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①
お返しはいらない‼
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11月14日、昼休みが終わっても占詠さんは来なかった。
1階に行くと、事務の瀬菜さんが、
「胡唯ちゃん、車運転できるでしょ?」
「免許はあるけど、ペーパーだし」
「それでも、大丈夫よ。隣町の田丸産業知ってるでしょ?」
「はい」
前に納入作業の手伝いに行った事がある。
「占詠くんが行っててね、具合悪くして、病院に行ったらしいのよ」
「え?病院って、何処が悪いんですか?」
「腹痛だとか言ってたけど、詳しくはわからないから、残りの作業して、終わったら病院行って様子見て来てくれない?」
「私が?」
「そうよ。病院の事は田丸の人が知ってるから聞いて。配送のトラックは別の人が後で取りに行くから、そのままでいいわ」
私は、社用の軽自動車で行くことになった。
車の運転も不安だし、占詠さんの事はもっと心配だった。
田丸産業までは、10分程で、ほぼ真っすぐな道で、何とかすんなり着いた。
意外と私、車の運転も出来る。
田丸産業着くと、待ってくれていて、荷下ろしは終わっていて、最終の検査だけが残っていた。
30分程で終わり、占詠さんの病院の事を聞いて、向かった。
歩いても行けるくらい近くだった。
総合病院で、内科病棟に入院していた。
ノックして入り、
「あ、パンちゃん」
「大丈夫?」
「大丈夫じゃない」
「え?」
「いや、大丈夫だよ。念のため検査するだけ」
「そうなの?」
「明日帰れるからさ」
「そっか」
「ごめんな。でも、何で、パンちゃんが?」
「占詠さんの残りの作業頼まれて、不慣れな運転で来たんだよ」
「へぇ、マジか」
「でも、よかった。元気そうで」
「あ、そこの鞄の中に入ってる箱取って」
ベッド横の台に、トートバッグが置いてあって、その中を覗くと、お菓子の箱が入ってた。
「これ?」
「そう。俺、今日は食べれないから、パンちゃんにあげる」
「忘れてなかったんだ?」
「忘れるかよ」
と、ボソッと言ったので、
「え?」
と聞き返したが、
「もう、仕事戻った方がいいよ」
と言ったので、帰ることにした。
1階に行くと、事務の瀬菜さんが、
「胡唯ちゃん、車運転できるでしょ?」
「免許はあるけど、ペーパーだし」
「それでも、大丈夫よ。隣町の田丸産業知ってるでしょ?」
「はい」
前に納入作業の手伝いに行った事がある。
「占詠くんが行っててね、具合悪くして、病院に行ったらしいのよ」
「え?病院って、何処が悪いんですか?」
「腹痛だとか言ってたけど、詳しくはわからないから、残りの作業して、終わったら病院行って様子見て来てくれない?」
「私が?」
「そうよ。病院の事は田丸の人が知ってるから聞いて。配送のトラックは別の人が後で取りに行くから、そのままでいいわ」
私は、社用の軽自動車で行くことになった。
車の運転も不安だし、占詠さんの事はもっと心配だった。
田丸産業までは、10分程で、ほぼ真っすぐな道で、何とかすんなり着いた。
意外と私、車の運転も出来る。
田丸産業着くと、待ってくれていて、荷下ろしは終わっていて、最終の検査だけが残っていた。
30分程で終わり、占詠さんの病院の事を聞いて、向かった。
歩いても行けるくらい近くだった。
総合病院で、内科病棟に入院していた。
ノックして入り、
「あ、パンちゃん」
「大丈夫?」
「大丈夫じゃない」
「え?」
「いや、大丈夫だよ。念のため検査するだけ」
「そうなの?」
「明日帰れるからさ」
「そっか」
「ごめんな。でも、何で、パンちゃんが?」
「占詠さんの残りの作業頼まれて、不慣れな運転で来たんだよ」
「へぇ、マジか」
「でも、よかった。元気そうで」
「あ、そこの鞄の中に入ってる箱取って」
ベッド横の台に、トートバッグが置いてあって、その中を覗くと、お菓子の箱が入ってた。
「これ?」
「そう。俺、今日は食べれないから、パンちゃんにあげる」
「忘れてなかったんだ?」
「忘れるかよ」
と、ボソッと言ったので、
「え?」
と聞き返したが、
「もう、仕事戻った方がいいよ」
と言ったので、帰ることにした。
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