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第3章:神霊魔術
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食堂でサンドイッチを摘まみながら、私は今日の行動を相談した。
「私、一人だと外にも出られないし、中の施設にも入れません。
休日ってどう過ごしたらいいんでしょうかね」
シルビアさんはフルーツジュースを飲みながら考えているようだった。
「そうねぇ……週末に図書館から本を持ち出して、宿舎で読み耽る、ぐらいしかアイデアはないわね。
図書館の蔵書は学院外には持ち出せないけど、宿舎なら敷地内。週明けに返却できるなら、問題はないはずよ」
サブリナさんも考えこみながらサンドイッチに食いついていた。
「……外に出る方法が、ない訳じゃないんだけどね」
シルビアさんが慌てて振り向き、声を上げる。
「駄目よサブリナ! それを教えたら危ないわよ?!」
なんだろう? どうして慌ててるんだろう?
「どういうことなんです?」
サブリナさんがフフっと笑いながら応える。
「学生寮に伝わる抜け道があるの。
そこを使えば、こっそり出入りすることは可能よ。
――でも、あなたは馬車を持っていないし、遠出はできない。
学院外でトラブルになったら責任問題だし、あまりお勧めはできないわね」
私はしょげ返りながら応える。
「そうですかぁ。トラブルは困りますし、自重しておきますね。
早いとこ、私も図書館に自由に出入りできると良いんですけど。
そうすれば休日も司書の仕事ができますし」
「どれだけ司書の仕事が好きなのよ……」
私は微笑んで応える。
「まだまだ、あの図書館の蔵書は把握してませんし、読破もしてませんからね!
司書として来館者に本を案内できないようでは、一人前とは言えません!」
シルビアさんが呆れたように息をついた。
「別に、目録片手に案内すればいいじゃない。
あなた基準だと、私たちも半人前になってしまうわ。
そんな完璧な仕事を目指しても、仕方ないんじゃないかしら」
私は二つ目のサンドイッチにかぶりつき、もぐもぐと咀嚼して飲み込んでから答える。
「でも、私には書籍記憶能力があります。
この能力があれば、付属図書館の蔵書五万冊だって暗記できますから。
できることをやらないのは、もったいないと思います!」
二人が苦笑し、顔を見合わせた。
「どうする? シルビア」
「そうねぇ。私も一度、ヴィルマの写本作業を見てみたいとは思うし」
「じゃあ決まりね」
……? なんの話だろう?
二人がこちらに振り向き、シルビアさんが告げる。
「食べ終わったら、図書館に行きましょう。
そこで少し、あなたの写本を見学させてもらえるかしら。
――もちろん、あまり長い時間は無理だけれど」
私は喜びが顔から溢れたような気分で応える。
「はい! お願いします!」
****
シルビアさんとサブリナさんが居ると、入り口の衛兵も何も言わずに通してくれた。
私は司書室で用意をして、稀覯本庫から『神霊魔術』を持ちだし、三人で修復室に入る。
「じゃあ、始めますねー」
昨日の続きから写本を開始し、あっという間に一ページ分の写本が終わる。
シルビアさんが呆れたような声で告げる。
「どういう速度よ……読む速度も書く速度も、歓迎夜会のゲームの比じゃないわよ?
これだけ劣化した魔導書を相手に、なんでその速度で読めるのよ……」
「そうですか? 確かに経年劣化はしてますが損傷はないですし、まだ読みやすい方ですよ」
サブリナさんがフッと笑った。
「ね? 見てると気が滅入るのがわかるでしょ?
スキルの差がありすぎて、自分と比べるのもおこがましく感じるわ」
私は新しいページを写本しながら応える。
「慣れの問題ですってば。
私は第五図書館で、修繕作業ばかりやってましたし。
三千冊以上修繕してれば、これくらいはできるんじゃないですか?」
「その量がそもそも常識外れなんだけどね……」
シルビアさんの呆れ声を聞きながら、二ページ目の写本も終わる。
私はペンを置いて告げる。
「とまぁ、こんな感じです。
お二人はもうじき戻られるそうですから、写本作業はここまでにしておきますね」
きょとんとした二人が私に尋ねる。
「まだもう少し位は居てあげられるわよ?」
「はい、その時間で宿舎に持ち帰る本を見繕うかと!
ちょっと気になる魔導書もありましたし!」
私は図書館の備品である浮遊型移動書架台を持ち出して、次々と魔導書を積み上げて行った。
サブリナさんが呆れたような声で告げる。
「何冊持ち出す気よ……」
「はい、百冊くらいあれば休日が過ごせるかと!」
シルビアさんは書架台から魔導書を手に取り、タイトルを確認しているようだった。
「……『魔導入門』? なんで入門書なんて選んでるの?」
書架から本を選び出しながら、私は応える。
「私、今まで実用書の類はあまり読んでこなかったんです。
第五図書館の蔵書には、そういうのが乏しかったので。
だからこの機会に読破してみようかと思いまして」
「でもあなた、もう魔導術式は普通に使えるわよね?」
「温故知新! 初歩の本でも、案外見落としていることだってあるものです!
それに私の魔導は我流ですから、矯正する意味でも入門書が最適かと!」
貸出記録を付けてから浮遊型移動書架台で本を運び出すと、衛兵たちはさすがに驚いて呼び止めてきた。
「ちょっと待て、その本をどこに持ち出すつもりだ」
シルビアさんが私の代わりに応えてくれる。
「彼女の宿舎よ。週明けには返却するし、敷地内にあるものだから、問題はないはずよ。
何か文句があるなら、ヴォルフガング様が対応するわ」
「そういうことなら、構いませんが……」
シルビアさんは衛兵にニコリと微笑み、私たちに「行きましょう」と先を促した。
私は宿舎に浮遊型移動書架台を入れると、二人に向き直って告げる。
「今日はありがとうございました。
お二人は、帰りの足はあるんですか?」
シルビアさんが頷いて応える。
「家の馬車は帰してしまったけど、貸し馬車を捕まえて乗るから大丈夫よ」
サブリナさんが苦笑を浮かべて告げる。
「あまり読書に没頭して、身体を壊さないようにね」
「はい、わかりました!」
宿舎前で二人を見送ると、私は浮遊型移動書架台を自分の部屋に持ち込み、一冊取り出して読書を開始した。
****
「ヴィルマさん、食事ができましたよ」
アイリスの声で現実に引き戻され、私は顔を上げた。
「ありがとう、すぐ食べようか」
テーブルに並べられた肉料理とジャガイモ料理を口にしながら、アイリスが私に尋ねてくる。
「ヴィルマさん、後ろの積み上げられた本はなんなんですか?」
「あれ? あれは読み終わった本よ」
アイリスが呆れたような視線で私の顔を見た。
「……確か、お帰りになったのが二時間前ですよね。
二時間で十冊以上読んだんですか? どういう速度ですか」
私はソーセージをぱりもしゃあっと食いちぎり、飲み込んでから応える。
「だって、一冊読むのに十分かからないもの。
初歩の実用書がほとんどだから、百ページもないのよね」
そもそも、古い魔導書はそれほどページ数がないことも多い。
分厚い魔導書は、長い時間をかけて編纂されたものがほとんどだ。
今回は実用書なので、やはりこれもページ数が少ないようだった。
アイリスが眉をひそめて私に尋ねる。
「初歩の実用書? ヴィルマさんにそんなもの、必要ないでしょう?」
私は笑いながら応える。
「そんなことないってば。
私の魔導はお父さんを見て、魔導書を読んで覚えた我流の魔導。
誰かの教えを受けて覚えたものじゃないもの。
初歩の本でも、たくさん読めば得られるものはあるものよ」
「魔導って、我流で覚えられるものなんですね……」
あ、驚くところってそこ?
「だって私は五等級の平民よ? 教えを受ける機会なんてなかったし」
「でも、お父さんは司書で魔導を使っていたんですよね?」
「六年前に亡くなって居なければ、教えてもらえてたかもね。
十歳の時点では『まだ早い』って言われて、教えてもらえなかったから」
私はアイリスとそんな話を交わしつつ、食事を済ませて行った。
「私、一人だと外にも出られないし、中の施設にも入れません。
休日ってどう過ごしたらいいんでしょうかね」
シルビアさんはフルーツジュースを飲みながら考えているようだった。
「そうねぇ……週末に図書館から本を持ち出して、宿舎で読み耽る、ぐらいしかアイデアはないわね。
図書館の蔵書は学院外には持ち出せないけど、宿舎なら敷地内。週明けに返却できるなら、問題はないはずよ」
サブリナさんも考えこみながらサンドイッチに食いついていた。
「……外に出る方法が、ない訳じゃないんだけどね」
シルビアさんが慌てて振り向き、声を上げる。
「駄目よサブリナ! それを教えたら危ないわよ?!」
なんだろう? どうして慌ててるんだろう?
「どういうことなんです?」
サブリナさんがフフっと笑いながら応える。
「学生寮に伝わる抜け道があるの。
そこを使えば、こっそり出入りすることは可能よ。
――でも、あなたは馬車を持っていないし、遠出はできない。
学院外でトラブルになったら責任問題だし、あまりお勧めはできないわね」
私はしょげ返りながら応える。
「そうですかぁ。トラブルは困りますし、自重しておきますね。
早いとこ、私も図書館に自由に出入りできると良いんですけど。
そうすれば休日も司書の仕事ができますし」
「どれだけ司書の仕事が好きなのよ……」
私は微笑んで応える。
「まだまだ、あの図書館の蔵書は把握してませんし、読破もしてませんからね!
司書として来館者に本を案内できないようでは、一人前とは言えません!」
シルビアさんが呆れたように息をついた。
「別に、目録片手に案内すればいいじゃない。
あなた基準だと、私たちも半人前になってしまうわ。
そんな完璧な仕事を目指しても、仕方ないんじゃないかしら」
私は二つ目のサンドイッチにかぶりつき、もぐもぐと咀嚼して飲み込んでから答える。
「でも、私には書籍記憶能力があります。
この能力があれば、付属図書館の蔵書五万冊だって暗記できますから。
できることをやらないのは、もったいないと思います!」
二人が苦笑し、顔を見合わせた。
「どうする? シルビア」
「そうねぇ。私も一度、ヴィルマの写本作業を見てみたいとは思うし」
「じゃあ決まりね」
……? なんの話だろう?
二人がこちらに振り向き、シルビアさんが告げる。
「食べ終わったら、図書館に行きましょう。
そこで少し、あなたの写本を見学させてもらえるかしら。
――もちろん、あまり長い時間は無理だけれど」
私は喜びが顔から溢れたような気分で応える。
「はい! お願いします!」
****
シルビアさんとサブリナさんが居ると、入り口の衛兵も何も言わずに通してくれた。
私は司書室で用意をして、稀覯本庫から『神霊魔術』を持ちだし、三人で修復室に入る。
「じゃあ、始めますねー」
昨日の続きから写本を開始し、あっという間に一ページ分の写本が終わる。
シルビアさんが呆れたような声で告げる。
「どういう速度よ……読む速度も書く速度も、歓迎夜会のゲームの比じゃないわよ?
これだけ劣化した魔導書を相手に、なんでその速度で読めるのよ……」
「そうですか? 確かに経年劣化はしてますが損傷はないですし、まだ読みやすい方ですよ」
サブリナさんがフッと笑った。
「ね? 見てると気が滅入るのがわかるでしょ?
スキルの差がありすぎて、自分と比べるのもおこがましく感じるわ」
私は新しいページを写本しながら応える。
「慣れの問題ですってば。
私は第五図書館で、修繕作業ばかりやってましたし。
三千冊以上修繕してれば、これくらいはできるんじゃないですか?」
「その量がそもそも常識外れなんだけどね……」
シルビアさんの呆れ声を聞きながら、二ページ目の写本も終わる。
私はペンを置いて告げる。
「とまぁ、こんな感じです。
お二人はもうじき戻られるそうですから、写本作業はここまでにしておきますね」
きょとんとした二人が私に尋ねる。
「まだもう少し位は居てあげられるわよ?」
「はい、その時間で宿舎に持ち帰る本を見繕うかと!
ちょっと気になる魔導書もありましたし!」
私は図書館の備品である浮遊型移動書架台を持ち出して、次々と魔導書を積み上げて行った。
サブリナさんが呆れたような声で告げる。
「何冊持ち出す気よ……」
「はい、百冊くらいあれば休日が過ごせるかと!」
シルビアさんは書架台から魔導書を手に取り、タイトルを確認しているようだった。
「……『魔導入門』? なんで入門書なんて選んでるの?」
書架から本を選び出しながら、私は応える。
「私、今まで実用書の類はあまり読んでこなかったんです。
第五図書館の蔵書には、そういうのが乏しかったので。
だからこの機会に読破してみようかと思いまして」
「でもあなた、もう魔導術式は普通に使えるわよね?」
「温故知新! 初歩の本でも、案外見落としていることだってあるものです!
それに私の魔導は我流ですから、矯正する意味でも入門書が最適かと!」
貸出記録を付けてから浮遊型移動書架台で本を運び出すと、衛兵たちはさすがに驚いて呼び止めてきた。
「ちょっと待て、その本をどこに持ち出すつもりだ」
シルビアさんが私の代わりに応えてくれる。
「彼女の宿舎よ。週明けには返却するし、敷地内にあるものだから、問題はないはずよ。
何か文句があるなら、ヴォルフガング様が対応するわ」
「そういうことなら、構いませんが……」
シルビアさんは衛兵にニコリと微笑み、私たちに「行きましょう」と先を促した。
私は宿舎に浮遊型移動書架台を入れると、二人に向き直って告げる。
「今日はありがとうございました。
お二人は、帰りの足はあるんですか?」
シルビアさんが頷いて応える。
「家の馬車は帰してしまったけど、貸し馬車を捕まえて乗るから大丈夫よ」
サブリナさんが苦笑を浮かべて告げる。
「あまり読書に没頭して、身体を壊さないようにね」
「はい、わかりました!」
宿舎前で二人を見送ると、私は浮遊型移動書架台を自分の部屋に持ち込み、一冊取り出して読書を開始した。
****
「ヴィルマさん、食事ができましたよ」
アイリスの声で現実に引き戻され、私は顔を上げた。
「ありがとう、すぐ食べようか」
テーブルに並べられた肉料理とジャガイモ料理を口にしながら、アイリスが私に尋ねてくる。
「ヴィルマさん、後ろの積み上げられた本はなんなんですか?」
「あれ? あれは読み終わった本よ」
アイリスが呆れたような視線で私の顔を見た。
「……確か、お帰りになったのが二時間前ですよね。
二時間で十冊以上読んだんですか? どういう速度ですか」
私はソーセージをぱりもしゃあっと食いちぎり、飲み込んでから応える。
「だって、一冊読むのに十分かからないもの。
初歩の実用書がほとんどだから、百ページもないのよね」
そもそも、古い魔導書はそれほどページ数がないことも多い。
分厚い魔導書は、長い時間をかけて編纂されたものがほとんどだ。
今回は実用書なので、やはりこれもページ数が少ないようだった。
アイリスが眉をひそめて私に尋ねる。
「初歩の実用書? ヴィルマさんにそんなもの、必要ないでしょう?」
私は笑いながら応える。
「そんなことないってば。
私の魔導はお父さんを見て、魔導書を読んで覚えた我流の魔導。
誰かの教えを受けて覚えたものじゃないもの。
初歩の本でも、たくさん読めば得られるものはあるものよ」
「魔導って、我流で覚えられるものなんですね……」
あ、驚くところってそこ?
「だって私は五等級の平民よ? 教えを受ける機会なんてなかったし」
「でも、お父さんは司書で魔導を使っていたんですよね?」
「六年前に亡くなって居なければ、教えてもらえてたかもね。
十歳の時点では『まだ早い』って言われて、教えてもらえなかったから」
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