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留学編
作戦会議 5
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「以上が今作戦の具体的な内容だ!皆には主にミュータント・1が操る害獣の足止めに専念してもらうということになるが、その中には老成体も複数存在していることが確認されている!気を引き締め、必ず生きて帰ってくるように肝に銘じろ!!」
「「「はっ!!!」」」
夕刻、王都にある駐屯地の広大な修練場に特設の舞台が設置されており、その上でジェシカ様から今回の作戦における具体的な内容が、作戦に参加するクルセイダー達に公表された。何故この国の王女殿下であるキャンベル様では無いのかと言えば、単純にジェシカ様の方が身体が大きくて注目を浴びやすく、声も後ろまで届くほど大きかったという理由からだった。
各国には既に、午前中の内に作戦内容の文書が届けられており、5カ国の女王陛下からの承認も済んでいる。内容を見た文官の中には渋い顔をした者も居ると聞くが、明確に反対の声を上げるものは居なかったということだ。
この修練場には約300人ものクルセイダーが隊列を成しているが、その大多数はドーラル王国のクルセイダーだ。
他の国についてはそれぞれ10人程度が参加しているが、多くは自国で情報の共有がなされるということだ。今回こうして集会を開いて周知を行ったのは、士気高揚を図るのが主な目的と、もう一つの理由があった。
「ではここで、本作戦の要であるジール・シュライザーを紹介します!」
ジェシカ様の話が終わり、壇上から降りてくると、入れ替わるようにしてキャンベル様が壇上に登られた。そこで僕の方へ手を向けながら声を掛けられたので、緊張を解すように小さく息を吐き出すと、僕も壇上へと登った。
「ジール・シュライザーです!今作戦では、私がミュータント・1への止めの役目を担っておりますが、皆さん、私の実力に懐疑的な思いを抱いている方が多いと思います。そこでこの場をお借りして、皆さんを安心させるべく、デモンストレーションの許可を頂きました!」
もちろん自分からお願いしたわけではなく、予め王女殿下達から台本と共に頼まれていたものだ。
僕の言葉に、整列しているクルセイダー達から困惑の声がざわざわと聞こえてくるが、それに構わずキャンベル様は話を続けた。
「この舞台から右手奥に、ダイス王国の特殊なコンクリート技術で作られた標的を準備した!」
そう言ってキャンベル様が手を指し示す先に、集まっているクルセイダーの皆さんも視線を移した。そこには一辺3m程ある立方体のコンクリート塊が鎮座していた。この修練場の雰囲気に対して明らかに異彩を放っているが、見るだけでもその強固さが伝わってくるものだった。
「先ずはあの標的がどれ程強固なのか、我が国の序列1位の力でもって皆に実感してもらいます!!」
キャンベル様がそう言うと、一人の女性が進み出て、コンクリートの塊の方へと歩み寄って行った。女性の制服の襟元には「Ⅰ」と記された紀章を着けており、キャンベル様の言葉通り、あの人が序列1位のクルセイダーなのだろう。
彼女はコンクリート塊の目の前で立ち止まると、具現化を行った。具現化武器にしては珍しく、鞘に収まったままの刀が腰に現れた。彼女は半身になり、腰を落として柄に手を添える。その雰囲気から、ここからでも集中力が研ぎ澄まされているのが分かるほどだった。
「ーーーシッ!!」
『ガギィィィィン!!!』
抜刀と共に目の前に鎮座しているコンクリート塊に向けて刀を抜き放つと、甲高い金属音が周囲に響いた。居合いという技術だと聞いたことがある。刀身を抜き放つ際に刃を鞘の中で走らせ、鯉口を斬る際に反動を利用して斬撃を加速させる技だ。かなりの技術を要求されるものだと聞いているし、その威力も普通に斬りつけるよりも数段上になるらしい。
しかし、そんな序列1位の放つ居合斬りでもっても、コンクリート塊には傷一つ付いていないようだった。その様子に、見守っていたクルセイダー達は小さくないどよめきを上げていた。漏れ聞こえてくるのは、「あの人の居合斬りで斬れないものがあるんだ」という、それまで培ってきた彼女の実力や評価を感じさせるものが大半だった。
「・・・ちっ」
完全にコンクリート塊に止められている格好になっている序列1位の彼女は、小さく舌打ちをすると具現化を解いてその場を離れ、整列していた隊列の方へと戻っていった。その様子から、ともすればあの人はコンクリート塊を斬るつもりだったのかもしれない。
(まぁ、この後に僕があれを破壊したとなれば、序列1位の面目が立たなくなるもんな・・・せめて斬り込みを入れるぐらいはしたかったのかもな・・・)
そんな事を考えていると、キャンベル様が声をあげた。
「今見てもらった通り、このコンクリート塊は滅多な攻撃力では傷一つも付かないほど頑強に出来ています。では、ジール・シュライザー!!」
「はっ!」
キャンベル様の言葉に僕は壇上を降りると、適度な距離を開けてコンクリート塊に向き合い、具現化で弓を出現させた。
更に意識を集中して、アルマエナジーを大量に込めた矢を出現させると、弦に弓を番えて引き絞る。そんな僕の一連の動作に、見ている皆さんから息を呑むような雰囲気が感じられた。それが疑心から来るものか、僕の実力を見極めようとするものかはわからないが、修練場は静寂に包まれた。
「ーーーっ!」
『ドパンッ!!!』
「「「っっっ!!!?」」」
コンクリート塊に狙いを定めると、息を吐ききった瞬間に矢を放った。すると、巨大なコンクリート塊は跡形も無く、木っ端微塵に粉砕され、その衝撃波で辺りに一陣の風が巻き起こった。やや上向きに放った矢は、その勢いを殺すこと無く真っ直ぐに突き進み、やがて空の雲を割って消えていった。その様子に、この場に集まっていた誰もが目を丸くしており、驚愕に声も出ないような表情を浮かべてるようだった。
「これがジール・シュライザーという者の実力です!!彼のこの力が、我らを勝利へと導くでしょう!!」
「「「・・・おぉぉぉぉぉ~!!!」」」
静まり返った修練場に、キャンベル様の声が響き渡った。一瞬の静寂の後、甲高い歓声がこの場を埋め尽くした。それが僕の実力を確認しての安堵の歓声かは分からないが、少なくとも当初殿下達が考えていたように、士気高揚にはなったのではないかと思えた。
あとは今後の予定の詳細を伝えて終了という時だった。壇上にはキャンベル様に変わってパピル様が書類を見ながら夢幻大地への出発日時や、作戦決行日などの連絡を一通り済ませたあと、とんでもない爆弾発言をしたのだ。
「そうそう、一応言っておくけど~、優良物件だからってジルジルに手を出しちゃダメだよ?彼にはもう国家公認の婚約者が居るんだから!!下手なことしたら、国家反逆罪で投獄だからね~!以上っ!!」
「っ!!?」
パピル様の発言に、にわかに周囲が騒然とした。「相手は誰だ?」といった声や、「やっぱり噂通り・・・」「残念」などと様々な声が聞こえる。中には「信じられないっ!」といった悲鳴じみたものまで聞こえてくるが、それは僕の方が言いたかった。
(えっ!?どういう事!?もしかして、勝手に婚約者を決められたってこと?女王陛下とあんな話までしたのに??)
混乱と焦燥で理解が追い付かず、思考が空転してしまうが、そんな僕にパピル様は悪戯っぽい笑みを浮かべたまま、この騒動を沈静化することもなく壇上を降りて来た。そして、僕とすれ違う瞬間、「こう言っておけば、変な虫も寄ってこないでしょ?」という言葉を残して、殿下達が整列している方へと行ってしまった。
どうやら今の発言は、僕の事を思ってのものだったらしい。僕の実力が世に知れ渡ることで、どこぞの勢力が接触を図ってこようとしないように、国家公認なんていう大仰な言葉を使って牽制したのだろう。
(確かにこう言っておけば、既に僕は国家の側の人間だというように見られる。僕が内乱の道具にされないようにと、色々考えて動いてくれたんだろうな)
もしかしたら、予め殿下達の間でそう公表しようと取り決めていたのだろう。良く見れば、殿下達には驚きの表情が見えなかった。ただ、だとしたら僕にも教えておいて欲しかった。そんな想いを込めた視線を殿下達に向けたのだが、皆さんはニッコリと微笑むだけで、すげなく躱されてしまったようだった。
「「「はっ!!!」」」
夕刻、王都にある駐屯地の広大な修練場に特設の舞台が設置されており、その上でジェシカ様から今回の作戦における具体的な内容が、作戦に参加するクルセイダー達に公表された。何故この国の王女殿下であるキャンベル様では無いのかと言えば、単純にジェシカ様の方が身体が大きくて注目を浴びやすく、声も後ろまで届くほど大きかったという理由からだった。
各国には既に、午前中の内に作戦内容の文書が届けられており、5カ国の女王陛下からの承認も済んでいる。内容を見た文官の中には渋い顔をした者も居ると聞くが、明確に反対の声を上げるものは居なかったということだ。
この修練場には約300人ものクルセイダーが隊列を成しているが、その大多数はドーラル王国のクルセイダーだ。
他の国についてはそれぞれ10人程度が参加しているが、多くは自国で情報の共有がなされるということだ。今回こうして集会を開いて周知を行ったのは、士気高揚を図るのが主な目的と、もう一つの理由があった。
「ではここで、本作戦の要であるジール・シュライザーを紹介します!」
ジェシカ様の話が終わり、壇上から降りてくると、入れ替わるようにしてキャンベル様が壇上に登られた。そこで僕の方へ手を向けながら声を掛けられたので、緊張を解すように小さく息を吐き出すと、僕も壇上へと登った。
「ジール・シュライザーです!今作戦では、私がミュータント・1への止めの役目を担っておりますが、皆さん、私の実力に懐疑的な思いを抱いている方が多いと思います。そこでこの場をお借りして、皆さんを安心させるべく、デモンストレーションの許可を頂きました!」
もちろん自分からお願いしたわけではなく、予め王女殿下達から台本と共に頼まれていたものだ。
僕の言葉に、整列しているクルセイダー達から困惑の声がざわざわと聞こえてくるが、それに構わずキャンベル様は話を続けた。
「この舞台から右手奥に、ダイス王国の特殊なコンクリート技術で作られた標的を準備した!」
そう言ってキャンベル様が手を指し示す先に、集まっているクルセイダーの皆さんも視線を移した。そこには一辺3m程ある立方体のコンクリート塊が鎮座していた。この修練場の雰囲気に対して明らかに異彩を放っているが、見るだけでもその強固さが伝わってくるものだった。
「先ずはあの標的がどれ程強固なのか、我が国の序列1位の力でもって皆に実感してもらいます!!」
キャンベル様がそう言うと、一人の女性が進み出て、コンクリートの塊の方へと歩み寄って行った。女性の制服の襟元には「Ⅰ」と記された紀章を着けており、キャンベル様の言葉通り、あの人が序列1位のクルセイダーなのだろう。
彼女はコンクリート塊の目の前で立ち止まると、具現化を行った。具現化武器にしては珍しく、鞘に収まったままの刀が腰に現れた。彼女は半身になり、腰を落として柄に手を添える。その雰囲気から、ここからでも集中力が研ぎ澄まされているのが分かるほどだった。
「ーーーシッ!!」
『ガギィィィィン!!!』
抜刀と共に目の前に鎮座しているコンクリート塊に向けて刀を抜き放つと、甲高い金属音が周囲に響いた。居合いという技術だと聞いたことがある。刀身を抜き放つ際に刃を鞘の中で走らせ、鯉口を斬る際に反動を利用して斬撃を加速させる技だ。かなりの技術を要求されるものだと聞いているし、その威力も普通に斬りつけるよりも数段上になるらしい。
しかし、そんな序列1位の放つ居合斬りでもっても、コンクリート塊には傷一つ付いていないようだった。その様子に、見守っていたクルセイダー達は小さくないどよめきを上げていた。漏れ聞こえてくるのは、「あの人の居合斬りで斬れないものがあるんだ」という、それまで培ってきた彼女の実力や評価を感じさせるものが大半だった。
「・・・ちっ」
完全にコンクリート塊に止められている格好になっている序列1位の彼女は、小さく舌打ちをすると具現化を解いてその場を離れ、整列していた隊列の方へと戻っていった。その様子から、ともすればあの人はコンクリート塊を斬るつもりだったのかもしれない。
(まぁ、この後に僕があれを破壊したとなれば、序列1位の面目が立たなくなるもんな・・・せめて斬り込みを入れるぐらいはしたかったのかもな・・・)
そんな事を考えていると、キャンベル様が声をあげた。
「今見てもらった通り、このコンクリート塊は滅多な攻撃力では傷一つも付かないほど頑強に出来ています。では、ジール・シュライザー!!」
「はっ!」
キャンベル様の言葉に僕は壇上を降りると、適度な距離を開けてコンクリート塊に向き合い、具現化で弓を出現させた。
更に意識を集中して、アルマエナジーを大量に込めた矢を出現させると、弦に弓を番えて引き絞る。そんな僕の一連の動作に、見ている皆さんから息を呑むような雰囲気が感じられた。それが疑心から来るものか、僕の実力を見極めようとするものかはわからないが、修練場は静寂に包まれた。
「ーーーっ!」
『ドパンッ!!!』
「「「っっっ!!!?」」」
コンクリート塊に狙いを定めると、息を吐ききった瞬間に矢を放った。すると、巨大なコンクリート塊は跡形も無く、木っ端微塵に粉砕され、その衝撃波で辺りに一陣の風が巻き起こった。やや上向きに放った矢は、その勢いを殺すこと無く真っ直ぐに突き進み、やがて空の雲を割って消えていった。その様子に、この場に集まっていた誰もが目を丸くしており、驚愕に声も出ないような表情を浮かべてるようだった。
「これがジール・シュライザーという者の実力です!!彼のこの力が、我らを勝利へと導くでしょう!!」
「「「・・・おぉぉぉぉぉ~!!!」」」
静まり返った修練場に、キャンベル様の声が響き渡った。一瞬の静寂の後、甲高い歓声がこの場を埋め尽くした。それが僕の実力を確認しての安堵の歓声かは分からないが、少なくとも当初殿下達が考えていたように、士気高揚にはなったのではないかと思えた。
あとは今後の予定の詳細を伝えて終了という時だった。壇上にはキャンベル様に変わってパピル様が書類を見ながら夢幻大地への出発日時や、作戦決行日などの連絡を一通り済ませたあと、とんでもない爆弾発言をしたのだ。
「そうそう、一応言っておくけど~、優良物件だからってジルジルに手を出しちゃダメだよ?彼にはもう国家公認の婚約者が居るんだから!!下手なことしたら、国家反逆罪で投獄だからね~!以上っ!!」
「っ!!?」
パピル様の発言に、にわかに周囲が騒然とした。「相手は誰だ?」といった声や、「やっぱり噂通り・・・」「残念」などと様々な声が聞こえる。中には「信じられないっ!」といった悲鳴じみたものまで聞こえてくるが、それは僕の方が言いたかった。
(えっ!?どういう事!?もしかして、勝手に婚約者を決められたってこと?女王陛下とあんな話までしたのに??)
混乱と焦燥で理解が追い付かず、思考が空転してしまうが、そんな僕にパピル様は悪戯っぽい笑みを浮かべたまま、この騒動を沈静化することもなく壇上を降りて来た。そして、僕とすれ違う瞬間、「こう言っておけば、変な虫も寄ってこないでしょ?」という言葉を残して、殿下達が整列している方へと行ってしまった。
どうやら今の発言は、僕の事を思ってのものだったらしい。僕の実力が世に知れ渡ることで、どこぞの勢力が接触を図ってこようとしないように、国家公認なんていう大仰な言葉を使って牽制したのだろう。
(確かにこう言っておけば、既に僕は国家の側の人間だというように見られる。僕が内乱の道具にされないようにと、色々考えて動いてくれたんだろうな)
もしかしたら、予め殿下達の間でそう公表しようと取り決めていたのだろう。良く見れば、殿下達には驚きの表情が見えなかった。ただ、だとしたら僕にも教えておいて欲しかった。そんな想いを込めた視線を殿下達に向けたのだが、皆さんはニッコリと微笑むだけで、すげなく躱されてしまったようだった。
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