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七十六話『冬の料理教室』
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「つまり、礼ちゃんが予定があって来られなくて、二人で来ようとしたら沙穂さんとバッタリ遭遇して、一緒に連れてきたと」
「……はい」
先輩たちも到着して賑やかになった七津家でそうそう、空気がピリピリとしている。
雪菜先輩は腕組みで眉をひそめ、沙穂さんはのんびりとした顔で雪菜先輩をなだめ、命先輩は正座をさせられてしょんぼりしている。七津さんが持ってきた座布団に座らせてもらえているだけ温情なのだろうか。
「命が道中で電話してたから、ちゃんと伝えてるのかと思ってたけど。ごめん、確認するべきだった」
「いえいえ。もともと材料は多めに用意してありますから~。それに、想定人数より少ないくらいです~」
七津さんのフルメンバー想定はおそらく八人。現在六人なことを考えると確かにちょっとだけ少ない。それでもなかなか大所帯ではあるのだけれど。
「そうよ~? 人数は多いほうが楽しいでしょ?。それに、私サプライズ大好きだから嬉しいわ~」
そう言うとカトリさんは沙穂さんに近づいて、手を取るとニッコリと笑った。沙穂さんも一瞬驚いていたが、すぐに順応してその手を握り返していた。
「初めまして。七津 カトリです。よろしくね~」
「友杉 沙穂です。先日は妹がお世話になりました」
年上相手との会話だと、沙穂さんの少し間延びした話し方も鳴りを潜めるらしい。と言っても、あまりそういった場面に遭遇していないので確証はないのだけれど。
「そっちの二人も初めましてだよねー?」
カトリさんとの挨拶を終えると、沙穂さんはゆっくりと夢国さんと七津さんに近づいていった。
「沙穂です。志穂から話は聞いてるよ。妹と仲良くしてくれてありがとねー」
挨拶と同時に二人の手を取り、ゆっくりと脱力した腕で優しい握手をした。
「夢国 亜里沙ですわ」
「七津 楓で~す」
にこやかな交流が行われている陰で、命先輩は変わらず正座をしている。隣に立つ雪菜先輩の表情は少し柔らかくなってきているので、長くはなさそうだ。
「雪菜ちゃんも。そろそろ眉を緩めたら? シワになると可愛い顔が台無しだからねー」
こっちへ。あっちへ。忙しなく動く沙穂さんは元いたポジションに戻り、雪菜先輩の眉間を二回、ツンツンと人差し指で突いた。沙穂さんが指を引っ込めて後ろ手を組むと、雪菜先輩は恥ずかしそうに突かれた眉間を摩った。
「友杉先輩がそう言うなら」
身長的は雪菜先輩のが明らかに高いのだが、それを感じさせないほど沙穂さんは大人の雰囲気をまとっている。
雪菜先輩はもともと可愛い人だけれど、沙穂さんと話してる時は普段より幼く見える。
「許されたってことでいい~? ゆきなん。足痺れてきたんだけど~」
「先輩に感謝しなよ。命」
沙穂さんになだめられ、雪菜先輩の溜飲も下がったようだ。安堵した命先輩は立ち上がろうとしたのだが、動きがぎこちなくゆっくりしている。
「……もうちょっと座っててもいいかな~?」
雪菜先輩の怒りが再燃しないか気にして、躊躇い気味に、遠慮気味に。命先輩はそっと手を挙げて、上目遣いで雪菜先輩を見つめた。
必然のように訪れる静寂。しかし、雪菜先輩は怒るようなことはせずに顔を覆って軽いため息を吐いた。呆れてる様子ともまた違う。
「まあ、正座させてた私も悪いからいいよ。作り方は聞こえるだろうから、回復したら参加して。……えっと、古町さん。申し訳ないんだけど」
「いえいえ、気にしないでください。楽しく作れれば問題ありませんから」
嘘偽りなくそう答えると、雪菜先輩は胸を撫で下ろしてはにかむように笑った。
沙穂さんと夢国さんが手伝って命先輩の足を伸ばしている間に、残ったメンバーで最後の道具だしをする。
「先輩、そこのボウル取ってもらっていいですか?」
「これかな? はい」
「ありがとうございます」
取ってもらったボウルを受け取って雪菜先輩を見上げると、その視線に気づいたのか爽やかに笑っていた。
違和感、と言うにはあまりに些細で頼りない妙な感覚。なんとなくではあるのだが、雪菜先輩というより、三条会長に近い雰囲気。
でもさっきは、声を荒げはしなかったけど命先輩を普通に怒ってたし。まだちょっと七津さんの家だと緊張気味ってだけなのかな。
「命先輩、足の方は大丈夫そうですか?」
「だいぶいい感じ~」
ダイニングに道具一式を持って移動すると、命先輩は立ち上がってふくらはぎのあたりをモミモミしていた。
「普段から動いているからなのか、結構すんなりでしたわ」
「亜里沙ちゃんの腕前だと思うけどなー」
沙穂さんはツンツンと夢国さんの頬を突いて褒める。当の夢国さんは初対面ということもあり、どう反応するべきか迷っているようで視線を私の後ろにいる七津さんに送っている。
「沙穂さ~ん、私のほっぺもモチモチしてますよ~?」
「ふむ。そういう意図……もあるにはあるか。あとで触らせてもらっていいかな?」
「もちろんです~!」
対抗心か、嫉妬か。七津さんの自らを使った提案を沙穂さんは快諾し、夢国さん頬をツンツンするのは治まった。
志穂ちゃんほどの強引さはないけれど、沙穂さんの距離感も近いよなぁ。あ、でも同い年とか年上の人に対してはどうなんだろう。カトリさんとの距離感は普通に見えたし。
「準備も終わったので、そろそろ始めましょうか」
先生役ということで、今日はどうしても周りの視線を集めるポジションに立つことになる。緊張からか、指先が痺れたようにピクピクと痙攣した。
でも大丈夫、一人でやるわけじゃないし。うん。
道具の数も限りがあるのでチームをグループでやってもらう。「夢国さん、七津さん」「雪菜先輩、命先輩」「沙穂さん、カトリさん」。
ちょうど人数割れて……カトリさん?
「あの、カトリさんはこっち側なんじゃ……?」
「私はお菓子作りそんなに得意じゃないの~。だから今日はこっち。よろしくお願いします、琉歌先生」
沙穂さんは器用な人だから、一人でやりながら先輩たちを見てもらおうと思ってたけど計算が狂った。
まさかの先生側一人!? いや、私の家でやったら必然的にそうなっていたんだろうけれど、カトリさんがいるから~って、なんか二人で教えるつもりでいた。
うだうだ思ってても仕方ない。やるぞ! ……でもやっぱりちょっと不安。人数多いし。
「……はい」
先輩たちも到着して賑やかになった七津家でそうそう、空気がピリピリとしている。
雪菜先輩は腕組みで眉をひそめ、沙穂さんはのんびりとした顔で雪菜先輩をなだめ、命先輩は正座をさせられてしょんぼりしている。七津さんが持ってきた座布団に座らせてもらえているだけ温情なのだろうか。
「命が道中で電話してたから、ちゃんと伝えてるのかと思ってたけど。ごめん、確認するべきだった」
「いえいえ。もともと材料は多めに用意してありますから~。それに、想定人数より少ないくらいです~」
七津さんのフルメンバー想定はおそらく八人。現在六人なことを考えると確かにちょっとだけ少ない。それでもなかなか大所帯ではあるのだけれど。
「そうよ~? 人数は多いほうが楽しいでしょ?。それに、私サプライズ大好きだから嬉しいわ~」
そう言うとカトリさんは沙穂さんに近づいて、手を取るとニッコリと笑った。沙穂さんも一瞬驚いていたが、すぐに順応してその手を握り返していた。
「初めまして。七津 カトリです。よろしくね~」
「友杉 沙穂です。先日は妹がお世話になりました」
年上相手との会話だと、沙穂さんの少し間延びした話し方も鳴りを潜めるらしい。と言っても、あまりそういった場面に遭遇していないので確証はないのだけれど。
「そっちの二人も初めましてだよねー?」
カトリさんとの挨拶を終えると、沙穂さんはゆっくりと夢国さんと七津さんに近づいていった。
「沙穂です。志穂から話は聞いてるよ。妹と仲良くしてくれてありがとねー」
挨拶と同時に二人の手を取り、ゆっくりと脱力した腕で優しい握手をした。
「夢国 亜里沙ですわ」
「七津 楓で~す」
にこやかな交流が行われている陰で、命先輩は変わらず正座をしている。隣に立つ雪菜先輩の表情は少し柔らかくなってきているので、長くはなさそうだ。
「雪菜ちゃんも。そろそろ眉を緩めたら? シワになると可愛い顔が台無しだからねー」
こっちへ。あっちへ。忙しなく動く沙穂さんは元いたポジションに戻り、雪菜先輩の眉間を二回、ツンツンと人差し指で突いた。沙穂さんが指を引っ込めて後ろ手を組むと、雪菜先輩は恥ずかしそうに突かれた眉間を摩った。
「友杉先輩がそう言うなら」
身長的は雪菜先輩のが明らかに高いのだが、それを感じさせないほど沙穂さんは大人の雰囲気をまとっている。
雪菜先輩はもともと可愛い人だけれど、沙穂さんと話してる時は普段より幼く見える。
「許されたってことでいい~? ゆきなん。足痺れてきたんだけど~」
「先輩に感謝しなよ。命」
沙穂さんになだめられ、雪菜先輩の溜飲も下がったようだ。安堵した命先輩は立ち上がろうとしたのだが、動きがぎこちなくゆっくりしている。
「……もうちょっと座っててもいいかな~?」
雪菜先輩の怒りが再燃しないか気にして、躊躇い気味に、遠慮気味に。命先輩はそっと手を挙げて、上目遣いで雪菜先輩を見つめた。
必然のように訪れる静寂。しかし、雪菜先輩は怒るようなことはせずに顔を覆って軽いため息を吐いた。呆れてる様子ともまた違う。
「まあ、正座させてた私も悪いからいいよ。作り方は聞こえるだろうから、回復したら参加して。……えっと、古町さん。申し訳ないんだけど」
「いえいえ、気にしないでください。楽しく作れれば問題ありませんから」
嘘偽りなくそう答えると、雪菜先輩は胸を撫で下ろしてはにかむように笑った。
沙穂さんと夢国さんが手伝って命先輩の足を伸ばしている間に、残ったメンバーで最後の道具だしをする。
「先輩、そこのボウル取ってもらっていいですか?」
「これかな? はい」
「ありがとうございます」
取ってもらったボウルを受け取って雪菜先輩を見上げると、その視線に気づいたのか爽やかに笑っていた。
違和感、と言うにはあまりに些細で頼りない妙な感覚。なんとなくではあるのだが、雪菜先輩というより、三条会長に近い雰囲気。
でもさっきは、声を荒げはしなかったけど命先輩を普通に怒ってたし。まだちょっと七津さんの家だと緊張気味ってだけなのかな。
「命先輩、足の方は大丈夫そうですか?」
「だいぶいい感じ~」
ダイニングに道具一式を持って移動すると、命先輩は立ち上がってふくらはぎのあたりをモミモミしていた。
「普段から動いているからなのか、結構すんなりでしたわ」
「亜里沙ちゃんの腕前だと思うけどなー」
沙穂さんはツンツンと夢国さんの頬を突いて褒める。当の夢国さんは初対面ということもあり、どう反応するべきか迷っているようで視線を私の後ろにいる七津さんに送っている。
「沙穂さ~ん、私のほっぺもモチモチしてますよ~?」
「ふむ。そういう意図……もあるにはあるか。あとで触らせてもらっていいかな?」
「もちろんです~!」
対抗心か、嫉妬か。七津さんの自らを使った提案を沙穂さんは快諾し、夢国さん頬をツンツンするのは治まった。
志穂ちゃんほどの強引さはないけれど、沙穂さんの距離感も近いよなぁ。あ、でも同い年とか年上の人に対してはどうなんだろう。カトリさんとの距離感は普通に見えたし。
「準備も終わったので、そろそろ始めましょうか」
先生役ということで、今日はどうしても周りの視線を集めるポジションに立つことになる。緊張からか、指先が痺れたようにピクピクと痙攣した。
でも大丈夫、一人でやるわけじゃないし。うん。
道具の数も限りがあるのでチームをグループでやってもらう。「夢国さん、七津さん」「雪菜先輩、命先輩」「沙穂さん、カトリさん」。
ちょうど人数割れて……カトリさん?
「あの、カトリさんはこっち側なんじゃ……?」
「私はお菓子作りそんなに得意じゃないの~。だから今日はこっち。よろしくお願いします、琉歌先生」
沙穂さんは器用な人だから、一人でやりながら先輩たちを見てもらおうと思ってたけど計算が狂った。
まさかの先生側一人!? いや、私の家でやったら必然的にそうなっていたんだろうけれど、カトリさんがいるから~って、なんか二人で教えるつもりでいた。
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