２５歳のキミへ

高校生

２５歳のキミへ

梓ちゃんとは２年でも同じクラスになった。
夏休みに一緒にバイトに行くことになった。
休み中だけ開催されてたテーマパークのお土産売り場での仕事だった。
と言っても、裏方で、包装とかだった。
絵を描くのが得意だと話してたら、売り場のポップ作りも任された。
延べ２０日間。梓ちゃんと一緒だったからあっとゆう間で楽しかった。
３年になり、梓ちゃんとは別のクラスになった。
みんな受験勉強で、仲良くなれそうな感じはなかった。
私も、７月から塾に通い出した。
それなりに頑張って勉強してたのに、受験前日から風邪っぽくて、試験も思うように発揮できなかった。
予想以下の出来で、不合格だった。
志望校は１つに絞ってた。他は受けなかった。
お母さんは、
「行く気なら浪人してもいいわよ」
と言ってくれたけど、そうゆう気にもなれず、学校の先生に相談し、就職先を紹介してもらった。
前にバイトしたお土産やさんの系列会社での仕事だった。
面接に行くと、バイトした時の上司が面接官でいたので、話しやすかった。
学校からも事情はいってて、バイトした時の私の事も把握してて、すぐに採用になった