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留学編
威力偵察 4
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「くそったれ!!側面から強引に突破し、各自散開して撤退するぞ!!」
カウディザスターとピッグディザスターの老成体に挟撃されようとしている現状に、ジェシカ様が声を荒げて指示を飛ばす。
「しかし殿下!それでは戦力を分散してしまい、最悪の場合は各個撃破され、多くの犠牲者が出る可能性がーーー」
「老成体を2体相手に、この人員で損害無く帰還するのは不可能だ!ならば、少しでも多く生き残れる可能性に賭けるしかない!オレが奴等の注意を引き付けるから、お前らは全力で撤退しろ!!」
「っ!殿下を見捨てることなど、出来ようはずがありません!私もお供いたします!!」
「私もです、殿下!」
ジェシカ様の指示に異論を唱えたのは、ダイス王国のクルセイダー達だった。撤退しようとしていた皆さんは後方からの老成体の出現により、今や一所に集まるようにして居場所を制限されてしまっている。そんな彼女達を諭すようにジェシカ様は言葉を続けるが、その指示を拒否するようにダイス王国の方々は確固たる決意をその瞳に宿しているようだった。
(ジェシカ様は随分と慕われているんだな。確かに面倒見が良さそうだし、いざとなると頼りになる人だからだろうな)
皆さんのやり取りを聞きながら、そんな考えが頭に浮かんだ。そんなジェシカ様を、こんなところで失うわけにはいかないと、僕は盾を維持したまま目を閉じ、小さく息を吐き出しながら意識を集中し直した。
そして目を見開き、前を向いたままの状態で背後の皆さんに語りかけた。
「皆さん、退路は僕が開きます!準備してください!!」
「ジール殿!?何をっ!?」
僕の叫び声に、ジェシカ様が驚きと疑問の声を上げるが、それに構わず僕は続けた。
「今からカウディザスター達の群れの方に突破口を作るので、挟撃される前にそこから離脱してください!!」
「「「・・・・・・」」」
僕の言葉に、周りにいる皆さんはどうしていいか分からないといった様子で、困惑したような声を漏らしていた。ただ、残念ながらこの状況で、僕がやろうとしている詳細な内容まで説明しているような時間も、そちらに思考を割く器用さもない。今まで鍛練などで培ってきた技術をここに集約させて実現する必要があるため、他の事に意識を回す余裕がないのだ。
「ふぅ・・・いきますよっ!!」
一度大きく深呼吸をした僕は、そう皆さんに告げると、巨大な盾を維持したまま弓を手元に具現化させた。
「なっ!?2つの具現化を同時に行った??」
驚愕の声を漏らすジェシカ様だったが、今の僕に反応する余裕は無かった。とにかく少しでも気を抜くと、2つの具現化が一気に解除されてしまいそうなほど、微妙なバランスの上に成り立っているからだ。
(くっ!!もっとアルマエナジーを込めないと・・・)
歯を喰い縛り、脂汗が額から止めどなく流れているのを感じながら、僕は更に集中して弓を引き絞っていく。やがて周りの景色は色褪せて見え、前方に悠然と構えている老成体の姿と、自分自身の心臓の鼓動が、やけにうるさく聞こえてきた。
そして、今の自分が制御できる限界まで矢にアルマエナジーを注ぎ込むと、水色の弓矢自体が発光するように輝きだした。
『ブルゥゥゥ!!!』
そんな状況に、目の前の老成体は威嚇するような咆哮を上げると、一段と具現化している角の量を増やし、こちらへと放ってきていた。
「ーーーしっ!!!!」
その具現化した角の濃密な攻撃が盾に着弾する寸前、僕は弓を放った。
『ーーーーーーーーーーー』
「「「・・・・・・」」」
僕の目に映ったのは、一筋の水色の光の閃光だった。全てを置き去りにするような速さで矢は地平の彼方へと消えていき、その数瞬後、矢の後を追うように周辺の空気をも巻き込むようにして突風が起きた。
その突風は、周辺に居たカウディザスターを巻き込んで彼方へと吹き飛ばし、奥に居た巨大な老成体は、4本の足を残して、上部の身体は跡形もなく消え去っていた。
そのあまりの光景に、背後からは息を呑むような雰囲気が感じられたが、短時間であまりにも大量のアルマエナジーを消費した後遺症か、僕の視界は急に暗転し、頭の中が真っ白になってしまった。
「ジール殿っ!!」
意識を手放す寸前、僕の耳に聞こえてきたのは、焦りの声音が混じった、ジェシカ様の僕の名前を呼ぶ声だった。
◆
side ジェシカ・ダイス
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。ジール殿からの突然の言葉に、オレは判断を決めかねていた。
老成体2体に挟撃される形となってしまった状況で、全員の帰還は困難と考えたオレは、部隊を散開させて撤退させることで、少しでも生存率を上げる方針を取ろうとした。そんなオレの方針に、真っ向から待ったを掛けてきたジール殿は、こともあろうに全く異なる武具を同時に具現化することで、この窮地を救って見せたのだ。
しかもその威力は、以前にオレとの試合で見せたものとはまるで異なり、たったの一撃でもって、老成体とそれが率いていた群れごと屠って見せたのだった。
あり得ない光景にオレの思考は停止して、目の前で起きた出来事だというのに理解するのを拒否してしまった。しかし、そんな非現実的な思考から急に現実へと引き戻されたのは、ジール殿の具現化した盾と弓が消失し、ゆっくりと身体が後ろに倒れ始めた時だった。
「ジール殿っ!!」
瞬間、オレは彼の身体を支えるべく駆け出し、ギリギリ地面に背中が着く前に抱き止めることが出来た。安堵しつつもジール殿の顔を覗き込むと、荒い呼吸をしながら、額から汗をびっしょりと流していた。
「無理をさせてしまってすまない・・・」
そんなジール殿に、オレは聞こえていないとは分かっていても謝罪の言葉を伝えずにはいられなかった。あれほどジール殿を守ってみせると自分に誓ったというのに、結果はこの様だ。彼はオレだけではなく、部隊全員の危機を救ったのだ。
オレの腕の中で荒い呼吸を繰り返す彼の姿に、感謝と敬意、そしてこれ以上ないほどの愛しさが込み上げてきたが、今はそんな感情に浸っている暇はない。
「全体!ジール殿が作ってくれた退路に向かって全速前進!!包囲を抜けてこの場から撤退する!!」
「「「・・・っ!はっ!!」」」
オレの命令に少しだけ間があったが、確かな返事が聞こえてきた。それも致し方ないだろう。老成体に挟撃されるという絶体絶命の状況に陥ったと思えば、本来は弱者とされてきた男性に窮地を救われたのだ。しかも今まで見たことがないような技術と威力を目の当たりにし、自分の理解が追い付いていないのだろう。
ある程度ジール殿の実力を把握していたオレでさえ驚愕しているんだ。今まで関わりなく、話だけでしか聞いていなかった者達では、その衝撃の度合いが全く異なるのは明白だ。とはいえ、今はそんな事よりも撤退を優先すべきだ。
「オレに続け!!行くぞ!!」
そうしてオレは気を失っているジール殿を横向きに抱え上げると、部隊を引き連れてこの場から離脱したのだった。幸いだったのは、後続のピッグディザスター達が深追いしてこず、それほど労せずして撤退することが出来た事だった。ただそれは、安心できる要素では全く無い。むしろこちらの戦力を警戒しての動きだったとすれば、オレ達が相対することになるミュータント・1とは、どれほどの知能と戦略を有しているか、考えるだけでも恐ろしい相手ということになる。
(これは・・・厳しい戦いになる)
オレは心の中で、弱気な本音を吐露していた。そして今回の威力偵察で、ジール殿が人類の希望の光になり得ると実感した。それは、あの光景を見ていた全てのクルセイダー達も同意見だろう。彼の実力なくして、ミュータント・1と戦えるとは思えない。
しかしそれは、ジール殿を最も危険な戦場に配置する必要があるということだ。彼はオレ達を守るためにこれほどの無茶をしたのだ。ともすれば、その戦場で命を失う可能性も十分に考えられる。
(オレは・・・ジール殿を失いたくない!!どうすれば・・・)
戦場に私情を持ち込むのはもっての外だと理解しているが、感情が追い付かなかった。オレ一人では決めかねる事態に、みんなとの相談の必要性を感じていた。
「くそっ!ミュータント・1さえ現れなければ・・・」
どうにもならない現実に、オレは悔しさに毒づきながら、拠点を目指して疾走したのだった。
カウディザスターとピッグディザスターの老成体に挟撃されようとしている現状に、ジェシカ様が声を荒げて指示を飛ばす。
「しかし殿下!それでは戦力を分散してしまい、最悪の場合は各個撃破され、多くの犠牲者が出る可能性がーーー」
「老成体を2体相手に、この人員で損害無く帰還するのは不可能だ!ならば、少しでも多く生き残れる可能性に賭けるしかない!オレが奴等の注意を引き付けるから、お前らは全力で撤退しろ!!」
「っ!殿下を見捨てることなど、出来ようはずがありません!私もお供いたします!!」
「私もです、殿下!」
ジェシカ様の指示に異論を唱えたのは、ダイス王国のクルセイダー達だった。撤退しようとしていた皆さんは後方からの老成体の出現により、今や一所に集まるようにして居場所を制限されてしまっている。そんな彼女達を諭すようにジェシカ様は言葉を続けるが、その指示を拒否するようにダイス王国の方々は確固たる決意をその瞳に宿しているようだった。
(ジェシカ様は随分と慕われているんだな。確かに面倒見が良さそうだし、いざとなると頼りになる人だからだろうな)
皆さんのやり取りを聞きながら、そんな考えが頭に浮かんだ。そんなジェシカ様を、こんなところで失うわけにはいかないと、僕は盾を維持したまま目を閉じ、小さく息を吐き出しながら意識を集中し直した。
そして目を見開き、前を向いたままの状態で背後の皆さんに語りかけた。
「皆さん、退路は僕が開きます!準備してください!!」
「ジール殿!?何をっ!?」
僕の叫び声に、ジェシカ様が驚きと疑問の声を上げるが、それに構わず僕は続けた。
「今からカウディザスター達の群れの方に突破口を作るので、挟撃される前にそこから離脱してください!!」
「「「・・・・・・」」」
僕の言葉に、周りにいる皆さんはどうしていいか分からないといった様子で、困惑したような声を漏らしていた。ただ、残念ながらこの状況で、僕がやろうとしている詳細な内容まで説明しているような時間も、そちらに思考を割く器用さもない。今まで鍛練などで培ってきた技術をここに集約させて実現する必要があるため、他の事に意識を回す余裕がないのだ。
「ふぅ・・・いきますよっ!!」
一度大きく深呼吸をした僕は、そう皆さんに告げると、巨大な盾を維持したまま弓を手元に具現化させた。
「なっ!?2つの具現化を同時に行った??」
驚愕の声を漏らすジェシカ様だったが、今の僕に反応する余裕は無かった。とにかく少しでも気を抜くと、2つの具現化が一気に解除されてしまいそうなほど、微妙なバランスの上に成り立っているからだ。
(くっ!!もっとアルマエナジーを込めないと・・・)
歯を喰い縛り、脂汗が額から止めどなく流れているのを感じながら、僕は更に集中して弓を引き絞っていく。やがて周りの景色は色褪せて見え、前方に悠然と構えている老成体の姿と、自分自身の心臓の鼓動が、やけにうるさく聞こえてきた。
そして、今の自分が制御できる限界まで矢にアルマエナジーを注ぎ込むと、水色の弓矢自体が発光するように輝きだした。
『ブルゥゥゥ!!!』
そんな状況に、目の前の老成体は威嚇するような咆哮を上げると、一段と具現化している角の量を増やし、こちらへと放ってきていた。
「ーーーしっ!!!!」
その具現化した角の濃密な攻撃が盾に着弾する寸前、僕は弓を放った。
『ーーーーーーーーーーー』
「「「・・・・・・」」」
僕の目に映ったのは、一筋の水色の光の閃光だった。全てを置き去りにするような速さで矢は地平の彼方へと消えていき、その数瞬後、矢の後を追うように周辺の空気をも巻き込むようにして突風が起きた。
その突風は、周辺に居たカウディザスターを巻き込んで彼方へと吹き飛ばし、奥に居た巨大な老成体は、4本の足を残して、上部の身体は跡形もなく消え去っていた。
そのあまりの光景に、背後からは息を呑むような雰囲気が感じられたが、短時間であまりにも大量のアルマエナジーを消費した後遺症か、僕の視界は急に暗転し、頭の中が真っ白になってしまった。
「ジール殿っ!!」
意識を手放す寸前、僕の耳に聞こえてきたのは、焦りの声音が混じった、ジェシカ様の僕の名前を呼ぶ声だった。
◆
side ジェシカ・ダイス
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。ジール殿からの突然の言葉に、オレは判断を決めかねていた。
老成体2体に挟撃される形となってしまった状況で、全員の帰還は困難と考えたオレは、部隊を散開させて撤退させることで、少しでも生存率を上げる方針を取ろうとした。そんなオレの方針に、真っ向から待ったを掛けてきたジール殿は、こともあろうに全く異なる武具を同時に具現化することで、この窮地を救って見せたのだ。
しかもその威力は、以前にオレとの試合で見せたものとはまるで異なり、たったの一撃でもって、老成体とそれが率いていた群れごと屠って見せたのだった。
あり得ない光景にオレの思考は停止して、目の前で起きた出来事だというのに理解するのを拒否してしまった。しかし、そんな非現実的な思考から急に現実へと引き戻されたのは、ジール殿の具現化した盾と弓が消失し、ゆっくりと身体が後ろに倒れ始めた時だった。
「ジール殿っ!!」
瞬間、オレは彼の身体を支えるべく駆け出し、ギリギリ地面に背中が着く前に抱き止めることが出来た。安堵しつつもジール殿の顔を覗き込むと、荒い呼吸をしながら、額から汗をびっしょりと流していた。
「無理をさせてしまってすまない・・・」
そんなジール殿に、オレは聞こえていないとは分かっていても謝罪の言葉を伝えずにはいられなかった。あれほどジール殿を守ってみせると自分に誓ったというのに、結果はこの様だ。彼はオレだけではなく、部隊全員の危機を救ったのだ。
オレの腕の中で荒い呼吸を繰り返す彼の姿に、感謝と敬意、そしてこれ以上ないほどの愛しさが込み上げてきたが、今はそんな感情に浸っている暇はない。
「全体!ジール殿が作ってくれた退路に向かって全速前進!!包囲を抜けてこの場から撤退する!!」
「「「・・・っ!はっ!!」」」
オレの命令に少しだけ間があったが、確かな返事が聞こえてきた。それも致し方ないだろう。老成体に挟撃されるという絶体絶命の状況に陥ったと思えば、本来は弱者とされてきた男性に窮地を救われたのだ。しかも今まで見たことがないような技術と威力を目の当たりにし、自分の理解が追い付いていないのだろう。
ある程度ジール殿の実力を把握していたオレでさえ驚愕しているんだ。今まで関わりなく、話だけでしか聞いていなかった者達では、その衝撃の度合いが全く異なるのは明白だ。とはいえ、今はそんな事よりも撤退を優先すべきだ。
「オレに続け!!行くぞ!!」
そうしてオレは気を失っているジール殿を横向きに抱え上げると、部隊を引き連れてこの場から離脱したのだった。幸いだったのは、後続のピッグディザスター達が深追いしてこず、それほど労せずして撤退することが出来た事だった。ただそれは、安心できる要素では全く無い。むしろこちらの戦力を警戒しての動きだったとすれば、オレ達が相対することになるミュータント・1とは、どれほどの知能と戦略を有しているか、考えるだけでも恐ろしい相手ということになる。
(これは・・・厳しい戦いになる)
オレは心の中で、弱気な本音を吐露していた。そして今回の威力偵察で、ジール殿が人類の希望の光になり得ると実感した。それは、あの光景を見ていた全てのクルセイダー達も同意見だろう。彼の実力なくして、ミュータント・1と戦えるとは思えない。
しかしそれは、ジール殿を最も危険な戦場に配置する必要があるということだ。彼はオレ達を守るためにこれほどの無茶をしたのだ。ともすれば、その戦場で命を失う可能性も十分に考えられる。
(オレは・・・ジール殿を失いたくない!!どうすれば・・・)
戦場に私情を持ち込むのはもっての外だと理解しているが、感情が追い付かなかった。オレ一人では決めかねる事態に、みんなとの相談の必要性を感じていた。
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