、声はもう少し抑えてね? ――それじゃあ、夕方までには戻ってくるからよろしく」
ディララさんが身を翻して去っていく背中を一瞥すると、私は再び蔵書チェックの作業に戻って書架の間を駆けまわった。
****
お昼になり、司書室に戻ったみんなの前でカールステンさんが告げる。
「今日もヴィルマを食堂に呼ぼうと思うんだが、みんなはどう思う?」
どう、とは? どういう意味だろう?
シルビアさんが困ったような笑顔で告げる。
「そうね、私たちが一緒なら大丈夫だとは思うけど……」
サブリナさんが続く。
「ヴォルフガング様が居れば問題ないけれど、今日はいらっしゃらないかもしれないわね」
フランツさんが考えこむように告げる。
「なんにせよ、私たちが守るしかないだろう」
私は思わず声を上げる。
「みなさん、何をそんなに心配してるんですか?」
ファビアンさんがニコリと微笑んで応える。
「昨日の夜会のことは、もうかなり学院内に広まっていると思う。
おそらく、様々な視線で見られることになるだろう。
多少は覚悟しておいた方が良いと思う」
ほー。昨晩のことがねぇ。まぁ、参加者多かったしなぁ。
「じゃあ、今日も試しに食堂に行きます。
居心地が悪そうなら、明日からは宿舎に食べに帰りますよ」
ファビアンさんが頷いた。
「そうだな、それがいいだろう。
今日は周囲の様子を窺うことにしよう」
私たちはエプロンを脱ぎ、食堂に向かって歩きだした。
「え?! なんでみんなが居るの?!」
――そう、司書室には私以外の司書、フランツさんやカールステンさん、サブリナさんにファビアンさん、シルビアさんが揃っていた。
ディララさんが、苦笑交じりで告げる。
「もう一度言っておくけど、始業時間前は勤務時間に含めません。
この時間は清掃職員による作業もあります。
彼らの邪魔にならないように」
みんなの元気な声が返事をした。
私はやる気に満ちるみんなの顔を見て、唖然としてもう一度呟く。
「どうしちゃったんですか……だって、まだ八時ですよ?」
ファビアンさんがニコリと微笑んだ。
「それは君だって同じだろう? ヴィルマ。
私たちは君ほど卓越した能力はないが、まずは真似から始めてみようと思ってね。
君と同じように蔵書の位置を把握する訓練をしてみるよ」
シルビアさんが柔らかく微笑んだ。
「十六歳のあなたと、二十歳を超える私たちでは、記憶力にも開きがあるわ。
それでも毎日繰り返していれば、それなりに覚えるものなの。
これは、毎日蔵書チェックしている私とファビアンが実体験でわかっていることよ」
「そんな、それじゃあ無理して早朝勤務せずに、毎日の業務の中で覚えればいいじゃないですか……」
「今はまだ、あなたほどの精度がないのよ。
なんとなく『それっぽいタイトルの本があのあたりに置いてあった気がするな』って程度なの。
あなたのように、目録を見ずに案内できると自信を持って言えるほどじゃないわ。
私とファビアンは、その精度を上げる訓練ね」
フランツさんが、いつもの爽やかな笑顔で告げる。
「私とカールステン、サブリナは、一から覚えていくよ。
この訓練をしていけば、私たちも蔵書チェックができるようになるはず。
今のように、ファビアンとシルビアに頼りきりでは、よくないからね」
カールステンさんがニヤリと微笑んだ。
「ヴィルマにばかり良い恰好はさせないさ。
私たちだってやればできるところを、きちんとみせてやろう」
「みんな……」
私は胸に込み上げる思いで、思わず目に涙が滲んでいた。
ディララさんがニコリと微笑んで告げる。
「ほらほら、大切な時間を無駄に過ごしてはいけないわ。
続きは本を見て回りながらしなさいな」
「はい!」
私は急いでロッカーに駆け寄りエプロンを身に着け、みんなと一緒に司書室から駆け出していった。
****
九時前に司書室に戻ると、みんなは晴れやかな笑顔で集まってきた。
サブリナさんが困ったような笑顔で告げる。
「ヴィルマの速度、やっぱり尋常じゃないわね。
ほとんど書架の間を駆け抜けていくだけに見えるのに、あれでタイトルと著者まで把握できてるの?」
「そうですよ? 本を読み進める時と同じことをしてるだけですね。
視界に文字が入れば、後から思い返して文章を読めるので」
ファビアンさんが驚いたように声を上げる。
「それって、完全記憶能力じゃないのか?!」
私はきょとんとしてファビアンさんを見た。
「なんです? それ」
「目で見た映像を、脳内で何度でも再生できる能力と言われている。
とてもレアだが、そういう能力を持った人間が居るらしい。
ちょっとした雑学で知ったんだが、まさか保有者が目の前に居るなんてな……」
私はちょっと考えてから応える。
「私の場合、この能力は本に限って発揮されるみたいなんです。
本と関係がない映像は、頑張っても覚えきれないんですよね。
ですから、完全記憶能力というより、書籍記憶能力といったところでしょうか」
カールステンさんがニヤリと微笑んだ。
「なるほど、瞬間的に脳内の書架に情報を保存してしまう能力か。面白い。
司書らしい、素敵な能力だと思うよ。
君には天賦の才能があるということかな。司書になるべくして生まれてきた人間だ」
「いやぁ~それほどでも~」
私が照れて頭を掻いていると、後頭部をサブリナさんにはたかれた。
「あいたっ?! なにするんですか?!」
「あなたね、なんて反則技を持ってるのよ? ずるくない?」
ジト目で睨んでくるサブリナさんを、私は両手で制しながら応える。
「お、落ち着いてください! そろそろ持ち場に就く時間ですよ?!」
ディララさんがクスリと笑って告げる。
「それではみんな、今日も一日頼むわよ」
みんなの元気な声が、今日の始まりを告げた。
****
今日の私は最初だけシルビアさんの指示に従い、彼女に私が処理する範囲を伝えてから一昨日のように動いた。
午前中は書架五つ分――五百冊程度を目安に蔵書のタイトルと著者名、所蔵位置を記憶し、午後からそれらの修復作業にあたる予定だ。
素早く本に目を通していく私の傍に、ディララさんが近寄ってきて告げる。
「ヴィルマ、ちょっといいかしら」
「――ああ、はい。なんでしょう?」
本から顔を上げてディララさんを見て応えた。
「私はこれから一度家に戻るわ。
たぶん、その間にヴォルフガング様が来ると思うけど、あなたが対応してね」
「はい、わかりました……でも、なんで私なんですか?」
ディララさんがニコリと微笑んだ。
「彼が『神霊魔術』を持ってきてくれる予定だからよ。
それを受け取ったら、いつでも好きな時に写本を開始していいわ。
通常業務は、写本が終わるまでお休みで大丈夫」
「え?! でも写本は私と殿下の間のゲームで、業務に影響を与える訳には――」
「これはね、ヴィルマ。王家から写本を依頼された我が図書館の業務なの。
そういう形にヴォルフガング様が落とし込んでくださったわ。
なにせ国宝級の魔導書を移動するのだから、それこそ大義名分が必要でしょう?」
ああ、それはそうか。
つまりアルフレッド殿下のわがままに対し、王家として体裁を整えたんだな。
「それじゃあ、失敗した時のペナルティはどうなったんです?」
「そこは変わらないわ。表向きは、ただ殿下があなたを公妾として選ぶという形になるわね。
でも社交界ではもう、昨晩のあなたの雄姿も広まりつつあるはずよ。
あんなセンセーショナルな出来事、貴族たちが放っておくわけがないもの」
「……つまり、表向きの理由とは別に、私たちのゲームも広まってるんですか?
いいんですか、そんなことで。王様とか怒りませんか?」
ディララさんが楽しそうに笑みをこぼした。
「フフ、もしかしたら、陛下が途中でストップをかけるかもしれないわね。
でも写本に挑戦するのは、価値ある行動だと思うの。
ペナルティがどうなるかは、陛下次第かしら」
私は胸の前で小さく拳を握って応える。
「どっちにせよ、写本は完遂させて見せますよ!」
「はいはい、声はもう少し抑えてね? ――それじゃあ、夕方までには戻ってくるからよろしく」
ディララさんが身を翻して去っていく背中を一瞥すると、私は再び蔵書チェックの作業に戻って書架の間を駆けまわった。
****
お昼になり、司書室に戻ったみんなの前でカールステンさんが告げる。
「今日もヴィルマを食堂に呼ぼうと思うんだが、みんなはどう思う?」
どう、とは? どういう意味だろう?
シルビアさんが困ったような笑顔で告げる。
「そうね、私たちが一緒なら大丈夫だとは思うけど……」
サブリナさんが続く。
「ヴォルフガング様が居れば問題ないけれど、今日はいらっしゃらないかもしれないわね」
フランツさんが考えこむように告げる。
「なんにせよ、私たちが守るしかないだろう」
私は思わず声を上げる。
「みなさん、何をそんなに心配してるんですか?」
ファビアンさんがニコリと微笑んで応える。
「昨日の夜会のことは、もうかなり学院内に広まっていると思う。
おそらく、様々な視線で見られることになるだろう。
多少は覚悟しておいた方が良いと思う」
ほー。昨晩のことがねぇ。まぁ、参加者多かったしなぁ。
「じゃあ、今日も試しに食堂に行きます。
居心地が悪そうなら、明日からは宿舎に食べに帰りますよ」
ファビアンさんが頷いた。
「そうだな、それがいいだろう。
今日は周囲の様子を窺うことにしよう」
私たちはエプロンを脱ぎ、食堂に向かって歩きだした。
508
あなたにおすすめの小説
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】魔術師なのはヒミツで薬師になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
ティモシーは、魔術師の少年だった。人には知られてはいけないヒミツを隠し、薬師(くすし)の国と名高いエクランド国で薬師になる試験を受けるも、それは年に一度の王宮専属薬師になる試験だった。本当は普通の試験でよかったのだが、見事に合格を果たす。見た目が美少女のティモシーは、トラブルに合うもまだ平穏な方だった。魔術師の組織の影がちらつき、彼は次第に大きな運命に飲み込まれていく……。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる