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第3章:神霊魔術
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一足先に宿舎に戻った私は、アイリスに事情を説明した。
パァッと輝かんばかりの笑顔でアイリスが声を上げる。
「ヴォルフガング様が来られるのですか?!」
「うん、そういうことになったみたい。
料理は食堂で用意してもらえるから、アイリスも一緒にお酒を飲む?」
「ちょ、ちょっと待っててください! 今着替えてきます!」
そう言うとアイリスは、すぐに自分の部屋に飛び込んでしまった。
……下の階でやる飲み会で、着替えるの?
恋する女子は大変だなぁ。
私がアイリスの着替えを待っていると、宿舎の呼び鈴が鳴った。
「はいはーい、今行きまーす!」
私は軽快に階段を降りて行き、宿舎の扉を開ける――ドアの外には、大きなローテーブルを抱えた男性陣の姿。
カールステンさんが楽しそうな笑顔で告げる。
「よ! 邪魔するよ。このテーブルはどこに運び込んだらいい?」
「あーっと、それじゃあ……こっちです!」
私は一階中央の部屋に駆けて行き、ドアを大きく開けて手招きした。
「ここに運び込んでください」
男性陣三人がテーブルを部屋の中央に置き、その周辺に座り込んだ。
ファビアンさんが静かな笑みで告げる。
「酒と料理は、食堂の職員が持ってきてくれるよ」
そうか、それなら玄関は開け放っておくかな。
じきにヴォルフガングさんやシルビアさん、サブリナさんが食堂職員と一緒にやってきた。
開け放ってある玄関から入ってきたヴォルフガングさんが、迷うことなく宴会場にやってくる。
「お邪魔するよ。メンバーはこれで全員かな?」
「――あっ! アイリスも加えていいですか?」
ヴォルフガングさんが頷いたのを受けて、私はアイリスを呼びに二階に上った。
「アイリスー! ヴォルフガングさんが来たよー!」
「わー! 今行きます! すぐ行きます!」
部屋から飛び出てきたアイリスが、深呼吸をしてから階段を降りていく。
……前にヴォルフガングさんが来たときも、こんなだったのかな?
私はクスリと笑って、アイリスに続いて階段を降りて行った。
****
宴会場は実に賑やかだった。
男性陣と女性陣で別れ、女性陣の隣にはヴォルフガングさんが座った――その隣にアイリスが座ったのは、言うまでもない。
カールステンさんがグラスを掲げて音頭を取る。
「それじゃ――今週もお疲れ!」
「おつかれー!」
グラスを合わせてからシードルを一気に呷る。
「――ぷはぁ! この一杯、身体に沁みますねぇ~!」
テーブルに広がる料理からサラダを選んで小皿に移し、ポリポリと食べていると、シルビアさんがにこやかに私に告げる。
「ここに就職して一週間、どうだった? 困ったこととか、なかった?」
私はほろ酔いでにへらっと笑って応える。
「最初はどうなるかと思いましたけど、なんとか皆さんと打ち解けられて安心してますよ~」
サブリナさんがフッと笑って告げる。
「とんでもないモンスター娘だものねぇ。最初の衝撃は半端なかったわ。
――聞いてよ、この子ったら『神霊魔術』の写本を、もう十ページも進めたのよ?
魔力で他人の得意属性まで見破ってくるし、本当に司書なのかしら」
「司書ですが、何か?」
私の真顔の返答を見て、カールステンさんが大笑いして告げる。
「ハハハ! ヴィルマお前、もう目が座ってるぞ!
本当にお前は酒に弱いな!」
「ほっといてください!」
私は自分でグラスにシードルを注ぎ、カパカパと呷っていく。
テーブルの肉料理を小皿に移し、もっぐもっぐと味わう――うーん、じゅ~し~。
ヴォルフガングさんは静かにワインを口に含んでから告げる。
「そうか、ヴィルマは魔力から属性を見抜けるのか。
それは『魔力鑑定』とも呼ばれる技術だが、修得するには長い年月がかかる。
それを独学で身に着けたとは……いやはや、やはり途轍もない魔導センスだね」
ファビアンさんはエールを飲みながら応える。
「もうヴィルマに関して、驚くのに疲れましたよ。
こいつなら何をしでかしてもおかしくない。
今回の写本も、ヴィルマならやり遂げられるんじゃないですか?」
私はテーブルを手のひらでバンッと叩き、大きく声を上げる。
「考えが甘い! 甘すぎます!
今はまだ、著者の魔力波長を解読したに過ぎません!
この先、ヴォルフガングさんでも読み解けなかった、パズルのような術式が待ってるんです!
何のトラブルもなければ一か月くらいで写本が終わりますが、そう簡単にはいかないはずです!」
フランツさんが冷や汗を流しながら告げる。
「だから、目が座ってるよヴィルマ……」
私はテーブル越しにフランツさんに顔を突き出して応える。
「目が座ってるからなんだって言うんですか!
だいたいフランツさんは、もう少ししっかりとですねぇ――」
「あーはいはい、酔っ払いは大人しく座ってましょうね~」
サブリナさんに身体を引き戻され、私は元の位置に座らされた。
笑い声が絶えない中、ふと見るとアイリスはうつむいてチビチビとミードを飲んでいる。
顔が赤いのは……酔っぱらってるというより、照れてるのかな?
時折ヴォルフガングさんが話しかけると、嬉しそうに受け答えをしてるようだった。
……私、ぐっじょぶ! 頑張れアイリス!
まぁ、十六歳のアイリスが五十歳過ぎのヴォルフガングさんとくっつくとも思えないけど。
よく見ると、なんだかんだとカールステンさんはサブリナさんと、ファビアンさんはシルビアさんとよく言葉を交わしていた。
お酒で理性が緩むと本心が出るとは聞くけど……やっぱり、この二組は親密なのかな?
でも結婚は考えてないという。男女の仲も、よくわからない。
なんだか視線を感じてそちらに目を向けると、フランツさんがぼんやりと私を見つめていた。
私はにっこりとフランツさんに微笑みを返し、そのまま意識が遠くなっていった。
****
酔い潰れて床に寝転んだヴィルヘルミーナを、シルビアとサブリナが苦笑いで見下ろしていた。
「あーあ、ペースが速いと思ったのよね。
よっぽど楽しかったのかしら」
「あら、いいんじゃない?
私たちとは年齢が離れているから、巧く打ち解けてくれるか不安な面もあったけど。
こうして職場の同僚として迎えられたことを、嬉しく思ってるわ」
カールステンがエールを飲みながらヴィルヘルミーナの寝顔を見つめた。
「……本当に気持ちよさそうに寝ているな。
無邪気で無防備で、まだまだ若いだろうに恋愛には興味がないという。
やはりもったいないと感じてしまうね」
ファビアンは料理を摘まみながら同意するように頷いた。
「年を取ると、恋愛に対して臆病になる。
若くて恐れを知らない時期にこそ、恋愛体験を経て欲しいと思ってしまう。
……だが、彼女は本当に平民なのだろうか」
シルビアが眉をひそめてファビアンに応える。
「どういうこと? 何か知ってるの?」
「いや、彼女からどことなく貴族の気品のようなものを感じる。
これは生まれついてのもの。後天的に身に付けたものではないだろう。
魔導書の写本ができる以上、三等級を超える魔力保有者なのも確かだ。
顔つきは整っているし、どこか良家の血筋を引いていると考えるのが自然だろう」
フランツは複雑な表情でヴィルヘルミーナの寝顔を見つめていた。
「……だとしても、今は平民のヴィルマだ。
深く詮索するのは良そう。
何かあれば、ヴォルフガング様が対処して下さる――そうですね?」
ヴォルフガングが頷いた。
「ああ、彼女のことは私に任せておいて欲しい。
決して悪いようにはしないとも。
これからも彼女が司書業に専念できるよう、万全のサポートを心がけよう。
――アイリス、お前も彼女のサポートを、よろしく頼むよ」
「はい! お任せください!」
大人たちの温かい眼差しに囲まれながら、ヴィルヘルミーナは心地良い夢の世界を漂っていた。
パァッと輝かんばかりの笑顔でアイリスが声を上げる。
「ヴォルフガング様が来られるのですか?!」
「うん、そういうことになったみたい。
料理は食堂で用意してもらえるから、アイリスも一緒にお酒を飲む?」
「ちょ、ちょっと待っててください! 今着替えてきます!」
そう言うとアイリスは、すぐに自分の部屋に飛び込んでしまった。
……下の階でやる飲み会で、着替えるの?
恋する女子は大変だなぁ。
私がアイリスの着替えを待っていると、宿舎の呼び鈴が鳴った。
「はいはーい、今行きまーす!」
私は軽快に階段を降りて行き、宿舎の扉を開ける――ドアの外には、大きなローテーブルを抱えた男性陣の姿。
カールステンさんが楽しそうな笑顔で告げる。
「よ! 邪魔するよ。このテーブルはどこに運び込んだらいい?」
「あーっと、それじゃあ……こっちです!」
私は一階中央の部屋に駆けて行き、ドアを大きく開けて手招きした。
「ここに運び込んでください」
男性陣三人がテーブルを部屋の中央に置き、その周辺に座り込んだ。
ファビアンさんが静かな笑みで告げる。
「酒と料理は、食堂の職員が持ってきてくれるよ」
そうか、それなら玄関は開け放っておくかな。
じきにヴォルフガングさんやシルビアさん、サブリナさんが食堂職員と一緒にやってきた。
開け放ってある玄関から入ってきたヴォルフガングさんが、迷うことなく宴会場にやってくる。
「お邪魔するよ。メンバーはこれで全員かな?」
「――あっ! アイリスも加えていいですか?」
ヴォルフガングさんが頷いたのを受けて、私はアイリスを呼びに二階に上った。
「アイリスー! ヴォルフガングさんが来たよー!」
「わー! 今行きます! すぐ行きます!」
部屋から飛び出てきたアイリスが、深呼吸をしてから階段を降りていく。
……前にヴォルフガングさんが来たときも、こんなだったのかな?
私はクスリと笑って、アイリスに続いて階段を降りて行った。
****
宴会場は実に賑やかだった。
男性陣と女性陣で別れ、女性陣の隣にはヴォルフガングさんが座った――その隣にアイリスが座ったのは、言うまでもない。
カールステンさんがグラスを掲げて音頭を取る。
「それじゃ――今週もお疲れ!」
「おつかれー!」
グラスを合わせてからシードルを一気に呷る。
「――ぷはぁ! この一杯、身体に沁みますねぇ~!」
テーブルに広がる料理からサラダを選んで小皿に移し、ポリポリと食べていると、シルビアさんがにこやかに私に告げる。
「ここに就職して一週間、どうだった? 困ったこととか、なかった?」
私はほろ酔いでにへらっと笑って応える。
「最初はどうなるかと思いましたけど、なんとか皆さんと打ち解けられて安心してますよ~」
サブリナさんがフッと笑って告げる。
「とんでもないモンスター娘だものねぇ。最初の衝撃は半端なかったわ。
――聞いてよ、この子ったら『神霊魔術』の写本を、もう十ページも進めたのよ?
魔力で他人の得意属性まで見破ってくるし、本当に司書なのかしら」
「司書ですが、何か?」
私の真顔の返答を見て、カールステンさんが大笑いして告げる。
「ハハハ! ヴィルマお前、もう目が座ってるぞ!
本当にお前は酒に弱いな!」
「ほっといてください!」
私は自分でグラスにシードルを注ぎ、カパカパと呷っていく。
テーブルの肉料理を小皿に移し、もっぐもっぐと味わう――うーん、じゅ~し~。
ヴォルフガングさんは静かにワインを口に含んでから告げる。
「そうか、ヴィルマは魔力から属性を見抜けるのか。
それは『魔力鑑定』とも呼ばれる技術だが、修得するには長い年月がかかる。
それを独学で身に着けたとは……いやはや、やはり途轍もない魔導センスだね」
ファビアンさんはエールを飲みながら応える。
「もうヴィルマに関して、驚くのに疲れましたよ。
こいつなら何をしでかしてもおかしくない。
今回の写本も、ヴィルマならやり遂げられるんじゃないですか?」
私はテーブルを手のひらでバンッと叩き、大きく声を上げる。
「考えが甘い! 甘すぎます!
今はまだ、著者の魔力波長を解読したに過ぎません!
この先、ヴォルフガングさんでも読み解けなかった、パズルのような術式が待ってるんです!
何のトラブルもなければ一か月くらいで写本が終わりますが、そう簡単にはいかないはずです!」
フランツさんが冷や汗を流しながら告げる。
「だから、目が座ってるよヴィルマ……」
私はテーブル越しにフランツさんに顔を突き出して応える。
「目が座ってるからなんだって言うんですか!
だいたいフランツさんは、もう少ししっかりとですねぇ――」
「あーはいはい、酔っ払いは大人しく座ってましょうね~」
サブリナさんに身体を引き戻され、私は元の位置に座らされた。
笑い声が絶えない中、ふと見るとアイリスはうつむいてチビチビとミードを飲んでいる。
顔が赤いのは……酔っぱらってるというより、照れてるのかな?
時折ヴォルフガングさんが話しかけると、嬉しそうに受け答えをしてるようだった。
……私、ぐっじょぶ! 頑張れアイリス!
まぁ、十六歳のアイリスが五十歳過ぎのヴォルフガングさんとくっつくとも思えないけど。
よく見ると、なんだかんだとカールステンさんはサブリナさんと、ファビアンさんはシルビアさんとよく言葉を交わしていた。
お酒で理性が緩むと本心が出るとは聞くけど……やっぱり、この二組は親密なのかな?
でも結婚は考えてないという。男女の仲も、よくわからない。
なんだか視線を感じてそちらに目を向けると、フランツさんがぼんやりと私を見つめていた。
私はにっこりとフランツさんに微笑みを返し、そのまま意識が遠くなっていった。
****
酔い潰れて床に寝転んだヴィルヘルミーナを、シルビアとサブリナが苦笑いで見下ろしていた。
「あーあ、ペースが速いと思ったのよね。
よっぽど楽しかったのかしら」
「あら、いいんじゃない?
私たちとは年齢が離れているから、巧く打ち解けてくれるか不安な面もあったけど。
こうして職場の同僚として迎えられたことを、嬉しく思ってるわ」
カールステンがエールを飲みながらヴィルヘルミーナの寝顔を見つめた。
「……本当に気持ちよさそうに寝ているな。
無邪気で無防備で、まだまだ若いだろうに恋愛には興味がないという。
やはりもったいないと感じてしまうね」
ファビアンは料理を摘まみながら同意するように頷いた。
「年を取ると、恋愛に対して臆病になる。
若くて恐れを知らない時期にこそ、恋愛体験を経て欲しいと思ってしまう。
……だが、彼女は本当に平民なのだろうか」
シルビアが眉をひそめてファビアンに応える。
「どういうこと? 何か知ってるの?」
「いや、彼女からどことなく貴族の気品のようなものを感じる。
これは生まれついてのもの。後天的に身に付けたものではないだろう。
魔導書の写本ができる以上、三等級を超える魔力保有者なのも確かだ。
顔つきは整っているし、どこか良家の血筋を引いていると考えるのが自然だろう」
フランツは複雑な表情でヴィルヘルミーナの寝顔を見つめていた。
「……だとしても、今は平民のヴィルマだ。
深く詮索するのは良そう。
何かあれば、ヴォルフガング様が対処して下さる――そうですね?」
ヴォルフガングが頷いた。
「ああ、彼女のことは私に任せておいて欲しい。
決して悪いようにはしないとも。
これからも彼女が司書業に専念できるよう、万全のサポートを心がけよう。
――アイリス、お前も彼女のサポートを、よろしく頼むよ」
「はい! お任せください!」
大人たちの温かい眼差しに囲まれながら、ヴィルヘルミーナは心地良い夢の世界を漂っていた。
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