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第一章 革新の始まり
学院生活の始まり 4
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「あ、あの、アルさん、先程はありがとうございました」
食堂の一角でようやく落ち着いて昼食を食べ始めると、4人掛けテーブルの対面に座るライトが真剣な表情をして、俺に感謝を伝えてきた。
「別に良いよ。俺はただ美味しく昼食を食べたかっただけだからな」
「それでも、ボクは助かりましたから・・・」
俺の返答に、はにかむ様な笑みを浮かべるライトは、どこからどうみても女の子にしか見えなかった。薄幸の美少女とでも言えば良いのだろうか、庇護欲をそそりそうな顔立ちをしているのだが、れっきとした男性なのだと、改めて3人で自己紹介した時に、悲しげな表情で言われてしまった。
彼は事前情報通り、剣武術コース唯一の平民で、実家は居住区でパン屋を営んでいるという。幼い頃から人一倍腕力があり、パン生地を捏ねるのに苦労したことはなかったと、笑いながら身の上話をしてくれた。
そんな彼の状況が一変したのは、やはり15歳の鑑定の儀の事で、類い稀な魔力量を見出だされ、学院の入学試験を受けさせられたのだという。
「あの、ライト君は大丈夫なんですか?その、剣武術コースでは平民が一人だけですから・・・」
一通り身の上話を聞き終えると、ロベリアは心配した面持ちでライトの状況を問うと、彼は苦笑いを浮かべながら重い口を開いた。
「大丈夫とは言い難いですね・・・先程ご覧になられたように、ボクはクラスで厄介者のように扱われていますから・・・」
「まぁ、そうだろうな」
彼の言葉に、俺は実感を込めて呟いた。さっきの様子から、とても快適な学院生活を送れるとは思えない。
「私は座学はアルさんとご一緒出来ますが、実技はそうではないですから・・・今から不安になってしまいますね」
彼の様子から今後の不安が増してしまったようで、ロベリアは暗い表情を落としてしまった。適当な事を言うのも良くないと考え、どうすべきか悩みつつも、時間は過ぎていった。
食事も済み、微妙な空気に包まれる俺達のテーブルの方へ、ある人物が近づいてきていた。
(ん?彼女は確か剣武術コース首席の・・・)
入学式で見た顔だと思いつつも、特に用は無い人物だったので気にしなかったのだが、俺達の前で立ち止まると、威圧的な声で話しかけてきた。
「少し良いか?」
「ダメだから帰れ」
彼女の言葉に被せ気味に返答してやると、呆気にとられたように押し黙った。そんな状況に、ロベリアとライトは青い顔をして震えているようだった。
彼女は少しして状況を認識したのか、怒りを堪えるように顔を真赤にしていた。彼女の背後には、純白のロングコートに隠れるように先程ライトと一悶着起こしていた生徒が取り巻きのように控えており、彼女の陰に隠れながらこちらを睨んでいる。
「入学式で知ってはいたが、本当に君は礼儀がなっていないようね」
「そりゃ誤解だ。俺は礼儀を向けるべき相手を選んでいるだけだ。必要なら敬語も使えるさ」
「なっ!!」
俺の言葉に、彼女は目を丸くする。それはこのテーブル周辺で事の成り行きを盗み見ている他の生徒達も同様で、俺のことをありえない存在とでもいうかのような視線を向けてきていた。
「ふ、ふん!平民だから貴族についての知識が無いのは仕方ないから教えてやろう。私はゼファー侯爵家の嫡子。つまり、次期侯爵となる者だ!」
気を取り直すように彼女は鼻息荒く息を吐くと、腕を組みながら見下すようにして名乗ってきた。そんな彼女に対し、俺は態度を変えることなく、ため息を吐きながら口を開いた。
「そりゃ予定だろ?何かあれば容易く覆る肩書で偉そうにされてもね・・・」
「んなっ!!グギギギ・・・」
次期当主の座というものは不変のものではない。例えば事故か何かで重傷を負い、騎士の称号が貰えなかったり、あるいは不祥事を起こして廃嫡されたり、もっと言えば、自分よりも優秀な兄妹が出てくれば、その座を奪われる。
それを彼女も十分理解しているからなのか、俺の言葉に悔しそうな表情を浮かべながら歯ぎしりまでしていた。せっかくの整った顔立ちも、苛立ちで歪むと醜いものだ。
「で、何の用なんだよ?」
このままだと一向に話が進まず、いたずらに時間だけが過ぎていくような気がしたので、こちらの方から用件を問いかけた。すると彼女は咳払いを一つして、真面目な表情を取り繕ってから口を開いた。
「聞くところによると、君は何もしていない彼らに対して、突然言い掛かりをつけて暴力を振るおうとしたそうじゃないか?」
彼女は背中に隠れている数人の同級生達が俺に見えるよう身体をずらし、まるで正義は自分に有るとでもいうような表情を浮かべていた。
「そう後ろの奴らに言われたのか?それで、あんたは何をしにきたんだ?」
「当然、彼らに謝罪させるために来た。素直に罪を認め、潔く頭を下げるならこれ以上問題を大きくすることはない。しかし、頑なに謝罪を拒むと言うのなら、こちらにも考えというものがーーー」
「俺は彼らが寄ってたかって一人のか弱い同級生を虐める姿に心を痛めてね、正義心に駆られて助けたんだ。君達が素直に自らの罪を認め、虚偽の話をした事と共にこちらに謝罪すれば、これ以上問題を大きくすることはないが、そうでない場合は・・・分かるだろう?」
俺は彼女の話を途中で遮ると、少し芝居がかったように大袈裟な身ぶり手振りを交えて彼らとの間に起こったことを話した。そして、彼女の発した言葉そのままに彼らに謝罪するように促した。ほんの僅かな殺気を添えて。
「「「っ!!!」」」
「よ、止さないか!!」
蛇に睨まれた蛙のようになってしまった彼らを庇うように彼女は一歩前に出ると、冷や汗を流しながらも俺の殺気に耐えていた。
「そうは言ってもな、今まさに俺は不当な言い掛かりを付けられているんだ。怒るのは当然だろ?何故止めないといけないんだ?」
「ふ、不当だと?こちらには多くの者達の証言があるのだぞ?言い逃れなど、騎士を目指すものとして見苦しいぞ!」
「多くの者達って、あんたの後ろに隠れている連中か?」
彼女の発言に、俺は鼻で笑いながら確認した。
「それだけじゃない。この食堂に居るほとんどの生徒達もだ!」
「はいはい、平民を見下している貴族の坊っちゃん連中ね」
「な、何だその馬鹿にしたような言い方は!」
俺の表現に、彼女は額に青筋を浮かべながら反論してきたが、俺は彼女のそんな様子を気にすること無くため息を吐いた。
「で、あんたはその連中の話を真に受けてここまで来たってことか。ご苦労なこった・・・」
「き、貴様・・・」
悔しげに歯を喰い縛る彼女に対して、俺は真剣な表情を浮かべて口を開いた。
「あんたは一方の主張しか聞いていないにも関わらず、それが真実であると断定しているようだが、何故だ?」
「ふん!君の入学式の言動を見れば、彼らの言葉の方が信頼できるとーーー」
「違う。ここには俺以外にも話を聞くべき人物が居るだろ?俺は一人の同級生が虐められているから助けたと言ったんだぞ?何故その人物から話を聞こうとしない?何故言葉の真偽を確かめようとしない?」
「・・・・・・」
俺は彼女の言葉に被せるように指摘すると、虚を突かれた様に押し黙っていた。
「お前が信頼しているというのは、貴族という肩書きがある人物だからか?平民の言葉は全て嘘で、信じるに値しないとでも考えているのか?」
「ち、違う。そういう訳ではない・・・」
「では何故確かめようとしなかった?このテーブルには俺以外に2人、その状況を知っている者が居たんだぞ?」
「・・・・・・」
俺の指摘に彼女は、ばつの悪そうな表情を浮かべながら視線を逸らした。
「あんたら貴族は、同じ貴族からもたらされる都合の良い言葉は真実とし、平民からの都合の悪い言葉は嘘と吐き捨てる。そこに真偽なんて関係ない。だろ?」
「ち、違う。私は・・・」
言い淀む彼女は、不安な顔をしていた。俺の言葉に、何か思うことでもあったのかもしれない。ただ、勢いを無くす彼女を見てか、後ろに隠れていた連中が口を挟んできた。
「マ、マーガレット様!こんな平民の口八丁を真に受けてはいけません!」
「そうです!自分の罪を隠そうと、マーガレット様を混乱させようとしているだけです!」
「お気を確かに!正義はマーガレット様に有るのですから!」
必死になって自分達の正当性を主張している彼らに、彼女は判断しかねているようだった。
(俺の言葉に迷うとは、このマーガレット嬢はまだ見込みがあるな。単に真面目すぎるとも言えるが、彼女を上手いことこちら側に取り込めば、任務もスムーズにいくかもしれん)
そう頭の中で算段をつけると、彼女に一つの提案をすることにした。
「どうやらそっちの背中に隠れている連中もあとに引けないようだし、ここは一つ騎士らしく決闘で白黒つけようじゃないか?」
「け、決闘だと?何を?」
俺の提案に、彼女は怯えにも似た表情を浮かべていた。とはいえ、本当に刃を交えるようなことはさすがにしない。そんなことをしてしまえば、怪我をさせてしまう。
「心配するな。直接対峙するような決闘じゃない。互いの実力を計るゲームみたいなもんだ」
「ゲ、ゲームだと?」
「あぁ、魔力圧縮だ」
食堂の一角でようやく落ち着いて昼食を食べ始めると、4人掛けテーブルの対面に座るライトが真剣な表情をして、俺に感謝を伝えてきた。
「別に良いよ。俺はただ美味しく昼食を食べたかっただけだからな」
「それでも、ボクは助かりましたから・・・」
俺の返答に、はにかむ様な笑みを浮かべるライトは、どこからどうみても女の子にしか見えなかった。薄幸の美少女とでも言えば良いのだろうか、庇護欲をそそりそうな顔立ちをしているのだが、れっきとした男性なのだと、改めて3人で自己紹介した時に、悲しげな表情で言われてしまった。
彼は事前情報通り、剣武術コース唯一の平民で、実家は居住区でパン屋を営んでいるという。幼い頃から人一倍腕力があり、パン生地を捏ねるのに苦労したことはなかったと、笑いながら身の上話をしてくれた。
そんな彼の状況が一変したのは、やはり15歳の鑑定の儀の事で、類い稀な魔力量を見出だされ、学院の入学試験を受けさせられたのだという。
「あの、ライト君は大丈夫なんですか?その、剣武術コースでは平民が一人だけですから・・・」
一通り身の上話を聞き終えると、ロベリアは心配した面持ちでライトの状況を問うと、彼は苦笑いを浮かべながら重い口を開いた。
「大丈夫とは言い難いですね・・・先程ご覧になられたように、ボクはクラスで厄介者のように扱われていますから・・・」
「まぁ、そうだろうな」
彼の言葉に、俺は実感を込めて呟いた。さっきの様子から、とても快適な学院生活を送れるとは思えない。
「私は座学はアルさんとご一緒出来ますが、実技はそうではないですから・・・今から不安になってしまいますね」
彼の様子から今後の不安が増してしまったようで、ロベリアは暗い表情を落としてしまった。適当な事を言うのも良くないと考え、どうすべきか悩みつつも、時間は過ぎていった。
食事も済み、微妙な空気に包まれる俺達のテーブルの方へ、ある人物が近づいてきていた。
(ん?彼女は確か剣武術コース首席の・・・)
入学式で見た顔だと思いつつも、特に用は無い人物だったので気にしなかったのだが、俺達の前で立ち止まると、威圧的な声で話しかけてきた。
「少し良いか?」
「ダメだから帰れ」
彼女の言葉に被せ気味に返答してやると、呆気にとられたように押し黙った。そんな状況に、ロベリアとライトは青い顔をして震えているようだった。
彼女は少しして状況を認識したのか、怒りを堪えるように顔を真赤にしていた。彼女の背後には、純白のロングコートに隠れるように先程ライトと一悶着起こしていた生徒が取り巻きのように控えており、彼女の陰に隠れながらこちらを睨んでいる。
「入学式で知ってはいたが、本当に君は礼儀がなっていないようね」
「そりゃ誤解だ。俺は礼儀を向けるべき相手を選んでいるだけだ。必要なら敬語も使えるさ」
「なっ!!」
俺の言葉に、彼女は目を丸くする。それはこのテーブル周辺で事の成り行きを盗み見ている他の生徒達も同様で、俺のことをありえない存在とでもいうかのような視線を向けてきていた。
「ふ、ふん!平民だから貴族についての知識が無いのは仕方ないから教えてやろう。私はゼファー侯爵家の嫡子。つまり、次期侯爵となる者だ!」
気を取り直すように彼女は鼻息荒く息を吐くと、腕を組みながら見下すようにして名乗ってきた。そんな彼女に対し、俺は態度を変えることなく、ため息を吐きながら口を開いた。
「そりゃ予定だろ?何かあれば容易く覆る肩書で偉そうにされてもね・・・」
「んなっ!!グギギギ・・・」
次期当主の座というものは不変のものではない。例えば事故か何かで重傷を負い、騎士の称号が貰えなかったり、あるいは不祥事を起こして廃嫡されたり、もっと言えば、自分よりも優秀な兄妹が出てくれば、その座を奪われる。
それを彼女も十分理解しているからなのか、俺の言葉に悔しそうな表情を浮かべながら歯ぎしりまでしていた。せっかくの整った顔立ちも、苛立ちで歪むと醜いものだ。
「で、何の用なんだよ?」
このままだと一向に話が進まず、いたずらに時間だけが過ぎていくような気がしたので、こちらの方から用件を問いかけた。すると彼女は咳払いを一つして、真面目な表情を取り繕ってから口を開いた。
「聞くところによると、君は何もしていない彼らに対して、突然言い掛かりをつけて暴力を振るおうとしたそうじゃないか?」
彼女は背中に隠れている数人の同級生達が俺に見えるよう身体をずらし、まるで正義は自分に有るとでもいうような表情を浮かべていた。
「そう後ろの奴らに言われたのか?それで、あんたは何をしにきたんだ?」
「当然、彼らに謝罪させるために来た。素直に罪を認め、潔く頭を下げるならこれ以上問題を大きくすることはない。しかし、頑なに謝罪を拒むと言うのなら、こちらにも考えというものがーーー」
「俺は彼らが寄ってたかって一人のか弱い同級生を虐める姿に心を痛めてね、正義心に駆られて助けたんだ。君達が素直に自らの罪を認め、虚偽の話をした事と共にこちらに謝罪すれば、これ以上問題を大きくすることはないが、そうでない場合は・・・分かるだろう?」
俺は彼女の話を途中で遮ると、少し芝居がかったように大袈裟な身ぶり手振りを交えて彼らとの間に起こったことを話した。そして、彼女の発した言葉そのままに彼らに謝罪するように促した。ほんの僅かな殺気を添えて。
「「「っ!!!」」」
「よ、止さないか!!」
蛇に睨まれた蛙のようになってしまった彼らを庇うように彼女は一歩前に出ると、冷や汗を流しながらも俺の殺気に耐えていた。
「そうは言ってもな、今まさに俺は不当な言い掛かりを付けられているんだ。怒るのは当然だろ?何故止めないといけないんだ?」
「ふ、不当だと?こちらには多くの者達の証言があるのだぞ?言い逃れなど、騎士を目指すものとして見苦しいぞ!」
「多くの者達って、あんたの後ろに隠れている連中か?」
彼女の発言に、俺は鼻で笑いながら確認した。
「それだけじゃない。この食堂に居るほとんどの生徒達もだ!」
「はいはい、平民を見下している貴族の坊っちゃん連中ね」
「な、何だその馬鹿にしたような言い方は!」
俺の表現に、彼女は額に青筋を浮かべながら反論してきたが、俺は彼女のそんな様子を気にすること無くため息を吐いた。
「で、あんたはその連中の話を真に受けてここまで来たってことか。ご苦労なこった・・・」
「き、貴様・・・」
悔しげに歯を喰い縛る彼女に対して、俺は真剣な表情を浮かべて口を開いた。
「あんたは一方の主張しか聞いていないにも関わらず、それが真実であると断定しているようだが、何故だ?」
「ふん!君の入学式の言動を見れば、彼らの言葉の方が信頼できるとーーー」
「違う。ここには俺以外にも話を聞くべき人物が居るだろ?俺は一人の同級生が虐められているから助けたと言ったんだぞ?何故その人物から話を聞こうとしない?何故言葉の真偽を確かめようとしない?」
「・・・・・・」
俺は彼女の言葉に被せるように指摘すると、虚を突かれた様に押し黙っていた。
「お前が信頼しているというのは、貴族という肩書きがある人物だからか?平民の言葉は全て嘘で、信じるに値しないとでも考えているのか?」
「ち、違う。そういう訳ではない・・・」
「では何故確かめようとしなかった?このテーブルには俺以外に2人、その状況を知っている者が居たんだぞ?」
「・・・・・・」
俺の指摘に彼女は、ばつの悪そうな表情を浮かべながら視線を逸らした。
「あんたら貴族は、同じ貴族からもたらされる都合の良い言葉は真実とし、平民からの都合の悪い言葉は嘘と吐き捨てる。そこに真偽なんて関係ない。だろ?」
「ち、違う。私は・・・」
言い淀む彼女は、不安な顔をしていた。俺の言葉に、何か思うことでもあったのかもしれない。ただ、勢いを無くす彼女を見てか、後ろに隠れていた連中が口を挟んできた。
「マ、マーガレット様!こんな平民の口八丁を真に受けてはいけません!」
「そうです!自分の罪を隠そうと、マーガレット様を混乱させようとしているだけです!」
「お気を確かに!正義はマーガレット様に有るのですから!」
必死になって自分達の正当性を主張している彼らに、彼女は判断しかねているようだった。
(俺の言葉に迷うとは、このマーガレット嬢はまだ見込みがあるな。単に真面目すぎるとも言えるが、彼女を上手いことこちら側に取り込めば、任務もスムーズにいくかもしれん)
そう頭の中で算段をつけると、彼女に一つの提案をすることにした。
「どうやらそっちの背中に隠れている連中もあとに引けないようだし、ここは一つ騎士らしく決闘で白黒つけようじゃないか?」
「け、決闘だと?何を?」
俺の提案に、彼女は怯えにも似た表情を浮かべていた。とはいえ、本当に刃を交えるようなことはさすがにしない。そんなことをしてしまえば、怪我をさせてしまう。
「心配するな。直接対峙するような決闘じゃない。互いの実力を計るゲームみたいなもんだ」
「ゲ、ゲームだと?」
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