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『勇者キミツ』その1 ギルド登録
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キミは大きな建物の入口の前にいる。
ここは王国商業都市メレクの冒険者を管理するメレク冒険者ギルド協会本部である。
メレクは商業都市と言われる都市であり、勿論メレク商業ギルド協会も存在するのだが、生憎キミには商人の才能が無い。
まあ、キミはギルドに登録できる最年少の年齢であるから自らの才能という才能は自覚できてはいない。
キミはキミで寝物語でよく聞く冒険譚に憧れて、なれるのなら、勿論伝説の英雄や屈強な戦士になりたい!と心に描いている。
生まれ育った『ナジミの村』では狩人か農夫になることしか出来ない、そんな退屈な人生は嫌だと思い立ち、日頃の農作業手伝いや狩人の真似事で体を鍛えていた。
村の同年代では剣や槍、斧の扱いは抜きん出ている、と自分でも確信している。今日、この日を持って自分の才能が確かめられるかも知れない!
キミはそんな期待から『ナジミの村』から半日もかかる、この商業都市メレクの冒険者ギルドの前に立っている。
「マナ姉ちゃん見ててくれ、オレは立派な冒険者になってや…」「おら邪魔だ、ガキ!どけ!」
急に後ろから罵る声が聞こえ、キミの体に軽い衝撃が走る「痛ってぇ!何だお前!?」
「え、オレですか?」倒れている年上の山賊のような顔の男が居る。
「オメェ以外誰がいるんだ!?いってぇなクソガキが…」どうやら山賊のような風貌の男は転んだ衝撃で怪我をしているようだ。可哀想に…
周りに居る大勢の人たちも遠巻きながら彼を心配しているようだ…
「大丈夫ですか?」キミは山賊のような彼に手を差し伸べる、が、手を振り払われる。
「おうおう、オメェ、なんてことしてくれるんだよ、怪我しちまっただろ!?」山賊のような男は怪我した事を訴えているようだ。
男の顔には額から鼻の上あたりまでの袈裟懸けされたような(袈裟というのはブッキョー教というブッダーマンと呼ばれる金剛力を持った神に己の身体を捧げ日々鍛錬を積むという教義の宗教で、高位の信徒が儀式の時に着る立派な衣服のことを指す、それを刃物で斜めに切り裂いたことを袈裟懸けという)傷があり頬にも大小の切り傷を持っている。
袖がビリビリのいかにも山賊です!という感じの服から出ている腕の各所に古傷があり、とても痛々しい。膝も擦りむいてしまったようで血が出ている。
「すみませんでした、オレが余所見しているから避けられなかったばかりに」キミは山賊のような男に謝る。
「すみませんで済むかってんだ!おい、落とし前はどうつけてくれるんだよ!?」山賊のような男は強がってはいるが、懇願しているんだろう。可哀想に…
「分かりました」「おう、わかったのならさっさと金を…」「あなたの治療をさせてください!」「ああ!?」
キミは山賊のような彼に向かって手をかざす「ヒール!」キミの手から聖なる波動が発生し山賊のような男を優しく包み込んだ。
「な、なんだ…この安らぐ波動は…全てが満たされる感じだ…」山賊のような男はそのようなことを呟いた。
「もう、大丈夫ですよ、怪我も治りました」キミは男に声をかけた。
「怪我が治ったって、オメェな!?こんなんで足りると思ってるんか!?」男は拳を振り上げようとして気がついた。
拳の上に深々と残っていたジャイアントベアーとの戦いで負った傷が消えていることに。
「な…!?傷が…!?」「ええ、すべて元通りになったと思いますよ、生まれ付きのアザとかは無理ですけど…」
男は驚愕した。己の腕や足の傷を確認し懐から高価そうな手鏡を取り出し己の顔を確認する。
幼少期に貴族である父親の勢力に対抗する同爵位の貴族の差金に、メレク郊外で襲われた時に受けた袈裟懸けの傷…
この傷のおかげで幼年期は人前に出して貰えずそのまま成長し、反抗期に自暴自棄になった男は家を抜け出し冒険者ギルドへ。
自分をこのようにした貴族というモノを忌み嫌い、名前を捨て、荒くれながらもその道の才能が有りそれなりの地位、Aランク冒険者まで上り詰めた。
しかしこうなってしまったのも、すべてこの傷のせい、この傷が無ければ…何度も己の人生を悔い呪い続けていた…それが…
男は涙した。なんで…今までの人生は一体なんだったんだ…
…この少年は何なんだ…
「だ、大丈夫ですか!?」
おかしいな…マナ姉ちゃんとの遊びで思いついた、身体能力強化と精神強化して己の潜在能力を高め相手にかける複合ヒール、バイバイヒール。
どんなにマナ姉ちゃんとの遊びで怪我しても一発で治るって思ってたんだけどな…痛みとか残ってしまったのかな…
「少年…君の名前は?」男が少年の名を聞いた。
「オレの名前、ですか?キミツ、と言います。恥ずかしいな、まだ冒険者登録とかしてないのに…」
「キミツ君、か」男は少年に手を差し伸べる。キミツは思わず手を取った。
「俺の名は、バーン、バーン・ハインタッター・シュベーロウ…バーンと呼んでくれ」
周りで見ていた民衆もその場で起こっていることに対しての理解に追いついてはいなかった、ただ、バーンと名乗った男の名を聞いて更にざわついているようだ。
「シュベーロウ…?」「領主様の…?」
「キミツ君、君くらいの能力ならさぞかし生まれも良家なのだろうな…良ければ俺に苗字も教えてくれないだろうか?悪いようにはしない」
苗字…貴族や商人が持っている家柄に付く名前のことか…マナ姉ちゃんから教えてもらったことあるな…マネ姉ちゃんも昔は苗字があったと言ってはいたけど、結局教えてくれなかったし…
「すみません、うちの村ではそのような大きな家はなく、ただのキミツ、それがオレの名前です」
「そ、そうか…ちなみにその出自の村を持って、自分の名前に組み込むというのもあるのだが…君はどこの村の出身なんだ?」
キミはちょっと渋い気持ちになった。商業都市メレクから片道半日もかかる辺境の村だからだ。
しかし男、バーンは真摯に己の名前を名乗ってくれたのだ、自分も応えるのが礼儀だ、そう、田舎の村に住んでいたとは言え遊びと一般教養はマナ姉ちゃんに教わったのだ。
「オレは、その、この国の辺境にあるナジミの村から来ました。冒険者になるために」
バーンは幼年期に館の書庫に入り浸りいろいろなことに、時には自由な旅に思いを馳せていた…
その知識が実力を底上げし、時には手酷い怪我を負うこともあったが死なずに、Aランク冒険者になるまで方々を旅した…その知識を元に己の頭の中で国の地図を広げナジミ村を探す。
「ナジミ村…とんでもない場所から来たんだね、キミツ君。馬でも休みつつだと1週間はかかr…」「知っているんですか!?」
バーンの話を遮ってしまったがキミは感激した、己の村を識っている事に。やはりメレクは大都市だから、きっと普通の人も教養があるんだろうな、と。
「ああ、行ったことはないが…」「あんな辺境の村を知ってるなんて、感激です!」「そうか…」
小さく咳をしてバーンは言葉を続ける「キミツ君、俺…いや、私を君の従者にしてくれないだろうか?」「…はい?」
バーンは自分は何を言っているのだろう、と思った。いや、だが、彼、キミツ君とのこの出会いを無下に出来るはずもない。
あの顔の傷だけは貴族である親がどんな治療を施そうとも残り、そして今に至るわけである。その『呪い』とも言えるあの傷を癒せるほどのヒーラー、キミツ君、彼は奇跡としか言い様がない。
今の自分には少々の蓄えとAランク冒険者としての地位や肩書き、そしてこの腕しかないのだ…
半分以上は捨ててしまったこの人生だが、この奇跡に己の残りの半生を捧げても良い。呪い忌み嫌っていた己の生きる証の『傷』はもう無くなってしまったのだ。ならば――
「私は君の盾となり剣となろう。このバーン・ハインタッター・シュベーロウの名の元に!」
こうしてキミツ少年の初めての仲間が出来た。ナジミの村を旅立って1日目のことである。
この日はギルド協会の冒険者が集まる酒場でバーン主催にて豪勢な宴会が執り行われることになる。
その日ギルドにいた者全てに豪華な料理や安酒だが味の良い大量の酒が振舞われた。
ギルドに居たものは、Aランク冒険者バーンの変化に驚き戸惑いつつも、普段は有りつけない料理などを愉しみ盛大に盛り上がる。
ギルドの荒々しい男どもにキミは最初は戸惑いもしたが、バーンの計らいにより仲間に受け入れられ、大いに楽しんだのだった。
そしてその宴会は、空の魔界の王が帰るまで大いに盛り上がったのだった。
そしてキミは大事なことを忘れていた。キミはまだギルドに冒険者登録をしていないのだ。
ここは王国商業都市メレクの冒険者を管理するメレク冒険者ギルド協会本部である。
メレクは商業都市と言われる都市であり、勿論メレク商業ギルド協会も存在するのだが、生憎キミには商人の才能が無い。
まあ、キミはギルドに登録できる最年少の年齢であるから自らの才能という才能は自覚できてはいない。
キミはキミで寝物語でよく聞く冒険譚に憧れて、なれるのなら、勿論伝説の英雄や屈強な戦士になりたい!と心に描いている。
生まれ育った『ナジミの村』では狩人か農夫になることしか出来ない、そんな退屈な人生は嫌だと思い立ち、日頃の農作業手伝いや狩人の真似事で体を鍛えていた。
村の同年代では剣や槍、斧の扱いは抜きん出ている、と自分でも確信している。今日、この日を持って自分の才能が確かめられるかも知れない!
キミはそんな期待から『ナジミの村』から半日もかかる、この商業都市メレクの冒険者ギルドの前に立っている。
「マナ姉ちゃん見ててくれ、オレは立派な冒険者になってや…」「おら邪魔だ、ガキ!どけ!」
急に後ろから罵る声が聞こえ、キミの体に軽い衝撃が走る「痛ってぇ!何だお前!?」
「え、オレですか?」倒れている年上の山賊のような顔の男が居る。
「オメェ以外誰がいるんだ!?いってぇなクソガキが…」どうやら山賊のような風貌の男は転んだ衝撃で怪我をしているようだ。可哀想に…
周りに居る大勢の人たちも遠巻きながら彼を心配しているようだ…
「大丈夫ですか?」キミは山賊のような彼に手を差し伸べる、が、手を振り払われる。
「おうおう、オメェ、なんてことしてくれるんだよ、怪我しちまっただろ!?」山賊のような男は怪我した事を訴えているようだ。
男の顔には額から鼻の上あたりまでの袈裟懸けされたような(袈裟というのはブッキョー教というブッダーマンと呼ばれる金剛力を持った神に己の身体を捧げ日々鍛錬を積むという教義の宗教で、高位の信徒が儀式の時に着る立派な衣服のことを指す、それを刃物で斜めに切り裂いたことを袈裟懸けという)傷があり頬にも大小の切り傷を持っている。
袖がビリビリのいかにも山賊です!という感じの服から出ている腕の各所に古傷があり、とても痛々しい。膝も擦りむいてしまったようで血が出ている。
「すみませんでした、オレが余所見しているから避けられなかったばかりに」キミは山賊のような男に謝る。
「すみませんで済むかってんだ!おい、落とし前はどうつけてくれるんだよ!?」山賊のような男は強がってはいるが、懇願しているんだろう。可哀想に…
「分かりました」「おう、わかったのならさっさと金を…」「あなたの治療をさせてください!」「ああ!?」
キミは山賊のような彼に向かって手をかざす「ヒール!」キミの手から聖なる波動が発生し山賊のような男を優しく包み込んだ。
「な、なんだ…この安らぐ波動は…全てが満たされる感じだ…」山賊のような男はそのようなことを呟いた。
「もう、大丈夫ですよ、怪我も治りました」キミは男に声をかけた。
「怪我が治ったって、オメェな!?こんなんで足りると思ってるんか!?」男は拳を振り上げようとして気がついた。
拳の上に深々と残っていたジャイアントベアーとの戦いで負った傷が消えていることに。
「な…!?傷が…!?」「ええ、すべて元通りになったと思いますよ、生まれ付きのアザとかは無理ですけど…」
男は驚愕した。己の腕や足の傷を確認し懐から高価そうな手鏡を取り出し己の顔を確認する。
幼少期に貴族である父親の勢力に対抗する同爵位の貴族の差金に、メレク郊外で襲われた時に受けた袈裟懸けの傷…
この傷のおかげで幼年期は人前に出して貰えずそのまま成長し、反抗期に自暴自棄になった男は家を抜け出し冒険者ギルドへ。
自分をこのようにした貴族というモノを忌み嫌い、名前を捨て、荒くれながらもその道の才能が有りそれなりの地位、Aランク冒険者まで上り詰めた。
しかしこうなってしまったのも、すべてこの傷のせい、この傷が無ければ…何度も己の人生を悔い呪い続けていた…それが…
男は涙した。なんで…今までの人生は一体なんだったんだ…
…この少年は何なんだ…
「だ、大丈夫ですか!?」
おかしいな…マナ姉ちゃんとの遊びで思いついた、身体能力強化と精神強化して己の潜在能力を高め相手にかける複合ヒール、バイバイヒール。
どんなにマナ姉ちゃんとの遊びで怪我しても一発で治るって思ってたんだけどな…痛みとか残ってしまったのかな…
「少年…君の名前は?」男が少年の名を聞いた。
「オレの名前、ですか?キミツ、と言います。恥ずかしいな、まだ冒険者登録とかしてないのに…」
「キミツ君、か」男は少年に手を差し伸べる。キミツは思わず手を取った。
「俺の名は、バーン、バーン・ハインタッター・シュベーロウ…バーンと呼んでくれ」
周りで見ていた民衆もその場で起こっていることに対しての理解に追いついてはいなかった、ただ、バーンと名乗った男の名を聞いて更にざわついているようだ。
「シュベーロウ…?」「領主様の…?」
「キミツ君、君くらいの能力ならさぞかし生まれも良家なのだろうな…良ければ俺に苗字も教えてくれないだろうか?悪いようにはしない」
苗字…貴族や商人が持っている家柄に付く名前のことか…マナ姉ちゃんから教えてもらったことあるな…マネ姉ちゃんも昔は苗字があったと言ってはいたけど、結局教えてくれなかったし…
「すみません、うちの村ではそのような大きな家はなく、ただのキミツ、それがオレの名前です」
「そ、そうか…ちなみにその出自の村を持って、自分の名前に組み込むというのもあるのだが…君はどこの村の出身なんだ?」
キミはちょっと渋い気持ちになった。商業都市メレクから片道半日もかかる辺境の村だからだ。
しかし男、バーンは真摯に己の名前を名乗ってくれたのだ、自分も応えるのが礼儀だ、そう、田舎の村に住んでいたとは言え遊びと一般教養はマナ姉ちゃんに教わったのだ。
「オレは、その、この国の辺境にあるナジミの村から来ました。冒険者になるために」
バーンは幼年期に館の書庫に入り浸りいろいろなことに、時には自由な旅に思いを馳せていた…
その知識が実力を底上げし、時には手酷い怪我を負うこともあったが死なずに、Aランク冒険者になるまで方々を旅した…その知識を元に己の頭の中で国の地図を広げナジミ村を探す。
「ナジミ村…とんでもない場所から来たんだね、キミツ君。馬でも休みつつだと1週間はかかr…」「知っているんですか!?」
バーンの話を遮ってしまったがキミは感激した、己の村を識っている事に。やはりメレクは大都市だから、きっと普通の人も教養があるんだろうな、と。
「ああ、行ったことはないが…」「あんな辺境の村を知ってるなんて、感激です!」「そうか…」
小さく咳をしてバーンは言葉を続ける「キミツ君、俺…いや、私を君の従者にしてくれないだろうか?」「…はい?」
バーンは自分は何を言っているのだろう、と思った。いや、だが、彼、キミツ君とのこの出会いを無下に出来るはずもない。
あの顔の傷だけは貴族である親がどんな治療を施そうとも残り、そして今に至るわけである。その『呪い』とも言えるあの傷を癒せるほどのヒーラー、キミツ君、彼は奇跡としか言い様がない。
今の自分には少々の蓄えとAランク冒険者としての地位や肩書き、そしてこの腕しかないのだ…
半分以上は捨ててしまったこの人生だが、この奇跡に己の残りの半生を捧げても良い。呪い忌み嫌っていた己の生きる証の『傷』はもう無くなってしまったのだ。ならば――
「私は君の盾となり剣となろう。このバーン・ハインタッター・シュベーロウの名の元に!」
こうしてキミツ少年の初めての仲間が出来た。ナジミの村を旅立って1日目のことである。
この日はギルド協会の冒険者が集まる酒場でバーン主催にて豪勢な宴会が執り行われることになる。
その日ギルドにいた者全てに豪華な料理や安酒だが味の良い大量の酒が振舞われた。
ギルドに居たものは、Aランク冒険者バーンの変化に驚き戸惑いつつも、普段は有りつけない料理などを愉しみ盛大に盛り上がる。
ギルドの荒々しい男どもにキミは最初は戸惑いもしたが、バーンの計らいにより仲間に受け入れられ、大いに楽しんだのだった。
そしてその宴会は、空の魔界の王が帰るまで大いに盛り上がったのだった。
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