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留学編
激突 2
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僕の放った攻撃をやり過ごしたミュータント・1は、こちらを向きながら口元を歪ませているようだった。牙が突き出た凶悪な様相のその口元は、まるで嗤っているようにも見えた。
「っ!?」
その様子に呆気にとられていた次の瞬間、奴の姿がブレたかと思うと、瞬き一つの間に僕の眼前へと迫ってきていた。
『ギャルゥゥゥ!!』
「ジールっ!!」
不気味な唸り声をあげて、身体のわりには太過ぎる腕を振りかぶりながら僕に迫るミュータント・1の姿に気づいたジェシカ様は、焦せった声音で僕の名前を呼んだ。そこには普段の『殿』という敬称も無いことから、相当動揺したんだろうということが伺えるが、気にかけている余裕は無かった。
虚を突かれた僕は一瞬行動に移るのが遅れてしまったが、なんとかギリギリで盾を具現化して奴の拳での攻撃を迎え受けた。
「くぅぅぅ」
『ゲギャギャギャ!!』
お腹に響く重低音の衝突音が鳴り響き、僕と奴は盾越にその視線を交錯させた。今まで感じたことがないような重い一撃に、歯を喰い縛って耐える僕に向かって、奴は意味の分からない声をあげてくるが、何となく苛ついているような印象を受ける。
(今まで具現化した盾でこんな重量を感じたことはなかった・・・さすがに一筋縄ではいかないか!奇襲で討伐できれば良かったのに、こうなると真っ向勝負をせざるを得ない!)
奴の実力の一端に触れた僕は、正直に言って殿下達では対応出来ない事を直感した。あの速さと、老成体をも上回るほどの力で繰り出される攻撃に対処するには、どうしても防御に関する能力が必要不可欠だからだ。通常、クルセイダーは攻撃に特化した具現化をしているために、防御に関しては避けるか武器で受けるか、あるいは身体に纏うアルマエナジー量を増やすという事になるが、これほどの攻撃力になると、生半可なアルマエナジーを身体に纏ったところで意味をなさないだろうし、受け方が悪いと具現化武器が破壊されてしまう可能性がある。
クルセイダーが具現化した武器を破壊されるのは、大変な苦痛を伴うと聞いている。魂の力であるアルマエナジーを破壊されるというのは、自身の身体を引き裂かれるようなものだと学園で学んだ記憶がある。下手をすれば、そのまま再起不能に陥るとまで言われており、クルセイダーが現役を引退する大きな要因となっているらしい。
そんなことを考えながらも、奴の拳と僕の盾で互いを弾き飛ばそうと攻めぎ合いをしていると、横合いからジェシカ様が飛び込んできた。
「おらぁぁぁ!!」
『ギャハハハ!!』
裂帛の気合いをあげながら、具現化した深紅の大剣を、大上段から振り下ろして奴に叩きつけようとしていたのだが、その攻撃は寸前で奴の纏うアルマエナジーによって阻まれてしまった。その一連の出来事において、奴はまるでジェシカ様の方を見ること無く、笑い声に似た言葉を発していた。
「くっ!ジール殿から離れろ!!」
攻撃を阻まれてもジェシカ様は止まらず、2撃目3撃目と連撃を繰り出したのだが、奴が身体に纏っているだけのアルマエナジーすら突破出来ないでいた。
「危ないのですっ!!」
ジェシカ様が攻撃に集中していると、ルピス様が焦りの声をあげながら駆け寄り、ジェシカ様を抱き抱えて地面に転がり込んだ。
「くっ!ルピス殿下?何を?」
「目の前の事に集中しすぎなのです!もっと周囲に注意を向けるのです!」
驚くジェシカ様にルピス様がそう苦言を呈すと、視線で今までジェシカ様が居た場所を注目させた。そこには、具現化された鋭い角が地面からせり出している。もしあのままジェシカ様が攻撃を続けていたなら、おそらく串刺しになっていただろう。
「・・・すまないルピス殿下。オレとしたことが、熱くなり過ぎていた」
「良いのです。どうやら奴は、ジールさん以外眼中に無いようなのです。多分ジールさんを一番の脅威と判断したのでしょう。ボク達が出来ることは、少しでも奴の注意を逸らし、ジールさんが奴に確実に攻撃を当てられるようにすることなのです!」
ルピス様の言葉に、他の殿下達は具現化した武器を持ち直すと、奴に攻撃を仕掛けようと体制を整えていた。
「ジェシカ殿下は万一のサポートの為に、ジールの背後に居て下さい!私は背後、キャンベル殿下は左、パピル殿下は右、ルピス殿下は素早い動きで遊撃を!!」
「「「了解!!」」」
レイラ様の素早い状況判断と指示に、他の殿下達も了承の意を返していた。特に異論が出なかったのは、予めどの様な状況になっても対応できるだけの話し合いを行っていたのかもしれない。
ただーーー
『ゲギャギャグゲェ~~!!』
「「「きゃ~!!!」」」
奇っ怪な叫び声とともに、奴がバックステップを取るや身体を高速で一回転させた。急に力が削がれ、前のめりにつんのめってしまった僕が見た光景は、正面からは視認できなかった2mはあるかという太い尻尾を振り回し、攻撃態勢に入っていたレイラ様、パピル様、キャンベル様を吹き飛ばしていたものだった。
3人はかなりの距離吹き飛ばされ、大木に背中を打ち据えていた。肺を傷つけたのか、3人共咳き込みながら吐血しているようで、口から赤いものが見えた。
「皆さんっ!!!」
3人の容態が気になった僕はそちらに意識が向いてしまい、今まさに戦っているミュータント・1の存在を、一瞬意識から外してしまっていた。
「ジールさん!!」
「ジール殿!!」
その瞬間、ルピス様とジェシカ様が僕の前に割って入った。
「あっ!!」
気づいた時には、既に奴が2人を目の前の羽虫でも払うかのような動作で殴り飛ばし、そのまま流れるような動作で回し蹴りを放ってきていた。
『ゲギャギャギャ!!』
「っ!?くそっ!」
奴の下卑た笑い声のような声と表情に、僕は目の前が真っ赤に染まったようになり、視界の中には奴しか映らなくなった。その衝動のまま、僕は何も考えずに具現化武器を刀にして、武器を振り上げながら奴に突っ込んだ。
「はぁぁぁ!!!」
『ゲヒャッ!』
袈裟斬りに斬りかかると、奴のこちらを馬鹿にしたような声と共に姿が消えた。いや、消えたように錯覚するほどの速さで僕の右側の懐に潜り込んできたのだ。
「しまっーーー」
次の瞬間、右脇腹に強烈な衝撃を感じたと思うと、僕の身体は宙に浮いていた。下を見ると、左腕を振り抜いた姿勢で固まっている奴の姿が見えた。それを見て、自分が奴の攻撃によって空中に打ち上げられたのだと理解した。
「ぐぅぅ・・・」
攻撃を受けたのだと理解すると、右の脇腹から猛烈な痛みが襲ってきた。それはもはや単に痛いという感覚ではなく、赤く熱された鉄の棒をずっと当てられているような、表現しようもない程の激痛だった。
そんな激痛で喘ぎ、空中で動けなくなっている僕をそのままにしておくことはなく、当然のように奴は追撃を放ってきた。
『ゲギギギ!!』
「っ!!」
僕の周囲、目に見える全ての空間に、鋭い鉤爪のような武器が具現化してこちらを取り囲んでいた。言うまでもなく奴の攻撃だろうそれに対して、僕はとにかく身体に纏うアルマエナジー量を増やすしか出来なかった。
何故なら・・・
(くそっ!痛みで集中が・・・)
激痛に歯を食いしばりながら、有効な対策を打てない自分に歯噛みした。激痛に集中が乱れた影響で具現化は解除されてしまっており、新たに具現化するにも痛みで集中出来ず、顕在化させただけの、強度の低いアルマエナジーを纏うという学生程度の防御手段しか取れなかったのだ。
「うっ、うぅぅぅぅぅ・・・」
上下左右、あらゆる方向から攻撃が加えられる影響で、僕は空中のその場に貼り付けにされたように動けずにいた。単なるアルマエナジーで奴の攻撃を受けているが、さすがに無理があるようで、そのとてつもない攻撃の衝撃は否応なく僕の身体を揺さぶり、脇腹の怪我を刺激して、痛みによる脂汗が止めどなく額から流れてくる。
(まずい・・・このままじゃあ・・・)
いずれ完全に集中が途切れれば、身体に纏っているアルマエナジーすらも解除されてしまう。それは死を意味するという現実に焦りながらも、今の状況から有効策を見いだせず、ただただ奴の攻撃を受け続けるしかなかった。
「っ!?」
その様子に呆気にとられていた次の瞬間、奴の姿がブレたかと思うと、瞬き一つの間に僕の眼前へと迫ってきていた。
『ギャルゥゥゥ!!』
「ジールっ!!」
不気味な唸り声をあげて、身体のわりには太過ぎる腕を振りかぶりながら僕に迫るミュータント・1の姿に気づいたジェシカ様は、焦せった声音で僕の名前を呼んだ。そこには普段の『殿』という敬称も無いことから、相当動揺したんだろうということが伺えるが、気にかけている余裕は無かった。
虚を突かれた僕は一瞬行動に移るのが遅れてしまったが、なんとかギリギリで盾を具現化して奴の拳での攻撃を迎え受けた。
「くぅぅぅ」
『ゲギャギャギャ!!』
お腹に響く重低音の衝突音が鳴り響き、僕と奴は盾越にその視線を交錯させた。今まで感じたことがないような重い一撃に、歯を喰い縛って耐える僕に向かって、奴は意味の分からない声をあげてくるが、何となく苛ついているような印象を受ける。
(今まで具現化した盾でこんな重量を感じたことはなかった・・・さすがに一筋縄ではいかないか!奇襲で討伐できれば良かったのに、こうなると真っ向勝負をせざるを得ない!)
奴の実力の一端に触れた僕は、正直に言って殿下達では対応出来ない事を直感した。あの速さと、老成体をも上回るほどの力で繰り出される攻撃に対処するには、どうしても防御に関する能力が必要不可欠だからだ。通常、クルセイダーは攻撃に特化した具現化をしているために、防御に関しては避けるか武器で受けるか、あるいは身体に纏うアルマエナジー量を増やすという事になるが、これほどの攻撃力になると、生半可なアルマエナジーを身体に纏ったところで意味をなさないだろうし、受け方が悪いと具現化武器が破壊されてしまう可能性がある。
クルセイダーが具現化した武器を破壊されるのは、大変な苦痛を伴うと聞いている。魂の力であるアルマエナジーを破壊されるというのは、自身の身体を引き裂かれるようなものだと学園で学んだ記憶がある。下手をすれば、そのまま再起不能に陥るとまで言われており、クルセイダーが現役を引退する大きな要因となっているらしい。
そんなことを考えながらも、奴の拳と僕の盾で互いを弾き飛ばそうと攻めぎ合いをしていると、横合いからジェシカ様が飛び込んできた。
「おらぁぁぁ!!」
『ギャハハハ!!』
裂帛の気合いをあげながら、具現化した深紅の大剣を、大上段から振り下ろして奴に叩きつけようとしていたのだが、その攻撃は寸前で奴の纏うアルマエナジーによって阻まれてしまった。その一連の出来事において、奴はまるでジェシカ様の方を見ること無く、笑い声に似た言葉を発していた。
「くっ!ジール殿から離れろ!!」
攻撃を阻まれてもジェシカ様は止まらず、2撃目3撃目と連撃を繰り出したのだが、奴が身体に纏っているだけのアルマエナジーすら突破出来ないでいた。
「危ないのですっ!!」
ジェシカ様が攻撃に集中していると、ルピス様が焦りの声をあげながら駆け寄り、ジェシカ様を抱き抱えて地面に転がり込んだ。
「くっ!ルピス殿下?何を?」
「目の前の事に集中しすぎなのです!もっと周囲に注意を向けるのです!」
驚くジェシカ様にルピス様がそう苦言を呈すと、視線で今までジェシカ様が居た場所を注目させた。そこには、具現化された鋭い角が地面からせり出している。もしあのままジェシカ様が攻撃を続けていたなら、おそらく串刺しになっていただろう。
「・・・すまないルピス殿下。オレとしたことが、熱くなり過ぎていた」
「良いのです。どうやら奴は、ジールさん以外眼中に無いようなのです。多分ジールさんを一番の脅威と判断したのでしょう。ボク達が出来ることは、少しでも奴の注意を逸らし、ジールさんが奴に確実に攻撃を当てられるようにすることなのです!」
ルピス様の言葉に、他の殿下達は具現化した武器を持ち直すと、奴に攻撃を仕掛けようと体制を整えていた。
「ジェシカ殿下は万一のサポートの為に、ジールの背後に居て下さい!私は背後、キャンベル殿下は左、パピル殿下は右、ルピス殿下は素早い動きで遊撃を!!」
「「「了解!!」」」
レイラ様の素早い状況判断と指示に、他の殿下達も了承の意を返していた。特に異論が出なかったのは、予めどの様な状況になっても対応できるだけの話し合いを行っていたのかもしれない。
ただーーー
『ゲギャギャグゲェ~~!!』
「「「きゃ~!!!」」」
奇っ怪な叫び声とともに、奴がバックステップを取るや身体を高速で一回転させた。急に力が削がれ、前のめりにつんのめってしまった僕が見た光景は、正面からは視認できなかった2mはあるかという太い尻尾を振り回し、攻撃態勢に入っていたレイラ様、パピル様、キャンベル様を吹き飛ばしていたものだった。
3人はかなりの距離吹き飛ばされ、大木に背中を打ち据えていた。肺を傷つけたのか、3人共咳き込みながら吐血しているようで、口から赤いものが見えた。
「皆さんっ!!!」
3人の容態が気になった僕はそちらに意識が向いてしまい、今まさに戦っているミュータント・1の存在を、一瞬意識から外してしまっていた。
「ジールさん!!」
「ジール殿!!」
その瞬間、ルピス様とジェシカ様が僕の前に割って入った。
「あっ!!」
気づいた時には、既に奴が2人を目の前の羽虫でも払うかのような動作で殴り飛ばし、そのまま流れるような動作で回し蹴りを放ってきていた。
『ゲギャギャギャ!!』
「っ!?くそっ!」
奴の下卑た笑い声のような声と表情に、僕は目の前が真っ赤に染まったようになり、視界の中には奴しか映らなくなった。その衝動のまま、僕は何も考えずに具現化武器を刀にして、武器を振り上げながら奴に突っ込んだ。
「はぁぁぁ!!!」
『ゲヒャッ!』
袈裟斬りに斬りかかると、奴のこちらを馬鹿にしたような声と共に姿が消えた。いや、消えたように錯覚するほどの速さで僕の右側の懐に潜り込んできたのだ。
「しまっーーー」
次の瞬間、右脇腹に強烈な衝撃を感じたと思うと、僕の身体は宙に浮いていた。下を見ると、左腕を振り抜いた姿勢で固まっている奴の姿が見えた。それを見て、自分が奴の攻撃によって空中に打ち上げられたのだと理解した。
「ぐぅぅ・・・」
攻撃を受けたのだと理解すると、右の脇腹から猛烈な痛みが襲ってきた。それはもはや単に痛いという感覚ではなく、赤く熱された鉄の棒をずっと当てられているような、表現しようもない程の激痛だった。
そんな激痛で喘ぎ、空中で動けなくなっている僕をそのままにしておくことはなく、当然のように奴は追撃を放ってきた。
『ゲギギギ!!』
「っ!!」
僕の周囲、目に見える全ての空間に、鋭い鉤爪のような武器が具現化してこちらを取り囲んでいた。言うまでもなく奴の攻撃だろうそれに対して、僕はとにかく身体に纏うアルマエナジー量を増やすしか出来なかった。
何故なら・・・
(くそっ!痛みで集中が・・・)
激痛に歯を食いしばりながら、有効な対策を打てない自分に歯噛みした。激痛に集中が乱れた影響で具現化は解除されてしまっており、新たに具現化するにも痛みで集中出来ず、顕在化させただけの、強度の低いアルマエナジーを纏うという学生程度の防御手段しか取れなかったのだ。
「うっ、うぅぅぅぅぅ・・・」
上下左右、あらゆる方向から攻撃が加えられる影響で、僕は空中のその場に貼り付けにされたように動けずにいた。単なるアルマエナジーで奴の攻撃を受けているが、さすがに無理があるようで、そのとてつもない攻撃の衝撃は否応なく僕の身体を揺さぶり、脇腹の怪我を刺激して、痛みによる脂汗が止めどなく額から流れてくる。
(まずい・・・このままじゃあ・・・)
いずれ完全に集中が途切れれば、身体に纏っているアルマエナジーすらも解除されてしまう。それは死を意味するという現実に焦りながらも、今の状況から有効策を見いだせず、ただただ奴の攻撃を受け続けるしかなかった。
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