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2,実家への帰還
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フィリスの実家であるリヴィングストン領はヴィヴァース領とそれほど離れてはいない。
リヴィングストン子爵家は、当主であるスターリングが、貴族としては珍しく事業に成功していて、それ故に大変裕福だった。
だから考え方も少しばかり貴族の常識とはうって変わっているのかもしれない。その最たる物が王都でのデビューは無駄だという考えの元に、勝手にヴィヴァース伯爵との結婚を決めてきた事だった。
ビリーの馬車が大きなカントリーハウスに着くと、リヴィングストン家の従僕はぎょっとした顔になったが、幌つきの馬車の後ろから出てきたフィリスに慌てて手を差し出した。
「フィリスお嬢様、お帰りなさいませ」
「早朝なのは分かっているわ。それでもお父様を呼んでちょうだい。それからビリーには休ませてあげてね。恩人よ」
「わかりました」
従僕はお辞儀をするビリー見つめ、そして屋敷へと案内する。
書斎で紅茶を飲みながら待つとガウン姿の父、スターリング・ザヴィアーが焦ったようにやって来た。
フィリスと同じ色彩の父は、冷ややかな印象で全く違って見えた。
「弁護士を雇って。離婚よ、ブライアン・マクニールはジェラルディン・ライスと結婚するのですって、すでに子供もいるとか。わたしの持参金は最低でも返してほしいわ」
顔を見るなりフィリスは淡々と告げた。
「なんだって…………それですぐに出てきたのか?」
「向こうはわたしがここに来たことをまだ知らないはず。先手必勝よ、娘がコケにされたの。助けてくれるのでしょ?お父様が勧めた結婚なのだもの。最後まで責任を持ってくれてもいいでしょ?だから………後はお願い。眠いから寝るわ」
フィリスはあくびをしてそれを手で隠した。
「フィリス!!ちゃんと説明しなさい!」
「説明ならしたでしょ?この上何を説明しようというの。ブライアン・マクニールは、わたしの友人として邸に来てたジェラルディン・ライスと子供を作って、一度も妊娠しないわたしを要らないと言ってきたの。どう?満足かしら」
言葉を詰まらせたスターリングを残して、フィリスは書斎を出て、外にいた執事に部屋はと尋ねた。
「百合の部屋をご用意しました」
百合の間は急な訪れに常に整えてあるリヴィングストン家の一番良い女性向けの客室だった。
「ありがとう」
フィリスは笑顔を作ったが、果たしてそれは自然なものに見えたのか……。
滑るような足取りで、フィリスは百合の間へと向かった。
(……離婚させられた娘……)
そんな娘が心から温かく迎えられる事はないだろう。なぜかそうぽっかりと脳裏にその考えが過る。
美しい花模様のカーテン。それに細工のベッドや調度たち。
扉の内側に滑り込みフィリスはずるずると座り込んだ。
「疲れたわ………ええ、そう。疲れているだけよ……」
目の前には心地よさそうなベッドがある。
それなのになぜかフィリスはそのまま硬い扉に頬を押し付けひんやりとした感触を味わった。
すでに、実家は馴染みのある心地よい空間では無かった。
思い出せば、今でこそ、女らしいふっくらと柔らかな体つきになったが、フィリスは成長がゆっくりで15歳まで、小柄な上にか細くて、月のものが来たのも16歳近くのことだった。
当然、結婚した17歳の時は少女めいたささやかな膨らみと貧弱な腰つきで、29歳のブライアンは優しくしてくれたけれど、情熱的には求めたりはしなかった。
もしもブライアンが、子供みたいなフィリスではなく、女性らしいジェラルディンに惹かれて求めてしまったのだとしたら………。
どこかでそれは仕方ない事だと、そんな風にまるで他人事みたいに見ている自分がいた。
―――どれくらい時が経ったのか、部屋をノックして入ってきたのはガウン姿の母のデリアだった。開いた扉の内側にいたフィリスを見つけると何も言わずにフィリスをドレッサーの椅子に座らせて軽く結った髪をほどき三つ編みにする。
引き出しからシルクのネグリジェを取り出して旅装のドレスを脱がせそれをするりと被せた。
「少しお眠りなさい」
上掛けを捲り、デリアはそこへフィリスを寝かせ額にキスをした。フィリスとは趣の違う濃い金の髪、それに琥珀色の瞳が突然の娘の悪い報せに揺らいで見えた。
「わたしを恥ずかしいと思う?お母様」
「どうして恥ずかしいと思えるの?」
「………要らないと、言われたのよ」
「あなたはまだ若くて綺麗だわ。あなたを欲しいという人がきっといるわ」
フィリスはデリアをぼんやりと見つめた。
「それはきっと、普通じゃないわよね………」
まともな……釣り合いの取れる相手なら跡継ぎが産めないとわかっている女を結婚相手に選んだりしない。もしかすると妻を亡くしすでに跡継ぎのいる相手であるなら可能性があるかも知れないけれど……。
望まれるのは後腐れない遊び相手。
「フィリス、そんなことはないわ」
「いいの。わたしは自由よ………。未婚でもなく、誰かの娘でもなく誰かの妻でもない。これからは……自立した独りの女として生きていくんだわ。持参金が手元に戻れば出て行きますから………安心して。恥ずべき娘をここへ置いておくことはないわ」
デリアは困ったような笑みを浮かべてそっと髪を撫でた。
「今は混乱しているだけだわ。突然の事で……だいたい離婚がそんなに簡単に出来る訳がないわ」
「分かってないわね、お母様。ジェラルディンはすでに妊娠してるの。実子とするならどうしたって離婚するしかないわ。それに……みっともなくしがみつきたくもないし、もういいの。ブライアンの事なんて好きでも何でも無いのだし……ショックなんて受けていないわ」
フィリスはぼんやりと呟き、その言葉にデリアはそうね、と呟きそして否定せずに娘を受け止めて頷いた。そっと立ち去るその姿を見送る事はしなくてただ、閉まった音がしてからそっと誰もいない空間を眺めた。
これからは何と名乗れば良いのだろう?
レディ ヴィヴァース。
これはもうふさわしくない。
フィリス・マクニール……離婚するのならこの名前ではない。旧姓のザヴィアーを使うべきだろう。それでもリヴィングストンの令嬢とはもはや名乗りがたい。
ただのミス フィリス・ザヴィアー。
ミスというのもおかしくて、未婚にはなるがミセス ザヴィアーか相応しい気がする。
いつもリヴィングストン子爵家の孫であったり長女であったり、ヴィヴァース伯爵の夫人だったりした。
そんな肩書きが取れると何もない……。
軽すぎて消えてしまいそうで、それでいて見知らぬ人までがどこかで笑い者にすることを想像して、何とも頼りない存在だと思えた。
眠りたいのに眠れずに、何度も寝返りを打って―――――眠れずに思い浮かぶのは優しい時のブライアンの顔と、それからジェラルディンの励ましてくれる言葉と力強い声だった。
二人とも、大好きだった。
だから………。
だから…………。
何もかも……跡形もなく消えてしまえたらいいのに。
自分も………そして、この気持ちも………。
リヴィングストン子爵家は、当主であるスターリングが、貴族としては珍しく事業に成功していて、それ故に大変裕福だった。
だから考え方も少しばかり貴族の常識とはうって変わっているのかもしれない。その最たる物が王都でのデビューは無駄だという考えの元に、勝手にヴィヴァース伯爵との結婚を決めてきた事だった。
ビリーの馬車が大きなカントリーハウスに着くと、リヴィングストン家の従僕はぎょっとした顔になったが、幌つきの馬車の後ろから出てきたフィリスに慌てて手を差し出した。
「フィリスお嬢様、お帰りなさいませ」
「早朝なのは分かっているわ。それでもお父様を呼んでちょうだい。それからビリーには休ませてあげてね。恩人よ」
「わかりました」
従僕はお辞儀をするビリー見つめ、そして屋敷へと案内する。
書斎で紅茶を飲みながら待つとガウン姿の父、スターリング・ザヴィアーが焦ったようにやって来た。
フィリスと同じ色彩の父は、冷ややかな印象で全く違って見えた。
「弁護士を雇って。離婚よ、ブライアン・マクニールはジェラルディン・ライスと結婚するのですって、すでに子供もいるとか。わたしの持参金は最低でも返してほしいわ」
顔を見るなりフィリスは淡々と告げた。
「なんだって…………それですぐに出てきたのか?」
「向こうはわたしがここに来たことをまだ知らないはず。先手必勝よ、娘がコケにされたの。助けてくれるのでしょ?お父様が勧めた結婚なのだもの。最後まで責任を持ってくれてもいいでしょ?だから………後はお願い。眠いから寝るわ」
フィリスはあくびをしてそれを手で隠した。
「フィリス!!ちゃんと説明しなさい!」
「説明ならしたでしょ?この上何を説明しようというの。ブライアン・マクニールは、わたしの友人として邸に来てたジェラルディン・ライスと子供を作って、一度も妊娠しないわたしを要らないと言ってきたの。どう?満足かしら」
言葉を詰まらせたスターリングを残して、フィリスは書斎を出て、外にいた執事に部屋はと尋ねた。
「百合の部屋をご用意しました」
百合の間は急な訪れに常に整えてあるリヴィングストン家の一番良い女性向けの客室だった。
「ありがとう」
フィリスは笑顔を作ったが、果たしてそれは自然なものに見えたのか……。
滑るような足取りで、フィリスは百合の間へと向かった。
(……離婚させられた娘……)
そんな娘が心から温かく迎えられる事はないだろう。なぜかそうぽっかりと脳裏にその考えが過る。
美しい花模様のカーテン。それに細工のベッドや調度たち。
扉の内側に滑り込みフィリスはずるずると座り込んだ。
「疲れたわ………ええ、そう。疲れているだけよ……」
目の前には心地よさそうなベッドがある。
それなのになぜかフィリスはそのまま硬い扉に頬を押し付けひんやりとした感触を味わった。
すでに、実家は馴染みのある心地よい空間では無かった。
思い出せば、今でこそ、女らしいふっくらと柔らかな体つきになったが、フィリスは成長がゆっくりで15歳まで、小柄な上にか細くて、月のものが来たのも16歳近くのことだった。
当然、結婚した17歳の時は少女めいたささやかな膨らみと貧弱な腰つきで、29歳のブライアンは優しくしてくれたけれど、情熱的には求めたりはしなかった。
もしもブライアンが、子供みたいなフィリスではなく、女性らしいジェラルディンに惹かれて求めてしまったのだとしたら………。
どこかでそれは仕方ない事だと、そんな風にまるで他人事みたいに見ている自分がいた。
―――どれくらい時が経ったのか、部屋をノックして入ってきたのはガウン姿の母のデリアだった。開いた扉の内側にいたフィリスを見つけると何も言わずにフィリスをドレッサーの椅子に座らせて軽く結った髪をほどき三つ編みにする。
引き出しからシルクのネグリジェを取り出して旅装のドレスを脱がせそれをするりと被せた。
「少しお眠りなさい」
上掛けを捲り、デリアはそこへフィリスを寝かせ額にキスをした。フィリスとは趣の違う濃い金の髪、それに琥珀色の瞳が突然の娘の悪い報せに揺らいで見えた。
「わたしを恥ずかしいと思う?お母様」
「どうして恥ずかしいと思えるの?」
「………要らないと、言われたのよ」
「あなたはまだ若くて綺麗だわ。あなたを欲しいという人がきっといるわ」
フィリスはデリアをぼんやりと見つめた。
「それはきっと、普通じゃないわよね………」
まともな……釣り合いの取れる相手なら跡継ぎが産めないとわかっている女を結婚相手に選んだりしない。もしかすると妻を亡くしすでに跡継ぎのいる相手であるなら可能性があるかも知れないけれど……。
望まれるのは後腐れない遊び相手。
「フィリス、そんなことはないわ」
「いいの。わたしは自由よ………。未婚でもなく、誰かの娘でもなく誰かの妻でもない。これからは……自立した独りの女として生きていくんだわ。持参金が手元に戻れば出て行きますから………安心して。恥ずべき娘をここへ置いておくことはないわ」
デリアは困ったような笑みを浮かべてそっと髪を撫でた。
「今は混乱しているだけだわ。突然の事で……だいたい離婚がそんなに簡単に出来る訳がないわ」
「分かってないわね、お母様。ジェラルディンはすでに妊娠してるの。実子とするならどうしたって離婚するしかないわ。それに……みっともなくしがみつきたくもないし、もういいの。ブライアンの事なんて好きでも何でも無いのだし……ショックなんて受けていないわ」
フィリスはぼんやりと呟き、その言葉にデリアはそうね、と呟きそして否定せずに娘を受け止めて頷いた。そっと立ち去るその姿を見送る事はしなくてただ、閉まった音がしてからそっと誰もいない空間を眺めた。
これからは何と名乗れば良いのだろう?
レディ ヴィヴァース。
これはもうふさわしくない。
フィリス・マクニール……離婚するのならこの名前ではない。旧姓のザヴィアーを使うべきだろう。それでもリヴィングストンの令嬢とはもはや名乗りがたい。
ただのミス フィリス・ザヴィアー。
ミスというのもおかしくて、未婚にはなるがミセス ザヴィアーか相応しい気がする。
いつもリヴィングストン子爵家の孫であったり長女であったり、ヴィヴァース伯爵の夫人だったりした。
そんな肩書きが取れると何もない……。
軽すぎて消えてしまいそうで、それでいて見知らぬ人までがどこかで笑い者にすることを想像して、何とも頼りない存在だと思えた。
眠りたいのに眠れずに、何度も寝返りを打って―――――眠れずに思い浮かぶのは優しい時のブライアンの顔と、それからジェラルディンの励ましてくれる言葉と力強い声だった。
二人とも、大好きだった。
だから………。
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何もかも……跡形もなく消えてしまえたらいいのに。
自分も………そして、この気持ちも………。
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