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マナドーラ その1
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「マナちゃ…マナドーラ・サグザメネシアよ、お前は、『追放』だ…」
広々とした謁見所でマナはそう告げられた。自らの父親、魔王国王であるドッドルオウル・パワー・サグザネメシアからである。
「な、何故でありますか、お父様!?」マナは突然の事に驚いている。
父親であるドッドルは苦渋の顔をしている。あんなに優しかったお父様が、どうして…?
「マナドーラよ、お前はいい歳であるにも関わらず、部屋に引き籠もり黙々と怪しげな実験で怪しげな魔導具を造って居るだけではないか。お前の姉であるイドラーラは同盟国ソスベキトランへ嫁ぎ、実質上その国の実権を握っているのだぞ?」
イドラ姉様はとても美しく聡明で野心家であった。
元々は敵対国であったソスベキトラン国へ派遣されたイドラーラは、その国で最も美しいと言われた第一王子をいたく気に入り、その手練手管で王子を篭絡、国の中枢に潜り込み、その『美しく気高い』と称される王子の名を持って、聖・大神聖帝国に腐食されていたソスベキトラン国儀を司る貴族たちや神聖教会を退け、ソスベキトラン国との同盟を成功させた。
当時のソスベキトラン王、王后にイドラーラは己の素性を明かしたが、その功績を認められ、それ以上に大いに気に入られ後に、後の王となった王子と結婚を果たし(本人は面倒そうではあるが)国政の一旦を握っている。イドラーラの夫である現王は聡明で美しく、しかし、とても良いヒトなのが珠に傷…優柔不断であるので、大変な決断は聡明なイドラーラに伺いを立てるような形になって、実質イドラーラが、大きくソスベキトラン国を動かしている状態なのだ。
「そ、それはイドラーラ姉様に才能があったからで、私にはそのような才能は…」マナは取り繕う。その通りにイドラは何をするにも優秀、いや優秀に過ぎてしまっているのだ。
「だから困るのだ…マナドーラよ、お前とイドラーラの差が、他の貴族から悪い様に風評されるようになってしまった。王家としてもコレを良しとすることはできぬのだ…」
なるほど一理ある、とマナは考えた。
マナは勿論この国の姫として盛大にデビュタントし、国の貴族という貴族はマナの存在を知っている。
しかしマナは社交というものに興味が無く、魔法やら魔導具などの方に興味が強かった。執着と言っても良い。
元々がこの魔王国の大気組成がマナの体質に合わずに、国の行事や式典等以外は、閉めきった、浄化が施された自室に引き篭っていたのだった。マナの体質をおもんばかったドットルオウル王が幼少期に部屋に備え付けた、空間に浄化を施すための魔導具「ダ・イキーン」、これにより己の体調が良くなる事に対する驚き…そこから魔導具に興味を持ち始めたのがマナのそもそもの魔導具、魔法への拘りの始まりでもあった。
部屋に引き籠もり、何をしているか解らない、そんな得体の知れない姫が王家に存在するのは、世間体としても宜しくはないのだろう。王なのでそこら辺はどうにでも出来ようが、お父様はとても真面目な方なのだ。
「分かりました…」マナはそのことを踏まえた上でドットルオウル王の言い渡しを素直に受け入れる事にした。
そもそもこの魔王国首都では、私は外に出るのも億劫なのだ。ならば別の土地に行ったほうが幾分か良い生活が出来るようになるかも知れない。
ドットオウル王は自分で言い渡した言葉ではあるが、それを受け入れるマナを見、グッと涙をこらえた。
すまないマナちゃん…私がもっとちゃんとしてやれれば…!
わかっていますお父様、ありがとうございます…
マナの目は父親であるドットルオウル王にそう訴えている。
「下がりなさい、マナドーラよ」「は…」
マナドーラは広い謁見所を後にする。こうしてマナドーラは『追放』という形になった。
自室のアイテム整理を始め数日…未だに持ち出す物の厳選が出来ていない。様々な実験器具や魔導具が部屋を埋め尽くしているのだ。
「これは…えーっと魔物を使役して操るコントローラー…」とある村の戦士をジャイアントアリクイを操作してKO
した魔道具だ。
「壁を破壊するためだけの玉…魔力障壁を打ち消す光が出る玉…この卵から強い魔物を孵すために必要な7つの玉…弱ったモンスターに投げつけて捕まえる玉…玉が多すぎて何が何やら…」我ながら変なアイテムを作り過ぎだ。アイテムボックスも8まで増えている。これも整理ないといけないな…
「マナちゃーん、ごはんですよ?」ツルツルとした小型の石版から声がドットルオウル王の声が発せられる。
「はーい」マナはその声に応え部屋を出た。
「お父様、今日もこんなに豪勢にしなくても…」マナは呆れた。
ドットルオウル王はいつもどおりになんかとても長いテーブルの向こう側に座っている形だ。ルドライアお母様はその横に座っている。今日は久しぶりにイドラ姉さんも席についている。
「お父様はマナちゃんに悪いと思っているの」イドラ姉様はお父様の意図を汲んで私に説明をしてくれた。勿論私も理解はしている。
「イドラ姉様、私だって分かっておりますよそのくらいは…今日はいらしてたんですね」忙しい身の上だろうに…
「マナちゃんが明日には引っ越すって話を聞いたから…みんなで食事位は、ね?」そう言ったイドラを見たマナは、姉様はもう二人も産んだとは思えない位可憐さを残しているな…と思った。
マヒト(魔人)と呼ばれる私たちの身体はヒト族に比べると、その年齢に対する身体の成長、衰えがかなり緩やかである。イドラ姉様の見た目はヒト族の成人(この場合はヒト族の齢20歳に相当する)になったばかり位の見た目である。我々マヒトからすれば当たり前であるのだが…マヒトにあまり興味がなく、むしろヒト族の資料や映像を集めている私にとってはイドラ姉様は若々しく、美しく見えるのであった。
「今日はソティ様とトラ様は?」私の姪と甥の名前である。同盟国であるソスベキトラン王国の王女様、王子様であるための様付けである。
「先ほど向うに返したの、こういう日は一家団欒のほうが良いでしょう?」なるほど気を使ってくれたみたいだ。本当にデキる姉様である。
どうやら可愛い孫と遊んだお父様とお母様は上機嫌であるようだ。この所私が家を出る事に対しての心配やらで落ち着かなかったようであったけれども…ここもいい仕事をしているよ姉様…!
「明日には家を出るんですものねぇ、せめても美味しい物をいっぱい食べて元気に出発して欲しいんですよ、お父様は」
ルドライア母様はそう言った。親心って奴だ。理解できる。
「明日にはマナちゃんと離れると思うと、私も悲しいです…」「お母様、何度も聞きましたよ…大丈夫ですって、何かあればワープポータルですぐ帰れますから!」
ワープポータル。地面に特殊な魔力マーカーをつけるとその場所に瞬時に自分の招いた複数人ごとワープできる魔法である。イドラ姉さんもこの魔法を使い、移動に数週間かかるこの魔王国首都王城とソスベキトラン国王城間を自由に瞬時に行き来している。勿論あちらの了承を経ているので問題はない。それどころか、いざという緊急事態の時にあちら側の要人をこちらに移動させることも可能とされ大いに受け入れられている。この魔法は発動させた本人が登録した場所しか移動できず、本人が死なない限りは魔力マーカーが消失しない。本人自身が移動場所への鍵なのだ。そしてこの魔法を開発したのはマナドーラ本人であり、偽名ではあるが魔王国魔導協会に登録し、この超魔法の開発の特許をもって国に少しではあるが貢献し、マナ自身は自堕落な生活を保証されていた。世間体は兎も角として。
「私も本当にマナちゃんには悪いと思っているんだよ…世間体とはどうしてこんな…なぁ母さん」「仕方ありませんよ、それが王族というものですから…」
お父様は本当に私を大切に思ってくれているのだ。世間体ね…大切だよね。王とはいえコレをちゃんとしないで居たら諸侯の信頼も得られはしないだろうしね…ないがしろにしたら暴君とかになってしまうよね?
「お父様、大丈夫ですよ、私は一人でもやっていけます、そう言ってるでしょう?」「父はマナちゃんの食事とかが心配だよ…」「大丈夫ですって!」一家団欒(横に執事のセバスチャンや使用人は居るが)の食事はこのようなやりとりをしつつ過ぎ去っていったのだった。私は、家族とは良いものだと本当に思う。
翌日、マナは両親と一部の城の使用人に見送られ、マヒトの上級スカウトが探し当てた空気が綺麗な辺境の地、ナジミの村へと転移された。
マナが目を開けると丘の上に立っている大きな樹の下に立っている。
「空気が美味しい…」マナはつぶやく。あたりを見渡すと丘の上から小さな村が見渡せた。あれがナジミの村か…
自室にポータルのマーカーを付けてあるのですぐに帰れるけど…とりあえずあの村の村長とは上級スカウトさんと簡単に話がつけられているようなので、決められた新居に向かうことにしよう。これから私の新生活が始まるんだ!
マナは己の新しい生活にときめいたのだった。
そしてマナはこの地で、後に彼と出会うのだ。
後の世界の命運を左右する力を持った若き勇者に。
広々とした謁見所でマナはそう告げられた。自らの父親、魔王国王であるドッドルオウル・パワー・サグザネメシアからである。
「な、何故でありますか、お父様!?」マナは突然の事に驚いている。
父親であるドッドルは苦渋の顔をしている。あんなに優しかったお父様が、どうして…?
「マナドーラよ、お前はいい歳であるにも関わらず、部屋に引き籠もり黙々と怪しげな実験で怪しげな魔導具を造って居るだけではないか。お前の姉であるイドラーラは同盟国ソスベキトランへ嫁ぎ、実質上その国の実権を握っているのだぞ?」
イドラ姉様はとても美しく聡明で野心家であった。
元々は敵対国であったソスベキトラン国へ派遣されたイドラーラは、その国で最も美しいと言われた第一王子をいたく気に入り、その手練手管で王子を篭絡、国の中枢に潜り込み、その『美しく気高い』と称される王子の名を持って、聖・大神聖帝国に腐食されていたソスベキトラン国儀を司る貴族たちや神聖教会を退け、ソスベキトラン国との同盟を成功させた。
当時のソスベキトラン王、王后にイドラーラは己の素性を明かしたが、その功績を認められ、それ以上に大いに気に入られ後に、後の王となった王子と結婚を果たし(本人は面倒そうではあるが)国政の一旦を握っている。イドラーラの夫である現王は聡明で美しく、しかし、とても良いヒトなのが珠に傷…優柔不断であるので、大変な決断は聡明なイドラーラに伺いを立てるような形になって、実質イドラーラが、大きくソスベキトラン国を動かしている状態なのだ。
「そ、それはイドラーラ姉様に才能があったからで、私にはそのような才能は…」マナは取り繕う。その通りにイドラは何をするにも優秀、いや優秀に過ぎてしまっているのだ。
「だから困るのだ…マナドーラよ、お前とイドラーラの差が、他の貴族から悪い様に風評されるようになってしまった。王家としてもコレを良しとすることはできぬのだ…」
なるほど一理ある、とマナは考えた。
マナは勿論この国の姫として盛大にデビュタントし、国の貴族という貴族はマナの存在を知っている。
しかしマナは社交というものに興味が無く、魔法やら魔導具などの方に興味が強かった。執着と言っても良い。
元々がこの魔王国の大気組成がマナの体質に合わずに、国の行事や式典等以外は、閉めきった、浄化が施された自室に引き篭っていたのだった。マナの体質をおもんばかったドットルオウル王が幼少期に部屋に備え付けた、空間に浄化を施すための魔導具「ダ・イキーン」、これにより己の体調が良くなる事に対する驚き…そこから魔導具に興味を持ち始めたのがマナのそもそもの魔導具、魔法への拘りの始まりでもあった。
部屋に引き籠もり、何をしているか解らない、そんな得体の知れない姫が王家に存在するのは、世間体としても宜しくはないのだろう。王なのでそこら辺はどうにでも出来ようが、お父様はとても真面目な方なのだ。
「分かりました…」マナはそのことを踏まえた上でドットルオウル王の言い渡しを素直に受け入れる事にした。
そもそもこの魔王国首都では、私は外に出るのも億劫なのだ。ならば別の土地に行ったほうが幾分か良い生活が出来るようになるかも知れない。
ドットオウル王は自分で言い渡した言葉ではあるが、それを受け入れるマナを見、グッと涙をこらえた。
すまないマナちゃん…私がもっとちゃんとしてやれれば…!
わかっていますお父様、ありがとうございます…
マナの目は父親であるドットルオウル王にそう訴えている。
「下がりなさい、マナドーラよ」「は…」
マナドーラは広い謁見所を後にする。こうしてマナドーラは『追放』という形になった。
自室のアイテム整理を始め数日…未だに持ち出す物の厳選が出来ていない。様々な実験器具や魔導具が部屋を埋め尽くしているのだ。
「これは…えーっと魔物を使役して操るコントローラー…」とある村の戦士をジャイアントアリクイを操作してKO
した魔道具だ。
「壁を破壊するためだけの玉…魔力障壁を打ち消す光が出る玉…この卵から強い魔物を孵すために必要な7つの玉…弱ったモンスターに投げつけて捕まえる玉…玉が多すぎて何が何やら…」我ながら変なアイテムを作り過ぎだ。アイテムボックスも8まで増えている。これも整理ないといけないな…
「マナちゃーん、ごはんですよ?」ツルツルとした小型の石版から声がドットルオウル王の声が発せられる。
「はーい」マナはその声に応え部屋を出た。
「お父様、今日もこんなに豪勢にしなくても…」マナは呆れた。
ドットルオウル王はいつもどおりになんかとても長いテーブルの向こう側に座っている形だ。ルドライアお母様はその横に座っている。今日は久しぶりにイドラ姉さんも席についている。
「お父様はマナちゃんに悪いと思っているの」イドラ姉様はお父様の意図を汲んで私に説明をしてくれた。勿論私も理解はしている。
「イドラ姉様、私だって分かっておりますよそのくらいは…今日はいらしてたんですね」忙しい身の上だろうに…
「マナちゃんが明日には引っ越すって話を聞いたから…みんなで食事位は、ね?」そう言ったイドラを見たマナは、姉様はもう二人も産んだとは思えない位可憐さを残しているな…と思った。
マヒト(魔人)と呼ばれる私たちの身体はヒト族に比べると、その年齢に対する身体の成長、衰えがかなり緩やかである。イドラ姉様の見た目はヒト族の成人(この場合はヒト族の齢20歳に相当する)になったばかり位の見た目である。我々マヒトからすれば当たり前であるのだが…マヒトにあまり興味がなく、むしろヒト族の資料や映像を集めている私にとってはイドラ姉様は若々しく、美しく見えるのであった。
「今日はソティ様とトラ様は?」私の姪と甥の名前である。同盟国であるソスベキトラン王国の王女様、王子様であるための様付けである。
「先ほど向うに返したの、こういう日は一家団欒のほうが良いでしょう?」なるほど気を使ってくれたみたいだ。本当にデキる姉様である。
どうやら可愛い孫と遊んだお父様とお母様は上機嫌であるようだ。この所私が家を出る事に対しての心配やらで落ち着かなかったようであったけれども…ここもいい仕事をしているよ姉様…!
「明日には家を出るんですものねぇ、せめても美味しい物をいっぱい食べて元気に出発して欲しいんですよ、お父様は」
ルドライア母様はそう言った。親心って奴だ。理解できる。
「明日にはマナちゃんと離れると思うと、私も悲しいです…」「お母様、何度も聞きましたよ…大丈夫ですって、何かあればワープポータルですぐ帰れますから!」
ワープポータル。地面に特殊な魔力マーカーをつけるとその場所に瞬時に自分の招いた複数人ごとワープできる魔法である。イドラ姉さんもこの魔法を使い、移動に数週間かかるこの魔王国首都王城とソスベキトラン国王城間を自由に瞬時に行き来している。勿論あちらの了承を経ているので問題はない。それどころか、いざという緊急事態の時にあちら側の要人をこちらに移動させることも可能とされ大いに受け入れられている。この魔法は発動させた本人が登録した場所しか移動できず、本人が死なない限りは魔力マーカーが消失しない。本人自身が移動場所への鍵なのだ。そしてこの魔法を開発したのはマナドーラ本人であり、偽名ではあるが魔王国魔導協会に登録し、この超魔法の開発の特許をもって国に少しではあるが貢献し、マナ自身は自堕落な生活を保証されていた。世間体は兎も角として。
「私も本当にマナちゃんには悪いと思っているんだよ…世間体とはどうしてこんな…なぁ母さん」「仕方ありませんよ、それが王族というものですから…」
お父様は本当に私を大切に思ってくれているのだ。世間体ね…大切だよね。王とはいえコレをちゃんとしないで居たら諸侯の信頼も得られはしないだろうしね…ないがしろにしたら暴君とかになってしまうよね?
「お父様、大丈夫ですよ、私は一人でもやっていけます、そう言ってるでしょう?」「父はマナちゃんの食事とかが心配だよ…」「大丈夫ですって!」一家団欒(横に執事のセバスチャンや使用人は居るが)の食事はこのようなやりとりをしつつ過ぎ去っていったのだった。私は、家族とは良いものだと本当に思う。
翌日、マナは両親と一部の城の使用人に見送られ、マヒトの上級スカウトが探し当てた空気が綺麗な辺境の地、ナジミの村へと転移された。
マナが目を開けると丘の上に立っている大きな樹の下に立っている。
「空気が美味しい…」マナはつぶやく。あたりを見渡すと丘の上から小さな村が見渡せた。あれがナジミの村か…
自室にポータルのマーカーを付けてあるのですぐに帰れるけど…とりあえずあの村の村長とは上級スカウトさんと簡単に話がつけられているようなので、決められた新居に向かうことにしよう。これから私の新生活が始まるんだ!
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