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第二章 学園生活
主人公 1
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◆
~ ジェシカ・ライオネス 視点 ~
「す、凄いのです︙︙」
「お嬢相手に互角? いったいあの人間は何者だ?」
ポメラさんとゴールディ君が目の前で繰り広げられる光景を見て、驚愕の表情を浮かべて呟いている。
人間の国の第二王子が思いつきのように開催を決めた交流試合。私たちのまとめ役であるレヴィア様も、溜め息交じりに呆れていた。
当初乗り気ではなかったが、我々獣人の実力を知らしめることができる場と捉えることにした。
それに、試合をするのであれば手を抜くことはできない。私たちは聖獣王国を代表して留学しているのだ。こんなところで無様を晒せない。
だいたい人間など、非力で品性下劣な存在だ。弱いくせに虚勢を張り、戦場では道具に頼る臆病者。
私は人間たちに獣人の偉大さを理解させ、長く続く争いを終わらせたいとも考えていた。
彼に出会うまでは︙︙
「ガイラス君。あなたは彼の実力をどう感じた?」
彼と直接対峙したガイラス君に、彼の実力について確認する。
「︙︙正直言って分からない。あいつは体格的にも筋力的にも圧倒している俺の一撃を完璧に防いだ。俺はお嬢の言う通り全力でぶつかったが、奴には余裕すらあった。底が知れない︙︙」
「やはりそうですか。同年代に彼のような人間がいるとなると︙︙」
「よほど有利な状況でなければ敗北は必至。一対一で遭遇した場合、作戦上許容されるなら撤退を選ぶ」
既に軍籍に身を置くガイラス君にして、撤退を判断させるほどの実力を彼が有しているのは脅威だ。
それでも彼は一人。数的優位を利用すればいいのではと考え、ガイラス君へ質問する。
「なぜレヴィア様は単独で彼に? 五人で囲んでしまえば、圧倒できたのでは?」
「それはお嬢のプライドが許さないでしょう。俺らの世代では、次期国王最有力候補です。人間の強敵を前にして、数で勝利したなんて他の候補者から侮られます」
「つまり、一人で強敵を退けてこそ意味があると?」
「ええ。龍人であるお嬢の譲れない部分なのだと思います」
レヴィア様は、最強だ。
事実、同年代で彼女に比肩する実力の持ち主は存在しない。良い勝負ができる存在すらいない。
模擬戦では、常に一対三のハンデを付けなければ成立しないほどに群を抜いた実力の持ち主だ。
獣人の中でも希少民族である龍人は、その実力もさることながら、知力も秀でている。獣人種の平均寿命の三倍を生きる龍人は、これまでの歴史における膨大な知識を有している。歴代の国王の系譜を見れば、六割以上が龍人だ。
そんな龍人であるレヴィア様と互角に渡り合っている人間――ハルト・フリューゲン。
第一印象は、影の薄い気弱そうな人間だった。案内役としては頼りなさを感じていたが、フリューゲン家の次男との立ち会いで見た彼の実力の片鱗は、その印象を一変させた。
それから彼のことをよく見ていると、獣人に対しても礼儀正しく、見下す感情を持っていないように感じた。同じ家で育っているはずなのに、三人の兄弟の中で唯一彼だけが別の考え方を持っているように思えた。
そんな彼を不思議に感じて観察していたが、そうすると彼の人間性がよく見えた。
(彼、大人って感じがするのよね)
移動中の魔導車内では、彼が話しかけてくることはなかった。不機嫌という雰囲気はなく、不快感はなかった。
それどころか魔導車を降りる際、手を差し出して補助しようとしたり、学園に着いてからも私の体調を気にするなど、とても紳士だった。
(ガイラス君やゴールディ君も、既に軍籍に身を置くだけあって同年代の友人より大人びているけど、彼はもっと落ち着いているというか、大人そのものという感じがする)
彼は達観しているようで、物事を客観的に捉えすぎていると思っていたのだが、この交流試合では、彼の感情が垣間見えた。
(あんなに楽しそうに戦うんだ︙︙)
自分の攻撃が止められたというのに、その顔は笑っていた。その笑顔は本心からのようで、悔しさは微塵も感じられない。
ただ、底知れない彼もレヴィア様には敵わないと安心していた次の瞬間――
「なっ⁉ レヴィア様に一撃入れた!」
今まで誰もまともに攻撃を当てることのできなかったレヴィア様の顔面に、彼は裏拳を叩き込んでいた。しかも正々堂々、真正面からの攻防の中でだ。
「う、嘘︙︙なのです」
「ば、ばかな。お嬢が一撃もらうなんて︙︙」
「ありえん︙︙」
レヴィア様を知る私たちは絶句した。最強である彼女がたった一人の相手、それも人間の攻撃をもらってしまうなんて考えられなかったからだ。
しかし、本当に信じがたい光景はその後に訪れた。
「じょ、冗談︙︙でしょ? あのレヴィア様が負ける、なんて︙︙」
「信じられないのです︙︙レヴィア様︙︙」
「お、お嬢︙︙」
「いかん。完全に気を失っている」
彼の隙をついたレヴィア様の攻撃が決まり、吹き飛ばされた彼を見て決着がついたと思った直後、レヴィア様が膝から崩れ落ちた。
確かに彼が攻撃を受ける瞬間、カウンターを仕掛けているのは見えたが、あの程度の攻撃でレヴィア様が意識を絶たれるはずがない。
だからこそ、レヴィア様が地面に倒れ伏している姿に理解が追いつかなかった。いや、理解したくなかった。
「お嬢を守れ!」
唖然として動けなかった状況で、ガイラス君が指示を出しながらレヴィア様のもとへ駆け寄る。その声にみんな反応し、レヴィア様の周りを囲むと、ガイラス君が抱き起こしながら声をかける。
「お嬢! 大丈夫ですか?」
「︙︙︙︙」
「しっかりしてください! お嬢!」
「︙︙︙︙」
声をかけても揺らしても反応しないレヴィア様のことを見守りながら、何もできずに立ちすくんでいると、吹き飛んで倒れていたハルト・フリューゲンが声を上げる。
「動かすな! ドラコニル様は脳震盪を起こしている。そのまま横にして安静にするんだ!」
「ノウシントウ? なんだそれは?」
聞き慣れない言葉を口にする彼に対し、ゴールディ君が不快感を隠さず聞き返す。
「脳に大きな衝撃が加わると、意識を失ったりすることです。安静にしていれば数分で意識は回復すると思いますが、今日はできるだけ動かないようにしてください」
「︙︙」
倒れたまま説明する彼に、誰も口を開かなかった。私たちの常識では、怪我や病気があればエナジードリンクを飲んでオドを活性化させれば治るからだ。まったく別次元の知識を口にしているようで違和感を覚えるが、人間種の医療は私たちと異なっているのだろうか。
「お前に言われるまでもなく、お嬢には安静にしてもらう。だが、その前に――」
ゴールディ君が敵意を剥き出しにして戦闘態勢をとる。
交流試合はまだ終わっていない。相手は残り一人。しかもレヴィア様の攻撃を受けて重傷を負っている。彼女を尊敬しているゴールディ君のことだ。仇を取りたいと思っているのだろう。
しかし――
「あぁ、試合なら私は棄権します。さすがにこの怪我ではもう戦えません」
ゴールディ君の考えを察知したのか、彼は満足した笑みを浮かべて降参を宣言した。
「っ! 貴様!」
「おやめなさい、ゴールディ」
「お、お嬢!」
憎々しげに彼を睨みつけるゴールディ君だったが、目を覚ましたレヴィア様の一言で怒気が消えた。
「あの一撃には、彼の積み上げてきた努力と覚悟を感じましたわ。素直に私の負けを認めましょう」
「お嬢︙︙」
「とはいえ、交流試合は私たちの勝利ですわ。獣人種の実力を人間も思い知ったでしょう」
笑みを浮かべるレヴィア様に、私たちは安堵した。今まで敗北を経験したことのない彼女がどうなるか心配だったが、杞憂だったようだ。
彼女は静かに立ち上がると、彼の方へ歩み寄った。
「ハルト、良い勝負でしたわ。まさか私が負けるとは考えたこともなかったですが、どうやら慢心していたようですね。あなたには感謝しますわ」
「たまたまですよ」
「勝者の謙遜は、時に相手を不快にさせますわ。私に勝ったことを誇りなさい」
「︙︙失礼しました。ありがとうございます」
レヴィア様は倒れている彼に手を差し出し、二人は握手を交わす。すると会場から自然と拍手が沸き起こり、交流試合は幕を閉じた。
~ ジェシカ・ライオネス 視点 ~
「す、凄いのです︙︙」
「お嬢相手に互角? いったいあの人間は何者だ?」
ポメラさんとゴールディ君が目の前で繰り広げられる光景を見て、驚愕の表情を浮かべて呟いている。
人間の国の第二王子が思いつきのように開催を決めた交流試合。私たちのまとめ役であるレヴィア様も、溜め息交じりに呆れていた。
当初乗り気ではなかったが、我々獣人の実力を知らしめることができる場と捉えることにした。
それに、試合をするのであれば手を抜くことはできない。私たちは聖獣王国を代表して留学しているのだ。こんなところで無様を晒せない。
だいたい人間など、非力で品性下劣な存在だ。弱いくせに虚勢を張り、戦場では道具に頼る臆病者。
私は人間たちに獣人の偉大さを理解させ、長く続く争いを終わらせたいとも考えていた。
彼に出会うまでは︙︙
「ガイラス君。あなたは彼の実力をどう感じた?」
彼と直接対峙したガイラス君に、彼の実力について確認する。
「︙︙正直言って分からない。あいつは体格的にも筋力的にも圧倒している俺の一撃を完璧に防いだ。俺はお嬢の言う通り全力でぶつかったが、奴には余裕すらあった。底が知れない︙︙」
「やはりそうですか。同年代に彼のような人間がいるとなると︙︙」
「よほど有利な状況でなければ敗北は必至。一対一で遭遇した場合、作戦上許容されるなら撤退を選ぶ」
既に軍籍に身を置くガイラス君にして、撤退を判断させるほどの実力を彼が有しているのは脅威だ。
それでも彼は一人。数的優位を利用すればいいのではと考え、ガイラス君へ質問する。
「なぜレヴィア様は単独で彼に? 五人で囲んでしまえば、圧倒できたのでは?」
「それはお嬢のプライドが許さないでしょう。俺らの世代では、次期国王最有力候補です。人間の強敵を前にして、数で勝利したなんて他の候補者から侮られます」
「つまり、一人で強敵を退けてこそ意味があると?」
「ええ。龍人であるお嬢の譲れない部分なのだと思います」
レヴィア様は、最強だ。
事実、同年代で彼女に比肩する実力の持ち主は存在しない。良い勝負ができる存在すらいない。
模擬戦では、常に一対三のハンデを付けなければ成立しないほどに群を抜いた実力の持ち主だ。
獣人の中でも希少民族である龍人は、その実力もさることながら、知力も秀でている。獣人種の平均寿命の三倍を生きる龍人は、これまでの歴史における膨大な知識を有している。歴代の国王の系譜を見れば、六割以上が龍人だ。
そんな龍人であるレヴィア様と互角に渡り合っている人間――ハルト・フリューゲン。
第一印象は、影の薄い気弱そうな人間だった。案内役としては頼りなさを感じていたが、フリューゲン家の次男との立ち会いで見た彼の実力の片鱗は、その印象を一変させた。
それから彼のことをよく見ていると、獣人に対しても礼儀正しく、見下す感情を持っていないように感じた。同じ家で育っているはずなのに、三人の兄弟の中で唯一彼だけが別の考え方を持っているように思えた。
そんな彼を不思議に感じて観察していたが、そうすると彼の人間性がよく見えた。
(彼、大人って感じがするのよね)
移動中の魔導車内では、彼が話しかけてくることはなかった。不機嫌という雰囲気はなく、不快感はなかった。
それどころか魔導車を降りる際、手を差し出して補助しようとしたり、学園に着いてからも私の体調を気にするなど、とても紳士だった。
(ガイラス君やゴールディ君も、既に軍籍に身を置くだけあって同年代の友人より大人びているけど、彼はもっと落ち着いているというか、大人そのものという感じがする)
彼は達観しているようで、物事を客観的に捉えすぎていると思っていたのだが、この交流試合では、彼の感情が垣間見えた。
(あんなに楽しそうに戦うんだ︙︙)
自分の攻撃が止められたというのに、その顔は笑っていた。その笑顔は本心からのようで、悔しさは微塵も感じられない。
ただ、底知れない彼もレヴィア様には敵わないと安心していた次の瞬間――
「なっ⁉ レヴィア様に一撃入れた!」
今まで誰もまともに攻撃を当てることのできなかったレヴィア様の顔面に、彼は裏拳を叩き込んでいた。しかも正々堂々、真正面からの攻防の中でだ。
「う、嘘︙︙なのです」
「ば、ばかな。お嬢が一撃もらうなんて︙︙」
「ありえん︙︙」
レヴィア様を知る私たちは絶句した。最強である彼女がたった一人の相手、それも人間の攻撃をもらってしまうなんて考えられなかったからだ。
しかし、本当に信じがたい光景はその後に訪れた。
「じょ、冗談︙︙でしょ? あのレヴィア様が負ける、なんて︙︙」
「信じられないのです︙︙レヴィア様︙︙」
「お、お嬢︙︙」
「いかん。完全に気を失っている」
彼の隙をついたレヴィア様の攻撃が決まり、吹き飛ばされた彼を見て決着がついたと思った直後、レヴィア様が膝から崩れ落ちた。
確かに彼が攻撃を受ける瞬間、カウンターを仕掛けているのは見えたが、あの程度の攻撃でレヴィア様が意識を絶たれるはずがない。
だからこそ、レヴィア様が地面に倒れ伏している姿に理解が追いつかなかった。いや、理解したくなかった。
「お嬢を守れ!」
唖然として動けなかった状況で、ガイラス君が指示を出しながらレヴィア様のもとへ駆け寄る。その声にみんな反応し、レヴィア様の周りを囲むと、ガイラス君が抱き起こしながら声をかける。
「お嬢! 大丈夫ですか?」
「︙︙︙︙」
「しっかりしてください! お嬢!」
「︙︙︙︙」
声をかけても揺らしても反応しないレヴィア様のことを見守りながら、何もできずに立ちすくんでいると、吹き飛んで倒れていたハルト・フリューゲンが声を上げる。
「動かすな! ドラコニル様は脳震盪を起こしている。そのまま横にして安静にするんだ!」
「ノウシントウ? なんだそれは?」
聞き慣れない言葉を口にする彼に対し、ゴールディ君が不快感を隠さず聞き返す。
「脳に大きな衝撃が加わると、意識を失ったりすることです。安静にしていれば数分で意識は回復すると思いますが、今日はできるだけ動かないようにしてください」
「︙︙」
倒れたまま説明する彼に、誰も口を開かなかった。私たちの常識では、怪我や病気があればエナジードリンクを飲んでオドを活性化させれば治るからだ。まったく別次元の知識を口にしているようで違和感を覚えるが、人間種の医療は私たちと異なっているのだろうか。
「お前に言われるまでもなく、お嬢には安静にしてもらう。だが、その前に――」
ゴールディ君が敵意を剥き出しにして戦闘態勢をとる。
交流試合はまだ終わっていない。相手は残り一人。しかもレヴィア様の攻撃を受けて重傷を負っている。彼女を尊敬しているゴールディ君のことだ。仇を取りたいと思っているのだろう。
しかし――
「あぁ、試合なら私は棄権します。さすがにこの怪我ではもう戦えません」
ゴールディ君の考えを察知したのか、彼は満足した笑みを浮かべて降参を宣言した。
「っ! 貴様!」
「おやめなさい、ゴールディ」
「お、お嬢!」
憎々しげに彼を睨みつけるゴールディ君だったが、目を覚ましたレヴィア様の一言で怒気が消えた。
「あの一撃には、彼の積み上げてきた努力と覚悟を感じましたわ。素直に私の負けを認めましょう」
「お嬢︙︙」
「とはいえ、交流試合は私たちの勝利ですわ。獣人種の実力を人間も思い知ったでしょう」
笑みを浮かべるレヴィア様に、私たちは安堵した。今まで敗北を経験したことのない彼女がどうなるか心配だったが、杞憂だったようだ。
彼女は静かに立ち上がると、彼の方へ歩み寄った。
「ハルト、良い勝負でしたわ。まさか私が負けるとは考えたこともなかったですが、どうやら慢心していたようですね。あなたには感謝しますわ」
「たまたまですよ」
「勝者の謙遜は、時に相手を不快にさせますわ。私に勝ったことを誇りなさい」
「︙︙失礼しました。ありがとうございます」
レヴィア様は倒れている彼に手を差し出し、二人は握手を交わす。すると会場から自然と拍手が沸き起こり、交流試合は幕を閉じた。
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