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出会い編
ジェシカ・ダイス 3
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発着所から車に乗せられて、僕達は王城の方へと移動した。色々想定していなかった出来事もあったが、今からダイス王国の女王陛下に謁見して、挨拶を行わなければならない。
移動の際にジェシカ殿下から、一緒の車両に乗ろうとお声を掛けられてしまい、状況を鑑みて、勇気を振り絞って同じ車に乗り込んだのだが、「膝の上に乗って良いぞ」などと僕を子供扱いしてくるのは困ってしまった。
殿下は悪気無く振る舞っているのは理解できるのだが、子供扱いされれば接触しても女性恐怖症が発症しないわけではないので、苦笑いを浮かべつつ何とかやり過ごそうとした。幸いにも僕と一緒に同行してくれたシュラムさんが上手に抑えてくれたので、事なきを得ることができた。
いっそのこと僕が女性恐怖症であることを伝えた方が良いのではと考えたのだが、それはシュラムさんから止められた。曰く、クルセイダーとして弱味を知られることは得策ではないという事だった。それが国内だけならいざ知らず、他国にも知れ渡ってしまうのは避けるべきだと指摘された。
そんなものかと納得して頷いた僕は、殿下に身体を触られようが、頭を撫でられようが、極力表情に感情を表さないよう、内心歯を食いしばって耐えているという状態だった。
しばらくして車はダイス王国の王城へと到着し、城に勤める使用人の方々が列を成して歓迎してくれている通路を歩きながら、ジェシカ殿下の案内で謁見の間へと通された。正直、王女殿下のやることなのかと疑問に思うのだが、ダイス王国の人々は殿下の行動に疑問を抱いていない様子だったので、この国では常識なのだろうと深く考えることは止めておいた。
ダイス王国の王城は、魔人族の平均的な身長に合わせて作られているようで、扉から廊下の幅、天井の高さや部屋の広さに至るまで、全てのものがドーラル王国のものよりも巨大に作られていた。その物珍しさに城内の様子をキョロキョロと見てしまったのだが、シュラムさんから小突かれて、「恥ずかしい振る舞いは止めろ!」と呆れを含んだ声で耳打ちされてしまった。
そんな僕の様子にジェシカ殿下は、微笑ましい表情を浮かべながら、「彼はまだ16歳なんだろう?子供なら好奇心旺盛なのが普通だ!気にすることはない」と笑い飛ばされてしまった。
そして謁見の間ーーー
「遠路はるばる、よくぞ我がダイス王国に来られた、ドーラル王国の方々!我がこのダイス王国女王、レイン・フォルマン・ダイスだ!」
「お初にお目にかかります、レイン・フォルマン・ダイス女王陛下。私はこの使節団の代表として派遣されました、シュラム・カークネルと申します。滞在中、貴国との友好関係をより確かなものとしたいと考えております。何卒、よろしくお願いします」
シュラムさんの口上に、後ろに控えている僕らは一斉に頭を下げた。事前に練習した動きでもあるので、一糸乱れず綺麗な動きになっているはずだ。
「よい!堅苦しい態度は不要だ!これから友好関係を構築しようというのだ、本音で接した方が互いの考え等も分かるというもの。そうではないか?」
「陛下がお望みとあらば、私達に否はございません」
女王陛下の問いかけに、シュラムさんは承諾の言葉を伝えると頭を上げた。それにつられるように、僕らも一斉に頭を上げる。事前に魔人族の人達は、豪放磊落な性格だと聞いていたが、一国の主である女王陛下も同様だったようだ。
陛下は耳に掛かるくらいの髪をしており、整った顔立ちをしているが、筋骨粒々としたその体格から、玉座にどっしりと座っていながらにして、これが女王の威厳なのかと、言い様のない圧力のようなものを感じる。
外見や言動から、この母親にしてあの殿下ありという感じで、2人が親子であるというのは異種族の僕の目から見ても一目瞭然だった。
「ところで、ジール・シュライザーというのは?」
女王陛下を観察していると、真っ直ぐこちらに視線を向けながら僕の名前を呼んできた。その力強い視線に、ジールという人物が誰か分からないと言う訳ではなく、早く挨拶しろと急かされているようだった。
「初めまして、女王陛下。私がジール・シュライザーでございます」
陛下からの呼び掛けに、小走りで列を離れてシュラムさんの隣に来ると、頭を下げながら挨拶をした。
「ほぅ、君が・・・報告は聞いているが、やはりこういった事は自分の目で確かめたいところだな」
陛下は僕を値踏みするような粘着質な視線を向けてきたあと、口許をつり上げながら発せられた言葉は、僕に何かをさせるような意味合いが込められていそうだった。
「陛下?ジールに何かご所望でしたでしょうか?」
そんな陛下の意を察したように、シュラムさんが確認するよう問いかけた。
「なに、本当に男性が具現化に至ったのか興味があるだけだ。それは、ここに居る我が国のクルセイダー達も同様でな。しかもジール殿は、具現化した武器の形状の変化も出来ると聞く。一つそれを私に見せてくれないか?」
陛下からの申し出に、僕は目を見開いて周囲の様子を伺った。この謁見の間には、陛下の他に、僕らを案内してきたジェシカ殿下や、ダイス王国のクルセイダーの皆さんが左右に整列して興味深げな視線を僕に向けてきている。
しかし、女王陛下のいる謁見の間で具現化をするのは、他国に対する戦線布告と見なされると聞いている。いくら陛下から見せてくれないか、と頼まれたところで、はい分かりましたと迂闊に行動するわけにはいかない。
そんな僕の心情を察してくれたようで、シュラムさんが代わりに声をあげてくれた。
「陛下。我々は使者とはいえ、さすがに他国の人間です。謁見の間での具現化は、そのまま戦争開始の口実にもなりかねません。彼の具現化をご所望でしたら、場所を改めた方がよろしいかと」
「ははは!心配無用だ!この場で何が起ころうと、貴殿らや貴国に責任を追求するようなことはしない!それはダイス王国女王陛下である我が約束しよう!なんなら、文書にしてもよい!」
「・・・分かりました。そこまで確約していただけるのでしたら・・・」
陛下の言葉にシュラムさんは、僕の方を見て小さく頷いてきた。それはつまり、この場で具現化と形状変化を披露しろと言うことだ。
「では・・・失礼します」
僕は少し前に進み出て、自分の具現化を見せやすい位置で一礼すると、意識を集中させて具現化を行った。
「おぉ~!やはり報告は本当だったか!」
僕の手に現れた純白の刀を目にした陛下は、感嘆の声を漏らした。そして、周りで見ているダイス王国のクルセイダーの人達も、近くの人と何かを話しているようで、辺りは騒然となってしまった。
「静かにせよ!それでジール殿、その状態から形状を変化させられるということで間違いないな?」
騒がしくなってしまった状況に陛下が声を上げると、喧騒は一瞬で静寂となった。続いて陛下は改めて僕に具現化した武器の形状を変化出来るかを問いかけてきた。
「はい。間違いございません。では、今からこの剣を弓にいたします・・・換装!」
「お・・・おぉぉぉ!!」
僕の発声と共に、手にしていた剣が弓へと変化し、同時に薄い水色に色づいた。その様子に、陛下は先程よりも感動したような表情で声を上げていた。
「す、凄い・・・」
「本当に形が変わったわね・・・」
「具現化した武器の色が変わっているわ。イメージが固定してないということ?」
「それじゃあ強度が脆くなってしまうだろ?それで老成体を撃退できるのか?」
僕が具現化した武器を変化させると、それを見ていた周りのクルセイダー達が次々と感想を述べていた。中には、変化させた武器の強度に疑問を抱く声もあり、辺りはまたも騒然としてしまう。
そんな状況の中、更に陛下は爆弾発言をしてきた。
「ふむ、ジール殿。ひとつその弓の威力を見せてもらえないか?」
「い、威力をですか?し、しかしどうやって・・・」
「簡単だ!あちらの壁に向かって矢を射れば良い!」
「・・・えっ?」
陛下は左手にある壁を指差し、当然というような表情でとんでもない事を言い出してきた。さすがに王城を破壊して良いものかと困惑していると、僕の肩にシュラムさんが手を置いて、小さく息を吐き出しながら指示してきた。
「女王陛下のご命令だ。ジール。気にせずやってしまえ」
「わ、分かりました」
半ば諦めたような口調で指示をしてくるシュラムさんに、僕も意を決した。そんなやり取りをしている内に、左側に整列していたクルセイダーの皆さんは壁から退避し、既に様子を観戦するような場所に移動していた。
「遠慮はいらん!城を壊すつもりで、思いっきりやってみよ!」
僕が指示された壁の方へ向くと、ダメ押しとばかりに陛下から全力でするように命令されてしまった。ここまでくれば中途半端な事はできないと考え、弓を構えながら謁見の間の壁を吹き飛ばすような矢のイメージを浮かべた。
すると、以前老成体の腕を吹き飛ばした凶悪な姿の矢が現れ、それを弓につがえて引き絞る。更にそこに、この壁を壊す明確な意思を乗せて。
「いきます・・・っ!」
『ドゴンッ!!』
「「「・・・・・・」」」
呼吸を止めて狙いを定め、矢を放つ。すると、轟音と共に壁が消し飛び、そのまま矢は空の彼方へと飛んでいった。そして、大穴が空いて外の景色が良く見えるようになってしまった謁見の間は、陛下を始め誰も声を上げすに穴を見つめており、異様な静寂に包まれてしまった。そんな雰囲気に僕は、何か間違ったことでもしてしまったのだろうかと不安になってしまった。
移動の際にジェシカ殿下から、一緒の車両に乗ろうとお声を掛けられてしまい、状況を鑑みて、勇気を振り絞って同じ車に乗り込んだのだが、「膝の上に乗って良いぞ」などと僕を子供扱いしてくるのは困ってしまった。
殿下は悪気無く振る舞っているのは理解できるのだが、子供扱いされれば接触しても女性恐怖症が発症しないわけではないので、苦笑いを浮かべつつ何とかやり過ごそうとした。幸いにも僕と一緒に同行してくれたシュラムさんが上手に抑えてくれたので、事なきを得ることができた。
いっそのこと僕が女性恐怖症であることを伝えた方が良いのではと考えたのだが、それはシュラムさんから止められた。曰く、クルセイダーとして弱味を知られることは得策ではないという事だった。それが国内だけならいざ知らず、他国にも知れ渡ってしまうのは避けるべきだと指摘された。
そんなものかと納得して頷いた僕は、殿下に身体を触られようが、頭を撫でられようが、極力表情に感情を表さないよう、内心歯を食いしばって耐えているという状態だった。
しばらくして車はダイス王国の王城へと到着し、城に勤める使用人の方々が列を成して歓迎してくれている通路を歩きながら、ジェシカ殿下の案内で謁見の間へと通された。正直、王女殿下のやることなのかと疑問に思うのだが、ダイス王国の人々は殿下の行動に疑問を抱いていない様子だったので、この国では常識なのだろうと深く考えることは止めておいた。
ダイス王国の王城は、魔人族の平均的な身長に合わせて作られているようで、扉から廊下の幅、天井の高さや部屋の広さに至るまで、全てのものがドーラル王国のものよりも巨大に作られていた。その物珍しさに城内の様子をキョロキョロと見てしまったのだが、シュラムさんから小突かれて、「恥ずかしい振る舞いは止めろ!」と呆れを含んだ声で耳打ちされてしまった。
そんな僕の様子にジェシカ殿下は、微笑ましい表情を浮かべながら、「彼はまだ16歳なんだろう?子供なら好奇心旺盛なのが普通だ!気にすることはない」と笑い飛ばされてしまった。
そして謁見の間ーーー
「遠路はるばる、よくぞ我がダイス王国に来られた、ドーラル王国の方々!我がこのダイス王国女王、レイン・フォルマン・ダイスだ!」
「お初にお目にかかります、レイン・フォルマン・ダイス女王陛下。私はこの使節団の代表として派遣されました、シュラム・カークネルと申します。滞在中、貴国との友好関係をより確かなものとしたいと考えております。何卒、よろしくお願いします」
シュラムさんの口上に、後ろに控えている僕らは一斉に頭を下げた。事前に練習した動きでもあるので、一糸乱れず綺麗な動きになっているはずだ。
「よい!堅苦しい態度は不要だ!これから友好関係を構築しようというのだ、本音で接した方が互いの考え等も分かるというもの。そうではないか?」
「陛下がお望みとあらば、私達に否はございません」
女王陛下の問いかけに、シュラムさんは承諾の言葉を伝えると頭を上げた。それにつられるように、僕らも一斉に頭を上げる。事前に魔人族の人達は、豪放磊落な性格だと聞いていたが、一国の主である女王陛下も同様だったようだ。
陛下は耳に掛かるくらいの髪をしており、整った顔立ちをしているが、筋骨粒々としたその体格から、玉座にどっしりと座っていながらにして、これが女王の威厳なのかと、言い様のない圧力のようなものを感じる。
外見や言動から、この母親にしてあの殿下ありという感じで、2人が親子であるというのは異種族の僕の目から見ても一目瞭然だった。
「ところで、ジール・シュライザーというのは?」
女王陛下を観察していると、真っ直ぐこちらに視線を向けながら僕の名前を呼んできた。その力強い視線に、ジールという人物が誰か分からないと言う訳ではなく、早く挨拶しろと急かされているようだった。
「初めまして、女王陛下。私がジール・シュライザーでございます」
陛下からの呼び掛けに、小走りで列を離れてシュラムさんの隣に来ると、頭を下げながら挨拶をした。
「ほぅ、君が・・・報告は聞いているが、やはりこういった事は自分の目で確かめたいところだな」
陛下は僕を値踏みするような粘着質な視線を向けてきたあと、口許をつり上げながら発せられた言葉は、僕に何かをさせるような意味合いが込められていそうだった。
「陛下?ジールに何かご所望でしたでしょうか?」
そんな陛下の意を察したように、シュラムさんが確認するよう問いかけた。
「なに、本当に男性が具現化に至ったのか興味があるだけだ。それは、ここに居る我が国のクルセイダー達も同様でな。しかもジール殿は、具現化した武器の形状の変化も出来ると聞く。一つそれを私に見せてくれないか?」
陛下からの申し出に、僕は目を見開いて周囲の様子を伺った。この謁見の間には、陛下の他に、僕らを案内してきたジェシカ殿下や、ダイス王国のクルセイダーの皆さんが左右に整列して興味深げな視線を僕に向けてきている。
しかし、女王陛下のいる謁見の間で具現化をするのは、他国に対する戦線布告と見なされると聞いている。いくら陛下から見せてくれないか、と頼まれたところで、はい分かりましたと迂闊に行動するわけにはいかない。
そんな僕の心情を察してくれたようで、シュラムさんが代わりに声をあげてくれた。
「陛下。我々は使者とはいえ、さすがに他国の人間です。謁見の間での具現化は、そのまま戦争開始の口実にもなりかねません。彼の具現化をご所望でしたら、場所を改めた方がよろしいかと」
「ははは!心配無用だ!この場で何が起ころうと、貴殿らや貴国に責任を追求するようなことはしない!それはダイス王国女王陛下である我が約束しよう!なんなら、文書にしてもよい!」
「・・・分かりました。そこまで確約していただけるのでしたら・・・」
陛下の言葉にシュラムさんは、僕の方を見て小さく頷いてきた。それはつまり、この場で具現化と形状変化を披露しろと言うことだ。
「では・・・失礼します」
僕は少し前に進み出て、自分の具現化を見せやすい位置で一礼すると、意識を集中させて具現化を行った。
「おぉ~!やはり報告は本当だったか!」
僕の手に現れた純白の刀を目にした陛下は、感嘆の声を漏らした。そして、周りで見ているダイス王国のクルセイダーの人達も、近くの人と何かを話しているようで、辺りは騒然となってしまった。
「静かにせよ!それでジール殿、その状態から形状を変化させられるということで間違いないな?」
騒がしくなってしまった状況に陛下が声を上げると、喧騒は一瞬で静寂となった。続いて陛下は改めて僕に具現化した武器の形状を変化出来るかを問いかけてきた。
「はい。間違いございません。では、今からこの剣を弓にいたします・・・換装!」
「お・・・おぉぉぉ!!」
僕の発声と共に、手にしていた剣が弓へと変化し、同時に薄い水色に色づいた。その様子に、陛下は先程よりも感動したような表情で声を上げていた。
「す、凄い・・・」
「本当に形が変わったわね・・・」
「具現化した武器の色が変わっているわ。イメージが固定してないということ?」
「それじゃあ強度が脆くなってしまうだろ?それで老成体を撃退できるのか?」
僕が具現化した武器を変化させると、それを見ていた周りのクルセイダー達が次々と感想を述べていた。中には、変化させた武器の強度に疑問を抱く声もあり、辺りはまたも騒然としてしまう。
そんな状況の中、更に陛下は爆弾発言をしてきた。
「ふむ、ジール殿。ひとつその弓の威力を見せてもらえないか?」
「い、威力をですか?し、しかしどうやって・・・」
「簡単だ!あちらの壁に向かって矢を射れば良い!」
「・・・えっ?」
陛下は左手にある壁を指差し、当然というような表情でとんでもない事を言い出してきた。さすがに王城を破壊して良いものかと困惑していると、僕の肩にシュラムさんが手を置いて、小さく息を吐き出しながら指示してきた。
「女王陛下のご命令だ。ジール。気にせずやってしまえ」
「わ、分かりました」
半ば諦めたような口調で指示をしてくるシュラムさんに、僕も意を決した。そんなやり取りをしている内に、左側に整列していたクルセイダーの皆さんは壁から退避し、既に様子を観戦するような場所に移動していた。
「遠慮はいらん!城を壊すつもりで、思いっきりやってみよ!」
僕が指示された壁の方へ向くと、ダメ押しとばかりに陛下から全力でするように命令されてしまった。ここまでくれば中途半端な事はできないと考え、弓を構えながら謁見の間の壁を吹き飛ばすような矢のイメージを浮かべた。
すると、以前老成体の腕を吹き飛ばした凶悪な姿の矢が現れ、それを弓につがえて引き絞る。更にそこに、この壁を壊す明確な意思を乗せて。
「いきます・・・っ!」
『ドゴンッ!!』
「「「・・・・・・」」」
呼吸を止めて狙いを定め、矢を放つ。すると、轟音と共に壁が消し飛び、そのまま矢は空の彼方へと飛んでいった。そして、大穴が空いて外の景色が良く見えるようになってしまった謁見の間は、陛下を始め誰も声を上げすに穴を見つめており、異様な静寂に包まれてしまった。そんな雰囲気に僕は、何か間違ったことでもしてしまったのだろうかと不安になってしまった。
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