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沈む夕陽を見てた
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終わってから、着替えていたら、
「あのさぁ、指名って出来るの?」
「次回ですか?」
「あぁ」
「出来なくはないけど、いつも同じ子がいるわけじゃないから」
「君は?今度も」
「え、あぁ、ごめんなさい。私、もう、今日で終わりなんです。辞めるんで」
「そうなんだぁ」
少し、寂しそうな顔をしている。
これって、私の事、気に入ってくれたって事?
「じゃあ、店通さずにさ、来てくれない?もちろん、お金は今日より多く払うよ」
「どうして?」
「色々変えるの面倒だしさ、あまり多くの人と関わりないんだ」
「でも・・・」
「ダメかなぁ?」
そんな目で見つめられたら、
「わかりました」
「よかった。これ、俺の番号ね」
名前は【タツジ】と書いてあった。そうだ、勇翔は本名じゃないって、聞いた事がある。
そうだ、辰年の次男だから、タツジだ。
私も電話番号を書いたメモを渡した。名前は【サキ】と書いた。マヤは源氏名で本名は咲子だ。
「今度は家の方に来て。住所はここね」
と、別のメモを渡された。
場所は何となくわかる。マンションの7階のようだ。
「2週間後の、同じ時間でどうかなぁ?」
「はい、大丈夫です」
今日は木曜日。本業の方は木曜日が休みなので、毎週木曜日に出てた。
「予定変わったら、連絡するよ」
「でも、私は木曜日が都合いいです」
「うん、わかった」
今日は時間が限られている。
名残惜しいまま、帰ることにした。
「あのさぁ、指名って出来るの?」
「次回ですか?」
「あぁ」
「出来なくはないけど、いつも同じ子がいるわけじゃないから」
「君は?今度も」
「え、あぁ、ごめんなさい。私、もう、今日で終わりなんです。辞めるんで」
「そうなんだぁ」
少し、寂しそうな顔をしている。
これって、私の事、気に入ってくれたって事?
「じゃあ、店通さずにさ、来てくれない?もちろん、お金は今日より多く払うよ」
「どうして?」
「色々変えるの面倒だしさ、あまり多くの人と関わりないんだ」
「でも・・・」
「ダメかなぁ?」
そんな目で見つめられたら、
「わかりました」
「よかった。これ、俺の番号ね」
名前は【タツジ】と書いてあった。そうだ、勇翔は本名じゃないって、聞いた事がある。
そうだ、辰年の次男だから、タツジだ。
私も電話番号を書いたメモを渡した。名前は【サキ】と書いた。マヤは源氏名で本名は咲子だ。
「今度は家の方に来て。住所はここね」
と、別のメモを渡された。
場所は何となくわかる。マンションの7階のようだ。
「2週間後の、同じ時間でどうかなぁ?」
「はい、大丈夫です」
今日は木曜日。本業の方は木曜日が休みなので、毎週木曜日に出てた。
「予定変わったら、連絡するよ」
「でも、私は木曜日が都合いいです」
「うん、わかった」
今日は時間が限られている。
名残惜しいまま、帰ることにした。
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