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第二章 学園生活
出会い 1
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パトリックとの打ち込み稽古以降、屋敷の中では今まで以上に私に対する忌避の目が向けられるようになった。
元々辺境伯家の中では、使用人も含めて私を気味悪がる空気があった。それも当然だろう。幼い子供が、大人のような言動で周りに接しているのだ。
私でもそんな子供がいたら、気味が悪いと思ってしまうが、なかなか転生前の自分の性格を直すことはできなかった。
稽古の効果としては、パトリックのオドの使い方を模倣することで、身体強化ができるようになった。おかげで、生きるために最低限必要な力を付けようと、自主的に稽古する毎日だった。
十歳になる頃には、深度『三』の強化まで到達することができていたが、家族には秘密にしている。私を取り巻く状況では、いろいろと厄介事になりそうだったからだ。
特に二番目の兄であるケイルが、パトリックとの稽古以降、当主を支えるという自分の立場が脅かされると考えているようで、すれ違いざまに足をかけてきたり、私の靴や衣服を隠したりと、これまで以上の嫌がらせや嫌味を言ってくる。しかし、やってることは子供の悪戯の範疇を出ず、実害がないため、特に気にせずに過ごしていた。
そうして私が十五歳となった頃、ある人物と出会う。
「ゼベック聖獣王国の要人が来訪、ですか?」
「そうだ」
父親の書斎にて、二人の兄と共に、他国の要人がこの地に訪れるということを伝えられた。
上の兄――パトリックは二十歳となり、既に父親の領地経営の手伝いをしており、下の兄――ケイルは、十七歳で学院の二年生だが、今は冬季休暇で実家に戻ってきていた。
父親の話に、パトリックが怪訝な表情を浮かべて聞き返すと、父親は端的に返答した。
「その︙︙どのような理由か、お聞きしても?」
パトリックがおずおずといった様子で尋ねると、父親は眉間にしわを寄せて口を開く。
「国王陛下からの勅命だ。今年から新たな試みとして、次代を担う若者たちの交流を図るため、交換留学を行うこととなったようだ。互いの国から五人の学生を留学させ、それぞれの国の文化を学び、友好関係を築いていくという目的だ」
父親は嫌そうな表情を浮かべ、交換留学の目的について説明した。知ってはいたが、獣人種に対する嫌悪感は根強いようだ。
それはまだ子供であるパトリックやケイルも同様で、彼ら二人も父親同様の嫌そうな表情を浮かべている。
「なぜあんな獣と仲良くする必要が?」
「そうです! いずれは我らの奴隷になる存在でしょう?」
二人は過激な物言いをしているが、父親がその発言を諌めることはなく、ため息を吐きながら、同調して口を開く。
「仕方あるまい、陛下の決定だ。ここ数年戦争もなく、このまま和平を強固にしたいとのことらしいが︙︙まったく嘆かわしい」
自国の王に対してずいぶんと不敬な物言いだが、ここにそれを咎める者はいない。
「おっしゃる通りです、父上。弱腰では相手に漬け込まれます」
「獣臭い獣人種など、さっさと滅ぼすべきです」
当主である父親を始め、二人の兄もこんなに嫌悪感丸出しで、他国の要人を迎えることなどできるのか不安になる。
(まぁ、私が心配することでもないだろう)
要人の案内など、この家で冷遇されている私には関係のない話だ。大方この場に呼んだのは、要人がいる間は自室から出るなと釘をさすためだろう。
父親は二人の兄の様子に大きく頷き、さらに言葉を続ける。
「とはいえ、我が家で他国の要人に問題を起こしては、他家につけ込まれる材料を作ってしまうことになる。甚だ不本意だが、理解して行動するように」
「確かに、自分たちで弱みを作るのは愚かなことですね」
「わかりました。次期当主を支える立場として、見事に役割を果たしてみせます」
父親の言葉に、二人の兄は聞き分けの良い態度で返答していた。
正直、二人の兄はまだ子供のためか、自分の意見というものがあまり見られない。親が言うことが全てといった様子で、言われるがままに、唯々諾々と従っているようだ。
(二人は、実際に獣人種に会ったこともないと聞いているが、親が嫌っているというだけで、よくこれだけ嫌悪感を滲ませられるものだ︙︙)
実際に会って体験しているならまだしも、知識だけで全てを判断するのは、社会人経験のある私にとってみれば、顔をしかめるものだ。
情操教育の失敗例を見ているようで嫌になるが、本題はここからだった。
「さて、今回の我が家の役割だが、聖獣王国から来る学生の案内となっている」
父親は、先程までの嫌悪感丸出しの表情から一変し、真面目な表情を浮かべて我が家が行うべきことの内容を説明しだした。
「つまり学園まで付き添い、その後の生活もサポートしろということですか? それなら学園に通う我が弟、ケイルがその役に就くということですね?」
「この俺が、獣の生活のサポート︙︙」
パトリックが人選を確認すると、ケイルは嫌そうに顔を顰めていた。しかし、続く父親の言葉に、私は驚かれる。
「いや、ハルトに任せようと考えている」
「ハルトを? しかし、こいつは学園の生徒ではありませんが︙︙」
困惑の表情を浮かべるパトリックは、疑問をぶつけた。その意見には同感で、私は父親から学園へ通うことを許可されなかった。
そのため、勉学や剣術は全て独学で行なっている。そんな私に何をさせようとこの父親は考えているのか、意味が分からなかった。
「陛下から命じられたのは、学園までの付き添いと生活のサポートだ。留学期間は三ヶ月。その程度の期間なら、ハルトでも問題ないだろう。たとえその期間中に問題が起こっても、ハルトが起こしたものなら、我が家にとって損失は無い」
「︙︙なるほど。さすがは父上です。そういうことですか」
「あぁ。そういうことだ」
父親とパトリックは、互いに見つめ合って黒い笑顔を浮かべている。対してケイルは、何を言っているのか理解できないといった表情をしている。
(私をトカゲの尻尾切りとして使うつもりか。何かあれば私を廃嫡し、責任を取らせたと発表できる。同時に、家としても他家に対して責任を取ったという体裁が保てる。仮に何か功績があれば、それは家の評価につながる、といったところか)
父親たちの考えを読み解き、内心でため息を吐き出す。どちらに転んでも、家としてはノーリスクでリターンを期待できるやり方だ。
どうせ、あと三年でこの家を出る身である私にとっては、その決定に異を唱えるつもりはない。
何か問題が起こっても、家を出るのが早まるだけの話だ。
「しかし、こいつは学園の生徒ではないのですが、それは問題ないのですか?」
父親とのやり取りについていけなかったケイルだったが、ここで疑問を投げかけてきた。
その疑問は私も感じていたので、父親がどう答えるのか興味があった。
「問題ない。既に学園の許可は取った。ハルトは三ヶ月限定の聴講生として、一時的に学院に入ることを許された」
「聴講生、ですか?」
父親の聞き慣れぬ言葉に、ケイルは首を傾げていた。
「聴講生制度とは、学園へ入学するには実力が足らぬが、それでも学びたいと希望する者への救済措置から生まれたものだ。授業への参加は認められるが、卒業資格は付与されない」
「なるほど。無能なハルトには、もってこいの制度ですね」
「︙︙︙︙」
父親の説明に笑みを浮かべるケイルに対し、パトリックは無表情だった。
五歳の時の見取り稽古以降、私は家の者に自身の実力を見せたことはない。あれから十年の月日の中で、私は何もできない無能であると情報操作を行った。
家の者のほとんどは私を無能と思うに至ったが、ただ一人、パトリックは違っていた。実際に私の実力を体感した彼を騙すのは、なかなか難しかった。
そうして、学園の新学期が一週間後に迫った今日。我が家に聖獣王国の要人が到着した。
「初めまして。フェルファ王国、フリューゲン辺境伯家の皆様。交換留学生としてゼベック聖獣王国から参りました、ライオネル州知事が娘――ジェシカ・ライオネルと申します」
現れたのは、大きなネコ耳が目を惹く、金髪美少女獣人だった。
元々辺境伯家の中では、使用人も含めて私を気味悪がる空気があった。それも当然だろう。幼い子供が、大人のような言動で周りに接しているのだ。
私でもそんな子供がいたら、気味が悪いと思ってしまうが、なかなか転生前の自分の性格を直すことはできなかった。
稽古の効果としては、パトリックのオドの使い方を模倣することで、身体強化ができるようになった。おかげで、生きるために最低限必要な力を付けようと、自主的に稽古する毎日だった。
十歳になる頃には、深度『三』の強化まで到達することができていたが、家族には秘密にしている。私を取り巻く状況では、いろいろと厄介事になりそうだったからだ。
特に二番目の兄であるケイルが、パトリックとの稽古以降、当主を支えるという自分の立場が脅かされると考えているようで、すれ違いざまに足をかけてきたり、私の靴や衣服を隠したりと、これまで以上の嫌がらせや嫌味を言ってくる。しかし、やってることは子供の悪戯の範疇を出ず、実害がないため、特に気にせずに過ごしていた。
そうして私が十五歳となった頃、ある人物と出会う。
「ゼベック聖獣王国の要人が来訪、ですか?」
「そうだ」
父親の書斎にて、二人の兄と共に、他国の要人がこの地に訪れるということを伝えられた。
上の兄――パトリックは二十歳となり、既に父親の領地経営の手伝いをしており、下の兄――ケイルは、十七歳で学院の二年生だが、今は冬季休暇で実家に戻ってきていた。
父親の話に、パトリックが怪訝な表情を浮かべて聞き返すと、父親は端的に返答した。
「その︙︙どのような理由か、お聞きしても?」
パトリックがおずおずといった様子で尋ねると、父親は眉間にしわを寄せて口を開く。
「国王陛下からの勅命だ。今年から新たな試みとして、次代を担う若者たちの交流を図るため、交換留学を行うこととなったようだ。互いの国から五人の学生を留学させ、それぞれの国の文化を学び、友好関係を築いていくという目的だ」
父親は嫌そうな表情を浮かべ、交換留学の目的について説明した。知ってはいたが、獣人種に対する嫌悪感は根強いようだ。
それはまだ子供であるパトリックやケイルも同様で、彼ら二人も父親同様の嫌そうな表情を浮かべている。
「なぜあんな獣と仲良くする必要が?」
「そうです! いずれは我らの奴隷になる存在でしょう?」
二人は過激な物言いをしているが、父親がその発言を諌めることはなく、ため息を吐きながら、同調して口を開く。
「仕方あるまい、陛下の決定だ。ここ数年戦争もなく、このまま和平を強固にしたいとのことらしいが︙︙まったく嘆かわしい」
自国の王に対してずいぶんと不敬な物言いだが、ここにそれを咎める者はいない。
「おっしゃる通りです、父上。弱腰では相手に漬け込まれます」
「獣臭い獣人種など、さっさと滅ぼすべきです」
当主である父親を始め、二人の兄もこんなに嫌悪感丸出しで、他国の要人を迎えることなどできるのか不安になる。
(まぁ、私が心配することでもないだろう)
要人の案内など、この家で冷遇されている私には関係のない話だ。大方この場に呼んだのは、要人がいる間は自室から出るなと釘をさすためだろう。
父親は二人の兄の様子に大きく頷き、さらに言葉を続ける。
「とはいえ、我が家で他国の要人に問題を起こしては、他家につけ込まれる材料を作ってしまうことになる。甚だ不本意だが、理解して行動するように」
「確かに、自分たちで弱みを作るのは愚かなことですね」
「わかりました。次期当主を支える立場として、見事に役割を果たしてみせます」
父親の言葉に、二人の兄は聞き分けの良い態度で返答していた。
正直、二人の兄はまだ子供のためか、自分の意見というものがあまり見られない。親が言うことが全てといった様子で、言われるがままに、唯々諾々と従っているようだ。
(二人は、実際に獣人種に会ったこともないと聞いているが、親が嫌っているというだけで、よくこれだけ嫌悪感を滲ませられるものだ︙︙)
実際に会って体験しているならまだしも、知識だけで全てを判断するのは、社会人経験のある私にとってみれば、顔をしかめるものだ。
情操教育の失敗例を見ているようで嫌になるが、本題はここからだった。
「さて、今回の我が家の役割だが、聖獣王国から来る学生の案内となっている」
父親は、先程までの嫌悪感丸出しの表情から一変し、真面目な表情を浮かべて我が家が行うべきことの内容を説明しだした。
「つまり学園まで付き添い、その後の生活もサポートしろということですか? それなら学園に通う我が弟、ケイルがその役に就くということですね?」
「この俺が、獣の生活のサポート︙︙」
パトリックが人選を確認すると、ケイルは嫌そうに顔を顰めていた。しかし、続く父親の言葉に、私は驚かれる。
「いや、ハルトに任せようと考えている」
「ハルトを? しかし、こいつは学園の生徒ではありませんが︙︙」
困惑の表情を浮かべるパトリックは、疑問をぶつけた。その意見には同感で、私は父親から学園へ通うことを許可されなかった。
そのため、勉学や剣術は全て独学で行なっている。そんな私に何をさせようとこの父親は考えているのか、意味が分からなかった。
「陛下から命じられたのは、学園までの付き添いと生活のサポートだ。留学期間は三ヶ月。その程度の期間なら、ハルトでも問題ないだろう。たとえその期間中に問題が起こっても、ハルトが起こしたものなら、我が家にとって損失は無い」
「︙︙なるほど。さすがは父上です。そういうことですか」
「あぁ。そういうことだ」
父親とパトリックは、互いに見つめ合って黒い笑顔を浮かべている。対してケイルは、何を言っているのか理解できないといった表情をしている。
(私をトカゲの尻尾切りとして使うつもりか。何かあれば私を廃嫡し、責任を取らせたと発表できる。同時に、家としても他家に対して責任を取ったという体裁が保てる。仮に何か功績があれば、それは家の評価につながる、といったところか)
父親たちの考えを読み解き、内心でため息を吐き出す。どちらに転んでも、家としてはノーリスクでリターンを期待できるやり方だ。
どうせ、あと三年でこの家を出る身である私にとっては、その決定に異を唱えるつもりはない。
何か問題が起こっても、家を出るのが早まるだけの話だ。
「しかし、こいつは学園の生徒ではないのですが、それは問題ないのですか?」
父親とのやり取りについていけなかったケイルだったが、ここで疑問を投げかけてきた。
その疑問は私も感じていたので、父親がどう答えるのか興味があった。
「問題ない。既に学園の許可は取った。ハルトは三ヶ月限定の聴講生として、一時的に学院に入ることを許された」
「聴講生、ですか?」
父親の聞き慣れぬ言葉に、ケイルは首を傾げていた。
「聴講生制度とは、学園へ入学するには実力が足らぬが、それでも学びたいと希望する者への救済措置から生まれたものだ。授業への参加は認められるが、卒業資格は付与されない」
「なるほど。無能なハルトには、もってこいの制度ですね」
「︙︙︙︙」
父親の説明に笑みを浮かべるケイルに対し、パトリックは無表情だった。
五歳の時の見取り稽古以降、私は家の者に自身の実力を見せたことはない。あれから十年の月日の中で、私は何もできない無能であると情報操作を行った。
家の者のほとんどは私を無能と思うに至ったが、ただ一人、パトリックは違っていた。実際に私の実力を体感した彼を騙すのは、なかなか難しかった。
そうして、学園の新学期が一週間後に迫った今日。我が家に聖獣王国の要人が到着した。
「初めまして。フェルファ王国、フリューゲン辺境伯家の皆様。交換留学生としてゼベック聖獣王国から参りました、ライオネル州知事が娘――ジェシカ・ライオネルと申します」
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