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①
赤い糸がほどけた
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結と家族になって2年が過ぎた。
最近、香都巴も来てくれない。4月から仕事が忙しくなるとは聞いていたが、それにしてもなぁ。
結も、
「なんか、香都巴、来ないね?」
と言った。
「仕事忙しいんだろ?しょうがないよ」
それでも、寂しそうにしているので、
「電話してみる?」
「うん」
もう、7時だ。帰っているかもしれない。
香都巴のケータイにかけてみた。
案外、すぐに出て、
「もしもし」
「あ、ごめん、仕事中?」
「うん」
「忙しいんだね?」
「うん、ごめん」
「あのさ、結が寂しがってて」
結に変わり、
「もしもし、香都巴」
少し話して、切った。
最近、香都巴も来てくれない。4月から仕事が忙しくなるとは聞いていたが、それにしてもなぁ。
結も、
「なんか、香都巴、来ないね?」
と言った。
「仕事忙しいんだろ?しょうがないよ」
それでも、寂しそうにしているので、
「電話してみる?」
「うん」
もう、7時だ。帰っているかもしれない。
香都巴のケータイにかけてみた。
案外、すぐに出て、
「もしもし」
「あ、ごめん、仕事中?」
「うん」
「忙しいんだね?」
「うん、ごめん」
「あのさ、結が寂しがってて」
結に変わり、
「もしもし、香都巴」
少し話して、切った。
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